今からでもまだ間に合う
平成23年度春期情報処理技術者試験の代替として,「平成23年度特別情報処理技術者試験(仮称)」の実施が決まりました。
新しい試験日は,応用情報技術者と高度区分の試験は6月26日(日),基本情報技術者とITパスポートの試験は7月10日(日)です。
逆に都合が悪くなった方も多いとは思いますが,受験できなくなった人は4月14日(木)(予定)から約2週間の間に返金や次回試験への振替も受け付けていますし,いろいろな選択肢が提供されています。
東北地方太平洋沖地震に被災された方は,締切後でも個別に試験センターが対応されるそうです。
状況に合わせて,最適な選択肢を選んでいただければと思います。
ちなみに,私自身は,試験延期によって,すでにエントリーしていた「サロマ湖100kmウルトラマラソン」と重なってしまいました。
参加料10,000円はちょっと痛いですが,解答速報などもありますし,情報処理技術者試験を優先させることにしました。
ということで,特別情報処理技術者試験の実施まで,応用情報技術者と高度区分の試験は,あとちょうど90日です。元々は,あと20日のところが,ちょうど70日延びた計算です。
今回の延期が決まって,気が抜けた人もいる一方で,「今からでも間に合いますか?」というご質問も,たくさんいただいています。
結論から言うと,ほとんどの区分で,今から仕切り直して勉強できるなら,試験には間に合います。
以前,「試験区分別,勉強のスタート時期」でも触れていますが,高度区分の勉強は,だいたい3~4ヶ月ぐらいが目安です。
応用情報技術者試験も,基本情報技術者試験に合格されているなら,これから3ヶ月,しっかり学習すれば十分合格可能です。
少なくとも,「試験までの時間が足りないから,勉強が間に合わない」ということはなくなりました。
残り時間を考えて,再度学習計画を立てていきましょう。
最後に,今週末4月3日に実施予定の,「わく☆すた公開セミナー 超直前 高度午前1・応用情報午前対策 1日集中コース」は,予定通り開催いたします。
超直前の午前ベースアップは,直前だともちろん合格ラインの突破に役立ちます。
でも,勉強を始める時期に午前の知識を身につけておくと,その後の学習が効率的に進められます。
今,正攻法で学習を始めるなら,きちんと午前対策から始めるのがおすすめです。
その後は,いろいろ臨機応変に,勉強会なども企画していけたらと考えています。
いろいろ想定外のことが起こりましたが,だからこそ,今,こうして,仕事や勉強が続けられることに感謝しています。
過去ではなく,「今から」に焦点を当てて,前に進んでいきましょう。