株式会社わくわくスタディワールド

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実際にやってみて覚える

最近,MySQLをいじって,Web上でいろいろ作ってます。
今月中には形にして公開したいな,と思ってますので,期待しないで待っててください。
実際に実機をいじったり,プログラミングしたりって,やっぱり楽しいですね。
私とMySQLとの出会いは,12年ぐらい前にさかのぼります。
当時,イスラエル系の外資系企業に勤めていたのですが,その本国の,ユダヤ人プログラマが作ったWebシステムが,MySQLを使ってました。
それを日本語にローカライズする仕事だったのですが,当時はMySQLはマイナーで,日本語の文献なんてほとんどなくって苦労した想い出があります。当時はPostgreSQLの方が,かなりメジャーだった気がします。
その頃に比べると,MySQL,メジャーになりましたね。
なんだかんだ言っても,データベースの勉強は,実際に触ってみるのが一番です。
SQLは,エラーを出してみて,というか,実際に書いて予想と違う動きを目の当たりにして覚える,というのが忘れなくっていいです。
GROUP BY句とか,EXISTS句での副問合せなんて,書いて動きを確認する方が,机上で勉強しているよりも早いと思います。
とはいえ,データベースの場合は,SQLを細かくいじることよりも,設計の方が大きく影響を与えます。
データモデリングを勉強して,実際にモデリングしてみる,というのもとっても大切です。
最新号の,「WEB+DB PRESS Vol.65」に,「ビッグデータ時代のDB設計入門」という特集があって,そこで,データモデリングの基礎や,高速化手法などについて特集されています。
WEB+DB PRESSは,実践中心の雑誌ですが,なにげに理論的な話もきっちり書いてあって,読んでて勉強になります。
今回は,「インフラの基礎知識」ということで,OSI7階層とからめたインフラの基礎的なことも特集してあって,基礎を身に付けるのにもいいと思います。
実践だけだと知識に偏りが出がちですが,理論だけでも,実際に即使える知識は身につきません。
両方やって,バランスを取るのがベストです。
データベースは特に,正規化やモデリングは実務とは別に学ばないと身につきにくいですし,SQLやDBMSは紙の上だけだとイメージができません。
どちらかに偏ってるな,と感じたら,逆の勉強もやってみるのがおすすめです。