基本情報技術者試験の合格直後は,応用情報技術者試験も受かりやすい
本日8/5(金)正午,ITパスポート試験と基本情報技術者試験の合格発表が行われました。
ついつい気になるので,正午には結果を確認しに行きました。
合格者受験番号一覧で,合否はすぐに確認できたのですが,成績照会はなかなかつながりません。
携帯サイトだとさくっとつながったので,点数はそちらで確認しました。
午前97.50点,午後90.30点,結構間違えてしまいましたが,とりあえず9割は確保できたので良かったです。
合格率は,「プレス発表 平成23年度特別情報処理技術者試験(ITパスポート試験、基本情報技術者試験)の合格発表について」によると,ITパスポートが44.8%,基本情報技術者が24.7%,去年(平成22年春)よりはどちらも若干高いです。
受けた感じ,いつもより易しかった気はしないので,私たちみたいなダブル受験組の影響かな,と感じています。
ただ,基本情報技術者は学生の方が合格率高いですし,あんまり影響はないかもしれないです。単純に,勉強する期間も延びましたし。
というところで,基本情報技術者試験にはじめて合格された方,おめでとうございます。
受かってホッとされてる方におすすめなのが,そのまま連続での応用情報技術者試験の受験です。
私が今まで研修で教えてきた感じでは,応用情報技術者試験に一番受かりやすいのは,「直前に基本情報技術者試験に合格」した人たちです。
覚えたことを忘れないうちに再復習するので,記憶も定着しやすいのだと思います。
逆に,ここで一息ついてしまって,2~3年以上放っておいたりすると,また1から勉強し直す感じになりますので,大変です。
基本情報技術者試験の勉強をちゃんとやっていれば,応用情報技術者試験の問題も,半分ぐらいは解けます。
アルゴリズムを解くのには,練習して慣れる必要があるのですが,基本情報技術者試験の勉強をしていれば,それも慣れているはずです。
最近は,応用情報技術者試験のアルゴリズムはかなり易しくなっていますので,基本情報技術者試験からのステップアップも,それほど敷居は高くないと思います。
特に,テクノロジ系を中心に午後問題を選択するなら,プログラミング言語がないぐらいで出題範囲はほとんど同じですので,今までの勉強が活かせます。
連続して取得すると,すごく「自分ができる」気になるので,その後の勉強も勢いがつきます。
高度区分に連続して合格するような人は,基本情報技術者試験の後にすぐ次を受験した人が多いです。
個人的には,合格発表を見た勢いでそのまま,応用情報技術者試験の参考書を買いに行っちゃう,ぐらいが,エネルギーロスがなくっておすすめです。
受かった時の勢いとかパワーは,そのまま次へ進むための原動力になります。
これは,普段は高度区分を受験している人たちにも言えると思います。
合格,というのは,やっぱり気持ちがいいですし,やる気もアップします。私も,「さすがに落ちないだろう」とは思いながらも,受かるとやっぱりうれしいです。
秋の試験の申し込みは,すでに始まっています。
せっかく合格した,その嬉しい気持ちを原動力に,次のステップに向けて進んでいきましょう。