株式会社わくわくスタディワールド

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応用情報技術者合格体験記「あきらめなかった午後」:yukio_yさん

応用情報技術者試験の場合,「午後で時間が足りない」のが普通です。
その中で,いかに多くの問題をといて,できるだけ正解を多く書くかが,合否の分かれ目になります。
特に,問2のプログラミング(アルゴリズム)問題は,油断しているとどんどん時間が経ってしまいますが,ある程度時間をかけないと解けない,という部分もあります。
時間配分をしっかり考えて,納得のいく答案を書くことが大切です。
今回の合格体験記は,午後であきらめず最後まで粘ったおかげで合格された,yukio_yさんです。
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【基本情報】
氏名:yukio_y
年齢:38歳
応用情報技術者試験受験:2回目
 (1種時代を含めると6回目ほど)
点数:
 午前 75.00点
 (ストラテジ66.6%,マネジメント系90.0%,テクノロジ系75.5%)
 午後 66.00点
 (問2,問3,問6,問8,問9,問10を選択)
【試験を受けるにあたって】
38歳 中堅SEです。第2種以来の受験になります。データベース,プログラムなどはある程度経験していますが近年出題されるマネジメント系については全く苦手意識があり正直心配でした。
【試験に向けて,勉強した内容】
試験回数は多いのですが,最後に受けてからかなり時間が空いていました。
今回は心機一転,一から勉強をし直しています。
1.過去問演習
午前のみを勉強しています。IPAの過去問掲載ページにある応用情報(5回分)とソフ開(2回分)の午前過去問を会社で印刷し,1問づつノートに書き写して勉強しました。計算式,クリティカルパスなどは納得するまで書いて覚えマネジメント系やストラテジ系については用語を書いて忘れないようにしておきました。
2.使用した教科書
平成20年度 ソフトウェア開発技術者 合格教本
平成22年度[春期][秋期] 応用情報技術者 合格教本
※ 新しくH22年度 応用合格教本を購入したのですが両書の内容は同じだったので,そのままソフ開教科書を使用しました。
教科書については合格教本を使用しました,ただ教科書を一から読むことはしなかったです。過去問をノートに書いて勉強しわからない言葉を教科書を読んでイメージを補っていました。
3.勉強時期
8月中旬より平日の帰宅して19時から22時を目標に1日15問ぐらいの実績で勉強を進めました。毎日このペースでは無理で全く勉強しない日もありましたが直前の1週間前までこの勉強方法を続け午後は1週間前に1回のみ実践感覚でやってみました。
【当日の試験の感想】
試験開始前の1時間前に入室しとても空いていて気分が落ち着きました。
・午前の良かったところと悪かったところ
午前については過去問を解いていたお陰もあって苦労せずに解くことが出来ました。
実は午前の問題を調子よく解いていたのですが,マークシートを塗りつぶさないで,配布された問題の選択肢をチェックしていたのみでした。
11時45分から急いでマークシートを塗りつぶし始めましたが,終わったのがギリギリで非常に危なかったです。
・午後は時間が足りなくて
午後については最初から得意だと思っているアルゴリズムを選択しました。
途中で困ってしまったのが,時間配分を誤り,開始40分経過後でまだ1問ぐらいしか解けていなかったことでした。アルゴリズムは全体を理解しないといけないので非常に時間がかかり,1時間20分ほどを使い他の問題へ行きました。
正直解ける問題から解いていきなんとか解答用紙を埋めました。
・受験後の感想
正直なんとも言えないような,合否のわからない感じで帰宅しました。ただ合否にかかわらず充実感があったのを覚えています。
【今後の受験者に向けてアドバイス】
・午前のサービス問題
午前のサービス問題のおかげで受かりました。これはとてもうれしかったです。合格者として書きますが午前のストラテジやマネジメントは私は全くの苦手でした。過去問も少なく非常に苦手意識がありましたが一般常識的な問題としてで解くことが出来ました。
・午後は諦めない
今回とても危なかったのは問題が多く時間配分が後半できなかったこと。1題5分ぐらいしかない場合もありましたが最後まで諦めなかったのが合格につながったと思います。
・午後のジンクス
午後のジンクスで「何故か受かってた」という言葉が,ネット上で散見されます。
私もまさにそう。不思議な力で受かったような気がします。その不思議な力も勉強の結果だと考えています。
【最後に】
勉強中のコツとして
・無理をしない(寝不足にならないように早めに寝てました)
・午前しか勉強しなかった。(経験によって勉強した知識が生かせた)
・覚えにくい問題(ストラテジ系やマネジメント系)については5センチほどの正方形付箋紙を購入しそこに1枚1項目について書いた物を持ち歩いていました。
以上です。