受験者数の減少
試験センターより,「「平成23年度秋期情報処理技術者試験」の応募者数について」が発表されました。
全体で,前年同期比82.8%で,今回はかなり受験者数が減少しています。
特別試験で受験時期や合格発表などがずれたことから,受けるのを見送った人も多いとは思います。
ITパスポートは,CBTがあるので急がなくてもいい,という要因もあると思います。
意外なのが,情報セキュリティスペシャリストとITサービスマネージャの減少幅が少ないこと。
実はさりげなく,この2区分は,人気が出てきているのかもしれません。
逆に,システムアーキテクト試験の減少幅が大きいのも,気になりますね。
秋だけの区分ですし,特別試験の影響はあまりないような気がするのですが。
過去2回の試験が,意外と難易度が高かったことから敬遠されているのかもしれません。
受験者数の減少は,悪いことばかりではありません。
特に,受験会場という点で考えると,遠くに飛ばされる確率は少なくなると思います。
特別試験の時には,会場確保が大変で,かなり遠くの会場まで行かれた方が大勢いましたが,今回はそんなことはないはずです。
また,節電も終わりましたし,冷房も暖房もそれほどいらない時期ですし,環境面では特別試験よりもはるかにいい状態で受験できると思います。
そういえば特別試験,私が受けた感覚では,いつもよりも出席率が悪かったような気がしています。
。。。でも,推移表を見る限りでは,SCは平成22年春が受験率65.9%,平成23年特別が受験率63.3%,そんなに大差はありませんね。全体的に,若干減ってはいる感じですが。
申込者数,受験者数の増減は,合格ラインには関係ありません。
個人的な欲求としては,前後左右の人はいない方が広々と受験できるので,受験者は少ない方がいいですが。^^;
ちゃんと必要な学習をして,試験日に力が出せれば合格できます。
やっと少しずつ,涼しくなってきました。
あと1ヶ月とちょっと,ラストスパートをかけていきましょう。