合否を分けるのは午後2

わく☆すた,美月です。
秋の情報処理技術者試験まであと38日,だいぶん迫ってきましたね。
わく☆すたのセミナーは,試験まであと2回開催されます。どちらも午後2対策です。
今週末の9月12日(日)には「ネットワークスペシャリスト対策 3回コース」の3回目,「試験問題の解き方(午後2中心)」が開催されます。午後2問題を中心に,「問題の解き方,考え方」を中心に,得点アップのための講義を行っていきます。
来週末の9月19日(日)には,「論文対策」です。こちらは,論文を書くコツを学んで,実際に書いてみる講座です。講義中に添削も行います。DVD版での発行予定もありますが,こちらも添削は1回付属します。
高度区分の試験で最終的に合否を分けるのは午後2です。
もちろん,高度午前1で基本的なIT知識がなくって足を切られることもありますし,専門知識やスキルが足りない場合には午前2や午後1で不合格になることも多いと思います。
ただ,午後1まで突破できる知識やスキルを身につけたとしても,最終的に午後2を突破できないと合格できません。そして,その午後2の学習が,参考書などでは一番やりづらいところだと思います。
スペシャリスト系の午後2では,10ページ以上もある長い文章の事例を読んで,それを理解して自分のスキルを使って問題解決をしていきます。論文系の午後2では,問題文に示されているお題に従って,自分の経験を元に2400字前後の一連の文章を組み立てていきます。
ですので,午後2試験を突破するためには,解き方のコツを知って練習を繰り返す必要があります。
ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストの午後2では,問題文をきちんと読みこなせてなくて合格答案が書けない人が多いです。また,言いたいことはわかってるんだけどうまく文章で表現できてない,という人も多いです。
午後1まで突破できているということは,基本的な知識やスキルはあるはずなので,午後2でいつも落ちる人は,自分の問題への取り組み方などを考え直してみるといいと思います。
論文系の午後2では,問題文に示されていることを書かないで,自分勝手に文章を組み立てている人は多いです。また,その試験区分の役割とは別の立場から書いてしまっている人も多いです。論文系は午後1までは他の高度区分に比べて楽なので,合否のポイントは論文になることが多いです。
このあたり,自分で自分を客観視できて,弱点が把握できると,合格のためのハードルは低くできると思います。わからない場合には,人に聞いたりセミナーに行ってみるのもおすすめです。論文系は特に,通信添削を中心に,いろんな講座があると思います。
午後2は,深い内容が問われるので,今ぐらいから(ホントはもっと前から)じっくり準備していくのがおすすめです。まずは,実際に問題を解いてみて,午後2対策を意識していきましょう。