株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

模擬試験のつもりで受けてみる

4/15(日)実施予定の春の情報処理技術者試験,インターネット申込(個人)受付は「2/22(水)20時締切」です。
今年は基本情報技術者試験だけ遅い,ということもないですし,まだ申し込みされていない方は,急いで申込をすませましょう。
どうしても今決められない方も,申込内容の訂正期限は2/25(土)13:00までですので,とりあえず申込はしておくことをおすすめします。
この時期になると結構,「申込そびれた」「申し込んだけど支払が遅れて間に合わなかった」という声をよく聞きます。
受けないと絶対受かりませんので,模擬試験のつもりで受ける価値はあると思います。
先日のhappyrunさんの情報セキュリティスペシャリスト合格体験記でもありましたが,今回はダメ元で,模擬試験のつもりで受けてみよう,という感覚で受かることもあります。
もちろん,申し込んだ後,勉強するのがベストではありますが,無理だと思った試験に受かった体験がある人は,思いの他多いのです。
特に多いのがデータベーススペシャリスト試験。
前年,午後1で59点とか,午後2で58点とか,惜しいスコアで落ちていたりすると,ちょっとやる気をなくしてしまうことがあります。
そんなとき,次の年に全然勉強しなくて模擬試験のつもりで受けたのに受かった,という話はよく聞きます。
データベースの場合,必要なのは記憶ではなく,正規化やER図の考え方や解き方ですので,1年経っても意外と衰えません。
経験がものをいう分野でもありますので,もういちど学習し直して受けると,1度目よりは確実に楽に合格レベルに到達すると思います。
あと,脳は勉強していない間も勝手にいろいろ整理してくれて学習してくれますので,久しぶりに解いたら解けなかった問題が解けるようになっていた,ということもよくあります。
一番あるのは,業務が自然に試験勉強にもつながっていた,というパターンです。
例えば,未経験で会社に入った新入社員の人は,最初は応用情報技術者のアルゴリズムなんて難しくて解けない,と言う人が多いです。
でも,そのあと業務でプログラミングを1年経験すると,そんなに苦もなく解けるようになっている可能性は高いです。
高度区分は当たり前ですが,該当する業務経験があれば,試験勉強よりも強く合格に結びつきます。
プロジェクトマネージャ,システム監査あたりは特に,日々の経験の積み重ねが,試験にも活きてきます。
ですので,「今回は勉強時間が取れないので無理」と思い込む前に,模擬試験のつもりで試験申込だけでもやってみる,というのはありだと思います。
私自身,最初の高度区分合格は今はなきプロダクションエンジニア試験なのですが,こちらは業務経験が勉強時間の不足を補ってくれました。
久しぶりに受験される方の午前1対策は,今からでも十分間に合います。
一度でも試験を受けに行けば,その試験の感触はつかめますので,次の試験につながります。
1回で合格する,というだけが受験の方法ではありません。
私自身,たくさん不合格も経験しましたし,受け続けていたからいくつも受かった,というのが真相です。
準備が不十分なとき,合格しそうにないときでも,試験を受けることの効果はあります。
模擬試験のつもりでもいいので,受験申込はとりあえず行っちゃいましょう。