株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 61/91

日本語も練習しないとうまくならない

わく☆すた,美月です。
最近,ランニングが少しずつ続けられるようになってきていて,だんだんスピードが上がってきました。試験が終わったら,11月のフルマラソンに向けて走り込んでいこうと思っていますが,今少しずつ走ってるだけでも,体が慣れてきているのがわかって楽しいです。
勉強の中でも,スポーツに近くって,「理解するより慣れ」が大切な科目があります。
典型的なのが語学で,英語の場合は,実際に練習していると伸びていきますし,使わないと忘れます。
そして,「日本語」も語学です。
なので,使っていないと錆びついてきますし,練習するとうまくなります。
英語の場合は,「練習しないとできない」ことはみんなわかっているようで,「そろそろ英語の勉強始めなきゃな~」みたいな話はよく聞きます。でも,日本語も同じなのに,なぜかみんな,日本語は練習しなくてもいきなりできると思い込んでいたりします。
語学の場合,話す能力,書く能力,聞く能力,読む能力は,それぞれ似ているようで違います。
英語の場合は,「読めても書けないんだよね~」とか,「話すのは苦手」とか,それぞれ別々に考えるのが当たり前です。ちなみに,私は英語の読み書きはそれなりにできますが,聞くのと話すのはまだ苦手です。
日本語の場合は,「普段話してるから使えるはず」という思い込みがあるような気がします。
でも実は,普段話してるからと言って,文章が読んだり書けたりするとは限りません。
情報処理技術者試験の答案を採点していると,「問題文が読めてない」「伝わる文章が書けてない」答案は山のようにあります。いくら知識があっても,問題文に合わせて文章が書けないと不合格です。あとで採点答案を持ってきて,「ここはこういうつもりで書いたんですが,違うんですか?」と言われても,○にはできません。試験の採点の時には説明はできませんし,読み取れない文章だと正解かどうかも確認しようがないです。
ですので,応用情報技術者試験以上の記述式試験の場合,ある程度文章を書く練習が必要です。もちろん,普段の生活や業務で書くことがあればそれで十分ですが,なければ自分で書く機会を作ることが大切です。
文章を読むことも,ある程度の慣れが必要です。基本情報技術者試験以上の午後試験は,問題文を読解できるかどうかが大きく点数を変えますので,文章を正確に読む力というのは大切になります。こちらも,普段から文章を読んでいる人なら問題ないですが,長文が苦手なら意識して読む練習をしてみるのも大切です。
情報処理技術者試験に必要な日本語能力は,「読む」能力と「書く」能力です。
受験勉強とは別に,こういった基礎的な力も練習して磨いておきましょう。

サンプル問題を解いてみる

わく☆すた,美月です。
去年,情報処理技術者試験の制度が変わって,新しい試験区分になりました。
その時に,「こんな風になりますよ」ということで試験センターが出したものに,「サンプル問題」があります。この問題は,実際の出題形式も示してあったので,最初の年はとても有益な情報が満載でした。
例えば,論文の形式が変わって設問イとウのそれぞれで字数制限がある,という情報などは,このサンプル問題を見ればわかります。あと,昔の試験区分と変わった試験範囲の部分は1つずつ問題になっていますので,新しい分野の勉強には役立ちます。
ですので,過去問題に加えてサンプル問題も試しにやってみる,というのはおすすめです。
特に,過去問の少ない分野を受験される方には使えると思います。
例えば,応用情報技術者試験で経営戦略やシステム監査の分野を午後で選択される方や,ITストラテジストやシステムアーキテクトで組込みシステムの問題を選択しようと思っている方にはいいと思います。
応用情報技術者試験や情報セキュリティスペシャリスト試験は,やっと過去3回実施されて,過去問の傾向も落ち着いてきたので,過去3回分解けば傾向はつかめると思います。ただ,秋試験しかない区分は,過去問はまだ1回分しかありません。特に,名称が変わって対象者像が少し変わったITストラテジスト,ITサービスマネージャ,システムアーキテクトの3区分は,昔の過去問だけだと足りない部分もあると思います。
過去の事例だと,平成19年のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)で,平成18年に出ていたサンプル問題と同じ分野が出題されたというのがありました。ですので,サンプル問題に出てきた分野を勉強しておく,というのも一つの手だと思います。
ただ,サンプル問題は,あくまで「サンプル」です。
問題の精度とか,洗練され具合は,実際の本試験問題とは大分違います。
問題文の曖昧なところ,解答が一意に導けないところというのは結構あります。
応用情報技術者試験以上は解答例も公開されていませんので,実際の解答がなんなのかはわかりません。解答例を作成している参考書や問題集,Webサイトはありますが,その解答例が妥当かどうかは,かなり疑問なものも多いです。
ですので,勉強する場合は,あくまで気楽に,「こんな感じの問題が出るんだ~」というのをつかむつもりで解くのをおすすめします。模擬試験などでもよくある話ですが,問題文に矛盾を感じて,勉強が止まってしまうのはもったいないです。単に,サンプルなんだから,それほど作り込んでなくって,ミスも完全になくせてないんだな,ぐらいにおおらかに構えるのがコツです。
使えるものは使う,という感じで,おおらかに勉強していきましょう。

具体的に書く

わく☆すた,美月です。
最近,模擬試験添削とか論文添削とかで,いろいろ添削づいています。
実は私は,大学生の時のアルバイトで,某通信教育会社の赤ペン先生をやってたことがあるので,なにげに採点だけは年季が入ってたりします。大変だけど,間違い探しは得意なので,結構向いてるのかな,とは思ってます。
で,論述式の試験と記述式の試験,両方採点してみて感じたのですが,実は,この2つって,結構似てる感じです。
点数にならない答案で,どちらにも共通しているうちの1つは,「具体的でない」書き方です。
例えば,情報セキュリティスペシャリストの試験で定番なのは,「クライアントの認証するための方法」を具体的に答えさせる問題です。これを,「ディジタル署名を検証する」と書いただけでは,点数になりません。「ディジタル署名を,クライアントの公開鍵で復号し,証明書から求めたハッシュ値と比較する」という風に,「○○の△△鍵で□□する。」という部分を具体的に書く必要があります。そこをわかっているかどうかを聞いてる試験だからです。
論文系でも,「様々な検討を行った結果,うまくいった」だと何をやったか判断しようがないです。「Aという案と,Bという案があった。こういう側面から検討した結果,Aにした。」というのを具体的に記述する必要があります。
具体的に書けない部分をぼやかすというのはテクニックとしてありだとは思いますが,それだけだと,解答に説得力はありません。できるかぎり,わかっていることは具体的に書くことは大切です。
それ以外にも,「問題文に従って書く」というのは,高度区分だとどれでもとっても大切です。というより,このあたりは基本情報技術者でも応用情報技術者でも,大切な要素ですね。
試験官が知りたいのは,その試験区分に対応するスキルをもっているかどうかです。具体的に書くことは,それを示せるいい機会です。
なるべく具体的に,知っていること,理解していること,経験したことを文章にアピールしてみましょう。

公開セミナー「論文対策」が無事終了しました

わく☆すた,美月です。
本日は,わく☆すた公開セミナー「論文対策」が,開催されました。
参加された皆様,ありがとうございました。
こちらの内容は,編集が終わり次第,1週間以内ぐらいで,DVDで発売いたします。DVDには,郵送での添削サービスも付属します。日程が合わなかった方,遠方で来られなかった方など,よろしければご利用ください。
講義をしていていろいろやりとりをするうちに,論文ってやっぱり,すごく難しいと思われているんだな,と感じました。
情報処理技術者試験の論文は,学術論文などの論文とは違って,単なる「論述式の試験」です。実はそんなに難しくない,ということを感じていただければ幸いです。
ちなみに,今期のわく☆すたの公開セミナーは,これですべて終了しました。
本試験までには,来期の予定は公開したいと思います。来年に向けて,またいろいろやっていきたいと考えていますので,ご期待ください。
それではあと4週間,試験に向けて,楽しんで勉強していきましょう。

ネットワークと情報セキュリティは一緒に学習する

わく☆すた,美月です。
今日,応用情報技術者試験のネットワークとセキュリティを教えていて思ったのですが,なにげに応用情報技術者試験,試験内容が新しくって面白いです。
今年の春の午後試験のテーマは,ネットワークがリモートアクセス(SSL-VPNなど),情報セキュリティがDNSキャッシュポイズニングです。聞いていることは基本的なことではあるのですが,ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストの試験に使えるぐらい,本質を突いていていい感じです。
そして,このあたりの話は,参考書にはほとんど出ていません。
最近,企業研修で問題演習をやると,何も言わなくても勝手に参考書を見ながら解く人が結構いるのですが,そうやって調べていてもまったく役に立っていない感じです。
技術の進化が激しい分野なので,本が追いつかないのはしょうがない気もしますが,個人的には,ISDNを知っておくよりはIPSecを分かっていた方が,試験に役立つ気はします。
ただ,今日改めてネットワークとセキュリティ分野の過去問を集中的に解説していて感じたのは,なにげに午後で「同じこと」が何回も出てくることです。
例えば,応用情報技術者試験の過去3回で,RADIUSが2回出てきています。VPNも2回です。一方がネットワーク分野でもう一方が情報セキュリティ分野だったりするので,一見気づかないのですが,なにげに同じことを問われてる問題も多いです。
そして,ネットワーク分野で暗号化などのセキュリティが絡んでくることは多いですし,セキュリティ分野でIPアドレスやポート番号が関わってくることも多いです。
ですので,応用情報技術者試験を受けるときに,午後の勉強をするときには,ネットワークと情報セキュリティは一緒に学習すると,相乗効果で両方できるようになります。その時には,下手に参考書で古い知識を固めるより,過去問演習をやって,出てきた用語について押さえる方が出題率は高いと思います。
実際の試験を見て,試験の傾向を知ってから,効率良く学習していきましょう。

試験まであと1ヶ月です

わく☆すた,美月です。
昨日のブログで,私が思いっきり勘違いしてしまっていることが判明しました。
ご指摘いただいたhokさん,ありがとうございました。
正しくは,平成22年春試験の午後2論文での突破率は,プロジェクトマネージャーが43.36%(3720名中1613名合格),システム監査が40.61%(1246名中506名合格)でした。
原因は,単なる私のExcelでの計算間違いです。ご迷惑をおかけして,申し訳ありません。
穴があったら入りたい気分です。
誤った突破率を前提に,記事を書いてしまったので,昨日の記事はいったん削除します。
本質的なところは特に変わらないので,また改めて,論文試験についての記事として書かせていただきたいと思います。
今日は9月17日,秋の情報処理技術者試験までちょうど1ヶ月です。
今まできちんと勉強されてきた方なら,この1ヶ月はラストスパートの時期です。問題演習などのアウトプットを中心に,試験に向けて総仕上げを行っていきましょう。
「ぜんぜん勉強していないよぉ~」という方も,今ならまだ間に合うかもしれません。
特に,
 ・前回惜しいところで落ちて,再受験をする方
 ・論文試験に1つ以上合格して,別の論文試験を受ける方
 ・仕事でその試験に関連する実務をやっている方
だったら,1ヶ月という勉強期間は普通ですし,十分間に合います。
それ以外でも,
 ・応用情報技術者試験を受験するのに,アルゴリズムが得意な方
 ・応用情報技術者試験に受かって,情報セキュリティスペシャリストを受験する方
 ・文章の読み書きが得意で,情報セキュリティスペシャリストを受験する方
 ・論文試験の午後1が,解いてみたら余裕で解ける方
 ・普段からIT関連の最新技術の勉強を続けている方
など,元々のスキルによっては,意外と勉強量が少なくて済んで,1ヶ月の勉強でも間に合う場合も数多くあります。
ですので,もう間に合わないとあきらめてしまう前に,少しでも勉強を始めていきましょう。
残り1ヶ月でやる勉強で,一番効果が高いのは,「午前」です。
特に,高度午前1は,半分以上が足切りにあいますし,油断してると他は採点されない,ということになります。でも,1ヶ月も勉強すれば,たいていの場合は大丈夫です。
泣いても笑ってもあと1ヶ月,悔いのないように進んでいきましょう。

論文試験って,なにげに「おいしい」

わく☆すた,美月です。
今週末,わく☆すた公開セミナーで初の「論文対策」をやるので,今準備しています。
そこで,改めてしみじみ思います。論文試験って,なにげに「おいしい」な,と。
高度区分の午後2の論文って,正直,世の中で思われてるほど難しくありません。
実際,平成22年の春試験では,午後2の論文試験の突破率は,きっかり50%です。
プロジェクトマネージャ試験は7440名中3720名がA判定で,突破率は50%,システム監査試験は2492名中1246名がA判定で,こちらも突破率は50%,つまり,論文まで行けば,2人に1人は受かります。
論文の判定は,A,B,C,Dの4段階ですが,一番人数が多いのがA判定です。そして,「合格するために,人より素晴らしい文章を書かなければならない」わけではありません。
試験センターの試験要項によると,午後2論文のA判定っていうのは,「合格水準にある」ということですので,他の人は関係なく,合格水準の論文を書ければ合格です。
なので,水準を満たした人が全体の半分ぐらいいて,その人たちが受かる,っていう感じだと思います。
私は,次の3つの条件を満たしさえすれば,論文試験は突破できると考えています。
1.論理的に一貫した,人に伝わる文章が書ける
2.その試験区分に対応したスキルがある
3.論文の書き方,コツを知っている
情報処理技術者試験対策で一番効果的で,独学だと身につけづらいのは,3の論文の書き方,コツです。
ただ,これは全試験区分に共通しているものですし,一度指導してもらうと,意外と簡単に身につきます。私自身,一度論文のコツを知って書けるようになったら,面白いぐらい簡単に受かるようになりました。
2は,本来その試験で測定したい能力ですし,午後1などの勉強と合わせて,ひととおり身につける必要があります。当たり前ですが,システムアーキテクトならそれ相応のシステム開発のスキル,ITサービスマネージャならそれ相応の運用管理のスキルは必要です。それがないと,どんなに立派な論文を書いても薄っぺらくなってしまいます。
で,情報処理技術者試験の対策の時には,この2と3を中心に行います。
まともな文章を書ける人なら,これで大体受かります。2,3回,論文を採点してもらって改善点がわかれば,あとは本試験で,臨機応変に試験問題に対応した文章を書けるように練習するだけです。
練習量や,慣れるまでの期間は個人差がありますが,一度コツがつかめれば論文はほぼ共通ですので,連続でどんどん合格できるようになると思います。
ただ,注意点としては,これで大体の人には対応できますが,すべての人には対応できないということです。
合否に一番効くのは,実は1の「論理的に一貫した,人に伝わる文章が書ける」ことだからです。これは,論文対策で一時的にやるだけではどうにもなりません。ここは,小学校の時の国語からの積み重ねですし,本気で対応するためには年単位の取り組みが必要だと思います。
普通に文章が書けて,コミュニケーションが文書で取れる方なら,論文試験は結構「おいしい」試験です。あと1ヶ月でも,コツさえつかめば十分合格することができます。
私自身,最初にアプリケーションエンジニア(今のシステムアーキテクト)に受かった時には,9月に勉強を開始して,準備論文を3本書いたぐらいです。
あと1ヶ月,論文試験に申し込まれている方は,あきらめずに学習していきましょう。

解答解説が正しいとは限らない

わく☆すた,美月です。
今日はちょっと愚痴です。
今,ある会社の本試験解答解説の校正をやってるのですが,あまりに内容がひどいので,ほとんど書き直してます。1から書いた方がよっぽど早いぐらいで,こんなので原稿料受け取ってるんだと思うと,怒りさえ覚えます。
自分が関わっているものに関しては,採算は度外視して,なるべくいいものにしようとは思いますが,世の中にはこの校正前のレベルで,本として出てるものも結構あって,悲しくなることが多いです。
高校受験や大学受験の参考書などは,いいものを作れば売れますし,競争も激しいので,だいたい質はいいものが揃っています。下手なものを作れば信用をなくして淘汰されますし,内容の変化もあまりないので,年々レベルは向上しています。
最近,大学受験の参考書のコーナーにいくと,わかりやすくてしかもレベルが高い,という感じの参考書や問題集がいっぱい出ています。特に,国語や数学,英語などの基礎科目は,私が受験していた20年ぐらい前とは比較にならないくらい充実しています。ですので,現代文の参考書などをあらためて読んで,勉強し直すのはとてもおすすめです。
でも,情報処理技術者試験の参考書は,正直ピンキリです。
特に高度区分は,売れても1万部程度ですし,難しさの割に採算がとりづらく,いつでも人材不足な感じです。ですので,参考書や問題集を書いてる人にも,今試験を受けても合格できないんじゃないかなぁ,と感じることはいっぱいあります。
ですので,本試験の解答解説の信憑性は,それほど高くありません。
全然違うことを書いてるものもたくさんあります。
それを見比べる目を養うことも合格へのステップですが,はじめのうちはあまり見分けはつかないと思います。ですので,個人的には,解答解説が載ってる参考書や問題集は,複数用意して比較するのがおすすめです。
本に書いてあることは正しいとは限りません。
自分の目で確かめて,勉強を進めていきましょう。

笑う

わく☆すた,美月です。
ストレスが多い世の中,そのままストレスを受け止めて苦しんでると,どんどん気分は悪くなってしまいます。そんなとき,リラックスして,気分を変えるとっておきの方法があります。
それは,「笑う」ことです。
笑うネタは何でもいいですし,特に笑うネタがなくっても,とにかく笑顔を作るだけで気分が良くなるという話があります。
イヤなことがあったときに,テレビをつけてなんとなくリラックススして笑う,というのも,体の防衛反応で,大切なことだと思います。
私自身は,テレビを見る習慣はあんまりないのですが,マンガやゲームのストーリーで大笑いしてます。
最近のスマッシュヒットは,「テルマエ・ロマエ」。古代のローマ人が,日本の風呂にタイムスリップする,というネタですが,結構内容が詰まっていて笑えます。こういう,文化を題材にした,でもギャグになってる,というネタは大好きです。
個人的に,最近のマンガで一番好きなのは「聖☆おにいさん」。ブッダとイエス・キリストがぬくぬくと東京・立川で暮らす,ゆるゆるしたコメディです。
最近,仕事で立川に行くことが多いのですが,そのたびに思い出して笑ってます。^^;
勉強に関係ある笑いとしては,何度か紹介しましたが,「アクセス探偵IHARA―エンターテイメント情報セキュリティコミック」ってのがあります。ある程度知識がないと読んでいてつらいですが,内容は深くって,知ってる人には笑える内容です。
あと,このあたりはオタク限定ですが,「監督不行届」は,かなり笑えます。
笑いのツボというのは,個人差があるので,これを読んで笑えなくっても,責任は持てません。ただ,意識して笑えるネタを集めておくと,落ち込んだときに立ち直るきっかけにはなると思います。
試験勉強をしているときには,はっきり「息抜き」だと分かる息抜きは,リラックスして勉強を継続させていくために大切です。
小さなことでもいいので,笑えるネタ,探してみてくださいね。

手を動かして,自分の文章を書く

わく☆すた,美月です。
私の仕事は情報処理技術者試験対策がメインなので,9月はかき入れ時です。今年は暑くて体調がイマイチだったこともあるのですが,いろいろバックログがたまって来てしまっています。
やらなきゃな~,と思っていて進まないと,なんか余計に疲れた気分です。無理矢理にでもやってしまった方が,あとがすっきりして楽なような気がします。
情報処理技術者試験の過去問演習をやっていると,たまに,「文章を書かない」人がいます。私が見ていて,こういう人には,大体次の2つのパターンがあるように感じています。
1.試験慣れしていて,答えの書き方は分かっているので,わざわざ書く必要がないので省略する。
2.答えが分からない,またはうまく書けないことを知られたくないので文章をきっちり書かない。
両者は,答えを見ればすぐに区別はつきます。
1の場合は問題ないですし,慣れれば大体そうなっていきます。私自身も最近はそんな感じで,要点だけ書くことが多いです。問題は,2の場合の書かないパターンです。
文章というのは怖いもので,記述した答案を見れば,その人の実力というのは,だいたい見当がつきます。ですので,ちゃんと文章を書いてしまうと,自分がどれくらいのレベルか,というのも大体わかってしまいます。書かない人は,それが怖くて書かない場合が多いのかな,とも感じます。
他のパターンで,講義などで過去問演習をやると,「解答例と同じ」答えを書く人がいます。
私は,これを見ると逆に,その人の実力を疑います。「これは,解答例を覚えているだけだな,わかってないな」という風に見るのです。
過去問をちゃんと理解していると,解答を例え知っていても,その文章は自分の文章にアレンジされていきます。
例えば,ネットワークスペシャリスト平成21年秋午後2問1の設問1(2)は,解答例では「送り合った乱数を使ってミキシングすることでランダム性を実現したこと」ですが,こんな高尚な文章をそのまま思いついて書く人はいません。実際に書くときには,私なら「乱数を送り合ってそれを組み合わせることでランダムにする」とか,もっと普通の言葉で書きます。
最初のうちは,答案の書き方のパターンを体で覚えるためにも,解答例を覚えるのはありだと思います。
ただ,基本的に記述式は,同じことを言っていれば正解なので,実際の文章は,その人ならではの特徴が出てくるものです。そして,その文章を答案として提出し,試験官に採点してもらって「同じことを言ってるな」とわかってもらえれば正解です。特に,解答例と同じである必要はないのです。
実際の試験は,過去問とまったく同じ問題が出てくるわけではありませんので,解答例だけ覚えても役に立ちません。理解して自分の言葉で書けるようになっていると,「あ,これは前にも出たパターンだ」という類題はいっぱい出てくるので,過去問演習の成果を応用できるのです。
ですので,直前に過去問演習をやるときには,実際に自分で手を動かして,自分の文章で答案を書いてみるのがおすすめです。ノートにマス目を引いたり,解答用紙をダウンロードしたりして,「その字数以内で自分の言いたいことを自分流に書く」という練習をすると,本番を意識した練習になっていいと思います。
頭の中で考えてるだけだと,いざというときにアウトプットできません。できるだけ手を動かして,自分なりの文章が書けるようになっておきましょう。

公開セミナー「ネットワークスペシャリスト対策3回コース」が無事終了しました

わく☆すた,美月です。
本日で,わく☆すた公開セミナー,ネットワークスペシャリスト対策3回コースが,全日程,無事終了しました。
今日のテーマは,午後1・午後2の試験の解き方でした。
参加された皆様,ありがとうございました。
こちらの内容は,編集が終わり次第,1週間以内ぐらいで,DVDで発売いたします。今回は,ネットワーク技術よりも,試験の解き方,合否のポイントなど,試験対策に特化した内容になっております。日程が合わなかった方,遠方で来られなかった方など,よろしければご利用ください。
講義をしていていろいろやりとりをするうちに,改めて,ネットワークスペシャリストの午後2は奥が深いな~,と感じました。必要な知識は午後1と同じですが,考える時の深さが全然違います。その分,解けたとき,理解できたときの喜びも大きいですし,勉強のしがいのある試験だと思います。
ちなみに,今期のわく☆すたの公開セミナーは,来週9月19日(日)の,「論文対策」で最後です。
論文系の試験はさらに,合否に占める午後2(論文)の割合は高いと思います。
論文の書き方のコツを学び方は,よろしければご活用ください。
あと1ヶ月,これからは,実際にどれだけアウトプットができたかがカギになります。過去問演習,論文書きを中心に,着実に練習して実力をつけていきましょう。

公開セミナー「ネットワークスペシャリスト対策3回コース」が無事終了しました

わく☆すた,美月です。
本日で,わく☆すた公開セミナー,ネットワークスペシャリスト対策3回コースが,全日程,無事終了しました。
今日のテーマは,午後1・午後2の試験の解き方でした。
参加された皆様,ありがとうございました。
こちらの内容は,編集が終わり次第,1週間以内ぐらいで,DVDで発売いたします。今回は,ネットワーク技術よりも,試験の解き方,合否のポイントなど,試験対策に特化した内容になっております。日程が合わなかった方,遠方で来られなかった方など,よろしければご利用ください。
講義をしていていろいろやりとりをするうちに,改めて,ネットワークスペシャリストの午後2は奥が深いな~,と感じました。必要な知識は午後1と同じですが,考える時の深さが全然違います。その分,解けたとき,理解できたときの喜びも大きいですし,勉強のしがいのある試験だと思います。
ちなみに,今期のわく☆すたの公開セミナーは,来週9月19日(日)の,「論文対策」で最後です。
論文系の試験はさらに,合否に占める午後2(論文)の割合は高いと思います。
論文の書き方のコツを学び方は,よろしければご活用ください。
あと1ヶ月,これからは,実際にどれだけアウトプットができたかがカギになります。過去問演習,論文書きを中心に,着実に練習して実力をつけていきましょう。

電気屋で勉強する

わく☆すた,美月です。
最近,結構,アキバのヨドバシカメラに入り浸っています。
今日は,会社の機器で,IEEE802.11n対応のものが4台になったので,新しい無線LANのアクセスポイントが欲しいと思って,いろいろ比較していました。箱の裏を見て,値段と機能を比較していると,有線LANがIEEE802.3ae(1000BASE-T,ギガビットイーサネット)対応かどうかで,値段が変わってるのがわかります。
最近のルータだと,ネットワークスペシャリスト試験には良く出てくる,VPNパススルー機能とか,WPA2-PSK(AES/TKIP)なんてのも,普通に搭載されています。あと,見た目でアンテナが複数立っていて,これがMIMO(マイモ:Multiple Input Multiple Output)なんだな,とか体感できます。
個人的には,たまに電気屋に行って,いろんなルータやスイッチの裏書きを読んでるのは結構好きです。なんとなく楽しみながら勉強できますし,いろんな新製品を見ているのは面白いです。ついでに,実際に買って試してみれば最高なんですが,さすがに全部買うわけにもいかないですので,いろいろ見て想像してみるといいと思います。
セキュリティの機器なども,実際の指紋認証や,ICカードリーダなどを実際に見てみると,イメージしやすいです。できれば,盗聴器とかハッキング用のグッズなんかも一度見てみると,攻撃例が実感としてつかめると思います。^^;
ネットワークスペシャリストと情報セキュリティスペシャリストの勉強には,実際の機器を見てみるというのは結構役に立ちます。机に向かっての勉強に飽きたら,たまには外に出て,息抜きがてら楽しく学んでいきましょう。

平成23年11月,ITパスポート試験にCBTを導入

わく☆すた,美月です。
わく☆すたのショッピングですが,クレジットカードでの支払が可能になりました。決済システムにはPayPalを使っています。ご注文後にメールでURLをお送りしますので,そちらで決済を完了させる形になります。お取引についての詳細は,こちらをご覧ください。
今のところ,現在のカートシステムでは,PayPalには対応できないため,ちょっと面倒な部分もあるのですが,とりあえず不便でもクレジットカードに対応させた方がいいかな,ってことで今の形でやることになりました。正式に,カートシステムに対応させて,簡単に注文できるようになるのは,試験後の11月の予定です。ご不便をおかけしますが,よろしくお願いいたします。

あと,公開セミナーDVD「分野別徹底学習 データベース」の発売も開始しました。これで,分野別徹底学習は,テクノロジ系6分野がすべて出そろいました。応用情報技術者試験の午後対策に,高度区分の基礎対策に,ぜひご活用ください。

今日の話題は,今日試験センターが発表したニュース「国家試験初!平成23年11月、ITパスポート試験にCBTを導入」についてです。
以前から,ITパスポート試験や基本情報技術者試験は,CBTになるという噂はあったのですが,これで正式に決まった感じです。といっても,「システムの構築や試験会場の確保などの諸準備が整えば」とありますので,後ろにずれ込む可能性は高いですが。。。
ITパスポート試験は,意外にちゃんと分かってないと解けませんし,基本的な分野をひととおり網羅するのには役立ちます。といっても,半年に1回しかない情報処理技術者試験の受験機会を,ITパスポートに費やすのはもったいないかな,っていう気もしてます。受験料は,論文試験と同じ5,100円ですし。^^;
CBTで,年2回の試験日意外にも受けられるようになったら,受けてみるのもいいかな,って私は思ってます。全体的な点数が出るので,自分の弱点項目も分かりますし,ストラテジ系の分野の勉強は,応用情報技術者試験とそれほどレベルは違わないんじゃないか,って感じるぐらいです。応用情報技術者試験や,高度午前1を受ける前に,力試しに受けてみるのもいいと思います。
CBTの試験は,いつでも受けられるというのがメリットで,受験日が限られた試験の前哨戦として受けると,効率良く勉強できたりします。
私も,ネットワークスペシャリストの試験の前後に,CCNAを受けたりして,知識の補強ができました。ちなみに,試験前に受けた1回目は落ちてしまっていて,試験後に受けた2回目で受かってたりします。^^;
工事担任者とか,電気通信主任技術者も関連があっていい感じですが,こちらも試験日が限られてるので,「気軽に受験」という感じにはいかないのが難点です。
ということで,ITパスポートのCBT,値段も気になりますが,今から楽しみな感じです。

合否を分けるのは午後2

わく☆すた,美月です。
秋の情報処理技術者試験まであと38日,だいぶん迫ってきましたね。
わく☆すたのセミナーは,試験まであと2回開催されます。どちらも午後2対策です。
今週末の9月12日(日)には「ネットワークスペシャリスト対策 3回コース」の3回目,「試験問題の解き方(午後2中心)」が開催されます。午後2問題を中心に,「問題の解き方,考え方」を中心に,得点アップのための講義を行っていきます。
来週末の9月19日(日)には,「論文対策」です。こちらは,論文を書くコツを学んで,実際に書いてみる講座です。講義中に添削も行います。DVD版での発行予定もありますが,こちらも添削は1回付属します。
高度区分の試験で最終的に合否を分けるのは午後2です。
もちろん,高度午前1で基本的なIT知識がなくって足を切られることもありますし,専門知識やスキルが足りない場合には午前2や午後1で不合格になることも多いと思います。
ただ,午後1まで突破できる知識やスキルを身につけたとしても,最終的に午後2を突破できないと合格できません。そして,その午後2の学習が,参考書などでは一番やりづらいところだと思います。
スペシャリスト系の午後2では,10ページ以上もある長い文章の事例を読んで,それを理解して自分のスキルを使って問題解決をしていきます。論文系の午後2では,問題文に示されているお題に従って,自分の経験を元に2400字前後の一連の文章を組み立てていきます。
ですので,午後2試験を突破するためには,解き方のコツを知って練習を繰り返す必要があります。
ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストの午後2では,問題文をきちんと読みこなせてなくて合格答案が書けない人が多いです。また,言いたいことはわかってるんだけどうまく文章で表現できてない,という人も多いです。
午後1まで突破できているということは,基本的な知識やスキルはあるはずなので,午後2でいつも落ちる人は,自分の問題への取り組み方などを考え直してみるといいと思います。
論文系の午後2では,問題文に示されていることを書かないで,自分勝手に文章を組み立てている人は多いです。また,その試験区分の役割とは別の立場から書いてしまっている人も多いです。論文系は午後1までは他の高度区分に比べて楽なので,合否のポイントは論文になることが多いです。
このあたり,自分で自分を客観視できて,弱点が把握できると,合格のためのハードルは低くできると思います。わからない場合には,人に聞いたりセミナーに行ってみるのもおすすめです。論文系は特に,通信添削を中心に,いろんな講座があると思います。
午後2は,深い内容が問われるので,今ぐらいから(ホントはもっと前から)じっくり準備していくのがおすすめです。まずは,実際に問題を解いてみて,午後2対策を意識していきましょう。

合否を分けるのは午後2

わく☆すた,美月です。
秋の情報処理技術者試験まであと38日,だいぶん迫ってきましたね。
わく☆すたのセミナーは,試験まであと2回開催されます。どちらも午後2対策です。
今週末の9月12日(日)には「ネットワークスペシャリスト対策 3回コース」の3回目,「試験問題の解き方(午後2中心)」が開催されます。午後2問題を中心に,「問題の解き方,考え方」を中心に,得点アップのための講義を行っていきます。
来週末の9月19日(日)には,「論文対策」です。こちらは,論文を書くコツを学んで,実際に書いてみる講座です。講義中に添削も行います。DVD版での発行予定もありますが,こちらも添削は1回付属します。
高度区分の試験で最終的に合否を分けるのは午後2です。
もちろん,高度午前1で基本的なIT知識がなくって足を切られることもありますし,専門知識やスキルが足りない場合には午前2や午後1で不合格になることも多いと思います。
ただ,午後1まで突破できる知識やスキルを身につけたとしても,最終的に午後2を突破できないと合格できません。そして,その午後2の学習が,参考書などでは一番やりづらいところだと思います。
スペシャリスト系の午後2では,10ページ以上もある長い文章の事例を読んで,それを理解して自分のスキルを使って問題解決をしていきます。論文系の午後2では,問題文に示されているお題に従って,自分の経験を元に2400字前後の一連の文章を組み立てていきます。
ですので,午後2試験を突破するためには,解き方のコツを知って練習を繰り返す必要があります。
ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストの午後2では,問題文をきちんと読みこなせてなくて合格答案が書けない人が多いです。また,言いたいことはわかってるんだけどうまく文章で表現できてない,という人も多いです。
午後1まで突破できているということは,基本的な知識やスキルはあるはずなので,午後2でいつも落ちる人は,自分の問題への取り組み方などを考え直してみるといいと思います。
論文系の午後2では,問題文に示されていることを書かないで,自分勝手に文章を組み立てている人は多いです。また,その試験区分の役割とは別の立場から書いてしまっている人も多いです。論文系は午後1までは他の高度区分に比べて楽なので,合否のポイントは論文になることが多いです。
このあたり,自分で自分を客観視できて,弱点が把握できると,合格のためのハードルは低くできると思います。わからない場合には,人に聞いたりセミナーに行ってみるのもおすすめです。論文系は特に,通信添削を中心に,いろんな講座があると思います。
午後2は,深い内容が問われるので,今ぐらいから(ホントはもっと前から)じっくり準備していくのがおすすめです。まずは,実際に問題を解いてみて,午後2対策を意識していきましょう。

継続的に記録をとる

わく☆すた,美月です。
私はずっと,体重と体脂肪率を毎朝記録しているのですが,昨日その記録を眺めてみて,すごいことに気づきました。
私の体重は,精神的にストレスがたまっているときに,大幅に増えているのです。それ以外の要因では,短期的には増えても,すぐに元に戻っていることに気づきました。
外食が続いたり,人と会って飲み屋に行くのが続いても,普通の時なら,その後だんだん調整して,元に戻っています。でも,仕事がうまくいってないとか,仕事場がストレスのたまるところ,などで,精神的に不安定な時には,1ヶ月単位ぐらいでも大幅に増えていたりするのです。
逆に,環境が変わって仕事がうまくいっているときには,徐々に体重が減っていたりします。ですので,やせるには,細かい食事制限を気にするよりも,ストレスがない生活にする方が大事だということに気づきました。
こんな風に,長期的に記録を取っていると,毎日の生活では見えないところが見えてきます。
高校性の頃,私はノートに,1週間のタイムスケジュールを立てて勉強をしてました。
そのとき,単に計画を立てっぱなしだと改善していけないので,その後の結果も,なるべく記入するようにしました。そこで,予実管理をすると,自分の計画を守れないときの傾向が見えてきます。
私は,計画がうまく行ってるときには完璧なのですが,いったんつまづくとそこでガタガタと崩れるということに,そこで気づいたような気がします。
今は,私はこのあたりの管理を,Googleカレンダーで行っています。といっても,普通の予定と色を分けて,「勉強/運動の予定」というスケジュールを作って記録してるだけですが。これだけでも,あとで振り返ったときに,どれくらいやったのかを振り返ることができます。
何かうまくいかないことがあるとき,記録だけでもとっておくと,原因を分析するときの助けになったりします。
ですので,無理のない範囲で,継続的に記録を残していきましょう。

継続的に記録をとる

わく☆すた,美月です。
私はずっと,体重と体脂肪率を毎朝記録しているのですが,昨日その記録を眺めてみて,すごいことに気づきました。
私の体重は,精神的にストレスがたまっているときに,大幅に増えているのです。それ以外の要因では,短期的には増えても,すぐに元に戻っていることに気づきました。
外食が続いたり,人と会って飲み屋に行くのが続いても,普通の時なら,その後だんだん調整して,元に戻っています。でも,仕事がうまくいってないとか,仕事場がストレスのたまるところ,などで,精神的に不安定な時には,1ヶ月単位ぐらいでも大幅に増えていたりするのです。
逆に,環境が変わって仕事がうまくいっているときには,徐々に体重が減っていたりします。ですので,やせるには,細かい食事制限を気にするよりも,ストレスがない生活にする方が大事だということに気づきました。
こんな風に,長期的に記録を取っていると,毎日の生活では見えないところが見えてきます。
高校性の頃,私はノートに,1週間のタイムスケジュールを立てて勉強をしてました。
そのとき,単に計画を立てっぱなしだと改善していけないので,その後の結果も,なるべく記入するようにしました。そこで,予実管理をすると,自分の計画を守れないときの傾向が見えてきます。
私は,計画がうまく行ってるときには完璧なのですが,いったんつまづくとそこでガタガタと崩れるということに,そこで気づいたような気がします。
今は,私はこのあたりの管理を,Googleカレンダーで行っています。といっても,普通の予定と色を分けて,「勉強/運動の予定」というスケジュールを作って記録してるだけですが。これだけでも,あとで振り返ったときに,どれくらいやったのかを振り返ることができます。
何かうまくいかないことがあるとき,記録だけでもとっておくと,原因を分析するときの助けになったりします。
ですので,無理のない範囲で,継続的に記録を残していきましょう。

受かりやすくなった情報処理技術者試験

わく☆すた,美月です。
今日,改めて,試験センターの「統計情報」を眺めて気づきました。
「合格率って,思ってたよりよっぽど大きく,上下してるんだなぁ」ということに。というか,合格率って,昔は全然一定してなくって,問題の難易度とかで,かなり左右されてるようです。
個人的には,試験制度変わった初回は合格率高くって,次には低くなるという認識がありました。それは大体の場合当てはまるのですが,中では逆の例もあるみたいです。いずれにしても,最初と2回目で,合格率が大きく変わってる試験って,結構あるんだということに気づきました。
一番すごいのは,できた当初のオンライン情報処理技術者(今のネットワークスペシャリスト)。
初回(昭和63年秋期)の合格率が12.8%で,2回目(平成元年秋期)がなんと2.0%。ものすごい変動です。昔は,そんなに受験者もいなかったからブレが出るのかな,と思ったのですが,平成元年の応募者は36,776人。今年(平成22年秋期)の25,544人(速報値)よりも多いです。いったい,どんな試験だったんだろ。。。と,興味が湧いてしまいました。
あと,個人的な感覚では,平成18年ぐらいから,だんだん高度区分の合格率は上がってる気がしていたのですが,明確な傾向は統計だけではよくわかりませんでした。ただ,新試験制度になった平成21年春期以降は,どの区分も合格率はかなり上がっています。今までに3回実施されましたが,初回が一番合格率が高かったものの,下がっても昔の合格率までは落ち込んでいません。
ですので,平成20年までに比べて,どの区分も「受かりやすくなった」ことだけは言えると思います。
問題が明らかに易しくなったと感じるのは情報セキュリティスペシャリスト(テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)と比較して)だけなので,他はあまり変わっていない気もしています。ただ,昔スコア600を突破することより,今点数で60点を取ることの方が,簡単な気がします。
受かりやすくなったと言うことは,すでにその試験区分に受かった人にとっては残念かもしれませんが,これから受ける人にはいい情報だと思います。
今からでも頑張れば,合格に手が届くかもしれません。
あと1ヶ月とちょっとです。
合格を目指して,あきらめずに進んでいきましょう。

午前は過去問演習がカギ

わく☆すた,美月です。
平成22年度秋期情報処理技術者試験の応募者数について,試験センターから発表されました。全体的には若干,応募者は減ってるみたいですが,応用情報技術者試験及び情報セキュリティスペシャリスト試験,ITサービスマネージャ試験では大幅に,ネットワークスペシャリスト試験では少し,応募者は増えているようです。
応募者が増えると合格しにくくなる,ということは別にありませんが,大幅に増えると,試験会場が足りなくなって,遠いところに回される,ということはあり得ます。昔,受験者が大幅に増えたネットワークスペシャリスト試験では,屋上にあるプレハブみたいなところが試験会場になっていて,すごく寒い中受験したのを覚えています。ぎりぎりで申し込まれた方は,ちょっと心配してもいいかもしれません。
応用情報技術者試験午前や高度午前1の勉強をするとき,参考書を中心に学習してもいいですが,個人的には過去問を使った問題演習の方がおすすめです。
意外と知らない人も多いのですが,情報処理技術者試験の午前は,過去問の再出題率(全く同じ問題が出る確率)は結構高いのです。言葉の言い回しとかは少し直されていることも多いのですが,それは校正した,ぐらいのレベルで,まったく同じ内容の問題が,繰り返し出題されます。
例えば,応用情報技術者試験の直近(平成22年春)の問題の最初の20問を見てみると。。。
問1 。。。 ソフトウェア開発技術者平成18年春午前問3とほぼ同じ
       (恒等的にという表現だけなくなってる)
問2 。。。 ソフトウェア開発技術者平成19年秋午前問2とほぼ同じ
       (0にならないように -> 1になるように という変更あり)
問3 。。。 AN/PM/AE共通平成16年午前問5と同じ
問5 。。。 ソフトウェア開発技術者平成19年秋午前問15とほぼ同じ
       (正しいもの -> 適切なもの という変更あり)
問6 。。。 ソフトウェア開発技術者平成15年春午前問15とほぼ同じ
       (最後に,辺の上の点は考えない を追加)
問10 。。。 ソフトウェア開発技術者平成19年秋午前問18とほぼ同じ
       (クロック周期と, -> クロック周期及び という変更あり)
問11 。。。 基本情報技術者平成18年春午前問23と同じ
問13 。。。 マイコン応用システムエンジニア平成10年問2とほぼ同じ
       (入出力ポート -> ディスクコントローラ という変更あり)
問16 。。。 ソフトウェア開発技術者平成18年春午前問34と同じ
問17 。。。 テクニカルエンジニア(ネットワーク)平成17年秋午前問5とほぼ同じ
       (200kバイト -> 2×105バイト など細かい変更多し)
問20 。。。 ソフトウェア開発技術者平成18秋春午前問26と同じ
ざっと調べた限り,同じ問題と言っていいレベルの問題が,20問中11問ありました。
ちなみに,AN/PM/AEは,システムアナリスト/プロジェクトマネージャ/アプリケーションエンジニアの共通問題です。
他区分からの再出題もあるのですが,やっぱりソフトウェア開発技術者試験からの再出題は特に多いです。感じとしては,3~4年前の過去問の再出題が多いみたいです。ですので,過去問を学習するときには,少し昔の過去問題にも手をつけてみるといいと思います。
過去問と同じでなくても,同じテーマを聞き方を変えた問題は,いっぱい出題されます。
「今まで出てきたから,今度は出題されない」ではなく,「今まで出てきたってことは,重要なんだから,今後も出てくる」のです。
過去問の再出題があるといっても,実際に出てくるのは,直近のではなく,ちょっと昔の過去問です。秋試験だと,平成19年から20年ぐらいの問題の再出題が多いと思います。ですので,まったく同じ問題を期待するときには,このあたりまでさかのぼって演習してみてください。また,同じテーマが繰り返し出されますので,直近の過去問を使う場合には,内容まできちんと理解しておくことがおすすめです。
試験まであと1ヶ月とちょっとです。今から悠長に参考書をじっくり読んでいると間に合いません。なるべく早めに問題演習に切り替えて,確実に午前を突破していきましょう。