株式会社わくわくスタディワールド

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データベース基礎理論の学習方法

本日,わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策 5回コース」の1回目が,無事終了しました。
講座に参加された皆様,お疲れ様でした。
講義内容のDVDは,編集が終わり次第,発売の予定です。
また,今回からは,講座にご参加いただいた皆様にもお送りいたします。
今回は,データベースの基礎理論についてがテーマです。合格には欠かせない,大切な知識ですので,できれば繰り返し学習にセミナーDVDをご活用いただければと思います。
一度基本を理解した後は,過去問演習がおすすめです。
データベースの基礎理論は,ほぼ毎回,午後1問1で出題されていますので,しっかり分かるまで,過去にさかのぼって学習されると,慣れてきて確実に解けるようになります。
あと,今回,講義に参加された方に紹介した,データベース基礎理論の学習に一番使える本を紹介します。
リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム」です。
大学の教科書なので,正直,読みにくいとは思います。
でも,この1冊で,理論は十分です。今年(平成23年特別試験)のデータベーススペシャリスト試験で出てきた第4正規形など,高次の正規形も,こちらでしっかり対応できます。
理論をしっかり身に付けたいから,付け焼き刃でない実力を付けたい方にはおすすめです。
試験対策の参考書や問題集だと,言葉の定義が曖昧だったり,間違っていたりすることがあるので,辞書代わりに手元に置いておくと安心です。
正規化や候補キーの定義,更新時異状の状況など,しっかり書いてあります。このあたりはさすが教科書,という感じです。
基礎理論の学習は,自転車に乗るような感じで,一度コツをつかんでしまうと,間違える気はしなくなります。
少なくとも設問3つのうち2つぐらいは,どんな年度でも解けるようになると思います。
ただ,コツをつかむまでの時間には個人差があるので,なるべく早めにスタートすると安心です。
基礎理論,特に正規化や候補キーが理解できていないと,データベース設計の問題も解けません。
順番的には,基礎理論を身に付けてからデータベース設計を行うのが王道です。次回の「データベーススペシャリスト対策 5回コース」2回目では,基礎理論を踏まえた上での,データベース設計の学習を行います。
基礎をしっかり固めて,順番に積み重ねていきましょう。