「試験を受ける」ことを習慣化する
CBT試験で取得した,ITパスポート試験の合格証書が届きました。
見た感じは秋試験と同じですが,合格証番号が,「第2011-11-000XX」という感じで,11月取得,という形になっていました。
ITパスポートは,月ごとにまとめて合格判定&合格証書配布ですので,毎月合格証番号の年月が変わっていと予想されます。
ちなみに今日,昨年申請していたけんけんの『ITパスポート』(写真入りのカード)が届きました。
ITパスポートの発行は,昨年までに合格発表した人,つまり紙の試験で合格した人に限るそうです。
CBTでは初日(11月25日)に受けても合格発表が1月6日ですし,間に合わないです。
もらえなかったのは,ちょっと残念ですが,あっても身分証明や合格の証明に使えたり,役に立つわけではないので,別にいいかな,とも感じています。
個人的には,「ネットワークスペシャリスト」とか「ITストラテジスト」などの高度区分のパスポートや免許があると,かっこよくっていいかなぁ,とは思います。
カードゲームの切り札に使えるカードとかでも楽しそうです。^^;
春の情報処理技術者試験の申込みが始まって,すでに2週間が過ぎました。
締切まではまだ3週間以上ありますが,受けようと考えている方は,とりあえず受けてみるのがおすすめです。
情報処理技術者試験は,「受けることが当たり前」と思っていて,受けに行っている間は苦もなく受けられるのですが,いったんその習慣が途切れると,受験のハードルが高くなってしまいます。
私自身,1997年の春に受けてから,1999年の春にもう一度受けるまで,約2年ぐらい試験から遠ざかっていたことがあります。
1997年の秋にネットワークスペシャリストの受験をさぼってから,なんとなく受ける気がなくなって,そのままずるずると年数だけ経ってしまった,という感じでした。
受けなくなると,「今回受けようか,どうしようか・・・」と悩んでいる間に,締切が来たりします。
こんなときには,とりあえず「受けに行く習慣をつける」ということだけでもいいので,申し込んで会場に行くことがおすすめです。
秋の論文試験が目標の人は,春にもとりあえずプロジェクトマネージャなどの論文の試験区分を受けてみて,「論文を書く」という体験を積むと,秋につながります。
秋のネットワークスペシャリストが目標の人は,情報セキュリティスペシャリストや応用情報技術者試験など,ネットワークに近い分野の補強ができる試験区分を受けると役に立ちます。ネットワークの場合,情報セキュリティが午後2でよく出題されますので,セキュリティを学んでおくのはおすすめです。
また,信頼性や性能など,システムアーキテクチャやコンピュータシステムなど,ネットワークの周辺分野は,応用情報技術者の勉強でしか詳しく学習する機会はないと思いますが,こういった分野が,仮想化やクラウドなどを勉強するときには役に立ちます。
あとは,高度区分の試験に落ちすぎて自信をなくしている人は,CBTのITパスポートや,基本情報技術者,応用情報技術者を受けるなどして,原点に立ち返ってみるのもいいと思います。
今の試験は昔に比べると大分新しくなっていますので,知識をリニューアルする意味でも役に立ちます。
いずれにしても,締切があることですので,試験の申込みは,早めにされるのがおすすめです。
ちなみに,わく☆すた公開セミナーの「出版記念キャンペーン」(書籍プレゼント)も,明日1月31日が締切です。
今までと同じ,というところから外に出るときには,少し勇気がいります。
でもそれを習慣化することで,特に抵抗もなく,同じことができるようになります。
とりあえず試験を申し込んで,少しずつ進んでいきましょう。