
問題演習するための時間と場所を確保する
わく☆すた,美月です。
本日12時25分頃から,メールマガジン第6号を発行いたしました。
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メルマガは,これから試験までは,1~2週間に1回は発行していく予定です。
試験直前の大事な時期ですし,なるべくモチベーションがアップするような,役に立つ記事を提供できたらと考えております。
最近,企業研修が多いのですが,ある企業さんで,「問題演習」を講義の中心に置いている所があります。
たっぷりと問題を用意して,ひたすら1日,問題を解いて,解答解説を行うことを繰り返す,という研修です。事前に宿題,という形ではなく,研修のその場で問題演習を行います。
この研修,講師は手持ちぶさたな時間も多く,楽で,「こんなんでお金もらっていいのかな」と思うほどですが,見ていると,結構効果が大きいな,と感じています。実際に,問題をその場で解いて,解説を聞いたり自分の弱点をチェックしてもらって次の問題に活かす,ということを繰り返していると,どんどん実力がついていくのが,見ていてわかります。伸びのスピードにはもちろん個人差がありますが,受け身のただ知識を身につける研修よりも,学習効果はかなり高いです。
情報処理技術者試験,特に高度区分を受ける人は,現場の仕事が忙しく,なかなかまとまった時間をとることは困難です。日々に流されていると,いつのまにか試験日,ということになってしまいます。ですので,「1日時間を確保して,問題演習を行う」という時間がとれるかどうかが,とても大切になってきます。
特に論文系の試験は,午後1,午後2とも,コツさえつかめれば案外楽に合格できますので,演習効果が高いです。事例系は,必要な知識の分量も多いので,演習問題周辺の知識のインプットも大切になってきますが,もちろん演習は効果的です。
会社がそういう場所を用意してくれる,というのはかなり恵まれた例だとは思いますが,これは自分でも作りだせる環境です。
私の友人は,家では子どもがいて集中できないから,とあえて近所の公民館の会議室を借りて一人模擬試験を実施していました。家でだらだらと勉強するより,ちょっと出かけて,戻ってきた時には子どもと遊ぶという方が,メリハリがついていいそうです。
非営利目的だと,公民館などはびっくりするぐらい安いです。うちの近所の市民センターだと,1時間150円で借りられます。以前,「勉強に向いてる「場所」を見つける」でも紹介しましたが,いい場所を確保すると,勉強はとてもはかどります。
ちなみに,わく☆すたでは,時間の確保&お互いに刺激し合うことを目的に,勉強会を開催しています。こちらは非営利ですので,関東近郊の方でご都合があればご利用ください。次回9/5は,セキュリティ問題の演習を行う予定です。
情報処理技術者試験の場合は,「やっても受からない」ではなく,「やらないから受からない」人が大半です。なるべく自分がやれる環境を確保して,学習に臨んでみてください。