体調を整えて,当日をベストコンディションにしていく
試験前の最後の3連休,皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はなんか仕事でバタバタしてはおりますが,なんとか試験までに,過去問3年分(午前2,午後1)と準備論文ぐらいは準備して臨みたいと考えております。
YouTubeは,自分の午前1対策も兼ねて,高度午前1ぐらいはやりたいですが,ちょっと未定です。
ちなみに,前回までの午前解説動画は,わく☆すた教材をお買い上げの皆様にはプレゼントしております。
試験1週間前,追い込んで勉強するのも大切ですが,実は,それよりももっと,大切なことがあります。
それは,「体調を整えて,当日をベストコンディションにしていく」ことです。
最近,急に気温が下がったからか,私の周りでも,体調を崩す人が続出しています。
わく☆すたセミナーや企業研修でも,体調不良で欠席される方もちらほら見かけます。
今,体調を崩されている方は,来週までに戻すことを最優先に,じっくり休まれてください。
情報処理技術者試験は,暗記がメインの試験ではありません。
最低限,覚えておいた方がいいこと,というのはいろいろありますが,最終的には試験会場に行って,頭を使って問題を考えるところに合否のポイントがあります。
特に,論文系の3種目,ITストラテジスト,システムアーキテクト,ITサービスマネージャは,体調の影響は大きいです。
午後2が終わったら例外なくくたくたになりますし,「論文を1から2時間で作り上げる」というのは,精神的にも体力的にもかなり消耗します。
インプットに比べて,アウトプットは何倍も大変です。そして,聞かれていることに1つ1つ答える記述式に比べて,論述式は,文章の構成から自分で作るので,考えることが何倍も多いのです。
だから難しい,かどうかは別ですが,労力がかかることは確かだと思います。
設問ウの最後まで集中力を途切れさせずに書ききる,というのは,体調が悪いと難しいです。
もちろん,他の区分も,体調の影響は大きいと思います。
暗記で答える問題,というのは,意外と頭がボーッとしていても答えが出てきますし,その方が思い出しやすいこともあります。
でも,問題文の読解,というのは,頭が冴えている方が有利ですし,つまらない見落としは減ります。
イメージとしては,油断していると不利な契約条件を押しつけてくる交渉相手,って感じでしょうか。
しっかりと相手(問題文)を見据えて,言っていることをしっかり把握して,正確に対話を行っていく必要があります。
今まで勉強を続けてきていて,「今は体調がいまいち・・・」という方は,一週間,休むのに専念するのもありだと思います。
知識というのは,インプットをやめていても,勝手に脳が整理して,定着させてくれます。
休んでいる間に,実力が伸びているというのも,よくあることです。
とはいえ,何もインプットしていない状態だと,その効果はありませんので,勉強が足りずに体調が悪くない方はぜひ,締切効果を利用して勉強してください。
最後の1週間は,追い込まれていますので,意外なほど勉強がはかどることが多いのです。
ポイントは,今まで頑張りすぎていた人は休む,頑張らなさすぎていた人は勉強する,っていう感じで,バランスを取ることだと思います。
自分の体も心もいたわりつつ,試験日をベストコンディションにしていくよう,毎日を過ごしていきましょう。