応用情報技術者合格体験記:マッチさん
応用情報技術者試験は,高度区分に向かう前に取得すると,その後の高度区分の取得が楽になります。
専門分野の勉強にも,周辺の分野の知識がかなり関係してきますし,応用情報技術者の実力のベースがあると,知識を積み重ねやすいからです。
今回の合格体験記は,毎日コツコツと勉強され,応用情報技術者試験に合格されたマッチさんです。
【基本情報】
氏名:マッチ
年齢:34歳
受験時期:H23 秋
応用情報技術者受験:2回目(H22春に受験し不合格)
点数:
午前 65.75点
午後 64点 (問1,5,6,8,9,11を選択)
学習期間:3〜4ヵ月
受験時点の資格取得状況:
H21 秋 :基本情報技術者
H23 特別:ITパスポート
【試験に向けて,勉強した内容】
7月から通勤時間,休日を利用し勉強を開始しました。(休日は直前になるまでなかなかできませんでしたが)
応用情報は範囲が広いため,毎日こつこつやることが重要です。
特に午前の知識は午後問題でも活かされるため,合否に影響すると思います。
1.午前
通勤時間を中心に問題集を2回繰り返しました。(複雑な計算問題等はじっくり自宅で実施)
使用した教材:2011 応用情報・高度午前1共通 午前問題集(iTEC)
2.午後
自宅で問題集,過去問題を2回繰り返しました。
使用した教材: 2011 応用情報技術者 午後問題の重点対策(iTEC)
過去問DVD3回分 H21春〜H22春(わくすた)→受験1回目時購入
わくわく弁当で学ぶデータベース技術DVD(わくすた)
午前は問題集を1冊仕上がれば,大丈夫だと思います。(3回繰り返せば確実かと)
疲れている時,DVDでの学習は効果的でした。
本だと勉強できない時でもなんとなくDVDを流せば,勉強できたのは大きかったです。
『わくわく弁当で学ぶデータベース技術DVD(わくすた)』は今後,データベーススペシャリストをとりたかったので応用情報受験時に勉強しました。データベースはほぼ満点がとれたと思います。
また,1回目の受験では問題すらみなかったマネジメント系,ストラテジ系の問題もみておき,選択の幅をひろげました。
【当日の試験の感想】
当日は,前日に睡眠をとったこともあり,やる気満々で試験に迎えました。
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前
新問はありましたが,6割は取れたなという実感はありました。
ストラテジ系の問題はかなり間違っていましたが。
2.午後
選択する問題はある程度は決めていましたが,失敗しました。
ネットワークの問題が難しかったのでその時点で別のものに変更するべきだったと思います。
合格は五分五分な感触でした。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
午前問題は時間があるので自信がある問題から解いていくことをおすすめします。
午後問題は選択する問題を絞り過ぎず,難しかったら変更する勇気も必要です。
これができなかったため,ぎりぎりの得点になってしまいました。
また,業務経験がある人なら,勉強しなくてもマネジメント系,ストラテジ系の問題はある程度解けると思うので選択の幅をひろげることをおすすめします。
最後に,前日は悪あがきせず睡眠をたっぷりとることが大切です。
応用情報技術者が取得できたのでようやく自分が勉強したい高度区分にいけるのがうれしいです。
この合格体験記が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。