株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 39/91

早めに申込をする

私事ですが,今日から6月24日開催の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」の申込が開始されたので,早速申し込みしました。
50kmの部ですが,去年は特別試験と重なってしまって走れなかったので,今年こそは普通に出たいな,と考えています。
わく☆すたでは,学習には体を動かすことも大切,と考えていますので,情報処理技術者の陸上チームみたいなのを作りたいな,と考えています。
速く走ることではなく,楽しく,健康のために体を動かすことが目的です。
一緒にサロマ湖などのマラソンを走りたい方,駅伝チームで一緒に楽しみたい方は,ご連絡下さい。
最近は,マラソンブームなので,先着順のマラソン大会は,申込開始後,あっという間に埋まってしまいます。
東京マラソンみたいに抽選がある大会も増えてきました。
「参加する」という部分で,大会の敷居が高くなってきています。
情報処理技術者試験は,一応,締切までに申込すれば,誰でも受験できます。
今回の申込は,1月16日(月)10時から2月22日(水)20時まで(インターネット申込の場合)です。
途中で定員に達したら受け付け終了,ということはありませんが,油断していると締切を過ぎてしまいますので,早めの申込をおすすめします。
今回からは,ITパスポート試験がなくなったからか,基本情報技術者も同じ締め切り日です。
また,プロマネや監査などの高度区分も,すべての試験地(横浜,藤沢,厚木なども含む)で,受験可能になりました。
そのあたりも踏まえて,早めに「何を受けるか」と「どこで受けるか」を決めておき,申込が始まったら速攻で申し込む,というぐらいだと,合格しやすいと思います。
受験申込,というのは,「やる気のスイッチを押す」効果もありますので,早めに申し込むと,それだけ勉強に集中できる期間が長くなります。
特に,「何を受けようかな」と迷ってる期間は,あまり勉強は進みません。
あとで変えるにしても,とりあえず決めて申し込んで勉強を開始する,という方が,結果的に勉強もはかどると思います。
ちなみに,私は今回,エンベデッドシステムスペシャリストを受験予定です。
理由は,名称が変わった試験で,持ってない試験区分がこれだけだからです。これと秋試験のITサービスマネージャをとると,新試験で名前が変わった試験区分の再取得が完了します。
申し込むときのコツとして,2つの試験区分で悩んでいるときには,とりあえず,「レベルが高いと思われる方」で申し込んでおく,という方法があります。
申し込んで勉強してみて,ちょっと難しそうだからレベルを下げる,というのは,勉強の仕方として全然ありです。
申込内容の変更は,2月25日(土)13時までできますので,それまでやれるだけやってみると,自分の状況もつかめると思います。
春試験の申込開始まであと6日,今のうちに試験日までのことを計画して,着実にステップアップしていきましょう。
追伸:
ちなみに,わく☆すたの「合格体験記の募集」は,本日1月10日が締切です。
続々と集まってきていますが,「プロジェクトマネージャ」と「システム監査」の区分がまだないので,この2区分の合格者は特にご検討ください。

データベーススペシャリスト合格体験記:hokさん

合格体験記シリーズ,今回は,データベーススペシャリスト試験に合格されたhokさんです。
今回,募集前に送っていただいた方で,その応募をきっかけに,今年も合格体験記募集を実施することになりました。
その行動力に感謝です。
それでは,以下が体験記になります。

【基本情報】
氏名: hok
年齢: 32歳(受験時点)
受験: 2回目(1回目は平成14年春で,申込んだが受験せず)

公開セミナー「応用情報技術者対策3回コース」の1回目が無事終了しました

わく☆すた,けんけんです。
昨日に引き続き,公開セミナーを開催し,公開セミナー「応用情報技術者対策3回コース」の1回目が無事終了しました。
ご参加いただいた,皆様ありがとうございました。
2日連続開催なので,美月さんがばててしまい,代わりにブログを久しぶりに書いております。
弊社の公開セミナーは,ホワイトボードに美月さんがオープニングメッセージ・イラストを書くのが習慣になっています。Webページでも賑わしている,オリジナルキャラクターのデータベース君などが多いのですが,時には謎なキャラクターが登場したりしています。
毎回書いては消されるので,自分としては,せっかくの芸術(?!)がもったいないなぁと思っており,最近ではビデオカメラの写真機能を使って記録していたりします。その板書は弊社facebookページ写真ページに公開しておりますので,よろしかったらご覧下さい。(ついでに「いいね!」のクリックもよろしくお願いします!)
と,コアなネタ話はおいといて,今日のセミナーで気になったことを書きますね。

公開セミナー「情報セキュリティスペシャリスト対策3回コース」の1回目が無事終了しました

本日,わく☆すた公開セミナー「情報セキュリティスペシャリスト対策 3回コース」の1回目情報セキュリティマネジメントが,無事終了しました。
講座に参加された皆様,お疲れ様でした。
今日は,昼休憩にセキュリティいろはかるたを用いて,カルタ大会も行いました。
わくすたFacebookページに写真を載せていますので,よろしければご覧ください。

やっぱり,みんなでやると,楽しいですね。
セキュリティは,考え方が重要なので,カルタに出てくるような標語を理解することが,意外に試験にも役に立ちます。
いろはかるたの文面自体は,日立ソリューションズの情報セキュリティブログ「セキュリティいろはかるた」にまとめられています。
例えば,「【さ】さきほどの 鍵は別便 別ルート」にあるように,鍵を同じルートで送っても意味ないので,別ルートで送る,などは,よく試験問題でも出てきます。
1つ1つの意味を考えて押さえると,遊びながら役に立つ知識が身に付けられます。
楽しみながら,いろんなことを学習していきましょう。

CBT試験初の合格発表

新年あけて,試験センターもいろいろ動き始めましたね。
今日,うちにITストラテジストの合格証書が届きました。
「合格証書の発送について」によると,1月4日発送だそうです。
大阪近辺の方は昨日届いたそうですし,どうも最近は関西からの発送の模様です。
今回の合格証書は,サインが「枝野幸男」経済産業大臣でした。
前回が海江田万里さん,前々回が大畠章宏さんですし,ここのところ毎回,経済産業大臣の名前が変わっています。
今回の合格証書も,今回しか手に入らないレアものかもしれません。
あと,CBT試験が始まってはじめての合格発表も,本日行われました。
合格者受験番号一覧」に,平成23年度11月に受験した方の合格者受験番号が掲載されています。
統計情報」によると,11月の申込者は1,011名,受験者912名,合格者519名で,合格率は56.4%です。
今までのペーパーテストの時と比べても,大体同じぐらいの合格率のようです。
ただ,自分自身925点しか取れませんでしたし,何となくですが,公開されている紙の試験よりも難しい問題が多かった気がします。
中問も増えてますし,考えさせる問題は多かったです。
問題は公開されませんし,答え合わせができないので,推測の範囲を出ませんが,自分が受けた範囲では,過去の本試験問題よりも少し難しく感じました。
ベンダー試験と違って,ITパスポートのCBT試験は,試験を受けてから合格発表までに結構時間があります。
点数はその日に出るので,合否自体はすぐにわかると言えばわかるのですが,正式に合格発表されるまではちょっとやきもきしますね。
今後も,12月に受験された方は1月30日(予定),1月に受験された方は2月22日(予定)ですので,合格発表までには1ヶ月前後かかるようです。
ただ,CBT試験になったので,春秋の貴重な受験機会を使わなくても,力試しにITパスポートを受験することができるようになりました。
基礎力に不安のある人,試験慣れしておきたい人は,一度ITパスポートを受験してみるのもおすすめです。

平成24年春期情報処理技術者試験での変更点

今日,秋葉原近くの神田明神に,初詣に行ってきました。
合格祈願のお守りでも買おうかな,と思ってみていると,こんなお守りを見つけました。

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「IT情報安全祈願」で,メモリっぽいお守りや,ICカードっぽいのが入ってます。
これでセキュリティも万全。。。なわけないですが,なんか面白いのでつい買っちゃいました。^^;
平成24年春期試験に向けて,試験センターで「平成24年度春期試験案内書(PDF形式)」が発表されています。
ぱっと見で,一番違うところは,P.13の「3-2.試験地一覧表」の実施試験区分が,すべての試験地で「全区分」になっているところです。
神奈川県を中心に多くあった,一部の試験区分のみ,というのが,今回からはなくなっています。
その分,川崎とか,いくつかなくなっている試験地もあるような気がしますが,PMやAUも,すべての試験地で受けられるようになった模様です。
これは,もう一つの大きな変化,ITパスポート試験がなくなったことの影響が大きいのかな,と感じています。
今回から,ITパスポート試験がなくなりますので,筆記試験を受ける人数は,大きく減ることが予想されます。ですので,1つの試験会場で収容できる試験区分の数が増えるのではないかと思います。
あと,アンケートに,情報処理技術者試験を受ける理由みたいなのが前回まではあった気がするのですが,今回はなくなっていますね。
こうやって毎回見ると,ちょっとずつ変化していってますね。
試験に関する情報は,早めにチェックしておくと,申込時や本番になってあわてないと思います。
ちなみに,ITパスポートCBT試験を2011年11月に受けた方の合格発表は,明日1月6日に行われるようです。
個人的には,点数がわかっているとはいえ,ちゃんと発表をみて,一安心したいです。
年も明けて,いろいろ始動し始めました。
準備をしっかりして,スムーズなスタートを切っていきましょう。

情報セキュリティスペシャリスト合格体験記:ザウルスさん

今日は1月4日,仕事始めの方も多いと思います。
わく☆すたも本日より仕事始めです。
ということで,新春恒例の合格体験記をはじめていきます。
最初に登場していただくのは,4回目の挑戦で見事情報セキュリティスペシャリストに合格されたザウルスさんです。
********
今回4回目の受験でやっとこさ,情報セキュリティスペシャリスト試験に合格できました。
皆さんの参考になればと思い体験記を書きしるします。

【基本情報】
氏名:ザウルス
年齢:52歳
情報セキュリティスペシャリスト受験:4回目

おすすめ参考書 ~論文対策編~

おすすめ参考書シリーズ,今度は試験区分別とは別に,テーマを絞っていきたいと思います。
まずは,一番リクエストの多い,論文対策編です。
個人的には,論文がかけるようになるために一番効率がいいのは,人に添削してもらうことだと感じています。
私自身も,最初に加藤忠宏先生の論文講座を受け,そこで添削していただいたことで,最初にコツをつかむことができました。
わく☆すたでも,公開セミナー「論文対策」を行っていますし,他社さんにもいろいろな論文添削サービスがあります。
お金をかけても早く受かりたい,という方は,一度プロに採点してもらうことが一番おすすめです。
ただ,論文の「書き方」自体は,参考書でも学ぶことができます。
基本的な論文の書き方だけ,つまり午後2対策だけを行っている参考書に,TACの午後II 最速の論文対策シリーズがあります。
現在,「プロジェクトマネージャ午後2 最速の論文対策〈2012年度版〉」と「ITストラテジスト午後2最速の論文対策」の2区分が出版されています。
プロジェクトマネージャの本の作者は,情報処理教科書の三好康之先生ではなく,中小企業診断士の講座で有名な,コーチみよしこと三好隆宏先生です。
ITストラテジストの本は,広田航二先生で,「ITストラテジスト(最速の情報処理試験論文対策)」のブログを書かれていて,受験生向けのサポートをされています。
どちらの本もとても薄く,じっくりと試験分野の内容を学ぶのではなく,書き方だけを学びたい人におすすめです。
あと,論文の場合には,実際の論文を読んでみることがとても役に立ちます。
そういった意味で,合格論文集は,実際に自分が書く前に「大体こんなことを書けばいいんだ」というイメージがつかめますのでおすすめです。
幻の名著と言われているかどうかは定かではありませんが,昔出版されていて,とても良かったシリーズに,齋藤登志勝先生が書かれた「プロジェクトマネージャ合格論文集」「テクニカルエンジニア システム管理合格論文集」があります。
こちらは,今は絶版で手に入りませんが,合格論文集としては一番おすすめです。
それ以外だと,「情報処理教科書プロジェクトマネージャ」「情報処理教科書システムアーキテクト」などの,総合的な参考書で論文が充実しているものは,結構使えると思います。
合格論文集の論文の場合,「これでOKなの?」と疑問を感じるものも多くありますが,基本,それでOKです。
私自身,論文がある試験区分には8回合格していますが,正直,「これで良かったのかな。。。」と疑問に感じる出来での合格も結構あります。
ですので,「これでいいんだ」と自信をつけてから,自分で書いてみるとやりやすいと思います。
論文の書き方は,一度身に付けると,汎用的にいろんな試験区分で使えます。
ですので,論文系の高度区分に全部受かってる,という人は結構多いです。スペシャリスト系全部よりもかなり多いと思います。
余裕がある時期に一度,「論文対策」に重点を置いて学習するのがおすすめです。
早めに論文に自信を持って,余裕を持って試験対策を行っていきましょう。

今までの自分を超える目標を立てる

今日,大好きな箱根駅伝を見ていました。
5区の山登り,東洋大学の柏原竜二選手の自己記録を更新しての区間新でのゴールには,やっぱり心が震えました。
成長を続けていく,というのは,人の心を動かしますね。
合格体験記,いくつも読ませていただいています。
やっぱり,何度も挑戦して合格した体験は,読んでいて感動します。
自分の限界に挑戦して,やり方を変えて工夫して,最後に合格を勝ちとる。そういった過程は,決してムダではないですし,人の心を打つのだと思います。
人が一番成長できるのは,自分の最高より「ちょっと上」の目標に向かっているときです。
限界より下だと,手加減してしまいますし,あまり上すぎると,やる気をなくしてしまいます。
やっぱり,「不可能でないけど,全力をださないとダメ」ぐらいの目標が,一番燃えるものです。
逆に,今の自分でできる目標は,自分に自信を失っている時にはおすすめです。
不合格が続いて自信をなくしているときには,自分の実力相応かそれより下の試験を受けて,自信を回復するのもいいと思います。
ただ,そればかりやっていると,成長が止まって停滞してしまいます。
別に試験合格である必要はないのですが,今までの自分とは違う目標を立てて,少しずつ自分のできることの幅を広げていくといいと思います。
新しいプログラミング言語の勉強,サーバの構築,経営や会計の勉強など,世の中には学ぶと面白いものがいろいろあります。
可能性を広げるためにも,人生を楽しむためにも,成長し続けていく学びは必要です。
個人的には,そういう意味で,情報処理技術者試験以外の資格にも挑戦してみたいのです。
そのために,今年こそは,中小企業診断士に合格したいと考えていますし,新しいことを学んでいきたいと感じています。
急に段階を飛び越す必要はありませんが,1つ1つ,成長を重ねていくことは大切です。
今年の初めに,ステップアップできる目標を立てて,一歩一歩進んでいきましょう。

2012年 あけましておめでとうございます

新年,あけましておめでとうございます。
いよいよ2012年ですね。

仲良し

皆さんが成長して,合格の栄冠を勝ちとっていくことを,今後とも応援していきます。
本年もよろしくお願いします。
1年の最初に,1年全体を見通して,今年の目標を立てるのは,気分が新たになってやる気が出てくるので,おすすめです。
私は,具体的な個人目標としては,

1.情報処理技術者試験は2区分(エンベデッドシステムスペシャリスト,ITサービスマネージャ予定)合格する
2.次の本を出版する
3.中小企業診断士に合格する
4.東京マラソン,サロマ湖ウルトラマラソンを完走する
5.10kgやせる

の5つを考えてます。
正月休みの間に,今後の方向性を考えておくと,より自分で舵を取って,人生を進めるようになります。
それでは,今年も1年,楽しんでいきましょう。

今年一年,ありがとうございました

ただいま,実家で紅白を見ながら書いてます。
今年は,震災もありましたし,その影響ではじめての「情報処理技術者試験の延期」も体験しました。
いろいろあった一年ですが,無事,年の瀬を迎えられたことに,喜びを感じています。
さきほど,なんとか,今年いただいたコメントに,だいたい全部返信させていただきました。
合格体験記の方も,全員,返信はさせていただきました。
返信が届いていない方は,再送いたしますので,ご連絡いただければと思います。
合格体験記は,全員無条件に採用させていただくわけではありません。
1つ1つ目を通して,読んでいただいた方がいやな気分にならず,役に立つ体験記を選ばせていただいています。
受験生に有益な情報がないものや少なすぎるもの,「合格したオレがすごい」という感じの体験記は,不採用とさせていただいていますので,ご了承ください。
合格体験記の掲載の第一目的は,実際に合格した人の話を聴くことで,「自分にもできそう」と感じていただくことです。
試験勉強は,一人で孤独にやっていると,どうしても必要以上に難しく感じたり,逆に簡単だとたかをくくってしまいがちになります。
情報処理技術者試験の合格には,特別な才能は必要ありません。
必要なことをしっかり行っていくことができれば合格できます。
その,「必要なこと」が何かを知ることができれば,合格はぐっと近づくのです。
わく☆すたでは,そういった受験生に対する,応援歌を募集しています。
「自分の経験が誰かの役に立てれば」と思われている方は,ご応募いただければうれしいです。
それでは,今年もあとわずかですね。
皆様,今年一年,ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

おすすめ参考書 ~応用情報技術者編~

おすすめ参考書シリーズ,最後は応用情報技術者です。

この試験区分は,自分の書籍も出てますし,中立的な評価ができるかどうかは微妙ですが,その分,他書の研究も一番しっかりやっている区分でもあります。
ということで,多少の主観的評価も入りつつ,おすすめ参考書を紹介します。
平成21年にソフトウェア開発技術者から応用情報技術者になって,一番変わったのは,マネジメント系とストラテジ系の充実と,午後の選択問題の増加です。

ですので,新しくできた参考書や問題集は,これらの分野にも力を入れて,全体的にまんべんなくやることを売りにしています。

大きな本屋で本を見比べる

昨年に比べ,すごい勢いで合格体験記が集まっています。
皆様,ありがとうございます。
1つ1つチェックして,返信させていただきますので,今しばらくお待ちください。
引き続き,募集中です。
今日,広島市内に出かけて,駅前のジュンク堂で,私の本が広島でも平積みになっているのを見つけました。v^^
店員さんに言って,写真撮らせていただきました。
応援いただき,ありがとうございます。

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自分の本があるのも嬉しかったのですが,初めて行った広島駅前のジュンク堂が,すごく品揃えが豊富だったことにも驚きました。
専門書もいっぱいですし,こんな本屋が高校時代にあれば幸せだったのになぁ,と改めて感じました。
今日見た限りでは,応用情報技術者向けの参考書や問題集は,ほとんど揃っていました。
ネットワークスペシャリスト向けの「ネスペ22β」までありました。
田舎でも地方都市に行くだけで,これだけ種類がそろっているなら,ちょっと遠出してでも行く価値があると思います。
私が高校生の頃には,アマチュア無線の免許を取りに行ったりとか,高校生クイズに出たりとか,広島に行くチャンスがあるときには,ここぞとばかりに本屋とPCショップを見て回ってました。
普通列車で2時間かかるので,そんなに簡単には行けませんし,参考書などもその時に結構買い込みました。
普通の本と違って,参考書や問題集は,試験までの長いつきあいになる本です。
ちゃんと見てから選ぶことを強くおすすめします。
中身を見ずにネットで選ぶと,失敗することも結構多いです。
私自身の経験だと,いつも買ってるシリーズだからと,ある高度区分の同じシリーズの本を中身を見ずに買って,失敗したことがあります。
ラインナップとしてシリーズ本になっているからといって,基本的に著者はみんな違いますし,内容にはものすごく差があります。
同じシリーズでも本によって,過去問が10年分ついていたり,模擬試験ってことで古い過去問を抜粋したのだけ1年分載っていたり,著者の考え方によるところも大きいのです。
チェックする感覚的なポイントとしては,「やさしすぎる」「難しすぎる」と感じる本は,避けた方が無難です。
やさしすぎる本は試験と対応していない場合がありますし,難しすぎる本は単にわかりにくく書いているだけ,ということがあるからです。
あと,個人的には,買って失敗したと感じた場合には,買い換えることをおすすめします。
ちょっと財布には痛いですが,無理に使って合格できなくなったら大きな機会損失ですし。
年末年始,本屋は1月1日以外は,結構開いているところも多いです。
時間に余裕があれば,一度じっくり,本屋で選んでみてください。

地方にいて勉強する

今日はわく☆すたの仕事納めでした。
私は夕方から新幹線で移動して,広島県福山市の実家に帰省しています。

1年ぶりなので,友達に会ったりしながら,少しゆっくりする予定です。

ですので,もう年内のDVD発送は締め切りました。

メールやWebは見られますので,セミナーなどの申し込み受付や問合せの返答は可能ですが,発送は難しい状況ですので,ご理解のほど,よろしくお願いいたします。

ちなみに,今,WiMAXが使えてます。

e-モバイルも全国区になってきましたし,通信環境は日本中で段々,良くなってきていますね。

北海道の師匠宅もソフトバンクがつながるようになった,ということですし,モバイル環境を整えるのは,どんどん楽な時代になってきました。

数年前は,福山でeモバイルがつながらなかったので,ノートパソコンを持って広島まで行って,わざわざつないでいたこともありました。

実家にはネット環境がないので,こういった進化はとてもありがたいです。

私は,生まれてから高校卒業までの18年間を,ここ広島県福山市で過ごしました。

正直,田舎がイヤで都会に憧れていたので,「高校卒業したら大学に現役合格して,福山を出る」というのを,中学の時ぐらいから決めていました。

でも,今のようにネット環境もありませんでしたし,地元には予備校もありませんでしたので,特に大学入試の情報にはかなり飢えていました。

特に,勉強に関する情報は,まわりはのんびりしていますし,なかなか手に入りません。

そんな孤独感の中,私の支えになっていたのは,街で一番大きい,本屋さんでした。

そこに置いてあった,「Z会」の通信教育の案内書は,私をとりこにしました。

なんか,最高レベルを目指す通信教育,という感じで,とても憧れたのです。

高校生になったら早速受講を始めました。

あと,和田秀樹さんのシリーズ,例えば「受験は要領」などもとても役に立ちました。



まわりに,情報共有できる仲間がいなかったので,こういった本や通信教育は,とても頼りになりました。

地方でも使える教材があったからこそ,今の私があるとも言えます。



情報処理技術者試験の勉強も,正直,東京・大阪などの大都市近郊の方が,やりやすいとは思います。

セミナーや勉強会なども開催されていますし,仲間も作りやすいです。



でも,地方にいても,情報さえ得られれば,勉強はできると思います。

わく☆すたでは,公開セミナーを録画したり,ネットを活用することで,住んでいる土地の壁を越えて,勉強できるような環境を作れるようにと考えています。

特に,本は,住んでいる場所は関係ないですし,全国どこでも見かけることができるので,お役に立てる度合いが大きいと感じています。

といっても,マンパワーがかかるので,1年に出せる本には,限りはあるのですが。



今は,ネットもamazonもありますし,情報の地域格差は少なくなってきました。
地方で勉強されている方も多くいると思いますが,一緒に学んでいきましょう。

合格体験記を募集します

年末年始は,恒例のわく☆すた「合格体験記の募集」を開始いたします。
今年は,特別試験の影響で,春試験の合格体験記を募集する余裕がなかったので,平成23年春(特別)・秋両方での情報処理技術者試験の合格体験記を募集いたします。
ちょうど,春試験に向けてスタートする時期ですし,春試験の合格体験も,役に立つと思います。
締切は,年明けの1月10日(火)です。
採用させていただいた方には,わく☆すたクーポン券3,000円分をプレゼントいたします。
年内には,サンプルとして,私自身の合格体験記も掲載させていただきたいと考えています。
今年は,変則日程のおかげで,情報セキュリティスペシャリスト,基本情報技術者及びITストラテジストの3区分に合格することができました。
全部,新制度での取り直しですが。^^;

旧制度との対応と位置づけとしては,
  テクニカルエンジニア(情報セキュリティ) + 情報セキュリティアドミニストレータ
    -> 情報セキュリティスペシャリスト
  第二種情報処理技術者 -> 基本情報技術者
  システムアナリスト + 上級システムアドミニストレータ -> ITストラテジスト
という感じで考えています。

個人的な感覚としては,試験の名称が変わっている試験は,大体試験内容や出題範囲も変わっている,という印象です。
そのあたりも,合格体験記に含めていければと考えています。
なお,最近の試験での勉強内容に特化したいため,募集は今年(平成23年)の情報処理技術者試験の合格者(応用情報技術者,高度区分)に限らせていただきます。
それ以外の応募要件は特にありません。
ちなみに,合格体験記を書くときに,「わく☆すたの教材やセミナー,本で受かった」などと書く必要はありません。
よく,資格試験の学校や参考書などで,「ここの教材を使って合格しました!」というのを集めたものがありますが,それだと宣伝半分,という感じで,本当に役立つ感じがしないので,他社の教材のおすすめも歓迎します。
本音の,生の声を聞かせていただければと考えています。ですので,本名で書いていただいてもいいですし,さしさわりがあればハンドル名,イニシャルでもOKです。
採用基準は,「他の人が読んで,勉強する上で役に立つかどうか」で決めさせていただきます。
それでは,皆様のご応募を,お待ちしています。

年末年始のセキュリティチェック

みなさん,年末年始のご予定はいかがでしょうか。
わく☆すたの今年の発送は,12月28日午前中までです。
お盆休みがなかったので,今年は長めに,12月29日から1月3日まで,会社はお休みにしようと考えています。
年末年始にDVDで勉強しよう,という方は,お早めにお申し込みください。
私は,広島の実家に帰省する予定です。
友達や親戚に会いつつ,少し羽を伸ばしてこようと思います。
といっても,次の本の原稿もありますし,合間にちょこちょこ仕事するとは思いますが。^^;
ちなみに,ITパスポート試験のホームページは,もう止まっていて,年末年始のメンテナンス中みたいですね。
年末年始は,システム管理者の方にとっては,逆に大変な時期かとも思います。
IPA情報セキュリティセンターの「年末年始における注意喚起」にもありますが,長期休暇は,トラブル対応が遅れやすいので,事前にしっかり,対応手順を決めておく必要があります。
OSのセキュリティパッチを当てたり,ソフトを最新バージョンにしたり,取れる対策はちゃんととっておくことがおすすめです。
個人的には最近,FFFTPのバージョンを新しくしました。
IPAセキュリティセンターには,そういった実践的なことが山のように書かれていますので,日々こまめにチェックすることがおすすめです。
特に,情報セキュリティスペシャリストを受験される方,応用情報技術者試験を受験される方で午後でセキュリティを選択しようと考えている方には,とても役に立つ情報が満載です。
そういえば昔,情報セキュリティスペシャリスト対策の実習なのに,持参していたパソコンのOSのパッチがあたっていなかったり,ウィルス対策ソフトを入れていなかったり,といったパソコンが散見されたことがありました。
机上の知識として覚えるだけでなく,セキュリティ対策は自分で実践する,ということもとても大切です。
年末年始,パソコンを持って移動する方も多いと思います。
そのとき,セキュリティ対策がおろそかだと,問題が起きやすくなりますし,起きたときの被害が大きくなります。
ただ本で知識を得るだけでなく,学んだことをしっかり実践して,セキュリティを守っていきましょう。

おすすめ参考書 ~情報セキュリティスペシャリスト編~

●ご注意
この記事は,2011/12/25現在のものになります。最新は,「おすすめ参考書 2013年秋向け ~情報セキュリティスペシャリスト編~」になりますので,リンク先をご参照下さい。
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おすすめ参考書シリーズ,今回は年2回ある高度区分,情報セキュリティスペシャリストです。
参考書についての詳しい解説は,「合格への道しるべDVD」で行っていますが,ここではみんなで共有しておいた方がいい,基本的な情報をお知らせします。

情報セキュリティスペシャリスト試験の場合,「マニアックなセキュリティ知識」は不要です。
かといって,全然知識がいらないかというと,セキュリティ全般の基本的な知識は必須ですし,勉強する内容はそれなりに多いです。

具体的には,「情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2012年版」にあるような知識があれば,十分だと思います。

これを全部覚える必要はありませんが,ある程度読んで,全体的に理解するぐらいはやった方がいいと思います。特に1章に出てくる考え方を身に付けることが,合格へは不可欠です。
ですので,この「情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト」が,情報セキュリティスペシャリストを受験するのなら,定番本になると思います。

それ以上に,マニアックな知識を追い求めるのは,この試験の合否には関係ありません。
暗号理論を極めるとか,SSLを細かくマスターするとか,そういったことは,知的好奇心を満たすのには楽しいですが,試験の役には立ちません。
だいたい,毎年不合格になる人のパターンで多いのは,技術に走りすぎて問題文を読まない,というものですので,技術を極めるよりは,問題文ときちんと対話する練習をした方が有益です。

情報セキュリティスペシャリストの場合,合否を分けるのは,知識よりも「いかに問題文と対話できるか」です。
ですので,過去問演習を中心とした演習が,とても大切になってきます。
前述の「情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト」は,他の区分と違って,過去問が何年分も載っているわけではないので,別に過去問集が必要になります。

過去問集としては,一番解説がしっかりしているのは,「徹底解説 情報セキュリティスペシャリスト本試験問題〈2011春〉 (情報処理技術者試験対策書)」だと思います。
今この本を手に入れておいて,次に発売される向けを手に入れると,過去5期分手に入りますので,それくらい演習するといいと思います。
わく☆すたでも,今期は限定公開(有料)で,UstreamかYouTubeで過去問解説を行おうと考えてもいます。

公開セミナーでも,過去問演習は積極的に取り入れていきます。

情報セキュリティスペシャリストの試験は,高度区分の割に年2回受験できてとっつきやすく,受験者も結構多いので,参考書や問題集はたくさん出ています。
ただその分,玉石混淆という感じで,過去問の解説が,執筆者も理解できていないのでは?と思わせるものだったり,試験のポイントとあまり関係ないことばかり書かれていたり,といった参考書や問題集も存在します。

自分で書籍を選ぶときには,過去問を1問でもいいので解いてみて,その解説が納得できるものを選ぶのがおすすめです。
応用情報技術者試験合格レベルの方が受験するなら,準備期間はだいたい3ヶ月ぐらいが適当な試験です。

今からじっくり,春の合格に向けていきましょう。

メリークリスマス

皆様,メリークリスマスです。
わく☆すたは,年末に向けて,今日もいつもと変わらず仕事してます。
ただ,ちょっとだけアキバのゲーマーズに行って,一番くじで,E賞のプレミアムアートグラスを当てました。
自分へのいいクリスマスプレゼントです。^^;
プレゼントと言えば,試験センターからの合格証書が届かないなぁと思っていたのですが,「合格発表日、合格証書発送日、官報公示日」によると,合格証書発送日は平成24年1月上旬予定なのですね。
平成23年度秋期試験 合格発表スケジュール」によると,採点講評もH24/1/13(金)正午予定ですし,例年よりなんとなく遅い感じで,来年まで持ち越すものも多いです。
週末ですし,明日の有馬記念もありますので,今日はこのへんで。

公開セミナー「データベーススペシャリスト対策5回コース」の2回目が無事終了しました

本日,わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策 5回コース」の2回目データベース設計が,無事終了しました。
講座に参加された皆様,お疲れ様でした。
講義内容のDVDは,編集が終わり次第,発売の予定です。
多分年内には発送できると思います。講座にご参加いただいた皆様にもお送りいたしますので,繰り返し学習にセミナーDVDをご活用ください。
今回,平成23年午後1問2を題材に過去問演習を行いましたが,この問題は,結構難しめだったと思います。
ただ,理詰めで考えていけば全部解ける問題でもありますし,きちんと理解すると次につながりますので,しっかり復習していきましょう。
データベース設計の問題も,基礎理論と同じく,出るパターンはだいたい決まっています。
きちんと理解できれば,確実な得点源になりますし,午後2にもつながってきますので,重点をおいて学習することをおすすめします。
改めてデータベース設計の問題を分析してみると,決定表やCRUD分析の問題も出てきますし,システム開発関連の問題も多いです。
実は,システムアーキテクトの午後1とも,結構共通点が多い気もしてます。
データベーススペシャリスト問題の,システム開発関連が苦手な人は,こちらも演習に使えるとは思います。
ただ,データベーススペシャリストは,あくまで,「データベース」に特化して問題が出されます。
問題点を聞かれたときには,アプリケーションでなんとなくするのではなく,「テーブル構造を変更する」などの,データベースでの対策で,対処するのが基本です。
あまり,システム開発に寄りすぎても,逆に答えが見えなくなってしまうかもしれません。
いずれにしても,データベース設計は,データベーススペシャリスト試験に合格するためには避けて通れない,最重要分野です。
今のうちからしっかり対策して,試験の頃には余裕で解けるようになりましょう。