株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 79/91

一度やったことを,もう一度振り返る

わく☆すた,美月です。
本日10月14日(水)13時15分頃に,メールマガジン第10号を発行いたしました。今期,試験前の最終発行になります。
登録したのに届いてない方がいらっしゃいましたら,ご連絡ください。
メルマガでも書きましたが,この時期にとっても大切なのは,「試験に向けて意識を集中していく」ことです。
無理に頑張って勉強するより,ただ「試験に意識を向ける」という姿勢が大切です。
今まで全然勉強してないよぉ,という人だったら,とにかく勉強を始めて,「とりあえず勉強する」ことが大切です。試験まで3日坊主でも勉強すれば,何もしないまま受けたときとは,全然受け取るものが違ってきます。来年の合格につなげるためにも(\(^^;ヲイ),今始めておくことが肝心です。
ある程度勉強している人,今年合格したい人におすすめするのは,「一度やったことを,もう一度振り返る」,いわゆる復習です。
復習のいいところは,それほど負担にならずに量がこなせることと,振り返ることで知識が定着しやすくなることです。
この時期に,新しい知識を身につけるのは,あまりおすすめしません。
過去問演習は,一度やったぐらいでは,忘れてしまっていることが多いものです。ですので,「一度解いた過去問」を,もう一度復習してみるのをおすすめします。
時間がなければ,解かなくてもOKです。
一度やったものの復習は,ついおろそかになりがちですが,効率的に知識が定着する,いい手段になります。ただ復習,という形で,解いて間違えたところをもう一度見直すと,新たな発見もあると思います。
このときのポイントは,「自分を責めない」ことです。
いったん復習しようとすると,意外とできてない「穴」がいっぱい見えてきます。
「前にやったはずなのに,また間違えた。自分は全然記憶力がない。。。」と落ち込まないでください。人間,大体そんなもんです。
基本的に,勉強ができる人は,「一回で覚えられる人」ではなく,「繰り返しやって身につけるという方法を知って実践している人」です。
一度やった過去問題などをもう一度見直して,「肝心なところの穴」を埋めていきましょう。
午後の問題は,完全な再出題はありませんが,設問単位で見ると,同じようなことが毎年聞かれています。
過去問を完全に理解しておくことは,合格にあたって,とても大事な力になってきます。
試験まであと少し,「今までやったこと」をもう一度振り返ってみてみましょう。
それが,「これだけやったんだ」という自信にもつながります。

「試験勉強」は,本気で勉強するきっかけ

わく☆すた,美月です。
先ほど,東京マラソン事務局からメールが来て,2年連続で東京マラソンの抽選に,落選しました。;_;
競争率が9倍ぐらいなので,落ちる方が普通って感じですが,一度走って,そのいろんな面白さを体感している分だけ,ただただ残念です。
私は,2年前,東京マラソンに当選しました。
当時,あんまり走ってなくって,モチベーションが下がり気味だったところの当選で,「なんとか完走しよう!」とスイッチが入ったのを覚えています。
それから,地道に練習を重ねて,6時間ちょっとかかりましたが,ちゃんと完走することはできました。日々江戸川で走ったのも,皇居でランニング練習したのも,いい想い出です。
東京マラソンの当選が,「走って健康になる」ことの,いいきっかけになったなぁ,と改めて感じます。
「東京マラソン完走」というゴールは,制限時間7時間という無理のない設定で,「頑張ればなんとかいけそう」というハードルに見えました。頑張れば越えられそうな楽しいゴールがあると,人間ちゃんとやるもんだな,と改めて体感しました。
というところで,情報処理技術者試験の話に持って行きます。
情報処理技術者試験のいいところの一つに,「試験をきっかけに,ITの勉強を本気でやる」ことがあると,私は考えています。
「試験合格」というゴールを目指して本気で勉強していると,実力のレベルは格段に上がります。それは,単純に「目の前の仕事」がこなせるというだけでなく,「広い視野で仕事を見ることができる」というレベルの,質的な転換にもなります。
スペシャリスト系の試験に合格するためには,そのスペシャリストに必要な基礎知識を,ひととおり学習する必要があります。その上で,「各スペシャリストにふさわしい物の考え方」を,問題演習などを通じて学びます。本気で合格するために勉強すると,実務で活躍するために必要な,「問題の本質をつかむ力」も身についてきます。
論文試験に合格するためには,自分の今までやってきたことを,客観的に振り返る必要が出てきます。本気で合格するために勉強すると,「人にわかる文章が書ける」という,大事な力も身についてきます。いろいろな職種がある中での,「自分の立場」を意識して,その職種に必要な考え方を身につけることができます。
実務に必要な勉強を,自主的にやればいい,という考え方もあると思います。
もちろん,それが自分でできるなら,それで十分だと思います。ただ,実際にどのような勉強をすればいいのか,という部分で,指針がないといろいろ迷いがでてきます。
情報処理技術者試験は,必要なことがうまく体系化されている試験だと私は感じています。ですので,試験勉強を通じて,ベンダ依存でない,IT全般に必要な実力が身についていきます。
それに,人は,「ゴール」「目標」がないと,なかなかやる気がでないものです。
「試験合格」というのは,ゴールとして分かりやすいですし,それに向かって努力する,というのは,ただやみくもに実力アップを望むよりも,はるかにやりやすいです。
試験があることによって,勉強するという側面は,かなり大きいと感じています。
試験勉強は,本気で勉強するいいきっかけになります。
試験が間近で,いろいろ逃げたくなる時期だと思いますが,最後まで,試験勉強に取り組んでみましょう。

「辞書で調べる」ことのすすめ

わく☆すた,美月です。
高度試験の午後2では,論文系でも事例系でも,文章をちゃんと書けることは大切です。
そこで,単純ですが,意外とネックになるのが,「漢字をちゃんと正しく書けること」です。

本番の試験で浮かばないときには,ひらがなで書いたり,同じ意味の別の言葉に言い換えたりするというテクニックで切り抜けるという手はあります。ただ,ひらがなでばかり書くと,字数が足りなくなったり,採点官への心証が悪くなったりしてしまいますので,ある程度はちゃんと書ける必要があります。

「辞書で調べる」ことのすすめ

わく☆すた,美月です。
高度試験の午後2では,論文系でも事例系でも,文章をちゃんと書けることは大切です。
そこで,単純ですが,意外とネックになるのが,「漢字をちゃんと正しく書けること」です。

本番の試験で浮かばないときには,ひらがなで書いたり,同じ意味の別の言葉に言い換えたりするというテクニックで切り抜けるという手はあります。ただ,ひらがなでばかり書くと,字数が足りなくなったり,採点官への心証が悪くなったりしてしまいますので,ある程度はちゃんと書ける必要があります。

自分を責めるより、とりあえず勉強する

わく☆すた、美月です。
今日は、広島の実家に戻っていますので、初の携帯からの更新になります。
試験まであと1週間、試験に向けて大切なのは、「勉強する」ことです。
多分、今の時期、たいていの人が、十分に勉強できなかったと感じてるんじゃないかと思います。私自身、「ここまでやって落ちたらしょうがない」というぐらいまで勉強できたことは数えるほどしかありません。
でも、不十分ながらも、ある程度勉強できていれば、受かることも多いです。
このとき、肝心なのは、直前だからといって、最後まであきらめずに勉強することだと感じています。
直前になると、どうしても、間に合わないんじゃないかというあせりから、自分を責めてしまいがちになります。
自分がなぜ勉強できなかったのかを反省することもあると思います。
でも、過去の自分を責めていても、何も進みません。
あと一週間に迫った今やれることは、「これからの1週間、ちゃんと勉強する」ことだけです。
とりあえず、問題集を開いて、問題を解いてみましょう。そこから、合格への一歩がはじまります。
泣いても笑ってもあと1週間、自分を責めるよりも前に、とりあえず勉強しましょう。

最低限,こなしておくといいこと

わく☆すた,美月です。
今日は,ちょっと,「全然勉強してないよぉ;_;」という人向けに,最低限,やっておくといいことを書いてみます。
試験まで,あと1週間。
基本的に,ホントに実力がない場合,合格は難しいです。
ただ,試験勉強をしてなくても,該当する試験区分の実務経験や知識が事前にある場合には,今からでも間に合うことはあります。
よくあるパターンとしては,「去年は一生懸命勉強して落ちた。でも,今年は全然勉強してない。」という人がいます。
これは,「今年は」やってなくっても,知識の蓄積がありますので,今からやって合格,ということも十分ありえます。
あと,「実務の能力は十分あると思うんだけど,試験勉強なんてしてない」という人もよくいます。この場合,ちゃんと少しでも,試験のことを知っておくと,合格の可能性は,格段に上がります。
基本的に,どんな場合でも,最低限こなしておくといいのは,「過去問3回分」です。
新制度になったので,試験範囲は変わっていますが,基本的に午前2と午後は,対応する旧区分の過去問で大丈夫です。
知識がある場合には,「こんな風に出題されるんだ」と分かるだけでも,合格できることもあります。
これは,すべての試験区分で通用するわけではありませんが,自分が今現在やってる,中心の専門分野の区分では,結構いけることが多いです。
私の例だと,10年前,今はなきプロダクションエンジニアに合格した頃には,現役でバリバリにプログラムを組んでた頃ですし,事前勉強としては,過去問を3年分,なんとか解きこなしていっただけでした。情報処理技術者試験は,意外と,実務からかけ離れたことがでるわけではありませんので,これで受かる区分は受かります。
本来,そういう実務能力を測る試験ですので,当たり前と言えば当たり前です。
知識や経験が足りない場合,その部分を補って勉強する必要があります。
これが悪い,というわけではなくって,それが普通です。実務をやってると,経験は特化しがちですし,それが試験と対応するとは限らないからです。ネットワークスペシャリストでも,試験に出てくることばかりやってる人は少ないと思います。
実力が全然足りてない場合は正直,「今年の合格」というのは厳しいと思います。
ただ,だからダメ,とあきらめるよりも先に,とりあえず最低限,やれることだけやって,今年の試験に挑戦してみることをおすすめします。
私のネットワークスペシャリスト試験合格への道は,1回,「歯が立たなくて落ちる」というところからスタートしました。
ネットワークに強くはなりたかったけど,普通の開発SEだったので,ネットワーク分野はどちらかというと弱点でした。
試験勉強しようと,とりあえずパラパラと見たけれども,全然分からず,投げ出したくなりました。
最初の1回目は,投げ出してしまい,試験会場にも行けませんでした。^^;
でも,2回目は,あきらめたくなかったので,とりあえず,参考書を見るだけ見て,試験会場でとにかく悪あがきして,挑戦だけはしてみました。
すると,「このまま独学では,合格できない」というレベル差を,痛感しました。そこで,勉強会やセミナーを探したりして,学べる場所を探して,次の年にやっと合格を手にしました。
「もしかしたら,合格できるかも」という手応えがある人は,多分モチベーションも上がってると思いますし,ラストスパートでできる限りのことをやってみてください。
「全然無理そう」と思う人は,できるだけのことをやって,本番,試験会場に行けるように,意識を集中しましょう。
最低限のことだけでも,こなしていくと,合格できる可能性は上がります。
あと1週間,今できる,ベストを尽くしましょう。

アウトプット! アウトプット! アウトプット!

わく☆すた,けんけんです。
今朝,ブログに何を書こうかと考えていて,出てきたフレーズが,このタイトルです。けれども,実際に書いてみると,「気合いだ! 気合いだ! 気合いだ!」みたいで,ちょっと暑苦しいかなとも思ったりして。^^;
さて,試験が約一週間後にせまっております。今の時期,タイトル通り,とにかく「アウトプット」なんです。なぜかと言えば,試験は,アウトプットを求めているからです。

知識を,別の視点で整理し直す

わく☆すた,美月です。
本日は,台風一過でいろいろありましたが,皆さん大丈夫でしたか?
私は思いっきり,鉄道の運休の嵐に巻き込まれて,都心に通勤できなくなってしまいました。
迂回経路をなんとか探して,なんとか研修会場にたどり着きましたが,危機管理の甘さが,露呈した感じです。
JRが全部止まると,松戸は陸の孤島なんだなぁ,と改めて認識し直しました。
昔,そういえば,情報処理技術者試験のその日に台風が接近して,会場に行くのが大変だったことがあったなぁ,としみじみ思い出していました。
試験会場に,いつもの電車で行けないときの経路は,複数考えておいた方がよさそうです。
今回感じたのは,単なる迂回経路というだけではなく,「台風でも止まりにくい路線」「災害に強い路線」という視点で,電車を認識しておく重要性でした。今日の体験では,つくばエクスプレスや北総線など,値段は高いけど新しい私鉄は,強風の影響がほとんどなかったようです。平常時の「いかに早く目的地に着くか」以外の視点で,経路を整理し直しておくと,いざというときに役に立つと感じました。
ということで,ちょっとここから強引に,試験勉強につなげてみます。^^
直前の勉強の時に,かなり効果的なのが,「知識を,今までとは別の視点で整理し直す」ことです。
例えば,ネットワークの勉強の時,VRRPとかSTPとかOSPFとか,いろんな技術が出てきます。最初の勉強としては,それぞれのプロトコルの意味ややり方,特徴というのを学んでいくと思います。それを前提に,ちょっと視点を変えて,整理してみると,頭にすごく入りやすくなるのです。
例えば,試験に良く出てくる「冗長化,二重化」の視点で,技術を集めてみます。
・ネットワーク層で,デフォルトゲートウェイを二重化するのがVRRP
・ネットワーク層で,経路を二重化するのがダイナミックルーティング(OSPFとかRIPとか)
・データリンク層で,経路を二重化するのがSTP(スパニングツリープロトコル)
とか,こんな感じです。
試験に良く出てくる視点,観点で,技術を整理しておくと,いろいろ応用が効くようになります。
他にも,「運用管理に使うプロトコル」とかで,
・ネットワーク層で,生存確認に使うのがping
・トランスポート層で,サービスにつなげることを確認するのがtelnet
・アプリケーション層で,きめ細かい管理を行うのがSNMP
などという感じで集めると,理解の仕方が変わってくると思います。
直前で勉強する時に,「関連知識」をまとめておくと,本番で答えが浮かびやすくなります。
いろんな技術をグループにまとめたりしてみると,知識は深まると思います。
過去問を解きながら,「これと似たようなことで,他の技術ないかな」って考えてみると,いろいろ思いついて楽しいです。
時々,息抜きという感じで,気楽に考えてみてください。

当たり前のことを,当たり前に,ちゃんとやる

わく☆すた,美月です。
本日12時頃より,順次,メールマガジン第9号の発行を行いました。
「登録したのに届いてない」という方がいらっしゃいましたら,ご連絡ください。
あと,情報処理技術者試験の申込をしたのに,受験票が届いていない方,これも試験センターが「10月6日(火)になっても到着しない場合」は電話で照会してください,とありますので,急いで連絡してみてください。
そろそろ試験前で,焦ってくる頃だと思います。
いろいろ考えて,精神的に落ち着かない人も出てくる頃だと思います。
そんなとき,忘れないで欲しいな,と思ってるのは,「当たり前のことをちゃんとやる大切さ」です。
以前,「よく出る,当たり前のことを,ちゃんとやる」で,良く出る分野をやることについてはお話ししましたが,今日は,試験に向けての心の向け方について,お話ししたいと思います。
受験票が届いたとき,ちゃんとチェックして,写真まですぐに貼る人は,合格しやすいです。
それは,「さあ,試験に向けて頑張るぞ」と,試験に意識が向くからかな,と感じています。
直前の1週間で,ちゃんと問題集を開いて,勉強を進め続けてる人は,合格しやすいです。
ものすごく当たり前の話なのですが,「不合格だったらどうしよう」「どうせもうダメ」といろいろ考えてしまって,焦って勉強が手に着かない人は,意外と多いのです。
直前なので,合格には間に合わないかもしれません。
でも,直前でやらないよりは,やった方が,合格率は上がります。
3年分の過去問を解く時間が,足りないかもしれません。
でも,足りなくても,ひととおり読んだり,1年分でもやる,ということは,とっても大切になってきます。
「実際に勉強をする」という威力は,直前にはものすごく大きな力を発揮します。
この時期に,ちゃんと試験問題を読む練習を行っておくと,本番の本試験問題を読むのに抵抗がなくなります。
この時期に,ちゃんと答案を書く練習をしておくと,本番でも手はスムーズに動きます。
ですので,悩んでる前に,少しずつでも進んでみることをおすすめします。
当たり前のことを,当たり前に,ちゃんとやってると,ちゃんと合格に結びついていきます。
不安を感じつつも,着実に一歩一歩,進んで行きましょう。

過去問演習時の,解答用紙の意味

わく☆すた,けんけんです。
先日,勉強会・公開セミナーを開催しまして,改めて思った事があります。
それは,
              「解答用紙は必要

ってことです。別に,ちゃんとした解答用紙を作らねばならないってことではなく,いつも使っているノートなどに,解答する欄を作り,しっかり書くってことが大事なのです。
と言うのは,みなさんが受験する,情報処理技術者試験は,問題と解答用紙を渡されて,解答用紙に答えを書いて提出しますよね。厳密に言うと,このプロセスを演習するときにも追っていないと,本試験での演習にはつながらないからです。
そして,解答欄をちゃんと作って解答を書くことで,“できた”,“できなかった”箇所を,明確にすることができるからです。
よく,人によっては,コピーした問題の設問の横に解答を書いてゆく人がいますが,できる人はのぞいて,ほとんどの人は,やってはいけないことだと考えています。それは,“できた”,“できなかった”箇所が曖昧になり勉強した気分に陥り実力が伸びないからです。
ではどうやってやるか。
これは,何回もこのブログで書いているので,くり返しになってしまいますが,今使っているノートに,

 設問1 (1) a:        b:        c:
 設問2 (1) | | | | | | | | | | | | | | | | 

とか書いて,解いてゆくのです。ノートだと,横の罫線は入っているので,縦線をボールペンなどで引くだけで,マスになりますよね。マスの縦線を書く時だけ,ポールペンで書くところがミソです。消しゴムで消して書き直しても,ボールペンで書いておけば,マスは消えませんから。
この一手間かけるだけで,本試験を受けている時と同じ状態を作れるわけです。
とは言っても,演習を繰り返す時は,できた問題は解いてはいけません。時間の無駄です。できなかった所をチェックしている“はず”ですので,その部分を繰り返してください。
そして,一度書いた解答は,間違っていても消しません! 消すのは時間の無駄です。その上に,写経のように,“赤”で正解を書き写してください。
試験まであとちょっとですので,この手順を“テニスの素振り練習のように”繰り返します。そうすると,弱点がだんだん減ってきますので,徐々に合格に近づいていくわけです。
できなくても,「あれも,これもできてない。あ~~~!」と思っても,今更しかたありません。出来なかった場所をチェックして,少しずつ前に進んでください。
全ての人に,時間は平等に割り振られています。ですので,その時間を使って,どうやって勉強するかが,とても重要になってくるわけです。
それでも,「緊張して,勉強に手がつかない!」って方は,モーニングページを書くことを,お勧めします。これは,文章を書く練習にもなりますし,(論文対策になる!) メンタル的にも,かなり効果があると実感しています。
最後に,インフルエンザが流行っているので,お身体には十分,気をつけて下さいね。

試験受験に役立つ,ちょっといいアイデア

わく☆すた,美月です。
皆さん,受験票届きましたか?
うちには,私の分が10/2(金),けんけんの分が10/3(土)に届きました。
なぜ違ったのかは謎ですが,無事手元には届いてます。
もし,申込をしたのに,明日,10/6(火)までに届かなかった場合は,あなたが受験を希望した”試験地”を担当する支部又は本部に連絡してみてくださいね。
今日は,受験票を受け取ったところで思いついた,ちょっといいアイデアを披露します。^^
最近,私は毎回,受験票を受け取ったとき,Googleカレンダーの情報処理技術者試験の予定の部分に,必要な情報を登録しています。
特に,登録すると役立つ,大事な情報としては,
 ・受験地の住所
 ・受験番号
 ・パスワード

の3つです。
Googleカレンダーは,Googleマップと連動しているので,住所を登録しておけば,地図が見えます。
受験番号とパスワードを登録するのは,「備忘録」です。
受験票は,試験日までは大切にとっておく必要はありますが,その後紛失してしまうことも多いです。でも,合格発表のとき,成績照会をするには,受験番号とパスワードが必要です。受かったかどうかを知るためにも,最低限受験番号は必要です。
その時,「受験票どこだったかな」と探すより,メモを取っておくという意味合いで,Googleカレンダーに登録しておくと,確実に合格発表日にチェックすることができます。
「試験日の予定に,受験番号とパスワードが残ってる」というのは,忘れにくいですし,かなり確実性が高くなります。ですので,受験番号とパスワードは,受け取ったらすぐ,記録しておくのがおすすめです。
と,ここまでは前回もやっていたのですが,今回さらにバージョンアップ版を思いつきました。
それは,「Googleカレンダーの予定のタイトルに,受験番号を入れておく」ことです。
そしてそれを,通知オプションを使って,試験前にモバイルメール(携帯電話のメール)に,転送します。
そうすると,試験会場に着いたとき,いちいち受験票を取り出さなくても,自分の教室がわかります。
自分の携帯メールを見るだけで,受験番号がわかるからです。
今まで,試験会場について,玄関に張り出された紙を見て,鞄の中からごそごそと自分の受験票を取り出して,「ST264ー○○○○。。。。」と順番に探していました。これを,ちょっとポケットから携帯を取り出して,メールのタイトルを見るだけにすると,かなり簡略化できるかな,と感じてます。
ってことで,私は,Googleカレンダーの予定のタイトルに,「ST263-**** 情報処理技術者試験 ITストラテジスト」(一応,受験番号は伏せ字^^;)という風に登録して,90分前にモバイルメールで通知が来るように設定しました。
あとは,「受験票に写真を貼る」ことと「試験日までは,受験票をなくさないようにする」ことの2つだけです。^^;
そんな感じで準備しておくと,安心して試験に迎えると思います。
「試験に意識を向ける」という意味でも,こういう作業はおすすめです。
自分なりに工夫して,いろいろ試してみてください。

セミナー&勉強会,無事終了しました

わく☆すた,美月です。
昨日と今日で,わく☆すたの最終回,直前の勉強会&セミナー,無事終了しました。
おかげさまで盛況の上に終えることができました。
参加していただいた皆様,関心をもっていただいた方々,ありがとうございます。
初めての複数回セミナーで,至らない点もいろいろありましたが,今回の反省を糧に,来春向けはいろいろ改善していきたいと考えています。
あと2週間,ラストスパートをかけていきましょう。
本日は,短いですが,以上です。

本を読む時間がないという人は,本を読んでいないから時間がない

わく☆すた,けんけんです。
自分が購読しているメルマガに,【成長のヒント】というものがあって,ブログのタイトルは今日の,成長フレーズです。
正確には,「本を読む時間,食事をする時間がないという人は,本を読んでいないから,食事をしていないから時間がない」なんですけれども,長かったので,少し省略しました。
ご興味のある人は,こちらから登録できます。
http://www.odamasayoshi.net/
このフレーズを,このブログ的に言い換えると,
    「勉強する時間がないという人は,勉強をしていないから時間がない」
となると思います。
本にしても,勉強にしても,パラドックスだなぁとも思いますが,結構本質をついていると思います。
以前,こんなことがありました。
自分が勤めていた食品会社では,工場がいくつかあり,本社で生産管理システムをまとめて管理していました。導入後しばらくして,「処理が遅いのでなんとかしてほしい」との要望があがり,その時の担当が対応したんですね。パッケージをカスタマイズして導入していたので,導入元に連絡して,障害解決に向け,対応していました。
けれども,原因がつかめず,数ヶ月後にお蔵入りしてしまったのでした。
お蔵入りするってのが,ユーザー企業のすごいところでございますが,よくありました。(^^;) 情報システム部が強くて,ユーザー部門が言うこと聞いてしまうんですよね。話しがそれたので,戻します。
時間は流れて,自分がサーバー関連の方に近くなった時,工場の人と電話で話をしていると,「処理が遅いんです,なんとかなりませんか?」と聞かれたんですよね。「へっ?」と思ったのは,この時始めて,以前起こっていた問題が解決していないと気づいたのです。これはまずいなぁと,症状を具体的にヒアリングすると,どうも,月初は問題ないけれども,月末に近づくにつれ,どんどん処理が遅くなってくるそうで,月次の締め処理をすると,もとにもどり,そのくり返しなのだそうです。これを聞いて,当時はテクニカルエンジニア(データベース)丁度勉強していた時なので,「あぁ,インデックスがはってないんだなぁ。」と直感的に気づいたのです。
そんなわけで,導入元にメールで,「月末につれ,処理が遅くなっているようです。締め処理をすると,処理時間はもとにもどるそうなので,一月ごとにデータを貯めているDBのインデックスの設定が最適になされていないと考えられます。調査及び解答をお願いします。」とメールしたら,2~3日あとに返事がきて,もう,平謝り。本当に,インデックスの設定が抜けていて,送られてきたSQLを,Oracleのコンソールから実行したら,あっという間に解決してしまいました。
ここでわかることは,最初に対応していたのは,自分の先輩で,基幹システムの開発をメインにやっていた方でした。けれども,資格は何も持っておらず,会社入ってから,会社のシステムの仕事をしながら,コンピューターを学んだタイプです。
解決に数ヶ月を要すのもどうかと思いますが,その間,他の仕事をしながら,生産管理システムの障害対応も抱えていないといけません。
自分の場合は,当時はまだAD,FE程度しか持ってませんでしたが,NW,DBの合格を目指し,勉強していたんですよね。だから,聞いただけで,障害箇所がわかり,業者さんにもピンポイントで内容を伝えることができたのだと思います。対応日数は,待ち時間入れて3日です。
この差は大きいと思います。たった1つ,インデックスの仕組みを知っているだけで,さくっと対応が終わらせて,次の仕事に移ることができるのです。
正直,このブログ読まれている方は,ばりばりのSEの方が多い中,こんなしょうもない事例で申し訳ないなぁと思っておりますが,伝えたいことはわかっていただけるかなぁと思っています。
では,忙しい中,どうやって始めの時間を作るか。
それは,「無理矢理時間を捻出する」んです。「無理矢理」ですよ。いつもぎりぎりの時間で行動している場合であっても,隙間時間ってのがあるはずです。よく言われるのが『通勤時間』。自分は,かならずウォークマンでテープを聴いて学習していました。最近は,携帯でも動画見られますので,うちで公開している,YouTubeの午前解説動画を活用していただくのもいいかと思います。午前解説については,今,超・直前キャンペーンもやってます。(ちょっと,宣伝。^^;)
そうすると,あとは積み重ねです。「継続は力なり」ってことわざがありるように,その通りだなぁと深く実感できます。
注意点をあげるとすれば,そこまで時間を捻出してすることが,“やりたいこと”なのかどうかってことですよね。やりたくないことなのに,無理してやると,身体と心を壊します。やりたくないのに,無理してやらないで下さいね。
と言うわけで,パラドックス的なお話しでしたけれども,タイトルの「本を読む」ってのは,本当にパワーがあります。良書に巡り会うと,人生変わりますから。最近は,オーティオ・セミナーも豊富になってきたので,耳で聞くのも有効ですよ。

今回の情報処理技術者試験,中止?

わく☆すた,美月です。
メルマガ発行,遅くなってごめんなさい。
本日21時30分頃,無事,メールマガジン第8号を発行いたしました。
登録したのに届いていない方がいらっしゃいましたら,ご連絡ください。
また,今回の発行では,読者数が340名となりました。ご愛顧,ありがとうございます。^^
次回は10月7日(水)発行予定です。
メルマガにも書きましたが,今回の情報処理技術者試験,中止になる可能性があるようです。
試験センターのページで,「平成21年度秋期試験における新型インフルエンザへの対応について」ということで,新型インフルエンザへの対応について書かれています。
そこには,「試験会場が閉鎖されるなどの事態が発生した場合は、当該試験会場での試験は中止されます。」とあります。
多分,「万が一」ぐらいの可能性だとは思いますが,ないとは言えなさそうですね。
地元,千葉県松戸市でも,いくつもの学校で学校閉鎖してますし。
先日,大学のゼミの先輩が,
「自分たちが現役の高3の時,ちょうど東大の入試がなかったんだ。
 だから,自分はずっと,娘達に「自分は,東大の入試がなかったから,
 大学に行かなかった。」と言い続けてきたんだ。」
という話をされていました。
もし,自分の受験会場で,情報処理技術者試験が開催されなかったら,
「自分が受かりそうだった年に,ちょうど試験が開催されなかったんだよ。
 だから,自分は資格を持ってないんだ。」
。。。。とは,ちょっと言えませんね。
資格試験だったら,次の年受ければいいですし。^^;
「試験がなくなりそう」ということがあると,モチベーションが下がりがちになります。
でも,こういうときこそ,踏ん張り時です。
昔,中学生ぐらいの頃,「1999年に地球が滅亡するなら,勉強してもしょうがないじゃん」と,思ったことがありました。^^;
でも,確か,ちびまる子ちゃんか何かのマンガに,「そんなこといって,バカみたいに遊んで,もし2000年が来たらどうするの?」と怒られてる場面がありました。そして,今しっかり,2000年は余裕で越えてます。^^
ってことで,「もし来ても大丈夫なように」最後の追い込み,やっていきましょう。
多分,99%ぐらい,大丈夫だとは思います。
試験対策,大詰めに来てます。
毎日,いろんな企業さんを回らせてもらってますが,かなり皆さん,気合いが入ってきているようです。
研修の30分前には来て,黙々と勉強している人,なども多くなってきました。
もう10月,あと少しだけ,気を引き締めていきましょう。

勉強に手がつかない時の対処方法

わく☆すた,けんけんです。
10/3に開催する「わく☆すた・勉強会」は,おかげさまで解答解説の枠が全て埋まりました。手をあげていただいた方,ありがとうございます。これから参加される方は,演習のみの参加になりますが,まだ人数に若干余裕があります。参加をご検討の方は,お早めにお申込下さい。
さて,試験まであと18日ですね。お仕事が忙しい中,追い込みをかけている方,多いと思います。そんな中,仕事やら他の事が気になって,勉強に手がつけられない方もいらっしゃると思います。
そんな時は,“ちょこっとだけ”やることをおすすめします。
ほんのちょっぴりでOKです。例えば,参考書を手に取るとか,ノートを見返るとかでOK。そうすると,それがきっかけになって,先に進めるのです。
自分の場合,「気分がのらないなぁ」と,朝からうだうだしてしまっていまして,これではいけないと,前々からやろうとしていて,先伸ばしにしていた,仕事の1つを思い切ってやりました。
すると不思議なことに,大した内容ではないのですが完了すると,他にやってないことが目につき,一気に「今日のやること」の半分位が片づいてしまいました。
そんなわけで,始めの一歩は大変なんです。けれども,それさえクリアしてしまえば,その後は進んでゆくのです。静止摩擦係数の方が動摩擦係数より大きいので,初動に力が多く必要なようなもんです。
と言うわけで,「勉強が手に付かない。」とお嘆きのあなたには,とりあえず,勉強道具に触ってみてください。抵抗を感じるかもしれません。そんな時は,「自分は,勉強道具に触れるだけでも抵抗を感じるんだな。」と客観的に思いを感じながらやると,結構できたりします。
試験は1人で新しい問題に挑む必要があります。試験会場で悔いがあまり出ないように,試験前の今の内にやれることはやっておいたほうが良いと思います。
合格は,小さな一歩の積み重ねだったりします。

“リーダーシップをとる”と言うこと

わく☆すた,けんけんです。
今日の昼食は,“おでん”でした。^^; と言っても,今日作ったわけではなく,一昨日の晩におでんを作ったら,作りすぎてしまい,昨日の昼食・・・夕食も,“おでん”。そして,やっと今日の昼食で“おでん”を完食いたしました!
みなさんも,作りすぎに注意しましょう。
さて,話しは変わって,今日は“リーダーシップをとる”ってなんぞやと言うことに迫ってみたいと思います。
このブログを読まれている方,会社とかで,「リーダーシップをとれ」みたいなこと言われてませんか? 中堅社員になるあたりで言われる頻度が高くなるのかなとも思います。と書いている自分も,会社の朝礼でそんなことを言っている偉い人がいましたが,「そんなこと言う前に,おまえがリーダーシップをとれ。」みたいに思っていました。しょうもない社員ですね。
この“リーダーシップをとる”ってことが具体的に,どのようなことか,今更ですが気づいたので,ブログに書こうと思います。具体的には,この2つです。

    1.気づく
    2.行動する

「これだけ?」と思われる人多いかもしれませんが,基本はこれだけです。
まず,「1.気づく」については,「気づき」でもいいです。もう少し具体的に書くと,「これの問題はここだから,こう直せばOKだよなぁ」とか,「こんなソフトがあれば,役に立ちそう」とか,普段みなさんも思いついているだろうこと一般です。
で,その後どうしていますか? たぶん多くの人は,日々の忙しさにまぎれて忘れてしまったり,見ないふりするとかしていませんか?
ここで大事なのが,「メモ」です。せっかく気づいた気づきは,思考の中ですから,そのままにしておいたら忘れてしまう可能性が大きいです。だから,忘れてもよいように,「メモ」をとるんです。これをするだけでも,かなり違います。
次に,「2.行動する」です。「こうなればいいな。」と思って,「では,実現するためにできることはこれだな。」と行動することです。たぶん,ほとんどの人は,上に書いたように,「忘れる」,「見ないふりする」などで,“行動”までつながっていないと思います。
それもそのはず,行動すると,ほぼ高い確率で障害が待っているからです。

  「こんなのダメだよ」「できるわけない」と言う,批判・反対。
  協力者が出ない。資金が無い。と言う,孤独感。
  「本当にこれで大丈夫だろうか。」と言う,不安。

でもこれは,『聖なる炎』と言って,「あなたは,これでもやるのですか?」と試されているんです。そうでないと,行動には障害がつきものですから,この程度のことでへこたれてしまったら,“続かない”からです。続けられるだけの情熱があるか,試験を受けさせられているのだと理解していただければいいと思います。
と,ここまでは,“リーダーシップをとる”だけで,“リーダー”になれるかどうかは別です。
例えば,こんな人,まわりにいませんか?
「上司に媚び売れば,きっと昇進させてくれるぞ。(気づき) では,お中元・お歳暮を毎年贈ろう。(行動)」
これで,もし昇進したとしても,この人,“リーダー”でしょうかね? 答えは明白です。
では,“リーダー”ってどんな人かと言うと,『「気づき」,「行動」が人に認められた人』だと思います。
この例として,こんな人,どうでしょう。
「この問題を解決するために,今,決断する必要があります!」とか,会議でプレゼンして,役員を説得し,プロジェクトは大成功。(失敗することもありますが。^^;) そして,会社の売上UP,事業効率化したあかつきに,昇進 or また別のプロジェクトをまかされる。出世の黄金パターンと言えなくもないです。
わかりやすくするために,会社内での例にしましたが,別に,分野は何でもOKなんです。会社内でやれねばならないと言うわけではなく,自分の好きな得意な分野でやればいいのです。自分は会社やめてますが,やめないといけないと言うこともないです。
どうしてこんなこと書いているのかと言うと,多くの人に,もっと「気づいて」,そして「行動して」もらいたいなぁと思っているからです。特に,IT業界の人は行動するのにとても有利だと考えています。
どうしてか? それは,ITにそれなりに詳しいってことは,仕組みを作り上げることができるからです。これは知らない・できない人から見ると,ものすごく大きなことだからです。このブログを読まれている方の中に,サーバー構築はお手の物。プログラミングはまかせて。なんて人,いませんか?
今,インターネットの時代になって,何か行動を起こそうとするときは,ホームページを立ち上げてビジネス展開するのは,あたりまえになっています。(ホームページが無くてもOKな業界はあると思いますが,ごくわずかでしょう。)
また,会計処理もパソコンでやりますし,業務で使うパソコンの設定も必要です。(メールの設定,プリンターの設定,各種ソフトの設定とか。) あと,トラブルが起きた時のトラブルシューティングも必要ですよね。仕組みを作れなくても,利用するにもスキルは必要だったりします。
IT業界の人は,「こんなのあたりまえだよ。」と思われるかもしれませんが,普通の人は,本当に何もわかってないです。ITがわかると言うのは,行動を起こすときに,本当に必要な武器になります。
「気づき」については,気づいた人の『ライフワーク』に近いことが多いようです。それに気づけるってことは,その分野について,常に考えているわけですから,他の人が一様に気づけるかと言うと,そんなことないですよね。そして,前のブログの記事にも書いたような,「やりたいこと」につながるきっかけになってきます。
行動に伴う障害は,別名“リスク”とも言います。リスクをとった人が,前に進め,そして人に認められるのです。どうも,これは世の中の法則のようです。
と言うわけで,あなたが日々,こうなったら,あったらいいなと思っていることはなんでしょう。そして,それを実現するために,今できることはなんでしょうか。
そして,あなたがリスクをとらないでいるメリットはなんですか?
行動しないのは,利点があるからだったりします。「行動しない理由」を「勉強しない理由」として,美月さんがメルマガで解説しています。
長くなったので,今日はこのへんで。

情熱につながる“アンカー”

わく☆すた,けんけんです。
ちょっと前に美月さんが,「おすすめ気分転換「ガラクタ捨て」」と言う記事を書いてましたよね。自分も前々から,部屋の散らかり具合をなんとかしたいなと思っていたので,この機会に,ガラクタを捨てよう!と,を読み返し,パワーアップしてから,使っていない,こたつ,ズボンプレッサー,掃除機,調子の悪くなったプリンター,貯まった段ボールなどを一気に捨てました。地元のクリーンセンターをハシゴしたりして,一気に処分しました。
おかげさまで部屋が1室,ちゃんと床が見えるようになり(^^;),仕事の効率がかなり上がりました。余計な物が目に入らなくなったので,気分的にも,とてもすっきりしています。これはこれで,おすすめですよ。
さて,このガラクタ捨ての一環で,出てきたものがありました。それは,「カセットテープ」です。
正確には,「コンパクトカセット」です。(「何それ?」と言う若い世代の方は,リンク先(wiki)を参照してくださいね。)
もう前世代の産物となり,音楽はiPodなどのMP3プレイヤーに。最後に語学学習用として残っていたようですが,これもMP3化が進み,フロッピーディスクのドライブが生産中止になるように,風前の灯火の感が強いメデイアですよね。(そういえば,MOとかも生産中止になりましたよね。)
では,なぜカセットテープなのか? それは,カセットテープに録音するほど大事に思った音楽を聴いていると,当時の思いや情熱に触れることができるからです。ノイズ1つにも,何度も聴いていた時のことを思い出します。
今聴いているテープは,1987年頃に録音したようです。今から22年前ですね。(歳がばれますが。^^;)
当時,大学に入ったばっかりで,時間はあってもお金は無い。そんなわけで,図書館からCDを借りて,録音したものだと思います。
こういった,思い出すきっかけになるものを,心理学のNLPでは,アンカーと言います。(そして,アンカーを付けることを,アンカリングと言います。)
ですので,今回は,カセットテープを例にあげましたけれども,思い出すものであれば何でもOKだったりします。
と言うわけで,しばらく前から,カセットを聴いているのですが,とても気分がよく,平和な日常をすごせています。かなり時代が過ぎていますが,このカセットを作った時の思いや情熱は,自分の中に残っているのだと言う信頼といいますか,確信を感じることができるからです。
今,試験直前で,かなり佳境に入っている方多いと思います。そんな時は,情熱を思い出せる何かを見つけてみてください。最近は,YouTubeとかでもいろいろありますので,むかしの歌を聴くのも同様の効果があると思います。以前カラオケで昔の歌を歌ったら,当時住んでいた家の部屋やTVの配置などが思い出されてきて,びっくりしました。
こう考えると,人ってのは,思い出の生き物なのだなぁとも思います。
ただ,アンカー探しは楽しいので,試験前ですし,こっちが中心にならないように,気をつけて下さいね。

追伸
YouTubeの午前解説を9問登録しました。
YouTubeは,こちら。まとめページは,こちらです。

「あ,そうか!!!」とひらめくまで考える

わく☆すた,美月です。
ここ数日,ある問題を考えていて,論理的にどうしても納得がいかず,いろいろ悩んでいました。
「仕事だから忘れよう」と思うんだけどどうしても頭から離れず,ずーっと,あーでもないこーでもないと試行錯誤していました。通勤電車の間中考えていてもなかなか結論が出ず,気がついたら降りる駅を間違えそうでした。^^;
そこでやっと昨日の晩,お風呂に入ってるときに,突然,「あ,そうか!!!」とひらめきました。
いろんなことが論理的にも,感情的にもきれいにつながって,一本の解が出てきました。今まで悩んだ分,気づいた瞬間は,とーっても気持ち良かったです。
脳科学的には,こういうのを「アハ体験」といいます。
個人的には,この感覚が,ものすごく気持ち良くって,大好きです。
一説によると,この「アハ体験」は,起こった瞬間に,頭が良くなるそうです。
そういえば昔,小学生ぐらいのころ,このアハ体験というか,難しい問題を「解けた!」という感覚が大好きで,算数の問題を解きまくってました。6年生の時,「力の5000題小学高学年算数」に載ってる問題がとっても面白くって,遊びのように解きまくってました。こんな感覚で解くと,勉強って楽しいんだな,というのを身をもって体験しました。以来,数学だけはずっと得意科目です。
情報処理技術者試験の問題を解くのも,完全に消化して「わかった!」って感じになると,すごく力がつきます。そう言う意味では,大量に問題をこなすより,過去3年分を完全に理解する,という方が,勉強という意味では効率的です。
私の体験で言うと,情報処理技術者試験の問題を本当に深く理解できるようになったのは,実は合格後です。
ネットワークスペシャリスト試験に合格後,試験の解答速報や解答解説などの仕事を紹介されて,一生懸命やってるうちに,鋭く問題を読む力が磨かれたように感じています。
解答速報などを仕事でやる場合には,「論理的に妥当な解」を,気が済むまで考え抜きます。
午後2などでは,問題文を熟読して,設問と照らし合わせて,技術を詳しく調べて,妥当な1つの解を導きます。この過程で,大体の問題は,「あ,そうか!!!」と思う瞬間がやってきて,自信をもって解答を出せるようになります。なかなか100%とはいきませんが,個人的には,この作業はとっても好きな作業です。^^
平成15年までは,解答例が公開されていなかったので,過去問集の執筆でも,いろいろ悩みました。今は,解答がありますし,解答が導きやすくなっていますので,あんまり悩まないのですが,平成11~14年ぐらいまでは,悩む問題,ホントに多かったです。
過去問の学習の時,「なんとなくこんな感じ」というぐらいで,さらっとやってると,知識が上滑りになって,実力があまりつきません。そんなに数は多くなくっていいので,1問じっくり時間をかけて,難問を完全にわかるまであじわいつくしてみてください。ネットワークスペシャリストなんかだと,午後2を1問まるごと,「この問題なら大丈夫」と言い切れるぐらいまで深く学習すると,ものすごく力がつきます。
ですので,他の人に教えると完全に理解する必要があるという意味でも,試験問題を人に教えるのはおすすめです。自分で解答解説を書いてみる,というのも面白いかもしれません。直前なので,あんまり時間もかけてはいられない時期ですが,1問だけ,今年も出そうな分野の,難しそうな午後問題を選んで,その問題を徹底的に理解する,というぐらいだとできると思います。
難しい問題ほど,「あ,そうか!!!」と分かったときには,喜びも大きいです。別に,自分の頭だけで考えなくっても,調べても解答解説を読んででも,完全消化できればそれでOKです。
なるべくいっぱい,「あ,そうか!!!」と気づいて,気持ち良くなってください。
これを繰り返していると,楽しいので,勉強も好きになってくると思います。

よく出る,当たり前のことを,ちゃんとやる

わく☆すた,美月です。
最近,講義&採点に追われています。
模擬試験とか,過去問とか,論文とか,いろいろ採点しながら感じるのは,「当たり前のことがちゃんとできてる人って,意外と少ないな」ということです。
例えば,情報セキュリティスペシャリスト試験で出てくる,暗号化や認証の問題。
CAの秘密鍵で暗号化して署名している証明書を,CAの公開鍵で復号することによって,証明書がCAのお墨付きであることを確認する,とかいうのは,セキュリティを学んでるんなら,常識の範囲ないだと思います。
でも,こういう内容が午後問題で出てきて,ちゃんと文章にして50字で説明できる人って,意外と少ないです。
問題文にちゃんと答えていない人,これはもう,数え切れないぐらいいます。
基本的なところで,「対応策」を求められているのに「できない理由」が書いてあったり,設問に「ただし」と書いてあるのに見落としていたり,というのは,かなり多いです。
論文なんかだと,問題文を全然読まずに,最初の一行に「要件定義について」って文章だけで書いてる人もいます。問題文に1ページかけてかいてある題意を無視して書いたら,合格はありません。
逆に言うと,当たり前のことを,ちゃんとやっていると,合格の可能性はあります。
すべての試験範囲を完璧にして,最新技術を全部押さえて,なんてやらなくってもOKです。
絶対出る,当たり前のことをちゃんと分かっていて,問題文に臨機応変に対応できれば,かなりの確率で合格できます。
例えば,応用情報技術者も含め,それぞれの分野でよく出る,当たり前のことって言うのは,こんな感じです。
アルゴリズム分野
・順次,選択,繰り返しの基本3構造
・データ構造(スタック,キュー,リスト,木など)
システムアーキテクチャ
・信頼性計算(稼働率,故障率など)
・性能計算(スループット計算など)
ネットワーク
・IPアドレス
・TCP/IPプロトコル群
・LAN間接続装置(ルータ,スイッチ)
データベース
・正規化
・SQL
・ER図
システム開発
・UML
・テスト手法
情報セキュリティ
・暗号化
・認証,アクセス制御
・セキュリティマネジメント
ストラテジ系,マネジメント系はまだ範囲が定まってない感じがありますので,「これがポイント」ってのは今のところ見つかりません。この2つの系統は,知識より当日ちゃんと文章が読めて書けるかどうかの方が大事だとは思います。
ちょっと,自分を振り返ってみて,試験によく出る,当たり前の部分に弱点がないか,感じてみるのはおすすめです。

情報処理技術者試験に合格することは,やりたいことか

わく☆すた,けんけんです。
先日,友人に紹介された本を読みました。これです。
死ぬときに後悔すること25
終末期医療専門のお医者さんが書いた本で,1000名を超える見届けた方々の後悔の念を綴った本です。
この本を読もうと思ったのは,「このくらい,せっぱ詰まった内容を読めば,人生展開させるヒントになるかも」と思ったからです。
それで,改めて思ったことは,「やっぱり,やりたいことやって生きた方がいいなぁ。」ってことです。
ここで,危険な一言。
  情報処理技術者試験に合格することは,やりたいことですか?
いや~,言っちまったぜ。しかも,この時期に。(\(^^;ヲイ)
試験まで,あと3週間少々です。考え方を変えると,この時期だからこそ,しっかりと見た方がいいのかもしれません。
情報処理技術者試験に合格したい理由。少し例をあげてみます。
●「情報処理技術者試験に合格したら,奨励金がもらえるんです。」
はい,おめでとうございます。けれども,それは「奨励金をもらえること」で,自由に使えるお金ができて,何か経験したり,欲しいものを買うことに,わくわくしている“だけ”ではないでしょうか。だったら,今やれば? と思います。それくらいの蓄えは,あるんじゃない?
●「試験の合格が昇進の条件なんです。」
平社員から,係長,課長になって,昇給もしますね,きっと。。けれども,8時間労働が12時間労働になり,自分以外の人の管理もするはめになります。でも,そんなこと望んでいるの? 偉くなりたいんだったら,会社起こせば社長になれるよ。(ちなみに自分は取締役です。^^;)
と,以上,情報処理技術者試験に合格することが,実際にやりたいことではない例でした。
では,やりたいことである場合は,どうでしょう。
★「とにかく,コンピュータが好き」
自分も,コンピュータは大好きです。プログラミングよりは,使うのが好きです。だから,アドミニストレータ3冠です。(AD,SU,SD) 事例問題とかは,場面が目に浮かんで,わくわくします。問題を読んで解決策が浮かぶと,「やったね!」と心の中でピースサインを出しています。
★「技術を追求したい」
クラサバが流行った頃,「ポート番号」の意味がわからず,とても焦ったことがあります。そして,なんとかしたいなと思っている中に出逢ったのが,情報処理技術者試験でした。体系的に知識・技術を身につけるのには,とても適した試験だと思います。社内SEなのに,ちゃんと勉強したら高度試験に合格して,社内より業者さんに一目おかれてしまいました。
★「会社より,国に認められたい」
正直,会社には見切りをつけていました。こんな会社で認められてもしかたないなと思っていたのです。けれども,世の中に出るには,少し箔を付けておいた方がいいなと思い,目を付けたのが,国家試験です。おかげで,とても役に立っています。
最後の3つは,自分の例です。
どうでしょうか。「情報処理技術者試験に合格する」と1つとってみても,その背景にあるもので,全然違ってくることがわかると思います。
自分が,“好き”で,“得意”で,“人の役に立つ”。これができれば最高に幸せですよ。
もう一度聞きます。
  情報処理技術者試験に合格することは,やりたいことですか?
ご自分の胸に手をあてて,考えてみて下さいね。