『ビフロストの橋』

北欧神話で出てくる,人間の国と神々の国(アスガルド)をつなぐ橋を,ビフロストの橋といいます。
アスガルドに行くと,夢が叶うと言われています。

人間は,これを”虹”と読んでいます。

小学生の頃大好きだった漫画『すくらっぷ・ブック』にそんな一節がありました。
虹を見るとつい,そんなことを思い出しています。

ちなみに写真は,熊野本宮近くの大斎原に出ていた虹です。

夢を叶える方法や,目標に到達する方法は,ついつい「これしかない!」と思いがちなのですが,実はやり方はいろいろあります。
同じゴールに向かうためでも,道は一つじゃないのです。

例えば,「情報セキュリティの専門家になりたい!」と思って,そのために国家資格,情報処理安全確保支援士を目指すとします。
この資格は,情報セキュリティスペシャリストと同等ということで,情報処理技術者試験のレベル4の難易度だと考えられます。

そのため,王道の道は,ITパスポート試験,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験と順にステップアップして,徐々に知識を身につけていくこととなります。
ただ,誰もがこのステップでないとダメ,ということはありません。

ステップアップの3つの試験のうち,最初のITパスポートは勉強すれば誰でも受かると思いますし,CBTで随時受けられます。
そのため,まずは勉強して合格することはおすすめです。

鬼門になりがちなのは,2番目の基本情報技術者試験です。
こちらは企業によっては,プログラマを中心とした開発職の適性試験として位置づけているところもあるぐらいで,人によって向き不向きがあります。
特に午後のアルゴリズムとプログラミングは,どうしても苦手,という方も多いと思います。

私の考えとしては,この基本情報技術者試験は飛ばしてもいいと考えています。
せっかく新試験として情報セキュリティマネジメント試験もできましたし,同じレベル2の試験ですので,こちらを受験するという手もあります。
情報セキュリティマネジメント試験は,あまり向き不向きはなく,勉強すればだいたいの人は合格できると思います。

その後の応用情報技術者試験は,飛ばさないで受験することをおすすめします。
応用情報技術者試験の午後は,プログラミングなどは選択しなくてもいいですし,情報セキュリティと自分が好きな分野を4つ勉強すれば合格できます。
基本情報技術者試験よりも適性の幅が広いのです。

「こうじゃないとダメ」と凝り固まっていると,前に進めなくなることがよくあります。
人生,だいたいのことは,別のやり方があって,抜け道も結構あったりします。
自分に合った方法を見つけることも大切です。

自分の行きたい場所に向けて,自分に一番向いている方法で進んでいきましょう。