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令和8年度前期試験の申込み要領が公表! 〜電卓が“約24年ぶり”に復活,紙のメモは廃止〜

令和8年度前期試験の申込み要領が公表! 〜電卓が“約24年ぶり”に復活,紙のメモは廃止〜

2026年8月26日,IPAから「令和8年度前期試験について(受験申込み)」が公表されました。応用情報技術者試験(AP)・高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC)にとって,CBT方式で実施される最初の申込みです。申込受付の開始は2026年10月6日(火)10時。そして今回,受験環境について見逃せない情報が2つ出てきました。試験画面上でメモ・電卓機能が使えるようになること,そしてその代わりに紙のメモ用紙と筆記用具は配布されないことです。本記事では,申込みの要点とあわせて,同時に公開されたテストセンター一覧から見えてきた「会場選び」の勘どころまで整理してお伝えします。

今回公表されたのは「受験申込みの要領」

すでに令和8年度の実施期間は7月に公表されていましたが,今回公表されたのは,そこから一歩進んだ 受験申込みの具体的な要領 です。対象は以下の区分です。

  • 応用情報技術者試験(AP)
  • 高度試験(前期は ST・SA・NW・SM の4区分)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

受験手数料はいずれも 7,500円(情報処理技術者試験は消費税込み,支援士試験は非課税)です。申込みはインターネット申込みのみで,受付業務は株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)に委託されます。

申込受付期間・実施期間(前期)

試験区分申込受付期間科目A群 実施期間科目B群 実施期間
応用情報技術者(AP)2026/10/6 10時〜11/7 17時2026/10/28〜11/102026/11/24〜12/6
高度試験(ST・SA・NW・SM)2026/10/6 10時〜10/24 17時2026/10/17〜10/272026/11/11〜11/23
情報処理安全確保支援士(SC)2026/10/6 10時〜10/24 17時2026/10/17〜10/272026/11/11〜11/23

ここで押さえておきたいのが,次の3点です。

  • 申込みは1回のみ。複数の試験区分の申込みや,複数回の申込みはできません。「APと高度を両方」といった受け方はできないので,狙う区分は申込みまでに決めておく必要があります。
  • 科目A群と科目B群は同時に予約する。申込みの時点で,科目Aの日時・会場と科目Bの日時・会場を まとめて押さえる 形です。「科目Aを受けてから科目Bの会場を考える」ということはできません。
  • 受験票は送付されません。試験当日は 本人確認書類が必須 で,提示できない場合はいかなる理由でも受験できません。有効な本人確認書類は,CBTSのウェブページで必ず確認しておきましょう。

支払い方法は,クレジットカード/コンビニ・銀行ATM(Pay-easy)/バウチャーチケット の3つから選択します。

目玉その1:試験画面上で電卓が使える 〜約24年ぶりの「電卓復活」〜

今回の発表で,個人的にいちばん驚いたのがここです。IPAの発表には,こう書かれています。

また、試験画面上でメモ機能・電卓機能が使用できるようにします。

電卓機能です。長く受験されてきた方ほど「えっ」と思われたのではないでしょうか。

電卓が使えなくなった経緯

情報処理技術者試験では,かつて 電卓の持込みが認められていた時期 があります。平成6年度(1994年度)秋期試験から,機能に制限を設けたうえで全区分・全時間帯で電卓の使用が認められていました。しかし,電卓の多機能化が進み,機種も非常に多くなったことで 使用の可否を判断すること自体が難しくなった ため,平成14年度(2002年度)秋期試験から 持込みが禁止 されました。

つまり,最後に電卓を使えたのは 平成14年(2002年)春の試験。そこから四半世紀近く,受験者は計算問題をすべて手計算で解いてきたわけです。それが令和8年(2026年)10月,試験画面上の電卓機能というかたちで,約24年ぶりに戻ってくる ことになります。

何が変わるのか

もちろん,電卓の「持込み」が解禁されたわけではありません。使えるのはあくまで試験画面上に用意された電卓機能です。それでも,受験者にとっての意味は小さくありません。

  • 計算問題の負担が下がる。稼働率・MTBF/MTTR,待ち行列,投資対効果,ネットワークの伝送時間,性能計算など,桁数の多い掛け算・割り算を紙の上で延々と続ける必要がなくなります。
  • 手計算ミスによる失点が減る。考え方は合っているのに筆算を間違えて選択肢を外す,という取りこぼしは,誰もが一度は経験しているはずです。
  • 時間配分が変わる可能性がある。計算に費やしていた時間を,読解や検討に回せます。

ただし,勘違いしてはいけないのは,電卓が使えることと,計算問題が解けることは別物 だという点です。試験で問われるのは「どの式を立てるか」であって,「その式をどう計算するか」ではありません。電卓はあくまで最後の一手間を肩代わりしてくれるだけです。公式や考え方の理解が不要になるわけではない ということは,強調しておきたいところです。

影響が一番大きそうなのは,計算問題が他の試験区分と比べて多めな ネットワークスペシャリスト試験 です。特に,科目B-1や科目B-2の計算問題で,電卓が使えるのはメリットが大きいと思われます。
後期試験ですが,データベーススペシャリスト試験の物理設計の問題 なども,計算がメインとなるためメリットが大きそうです。

注意点:画面上の電卓は「慣れ」が必要

現時点では,電卓機能の詳しい仕様(機能の範囲,画面上での配置,操作方法など)は公表されていません。一般に,画面上の電卓は マウスでボタンをクリックする 操作になるため,実物の電卓ほど速くは打てないことが多いです。「電卓があるから大丈夫」と考えるのではなく,使えたらラッキーくらいの気持ちで,従来どおり暗算・筆算の力も鍛えておく のが安全です。仕様の続報が出ましたら,本ブログでも改めてお伝えします。

目玉その2:紙のメモ用紙・筆記用具は「配布なし」

そして,電卓の朗報とセットで発表されたのが,こちらです。

試験時間中に使用できるメモ用紙や筆記用具の配布を予定しておりましたが、試験画面上でメモ機能・電卓機能が使用できるようにします。そのため、メモ用紙や筆記用具の配布を行いませんので、ご了承ください。

つまり,当初は配布する予定だった紙のメモ用紙・筆記用具が,画面上のメモ機能に置き換わった ということです。こちらは,受験者にとって決して小さくない変更点だと考えています。

FE・SGでは「紙のメモ」が使えていた

すでにCBT化されている基本情報技術者試験(FE)や情報セキュリティマネジメント試験(SG)では,試験会場でメモ用紙とボールペンが用意され,それを使って試験中にメモを取ることができます(持参した筆記用具は使えません)。FEの科目Bでトレース表を書いたり,SGの長文問題で登場人物や条件を整理したりするのに,この紙のメモに助けられた方は多いはずです。

ところが,令和8年度前期のAP・高度・SCでは,その紙が配られません。手を動かして紙に書く,という選択肢が最初からない状態で試験に臨むことになります。

影響が大きいのは,やはり科目B

科目A(多肢選択式)であれば,計算のメモは電卓機能でかなり代替できるでしょう。問題は 科目B です。従来の午後試験にあたる科目Bでは,紙の上でこういう作業をしてきたはずです。

  • NW:構成図に経路やVLAN,アドレスを書き込む
  • DB:E-R図やテーブルの対応関係を書き出し,正規化の過程を整理する
  • SC:攻撃の流れや通信の順序を時系列で並べる
  • AP・SA・SM・ST:長い問題文の条件を箇条書きにし,設問と対応づける

これらを,画面上のメモ機能だけでやりくりする ことになります。紙のように自由な位置に線を引いたり,図に矢印を書き足したりはできない可能性が高く,テキストベースでの整理が中心になると考えられます。

なお,メモ機能の仕様(入力できる分量,問題画面と並べて表示できるか,問題ごとにメモを分けられるかなど)も,現時点では公表されていません。ここは,実際の受験環境が明らかになり次第,追いかけたいポイントです。

いまからできる対策

対策の方向性ははっきりしています。紙に書かずに解く練習を,いまのうちから積んでおく ことです。

  1. 過去問演習をPCの画面上でやってみる。問題をPCに表示し,メモはテキストエディタに打つ——という形で解いてみると,本番の感覚に近づけます。ふだんどれだけ紙に頼っていたかが,はっきりわかるはずです。
  2. 「書かずに読み取る」訓練をする。問題文を読みながら条件を頭の中で整理し,必要な部分だけを短いテキストに落とす。この取捨選択が上手いほど,メモ機能でも困りません。
  3. 図に頼りきりの解き方を見直す。図を書くこと自体が目的化していないか,本当に必要な図は何かを意識すると,メモの量はぐっと減らせます。
  4. タイピング速度も地味に効く。メモをテキストで打つ以上,入力の速さがそのまま余裕につながります。

紙が使えないと聞くと不安になりますが,裏を返せば 受験者全員が同じ条件 です。ここに早く適応できた人が有利になる,というだけの話でもあります。

試験の内容そのものは変わらない

ここまで受験環境の変化を並べてきましたが,出題される内容そのものは変わりません。試験要綱やシラバス,出題範囲,合格基準(100点満点中60点)は従来どおりです。CBT方式になったからといって,新しい形式の問題が突然増えるわけではありません。

つまり,これまでどおり過去問演習を軸に対策を進めるのが正解 です。変わったのは「解く場所」と「解く道具」であって,「問われる力」ではありません。市販の教材や過去問による学習が無駄になることはないので,安心して積み上げていきましょう。

なお,令和8年度は AP・高度試験にとって現行制度で最後の年度 となる予定です(SCは令和9年度以降も継続)。2027年度からの新試験制度については,新試験制度 情報まとめもあわせてご覧ください。「いまの区分で取っておきたい」と考えている方にとって,前期は貴重なチャンスです。

バウチャーチケットが使える

支払い方法のひとつとして,バウチャーチケット が用意されています。会社や学校でまとめて受験させる場合や,複数人分の受験手数料を一括で支払いたい場合に便利な仕組みです。

  • 購入申込み期間:2026年9月25日(金)10時〜10月13日(火)17時
  • 入金期限:2026年10月14日(水)23時59分
  • 令和8年度 前期試験に限り 使用可能。キャンセル・返金や次回への繰越はできません
  • 特別措置試験では使用できません

注意したいのは,バウチャーの購入申込みが,試験の申込受付開始(10月6日)より前の9月25日から始まる 点です。勤務先の費用負担で受験する場合,社内の手続きに時間がかかることもあります。バウチャーを使う予定の方は,9月中に段取りを済ませておく と安心です。詳細はIPAのバウチャーチケットのページをご確認ください。

特別措置試験と,CBTでの配慮希望申請

身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方に向けて,ペーパー方式(筆記)による特別措置試験 も実施されます。

  • 試験日:2026年11月14日(土)
  • ITパスポート試験・SG・FEの特別措置試験も 同一日 に実施
  • 特別措置申請(AP・高度・SC):2026年8月26日10時〜9月4日17時(点字受験を希望する場合)/〜9月11日17時(点字以外)
  • 申込受付期間(AP・高度・SC):2026年9月1日10時〜9月18日17時

CBT方式の申込み(10月6日開始)とは 受付ページも期間もまったく別 で,しかも 締切がかなり早い 点に注意してください。受験申込みの前に特別措置申請が必要で,身体障害者手帳や医師の診断書の画像データの提出も求められます。

また,CBT方式のまま受験する場合でも,配慮希望申請 の制度があります。イヤーマフ(雑音遮断),筆談対応,車いす,座席配慮(出入口の近くなど),試験中の薬の服用,補聴器・人工内耳の装用などが対象です。こちらの受付期間は,APが2026年8月26日10時〜10月31日17時,高度試験・SCが8月26日10時〜10月17日17時。申込みの前に申請が必要 なので,該当する方は早めに動きましょう。なお,車いす対応の会場には限りがある ため,テストセンター一覧での確認が必須です。

テストセンターは全国257会場 〜「どこで・いつ受けるか」が勝負を分ける〜

今回,CBTSからは【CBT】令和8年度 前期試験 応用情報技術者試験及び高度試験(SC含む) テストセンター一覧も公開されています。会場の住所・車いす対応状況をまとめた一覧に加えて,科目ごとの「テストセンター別開催日一覧」 がPDFで公開されており,どの会場がどの日に開いているかを事前に確認できます。

筆者が公開されているPDF(2026年8月26日更新時点)を確認したところ,会場数は 全国257会場47都道府県すべて に会場があります。ここまでは朗報なのですが,中身を見ていくと 地域差がかなり大きい ことがわかります。

会場数の地域差

会場数の多い地域と少ない地域は,次のような状況です。

  • 多い:東京都27,神奈川県16,大阪府16,北海道15,福岡県14,千葉県11,愛知県11
  • 少ない福井県・山梨県・滋賀県・徳島県・香川県は,県内に1会場のみ。岩手県・富山県・奈良県・愛媛県・高知県などは2会場

1会場しかない県では,その会場の開催日=自分が受験できる日 ということになります。たとえば高度・SCの科目A(10/17〜10/27の11日間)でみると,徳島県の徳島テストセンターと香川県の高松テストセンターは 6日間,滋賀県のエーグッド膳所駅北口テストセンターは 7日間 の開催です。選択肢は決して多くありません。

京都市の例:4会場から選べる自由度の高さ

一方で,恵まれている地域もあります。個人的に「これはいいな」と思ったのが 京都市 です。市内に 4会場 があり,しかもそのうち3会場は,科目Aの実施期間中 全日程で開催 されています。

会場(京都市)高度・SC 科目A(全11日)高度・SC 科目B(全13日)AP 科目A(全14日)AP 科目B(全13日)
烏丸御池テストセンター11日(全日)10日14日(全日)13日(全日)
四条烏丸テストセンター(京都フクトクビル)11日(全日)3日14日(全日)4日
JIEM京都四条高倉テストセンター9日6日8日3日
CBT京都駅中央口テストセンター11日(全日)13日(全日)14日(全日)13日(全日)

いずれも烏丸・四条・京都駅というアクセスのよい場所にあり,「この日に受けたい」という希望を先に決めても,どこかの会場が取れる可能性が高い 状況です。仕事の都合で日程を動かしにくい方にとって,この自由度はかなりありがたいはずです。

田辺市の例:科目Aは10月25日の1日だけ

反対に,制約が大きいケースもあります。和歌山県田辺市の 情報交流センターBig・U 田辺テストセンター を見てみましょう。

科目開催日
高度・SC 科目A-1・A-210月25日(日)のみ
高度・SC 科目B11月22日(日)のみ
AP 科目A10月31日・11月8日の 2日
AP 科目B11月27日・11月29日・12月4日・12月5日の 4日

高度・SCを田辺市で受けたい場合,科目Aは10月25日以外の選択肢がありません。しかもCBTは会場ごとに座席数の上限があります。もしこの日が埋まってしまえば,和歌山市(車で1時間半以上)や大阪など,別の地域の会場を探すことになります。

もちろん,これは田辺市に限った話ではありません。高度・SCの科目Aでは 開催日が1日しかない会場が28会場,そもそも その科目の開催がない会場も4会場 ありました。「近くにテストセンターがあるから大丈夫」と思っていたら,自分の受ける科目では開いていなかった ——ということが,十分に起こり得ます。

落とし穴:科目Aで使えた会場が,科目Bでも使えるとは限らない

これがいちばん見落としやすいポイントかもしれません。科目A群と科目B群では,開催する会場そのものが変わります。

たとえばAPの場合,科目Aは開催しているのに,科目Bの開催日が1日もない会場が37会場 ありました。札幌市を例にとると,科目Aは市内5会場で受けられますが,科目Bを受けられるのは2会場だけ(うち1会場は3日間のみ)です。京都市でも,四条烏丸テストセンターは科目Aが全14日開催なのに対し,科目Bはわずか4日 となっています。

前述のとおり,申込み時には 科目A群と科目B群を同時に予約 します。「科目Aで通いやすかった会場を,科目Bでも使おう」という発想は通用しない可能性があるので,申込みの前に,A・B両方の開催日一覧に目を通しておく ことが欠かせません。

だからこそ,10月6日10時が勝負

ここまでを踏まえると,やるべきことははっきりしています。

  1. いま:テストセンター一覧と,受験する科目の「テストセンター別開催日一覧」(PDF)をダウンロードして確認する
  2. 申込前:科目A・科目Bそれぞれについて,「行ける会場 × 行ける日」を第3希望くらいまで書き出しておく
  3. 10月6日(火)10時:受付開始と同時に申し込み,希望の枠を押さえる

FEやSGのCBTでも,土日や都市部の会場は早い段階で満席 になることが珍しくありません。今回はAP・高度・SCが一斉に動く初めての前期試験ですから,人気の会場・日程はさらに競争が激しくなる と考えておくべきでしょう。とくに,会場が少ない地域の方,週末しか受験できない方,そして高度・SCで 申込締切が10月24日と早い 方は,開始初日に押さえてしまうのがいちばん確実 です。

なお,テストセンター一覧は「公開時点の内容であり,今後の状況により更新される場合があります」とされています。会場が追加される可能性もあるので,申込み直前にもう一度確認しておくとよいでしょう。

申込みまでのチェックリスト

今日は2026年8月27日。申込受付開始(10月6日)まで 約40日,高度・SCの科目A開始(10月17日)まで 約51日,APの科目A開始(10月28日)まで 約62日 です。残り時間を意識して,順番に片づけていきましょう。

時期やること
いますぐ受験する区分を確定する(申込みは1回のみ)
いますぐテストセンター一覧・科目別開催日一覧を確認し,候補を絞る
8月〜9月本人確認書類の有効期限を確認する(受験票は届きません)
9月上旬特別措置・配慮希望が必要な方は申請(締切が早い!)
9月25日〜10月13日バウチャーチケットを使う場合は購入申込み
10月6日 10時申込受付開始。科目A・科目Bの枠を同時に予約
10月中画面上でメモを取る練習を兼ねた,PCでの過去問演習
10月17日〜受験開始。高度・SC 科目A
10月28日〜受験開始。AP 科目A

まとめ

令和8年度前期試験の申込み要領のポイントを整理します。

  • 申込受付は2026年10月6日(火)10時から。高度・SCは10月24日,APは11月7日まで
  • 申込みは1回のみ。科目A群と科目B群は 同時に予約 する
  • 受験手数料は7,500円。クレジットカード/コンビニ・ATM/バウチャーチケット(購入申込みは9月25日〜10月13日)
  • 受験票は送付されず,本人確認書類が必須
  • 試験画面上で電卓機能が使える。持込みが禁止された平成14年度秋期以来,約24年ぶり の“電卓復活”
  • 紙のメモ用紙・筆記用具は配布されない。FE・SGでは配布されていただけに,科目Bへの影響は要注意
  • 試験内容そのものは変わらない。過去問演習を軸にした対策は,これまでどおり有効
  • 特別措置試験は11月14日。申請・申込みの締切はCBTよりずっと早い
  • テストセンターは全国257会場。ただし会場・科目によって開催日は大きく異なり,科目Aで使えた会場が科目Bでも使えるとは限らない

電卓が使えるようになり,会場と日程は自分で選べる。紙のメモがなくなるという逆風はありますが,全体としては 受験者にとって受けやすい試験に近づいている と感じます。とくに「試験日が年2回の決まった日曜日だけ」だった時代を知っている身からすると,自分の都合のいい日に,通いやすい会場で受けられる というのは,やはり大きな変化です。

裏を返せば,その自由度を活かせるかどうかは,早く動いた人が有利 ということでもあります。まずは今日,自分が受ける区分を決めて,通える会場の開催日をチェックしてみてください。「10月25日しか開いていない」と気づくのは,早ければ早いほどいいのです。日程を押さえてしまえば,あとはそこに向かって走るだけ。申込開始まで約40日,本番まで約2か月 ——ここからの積み上げが,2月の合格発表につながります。

わくすたでは,令和8年度の試験に向けた情報を引き続き発信していきます。メモ機能・電卓機能の詳しい仕様など,新しい情報が出ましたら,またブログでお知らせします。

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