株式会社わくわくスタディワールド

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いつもと,違う試験区分を受けてみる

わく☆すた,美月です。
平成22年度秋期試験についてのお知らせも発表されましたし,いよいよ今週末6/25(金)は高度区分の合格発表です。
そろそろ,次に受ける区分をどうするか,考える時期かな,と思います。
私自身,秋は何を受けようか悩んでおります。
去年失敗したので,ITストラテジストにリベンジというのも考えたのですが,2年連続で同じ試験を受けるのも面白くないので,システムアーキテクトにしようかな,などとも考えております。システムアーキテクトは,アプリケーションエンジニアの時に比べて,若干技術よりになった感じがしていて,面白そうだな,って思ってます。
狙った試験に不合格だった時には,次の試験では同じ試験区分を受けるのが普通だとは思います。
特に,応用情報技術者試験や情報セキュリティスペシャリスト試験など,半年に1回受けられる種目は,連続して受け続けている人も多いと思います。年に1回しかない種目だと,毎年秋は同じものを受ける,と言う人も多いんじゃないかなと思います。ネットワークスペシャリストなどは,毎年受けてて7年目,8年目という人の話も結構聞きます。
ただ,ちょっと視点を変えてみて,「今年は違う試験区分を受けてみる」というのもおすすめです。
たまには全然別の勉強をやってみるのも,刺激があって面白いと思います。そして,思わぬ効果が得られることもあります。
私自身,3回連続で同じ試験を受けたことがありません。これは別に,スイスイ簡単に受かったから,というわけではなく,受からなかった次の年には基本的に別の試験を受けてきたからです。
例えば,テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)(今のエンベデッドシステムスペシャリスト)を受験したときには,2002年,2004年,2007年と,とびとびで3回受けています。エンベの資格は,実は結構前から取りたかったのですが,最初の年には全然歯が立たず玉砕しました。その後,連続して受けるという手もあったのですが,あまり受かりそうな気がしなかったので,別の試験を受けてみたりしてました。2004年も過去問演習ぐらいはやって行ったのですが,午後1が突破できませんでした。
そして,そろそろ本気で欲しいな,と改めて決意し直して,2007年にやっと取得,という流れです。その間に,後でもいいかと思っていたテクニカルエンジニア(システム管理)(今のITサービスマネージャ)を先に取って,はずみをつけて受験しました。
システム監査も,2003年に最初に受験したときには,全然歯が立ちませんでした。なので,これは難しいので論文の書き方を先にマスターした方がいいな,と思って,他の論文試験を先に受けました。そして,最後の論文試験として,2008年に受験して合格できました。
同じ試験を受け続けていると,なんとなく惰性で勉強して,新しいことがあまり学べなかったりします。毛色の違う試験を受けると,別の分野の知識が身について,それが他の試験区分に役に立ったりします。例えば,情報セキュリティスペシャリストの試験では,ネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストの受験勉強をした経験があると,すごく役に立ちます。
そして,応用情報技術者試験の勉強をひととおりやると,高度区分はすごく受かりやすくなると思います。ネットワークの専門家だからといってネットワークスペシャリストばかり受験していても,なかなか合格できないことも多いです。そのときに,応用情報技術者試験の勉強で,システムアーキテクチャやシステム開発などの知識を身につけると,意外と簡単にレベルアップできたりします。
半年に1回しか受験機会がないので,ちょっと怖いとは思いますが,いつも受けているのと違う試験区分を受けてみるのもおすすめです。