自分でパソコンを作ってみる

わく☆すた,美月です。
情報処理技術者試験の勉強をしている時,机の上の「お勉強」だけしてると,なにか肝心なものが抜けてしまう,という感覚が私にはあります。
なんというか,パソコンを実際にさわっていたり,サーバーを設定したりしていると「常識」「暗黙知」だと思われるようなことがわかっていないと,問題をホントには理解できないことにつながります。
例えば,ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストを受けるには,仕事以外で実際に「ネットで暮らす」というか「ネットで遊ぶ」体験は,意外と大切なんじゃないかな,と感じてます。
あと,コンピュータシステムとか,IT分野全般を学ぶ時には,結構「自分でパソコンを作った時の経験が役に立つな」と思うことが多いです。
以前,「パンフレットで勉強」の時にも書きましたが,OSなどの機能は,実際の製品が元になっていますので,元のOSを知っていると,「これはあのことか」という感じで,イメージしやすくなります。
ですので,自分のパソコンにOSをインストールしてサーバ構築,ぐらいを一度経験しておくのは,息抜きも兼ねていいんじゃないかな,と思います。
ちなみに,うちの勉強用のパソコンは,こんな感じです。
外観からも分かるとおり,このマシンは,「Linux」をテーマに作られています。
Linuxのキャラクターは,「タックス」くんと言って,Linuxの創始者,トーバルズが大好きなペンギンです。
ってことで,このパソコンは,LinuxやらFreeBSDやら,いろんなOSがインストールされてきました。今はやめてますが,以前には,サーバ機として実際にWebサイトを立てたりもしてました。
実際に手を動かして試してみる,というのは,一度やってみると,意外と大変で,勉強になります。できれば,マザーボードやCPU,OSを選ぶところから自分でやると,試験の参考書では身につかない,実践的な知識が身につきます。
新人研修では,実際に「自分でパソコンを作ってみる」ところからやってみて,その作ったPCを使って,プログラミングなどの研修を行っているところもあります。
かわいいPCを作ってみると,愛着もわきますし,よりコンピュータが好きになって,勉強も楽しくなると思います。