株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 89/91

ゆっくり休みつつ,コンディションを整える

わく☆すた,美月です。
いよいよ明日は情報処理技術者試験ですね。
いまから焦ってもしょうがないのですが,今だからこそできることもあります。


まず,今日はなるべく,のんびりしましょう。
情報処理技術者試験は,一日仕事なので,結構体力を使います。
午後の最後まで気力と体力がもつように,コンディションを整えることはとても大切です。


応用情報技術者試験などで,アルゴリズムをとる予定の人は,いろいろ工夫をして,頭の回転を最高のコンディションに持って行くといいです。頭の調子がいいと,普段解けないようなアルゴリズム問題も,あっさり解けたりします。パズルとか,頭の使う遊びで,頭を適度に回転させておくのもおすすめです。


情報セキュリティスペシャリストや,データベーススペシャリスト,エンベデッドスペシャリスト試験など,午後2で事例解析の長文を読む人は,心を穏やかに落ち着けることが肝心です。文章を静かに読んで,題意をきちんと把握して,見落としをしないためには,「やるぞー!」という気合いよりも,落ち着きの方が大切です。季節もいいですし,ゆっくり散歩でもして,自然と戯れるのもおすすめです。


プロジェクトマネージャやシステム監査試験など,論文系の試験の人は,その試験区分の立場に「なりきる」ことが大切です。明日に向けて,今日は「プロジェクトマネージャとして,家事を切り盛りする^^;」「システム監査として,家庭内LANの問題点を指摘する^^;」など,役割を演じるのもおすすめです。あと,いきなり長文はかけないので,何でもいいので文章を書いてみる,ということも大切になります。


全体的に,今日はりきっていろいろ頑張る,というのは,あまりおすすめしません。
ゆっくり,明日の英気を養いつつ,体にいいものを食べて,ゆっくり休む。
ちゃんと休めることも,合格のためには大切な要素です。


最後に,「試験前は緊張して眠れない」という人にアドバイスです。
実は,私は結構そうです。試験前とか,面接前とか,緊張してなかなか寝付けないです。
こういう場合には,「寝ようと努力する」ことよりも「横になって布団に入る」ことが大切です。
眠れなくても,いろいろ考えながらでも,横になっていると,体の疲れは取れます。
「眠れないからダメ」と思わず,とりあえず,布団に入っていることが大切です。(実際には,ずっと眠れてないと思ってても,何時間か眠ってたりしますが。。。^^;)
夜眠くなるように,昼間,ウォーキングやランニングなどで適度に体を動かしておくこともおすすめです。


ここまできたらあとちょっとです。
ちゃんと試験会場までたどり着いて,最高のコンディションで試験を楽しみましょう。

今回の試験から変わったこと

わく☆すた,美月です。
やっと一昨日で,春向けの研修が一段落したので,締め切り効果でYouTubeの撮影,いっぱいしています。午前対策は追い込みが効きますし,できる範囲で一気に公開していきますので,楽しみにしていてください。


*****


情報処理技術者試験は,いよいよあさってですが,今回の試験から変わったことが,いくつかあります。


まず,「試験区分の変更」「試験地の変更」ができなくなったようです。
私はあんまり,決断力がなくって,途中で迷ってしまう方なので,試験直前で試験区分を変更したことが何回かあります。申し込むときにはシステムアナリスト受けようと思ってたんだけど,直前で自信がなくなったので,情報セキュリティアドミニストレータに変更したこともありました。
今回からは,覚悟を決めて,申し込んだ区分を受験するしかなさそうです。
私もおとなしく,浮気をせず,データベーススペシャリスト試験を受けてきます。^^;


次に,試験時間が全区分で変わります。
高度試験は,「午前1」が増える分,昼休憩や終了時刻が後ろにずれ込んでいます。データベーススペシャリスト試験を例に見ると,去年より昼休憩が20分遅くなって,11:30-12:30になっています。終了時刻も20分遅くなって,16:30になっています。高度試験は全部同じです。
応用情報技術者試験は,逆に,午後2がなくなる分,終わるのが1時間早く,15:30になります。


ここで,個人的にかなり影響が大きい,特筆すべきことは,高度試験では,「午前の途中退出ができなくなった」ことです。
先日,模擬試験の監督をしていて気づいたのですが,今まで,午前試験は,「試験開始後60分後以降,試験終了10分前まで」は退出可能でした。でも,高度区分は,午前1と午前2が分かれたおかげで,各試験時間が60分もありません。ですので,「退出可能時間がなくなる」という事態になっています。基本・応用情報技術者試験は従来通り,途中退出は可能です。


よく見ると,受験票にも,「(3)退出禁止時間」として,「高度:午前1,2の試験では,試験開始から終了まで。」とちゃんと書かれています。
私はいつも,30分ぐらい前に退出して,のんびり昼休憩をとっていたので,昼休憩が1時間しかなくなるのは,ちょっと痛いです。^^;


試験は,今までと同じだと思っていても,どんどん変わっていきます。
昔は,グレーゾーンだった,蛍光ペンや色ペンの使用は,いまでははっきり禁止です。電卓も使えなくなりました。
携帯電話は,最近は,試験中に鳴ってしまうと,「本当に退出させられてしまう」ようです。


試験の中身以外のことで落ちるのは本当に悔しいので,万全を期して行きましょう。
受験票に写真を貼って,試験会場までの道のり,出発時間を駅探などで確認しておきましょう。
試験は9時30分ですが,受験票には20分前には着席しているように,と書かれていますので,9時ぐらいに着くようには出かけた方が良いです。
#最悪,10時までに着けば,受けさせてはもらえますが。。。


細かい話がいっぱいですが,一つ一つ押さえて,一緒に試験を楽しんでいきましょう。

あまり手を広げず,「必ず出るところ」を確実にする

わく☆すた,美月です。

楽しみにしていただいていた皆様には申し訳ありませんが,発売予定だった弊社DVD「データベース技術 応用編」については,発売を延期することにしています。
データベーススペシャリスト向けに,高次の正規化,概念データモデルの高度な作成法などについて解説したDVDだったのですが,これを試験前に発売してしまうと,却ってそれに気を取られて良くない,という結論に達しました。データベーススペシャリスト試験については,「わくわく弁当で学ぶデータベース技術」の内容がマスターできれば,十分合格できます。変にボイスコッドや第4正規形にこだわると良くないのでは?と感じたので,今春向けの発売を取りやめることにしました。
内容を再編集して,また改めて,今年の秋頃に発売する予定です。

*****

このところ連日,春試験の直前対策講座でした。
見ていて思うのは,「新技術」とか「今年のポイント!」と言う以前に,「必ず出る基本的なところ」が怪しい人が多いなぁ,ということです。試験は,完璧にできる必要はないのですが,「ここは大事なので必ず出る」というところは大体決まっています。余裕がある人以外は,新技術より,確実に出る部分を固めておく必要があります。

例えば,データベーススペシャリスト試験の場合は,「主キー,候補キー,外部キー」を確実に見いだせるようにするところが一番肝心です。その後で,第1,第2,第3正規形をちゃんと理解して,ER図の一対多の矢印が確実に引けること。これだけできれば,あとは応用です。

情報セキュリティスペシャリスト試験の場合は,「暗号化,認証の仕組み」を確実に理解していることが一番です。公開鍵暗号方式,共通鍵暗号方式,ハッシュ関数の原理を知って,SSLやIPSecなどでどのように使われているのかを,意味も含めて理解していれば,他に応用がききます。あと,ISMSなどの情報セキュリティマネジメントの基本的な考え方も大事です。セキュリティの場合,これらを踏まえた上で,いろんなセキュリティ攻撃(BOFやSQLインジェクションなど)について,原理と対策を理解しておくと使えると思います。
あと,前提としてTCP/IPを中心とした,ネットワークの知識は必須です。

応用情報技術者試験は,高度試験ほど範囲は絞れないのですが,午前レベルで出てくる知識は,午後でも必要です。なので,自分が午後で選択しようと思っている分野の午前知識をおさらいしてみるのはおすすめです。
具体的には,思いつくまま挙げて見ると,基本アルゴリズムの種類,データ構造(スタック,木など),タスク管理,仮想記憶,稼働率計算,待ち行列,IPアドレス,スイッチ,DBの正規化,ACID特性,テスト手法,UML,ISO27001/27002。。。などがあります。他にもいっぱいありますが,いつも出てくるところは,大体決まってます。
用語を暗記するだけでなく,仕組みや考え方を理解することで,午後で使える知識になります。

試験前になってくると,「できてないこと」に目が向きがちになってしまいます。でも,実は,できてなければいけないことは,それほど多くはありません。完璧でなくてもいいですし,できない分野がいくつかあってもかまいません。
データベーススペシャリストは,SQLが苦手で合格している人は大勢います。情報セキュリティスペシャリストは,プログラミングがわからなくても,合格できると思います。
外してはいけないポイントさえ外さなければ,他は結構融通がききますので,あせらず,できる範囲で残りの日々を過ごしていきましょう。

教えることは学びを加速する

わく☆すた,けんけんです。
試験まであと少しですね。最後の追い込みで,詰まっている箇所が明確になってきていると思います。どう考えても,理解できない・・・

            そんな時は,説明してしまいましょう。

「説明するって,誰に・・・?」 と思われるかもしれませんが,1人で仮想の受講生を想像して,先生を演じるのです。今までは理解しようとして,INPUTの方向で情報を進ませようとしていました。けれども,教えるって事は,OUTPUTの方向で情報を流します。これがなにげに,ブレークスルーを呼ぶことが多いんです。
昨日,企業研修に行ってきました。休憩時間に質問があり,質問に答えていると,設問に直接関係ない事項があって自分の中で飛ばしていた内容が理解できて,一緒にとても説得力がある説明ができました。
そんな感じで,思わぬ効果が出てくるんです。そして,説明に詰まる時も出てくると思います。それが,理解できていないコアな原因なのです。
前回書いた,セルフイメージを受験する受験区分に合わせて,バーチャル受講生に教えまくってみて下さい。新しい発見があると思います。

お気に入りグッズ

わく☆すた,美月です。
私の大好物のお菓子の一つに,「きのこの山」があります。
昨日,講義から帰ってきたら,お徳用12袋のパックが買ってあって,とっても幸せでした。


で,だからどうした,という話なのですが,今日は,「お気に入りグッズ」の効用の話をしたいと思います。試験日,身の回りをお気に入りのグッズで取り囲むと,幸せな気分になって,合格率もアップします。^^


私が試験会場にいつも持って行く缶ペンケースは,実は「きのこの山」模様です。^^;
きのこの山グッズの1つで,2段重ね+トレイになっていて,鉛筆が14本とシャープペンシル,消しゴム3コと定規が入ってます。
これとは別に,削りかすが入れ物に入るタイプの鉛筆削りも持って行きます。


個人的に,「これは合否に結構関係ある!」と思っているのは,筆記具の種類です。
私はシャープペンシルが苦手で鉛筆が好きなのですが,鉛筆でも安いメーカーの鉛筆を使うと,書き味が悪くストレスがたまるので,ブランドにもこだわってます。
三菱UNIかステッドラーがお気に入りです。
私は筆圧があまり強くないので,論文を書くときは,Bか2Bを使ってます。
筆記用具にストレスがない,速く書けるというのは,時間がないときにはとても大きなアドバンテージになります。


あと,携帯用枕と,ハンドタオルという,昼寝セットも欠かせません。
これで,午後の試験のために,昼食後15~20分の間,昼寝します。すると午後もすっきり,試験が受けられるのでおすすめです。
#これは,普段から大体持ち歩いてますが。。。^^;


おやつも欠かせません。
午後1と午後2の間には,甘いものを1つ。ここでは,きのこの山だと量が多いので,KitKatをよく食べます。^^;


最後に,これは欠かせないのが,携帯用音楽。今はiPodを使ってます。
「試験日ソング」というプレイリストを作って,朝出かけるとき,休憩時間,大体ずっと聞いてます。
昔は歌のある曲ばかりでしたが,最近はモーツァルトやホルストなど,クラシックの曲も時々入ってます。


とにかく,試験日には,自分のまわりを大好きなもので固めると,気分がよくなってきます。
いろいろ準備して,楽しい気分になるように万全の体制を整える。それもまた受験の楽しみの一つです。


セルフイメージを試験区分に合わせる

わく☆すた,けんけんです。
「セルフイメージ」って,よく言われますけれども,これは単純に「自分が自分に持つイメージのこと」です。
このセルフイメージが,試験を受ける時に,とても役立ちます。
このブログを読まれている方の受験する試験区分は,それぞれだと思います。jitecのサイトには,「試験要綱Ver1.1」が公開され,「試験の対象者像」ってのが,しっかり記載されています。
よく,「自分は開発の経験がないから,だめかも。」みたいな事を聞きますが,開発の経験が無いなら,開発したつもりになって考えればいいんです。
その他,「業務経験がないから。」とか,いろいろありますよね。業務経験が無いなら,実際に業務を行ったら,どのようにしてやるか。と想像してみるんです。
つまり,各試験区分の試験の対象者像をセルフイメージとして,あてはめるのです。もし,今のご自身が受験する試験の対象者像からずれていると考えられるなら,今から修正すればいいんです。
試験までの,今日入れて一週間は,上のリンク先の「試験の対象者像」をしっかり読み,あたかも自分が対象者のように,振る舞い,考えてみて下さい。試験の対象者像を,セルフイメージとして落とし込むのです。
   「この問題は,情報セキュリティスペシャリストだったら,どう考えるだろう。」
   「このプログラムは,応用情報技術者だったら,どうコーディングするだろう。」
   「データベーススペシャリストなら,どのように行動するだろう。」
   etcetc...
物事をブレイクスルーするのに,視点を変えて考える手法がありますが,まさしく,このセルフイメージを試験の対象者とする事が,今までの考えを変える力を持っているんです。
試験問題を解く時も,「○○だったら,どう解決するだろう。」と質問してみて下さい。(「○○」には,受験する区分を入れて下さいね。)
答えが浮かんでくる,不思議な体験をするかもしれませんよ~。

セルフイメージを試験区分に合わせる

わく☆すた,けんけんです。
「セルフイメージ」って,よく言われますけれども,これは単純に「自分が自分に持つイメージのこと」です。
このセルフイメージが,試験を受ける時に,とても役立ちます。
このブログを読まれている方の受験する試験区分は,それぞれだと思います。jitecのサイトには,「試験要綱Ver1.1」が公開され,「試験の対象者像」ってのが,しっかり記載されています。
よく,「自分は開発の経験がないから,だめかも。」みたいな事を聞きますが,開発の経験が無いなら,開発したつもりになって考えればいいんです。
その他,「業務経験がないから。」とか,いろいろありますよね。業務経験が無いなら,実際に業務を行ったら,どのようにしてやるか。と想像してみるんです。
つまり,各試験区分の試験の対象者像をセルフイメージとして,あてはめるのです。もし,今のご自身が受験する試験の対象者像からずれていると考えられるなら,今から修正すればいいんです。
試験までの,今日入れて一週間は,上のリンク先の「試験の対象者像」をしっかり読み,あたかも自分が対象者のように,振る舞い,考えてみて下さい。試験の対象者像を,セルフイメージとして落とし込むのです。
   「この問題は,情報セキュリティスペシャリストだったら,どう考えるだろう。」
   「このプログラムは,応用情報技術者だったら,どうコーディングするだろう。」
   「データベーススペシャリストなら,どのように行動するだろう。」
   etcetc...
物事をブレイクスルーするのに,視点を変えて考える手法がありますが,まさしく,このセルフイメージを試験の対象者とする事が,今までの考えを変える力を持っているんです。
試験問題を解く時も,「○○だったら,どう解決するだろう。」と質問してみて下さい。(「○○」には,受験する区分を入れて下さいね。)
答えが浮かんでくる,不思議な体験をするかもしれませんよ~。

モーニングページについて

わく☆すた,けんけんです。
前に,「論文試験に合格するコツ」と言う文章を書きました。
ここで,「モーニングページ」と言うワークを紹介しています。これは,「A4用紙3枚に,今考えている事を書き連ねる。」と言うワークです。(もともと英語圏のお話で,日本語ではちょっと多いので,A5用紙1枚にぴっちり書く程度でよいかなと感じています。)
基本的に,毎日やるのが理想ですが,絶対毎日やらなければならないって事はないです。
昨日の公開セミナーで,「毎日できないんです。」と質問がありました。自分も,そう毎日書いてないですよ~。
けれども,書く時は,時間をとって書ききるようにしています。
あと書く時に気をつけることは,書いている時はペンを止めないことです。「何も書くことがないなぁ。」と思っている時は,「何も書くことがない,何もかくことがない,何もかくことがない・・・」と延々書いてもOKです。
そのうち,なにか頭に浮かんでくるものです。
まだ試されていない方は,一度お試しでやってみることをお奨めします。
書き終わったあとは,不思議とすっきりしますよ。(論文対策にもなるので,一石二鳥です。)
今日はこのへんで。

1週間で「読む力」を身につける

わく☆すた,美月です。
今日はわく☆すた初めての公開セミナーなので,朝からドキドキしています。
いらしていただける皆様,よろしくお願いします。


情報処理技術者試験の勉強をするのあたって,「読解力」はとても大切になってきます。
DVDやeラーニングなどで学習するとき以外は,基本的に本を読んでのインプットになりますし,本から情報をどれだけ吸収できるかは,読解力によるところが大きいです。
なので,「読解力」を身につけるのは勉強の基本,とっても大切な部分です。


ただ,これを身につけるのには結構時間がかかります。
最初は簡単な本を読んで,少しずつレベルを上げて,ただ読むだけでなくて文章に書いてあることをちゃんと分かっているかチェックする。。。という作業は必要になってきます。
ですので,本格的な読解力アップの方法については,試験後また書きたいと思います。


今日は,付け焼き刃で,試験本番用の「読む力」を身につける方法です。
この方法は,情報セキュリティスペシャリスト試験,データベーススペシャリスト試験あたりで一番使える方法だと思います。


一般的な読解力は,どんな本でも読みこなせる力です。ただ,試験に必要な読解力は,「試験問題を正確に読みこなせる力」になります。要は,最低限,試験問題が読みこなせればいいのです。


読解力は,「慣れ」の要素が大きいので,試験問題に慣れておくと,試験問題に対する認識率が上がります。そのために,過去問演習が有効なのですが,解いてると時間がかかりますし,それだと逆に,試験に必要な読解力が身につかなくなります。


ですので,おすすめは,「過去問を読み物として読む」ことです。
午後2問題を中心に,ただ問題を読んでみてください。ついでに,詳しい解答解説のある過去問題集で解説も読むと,問題を解く流れも身について一石二鳥です。


この用途での過去問題集には,アイテックのものがおすすめです。解説の分量が他社と比べて桁違いに多いですし,過去問と同じくらい難解な文章で書かれているものが多いので,練習にはもってこいです。^^;
ここでは,1週間でなるべく量をこなすことが大切になってきます。


それで,2日前ぐらいまでいっぱい過去問漬けになって,試験前日はいったん勉強から離れてよく寝る,というのがおすすめです。
いったん離れることで,脳が本試験の問題を吸収しやすくなります。


読解力があっても,知識がなければ受からないので,みんなこれでOKって話ではないですが,午後2でいつも落ちてしまう,という人は,知識の問題ではないので,試してみる価値はあると思います。

1週間で「読む力」を身につける

わく☆すた,美月です。
今日はわく☆すた初めての公開セミナーなので,朝からドキドキしています。
いらしていただける皆様,よろしくお願いします。


情報処理技術者試験の勉強をするのあたって,「読解力」はとても大切になってきます。
DVDやeラーニングなどで学習するとき以外は,基本的に本を読んでのインプットになりますし,本から情報をどれだけ吸収できるかは,読解力によるところが大きいです。
なので,「読解力」を身につけるのは勉強の基本,とっても大切な部分です。


ただ,これを身につけるのには結構時間がかかります。
最初は簡単な本を読んで,少しずつレベルを上げて,ただ読むだけでなくて文章に書いてあることをちゃんと分かっているかチェックする。。。という作業は必要になってきます。
ですので,本格的な読解力アップの方法については,試験後また書きたいと思います。


今日は,付け焼き刃で,試験本番用の「読む力」を身につける方法です。
この方法は,情報セキュリティスペシャリスト試験,データベーススペシャリスト試験あたりで一番使える方法だと思います。


一般的な読解力は,どんな本でも読みこなせる力です。ただ,試験に必要な読解力は,「試験問題を正確に読みこなせる力」になります。要は,最低限,試験問題が読みこなせればいいのです。


読解力は,「慣れ」の要素が大きいので,試験問題に慣れておくと,試験問題に対する認識率が上がります。そのために,過去問演習が有効なのですが,解いてると時間がかかりますし,それだと逆に,試験に必要な読解力が身につかなくなります。


ですので,おすすめは,「過去問を読み物として読む」ことです。
午後2問題を中心に,ただ問題を読んでみてください。ついでに,詳しい解答解説のある過去問題集で解説も読むと,問題を解く流れも身について一石二鳥です。


この用途での過去問題集には,アイテックのものがおすすめです。解説の分量が他社と比べて桁違いに多いですし,過去問と同じくらい難解な文章で書かれているものが多いので,練習にはもってこいです。^^;
ここでは,1週間でなるべく量をこなすことが大切になってきます。


それで,2日前ぐらいまでいっぱい過去問漬けになって,試験前日はいったん勉強から離れてよく寝る,というのがおすすめです。
いったん離れることで,脳が本試験の問題を吸収しやすくなります。


読解力があっても,知識がなければ受からないので,みんなこれでOKって話ではないですが,午後2でいつも落ちてしまう,という人は,知識の問題ではないので,試してみる価値はあると思います。

「締め切り効果」で勉強する

わく☆すた,美月です。
春の情報処理技術者試験まであと9日,すぐそこまで迫ってきましたね。


あせる気持ちも,逃げ出したくなる気持ちも,あると思います。
「あと一週間ちょっとなんて,もうダメだ」とあきらめがちな方もおられると思います。
でも,この時期は,ある意味チャンスです。


昨日ご紹介した,「一生モノの勉強法」という本で,「締め切り効果で時間の流れを制御する」という話がありました。

私は結構,ぎりぎりまでやらないで焦る方なので,締め切り効果にはいつもお世話になっています。^^;


時間があると思うと,「あとでやればいいや」と,つい後回しにしがちなことも,締め切りがあると,なんとなく頑張れます。「一週間後が試験」というのは,勉強を後回しにしない,絶好の機会です。ぜひ,あきらめずに,最後の追い込み,やってみてください。


ただ,この本で言っている「締め切り効果」は,そういう直前の切羽詰まった話ではなく,もう少し建設的な話です。


私の大好きな,デマルコの「デッドライン」に,ソフトウェア開発では,残業を増やすと作業効率が低下する,という話があります。これは,「1時間あたりの仕事量」という話ではなく,「1日でこなせる仕事量」の話です。ですので,会社の残業を禁止している,という会社も結構あります。


勉強するときも,なんとなくやっていると,ダラダラしてしまいます。ダラダラ3時間勉強するより,集中して15分勉強する方が,多くのことを学べることが多いです。その集中するために使うのが,「締め切り効果」です。


勉強する内容を決めた後,あらかじめ「15分以内」など,締め切りを設定します。この時間は,なるべく短めの方がいいです。例えば,午後1の問題を解くとき,私は規定の30分ではなく,「25分」を設定しています。それで,時間が来たら,途中でもやめます。途中で終わるのは,なんとなく本能的にイヤな感じがするので,大体が最後大慌てでも,ひととおり終えることができます。


これをやるときにおすすめなのが,「キッチンタイマー」です。普通の携帯のストップウオッチでもいいと思いますが,カウントダウンした方がより締め切り効果は高まりますし,文字盤は大きい方が使いやすいです。980円ぐらいで売ってますので,気軽に試してみてください。


特に,直前の問題演習には,時間を計るのはおすすめです。時間感覚が身について,落ち着いて試験が受けられるようになります。私は,多分試験をいっぱい受けたからだと思いますが,大体25分がこれくらい,って言う感覚が身についていて,大体その時間で問題を解き終わります(分からない問題は適当に書きますが。。。^^;)。今回から午後1の時間配分が変わりますので,逆に午後1を1問40分で解く,という練習をしてもいいかもしれません。


長く,いっぱい勉強した方がいいとは限りません。集中して,少しずつでも学習していきましょう。


「締め切り効果」で勉強する

わく☆すた,美月です。
春の情報処理技術者試験まであと9日,すぐそこまで迫ってきましたね。


あせる気持ちも,逃げ出したくなる気持ちも,あると思います。
「あと一週間ちょっとなんて,もうダメだ」とあきらめがちな方もおられると思います。
でも,この時期は,ある意味チャンスです。


昨日ご紹介した,「一生モノの勉強法」という本で,「締め切り効果で時間の流れを制御する」という話がありました。

私は結構,ぎりぎりまでやらないで焦る方なので,締め切り効果にはいつもお世話になっています。^^;


時間があると思うと,「あとでやればいいや」と,つい後回しにしがちなことも,締め切りがあると,なんとなく頑張れます。「一週間後が試験」というのは,勉強を後回しにしない,絶好の機会です。ぜひ,あきらめずに,最後の追い込み,やってみてください。


ただ,この本で言っている「締め切り効果」は,そういう直前の切羽詰まった話ではなく,もう少し建設的な話です。


私の大好きな,デマルコの「デッドライン」に,ソフトウェア開発では,残業を増やすと作業効率が低下する,という話があります。これは,「1時間あたりの仕事量」という話ではなく,「1日でこなせる仕事量」の話です。ですので,会社の残業を禁止している,という会社も結構あります。


勉強するときも,なんとなくやっていると,ダラダラしてしまいます。ダラダラ3時間勉強するより,集中して15分勉強する方が,多くのことを学べることが多いです。その集中するために使うのが,「締め切り効果」です。


勉強する内容を決めた後,あらかじめ「15分以内」など,締め切りを設定します。この時間は,なるべく短めの方がいいです。例えば,午後1の問題を解くとき,私は規定の30分ではなく,「25分」を設定しています。それで,時間が来たら,途中でもやめます。途中で終わるのは,なんとなく本能的にイヤな感じがするので,大体が最後大慌てでも,ひととおり終えることができます。


これをやるときにおすすめなのが,「キッチンタイマー」です。普通の携帯のストップウオッチでもいいと思いますが,カウントダウンした方がより締め切り効果は高まりますし,文字盤は大きい方が使いやすいです。980円ぐらいで売ってますので,気軽に試してみてください。


特に,直前の問題演習には,時間を計るのはおすすめです。時間感覚が身について,落ち着いて試験が受けられるようになります。私は,多分試験をいっぱい受けたからだと思いますが,大体25分がこれくらい,って言う感覚が身についていて,大体その時間で問題を解き終わります(分からない問題は適当に書きますが。。。^^;)。今回から午後1の時間配分が変わりますので,逆に午後1を1問40分で解く,という練習をしてもいいかもしれません。


長く,いっぱい勉強した方がいいとは限りません。集中して,少しずつでも学習していきましょう。


試験の形式に正しく対応する

わく☆すた,美月です。
今日,講義の帰りに,面白い本を見つけて,電車の中で一気に読んでしまいました。^^
一生モノの勉強法」という本で,いろんな新しい視点で勉強法について書かれています。
面白い話はいろいろあるのですが,今日は直近の試験に役立ちそうなところを紹介します。
「テキストは最初から最後まで覚えなくてもいい」という章で,効率的な試験勉強の仕方が紹介されていました。
その中で,「過去問を見て,試験の形式に正しく対応しよう」ということで,試験傾向を見て,過去問を見て,その試験で何を問われているのかしっかり理解して対応しようという話がありました。

試験の形式に正しく対応する

わく☆すた,美月です。
今日,講義の帰りに,面白い本を見つけて,電車の中で一気に読んでしまいました。^^
一生モノの勉強法」という本で,いろんな新しい視点で勉強法について書かれています。
面白い話はいろいろあるのですが,今日は直近の試験に役立ちそうなところを紹介します。
「テキストは最初から最後まで覚えなくてもいい」という章で,効率的な試験勉強の仕方が紹介されていました。
その中で,「過去問を見て,試験の形式に正しく対応しよう」ということで,試験傾向を見て,過去問を見て,その試験で何を問われているのかしっかり理解して対応しようという話がありました。

「足りているところ,できているところ」に目を向ける

わく☆すた,けんけんです。
試験まであと少しですね。気合い入れて勉強している人ほど,直前になって,「あれもできていない,これもできていない」と焦ってしまう事が多いようです。
けれども,少し立ち止まって振り返ってみて下さい。参考書に貼った付箋紙。蛍光ペンで塗った後。そして,ノートに解いた過去問題。etcetc... と,結構やってきた事あるんじゃないでしょうか。
どうも日本人は,「足らない,できていない」事に目がいってしまう傾向があるようでます。そんなわけで,今日は,「足りているところ,できているところ」に目をくばらせてみましょう。勉強以外でも,日常生活の中でもあてはめてみると,よりリアルに感じられると思います。
まず,このページを見ているって事は,パソコンや携帯電話をお持ちですよね。そして,お仕事をされている方も多いと思います。つまり仕事を持っているって事です。さらに,基本情報あたりは,もうお持ちじゃないですか? また,言語の1つや2つ使いこなしている方もいらっしゃると思います。言語はできなくても,サーバ管理ができる人もいるでしょう。自分みたく,パソコンなら強いよって方は多いかな。
と,ちょっと上げてみただけでも沢山でてきますよね。
今日一日だけでいいので,今日は,「足りているところ,できているところ」に目を向けてみて下さい。
かな~り,あると思いますよ。
この,「目を向ける」事を「フォーカスを当てる」とも言います。フォーカスの力はとても強力です。このお話は,次の機会にでも。

基礎を見直すのは大事

わく☆すた,美月です。
勉強は,いきなり高度なことを学んで大丈夫なことと,そうでないことがあります。

私の感覚では,大半のことは,基礎から積み上げていった方が,最終的に早いです。
学校の授業で言うと,社会などはあまり積み重ねを感じませんが,数学は小学校-中学校-高校と見事に積み重ねで,途中の段階を飛ばして理解することは難しいです。

応用情報技術者試験対策で,ある試験問題のアルゴリズム(問5)が難しすぎて解けないと質問してきた受講生がいました。

処理の流れを説明しても,どうもあまり通じないようです。なので分からないポイントを探ってみると,論理シフト,算術シフトといった「シフト演算」そのものが分かってなかった様子。
これは,初級者向けの「基本情報技術者試験」の範囲です。

「基本情報受けるときに,勉強しなかったの?」と聞くと,「一応見たけど,よくわからなかったのでこの辺の分野は捨てた」とのことでした。
試験では,完全に分かっていなくても,ある程度の分野を捨てても,合格することができます。
ただ,その勉強しなかった部分が,より高度な学習をしようとしたときに,壁になることは結構あります。

情報処理試験で言うと,「コンピュータ科学基礎」分野は,数学と同じような積み重ねです。
高度なアルゴリズム問題を解くにあたっても,2進数への変換,ビット演算,論理演算,基本アルゴリズムのパターンなどの知識は必要になってきます。
このあたりを飛ばして,いきなり高度な問題を解こうとすると,手がつけられなくて挫折しがちになります。

セキュリティ技術は,ほとんどがネットワーク技術の応用技術ですので,ネットワーク,特にTCP/IPがちゃんと分かっていないと,セキュリティ技術を理解するのは難しいです。
逆に,セキュリティマネジメントに関しては,技術的な知識はあまりなくても,なんとかなります。なので,情報セキュリティアドミニストレータ試験は,総務の事務の人とか,OLさんなど技術者以外の人が,結構受かる試験でした。

高度試験で何年も苦労している人には,意外と「一種(第一種情報処理技術者)」を持っている人が多いなぁ,と私は感じてます。逆に持ってなくって,二種(第二種情報処理技術者)や基本情報技術者からいきなり受験する人の方が,「自分は一種レベルの知識はないからちゃんと勉強しよう」と思うからなのか,先に合格することが多いです。

「自分は試験に受かっているのだから大丈夫」と過信せず,基礎を見直してみる勇気を,持ってみてください。
一見,回り道に見えても,結局はその方が上のレベルまで行けるので,近道になります。

基礎を見直すのは大事

わく☆すた,美月です。
勉強は,いきなり高度なことを学んで大丈夫なことと,そうでないことがあります。

私の感覚では,大半のことは,基礎から積み上げていった方が,最終的に早いです。
学校の授業で言うと,社会などはあまり積み重ねを感じませんが,数学は小学校-中学校-高校と見事に積み重ねで,途中の段階を飛ばして理解することは難しいです。

応用情報技術者試験対策で,ある試験問題のアルゴリズム(問5)が難しすぎて解けないと質問してきた受講生がいました。

処理の流れを説明しても,どうもあまり通じないようです。なので分からないポイントを探ってみると,論理シフト,算術シフトといった「シフト演算」そのものが分かってなかった様子。
これは,初級者向けの「基本情報技術者試験」の範囲です。

「基本情報受けるときに,勉強しなかったの?」と聞くと,「一応見たけど,よくわからなかったのでこの辺の分野は捨てた」とのことでした。
試験では,完全に分かっていなくても,ある程度の分野を捨てても,合格することができます。
ただ,その勉強しなかった部分が,より高度な学習をしようとしたときに,壁になることは結構あります。

情報処理試験で言うと,「コンピュータ科学基礎」分野は,数学と同じような積み重ねです。
高度なアルゴリズム問題を解くにあたっても,2進数への変換,ビット演算,論理演算,基本アルゴリズムのパターンなどの知識は必要になってきます。
このあたりを飛ばして,いきなり高度な問題を解こうとすると,手がつけられなくて挫折しがちになります。

セキュリティ技術は,ほとんどがネットワーク技術の応用技術ですので,ネットワーク,特にTCP/IPがちゃんと分かっていないと,セキュリティ技術を理解するのは難しいです。
逆に,セキュリティマネジメントに関しては,技術的な知識はあまりなくても,なんとかなります。なので,情報セキュリティアドミニストレータ試験は,総務の事務の人とか,OLさんなど技術者以外の人が,結構受かる試験でした。

高度試験で何年も苦労している人には,意外と「一種(第一種情報処理技術者)」を持っている人が多いなぁ,と私は感じてます。逆に持ってなくって,二種(第二種情報処理技術者)や基本情報技術者からいきなり受験する人の方が,「自分は一種レベルの知識はないからちゃんと勉強しよう」と思うからなのか,先に合格することが多いです。

「自分は試験に受かっているのだから大丈夫」と過信せず,基礎を見直してみる勇気を,持ってみてください。
一見,回り道に見えても,結局はその方が上のレベルまで行けるので,近道になります。

仲間を作る

今日は,けんけんが書いています。
試験勉強していると,1人だと結構寂しいですよね。そんな時は,勉強仲間を作ると,励まし合えるので,良いですよ。
自分は,かれこれ10年前,パソコン通信を活用していました。インターネットなんて,まだ普及してませんでしたから。前にも書きましたが,NiftyサーブにFLICと言う,ライセンス関連のフォーラムがあったので,そこに登録して,情報処理技術者試験の掲示板によく書き込みしていました。情報処理技術者試験関連のコミュニティに参加することが,勉強仲間を作る,良い方法だと思います。目的が同じですからね。
フォーラムには,初心者掲示板と高度系掲示板があって,当時は,初級シスアドやら,第二種情報処理技術者を受けていたので,書き込むのは初心者掲示板。^^; いつかは,高度系掲示板に書いてやると思っていました。
フォーラム内には常連さんがいて,自分も常連になって,結構知り合いが出来ました。今日の勉強の進捗を報告しあったり,よかった参考書の交換なんかをしてたなぁ。1人じゃないぞって感じになって,とても励みになりました。
そこで知り合った人に,「情報処理技術者試験の勉強会」の事を教わって,参加しはじめてから,モチベーションは加速しましたね。やっぱり,リアルに人に会うと,オンラインより影響は大きいようです。当時,WindowsCE(今の,Windows Mobileの前身)の機械で,Linuxを走らせるのが流行っていて,実機を持参してレビューしている人なんかもいました。
勉強会が終わると,補講と言う飲み会に突入して,そこでも,あーでもない,こーでもないと,議論を交わしていたのも懐かしい思い出です。
では,今はどうなっているかと言うと,時代はSNSなので,そういったコミュニティは,mixiやら,情報処理技術者試験専用のSNSなんかがあります。また,各種講座もいろいろ出てきていますね。
まとめると,

●mixi系
 ログイン後,コミュニティの検索で,「情報処理技術者試験」や「応用情報技術者」などの試験名で検索すると,関連するコミュニティが結構沢山でてきます。
●情報処理技術者試験専用SNS
 「JYOTATSU」と言うSNSがあります。mixiとかに比べると,こぢんまりしています。
●講座,セミナーなど
 示現塾と言うサイトがあります。各種講座を開催しています。

 また,手前味噌ですが,我が社でも公開セミナーをやってます。
 
コミュニティには,向き不向きがあるので,自分に合ったコミュニティを見つけるとよいと思います。
人と繋がると,人生思いも寄らないことが展開したり,結構楽しいですよ~。

事前に勉強をした人の方が現場で使える

わく☆すた,美月です。
今日は,情報処理技術者試験の勉強などで事前に勉強した人の方が,現場で実際に活躍できるということについて,お話ししたいと思います。
危機に陥ったとき,その場しのぎで学習し,対処することができても,きちんと学習することはできません。
例えば,泳げない人を足の届かないプールに放り込むと,危機的な状況なので,なんとか泳げるようになることもあります。
しかし,その状況で泳げるようになった泳ぎ方では,「速く泳げるように」はなりません。
その後,不器用な泳ぎ方が身についてしまい,かえって良い泳ぎ方を身につけることも難しくなります。
逆に,最初から順を追って,水泳教室などで泳ぎ方を学ぶと,スムーズに速く泳げるようになります。
泳ぎ方に関しては,教え方の体系もかなり確立されていますので,ちゃんと教わりさえすれば誰でも泳げるようになるのです。
仕事でも,現場で必要にせまられてその場で作ったシステム,というのはよく落とし穴があります。
システム開発の現場では,データベース設計などは典型例です。
データベースシステムは,正規化などを考えないで,場当たり的に作ったシステムが結構あります。
データベースはネットワークと違い,ひどい設計でも一応動きますし,とりあえずの用は足せます。
ただ,後で不具合が多かったり,システムの変更が大変だったりします。
ちゃんと設計手法を知っていれば,もっと効率的にやれる方法はいくらでもあります。
それをやらないのは,他に方法がある,というところに目が向かないからだと思います。
物事を体系立って勉強すると,頭の中に,物事の全体像のイメージが出来上がります。
全体が見えるようになると,個々の技術がどのように関連付いていて,役に立つのかが見えるようになります。
なので,情報処理技術者試験のような,体系的な学習は,結構,現場の仕事に役立ちます。
「全体のどのあたりのことをやっているのか」が見えるので,大きな間違いはしなくなるからです。
ベンダー試験のような製品の使い方を学ぶ,直接現場で使う知識が出ないので,情報処理技術者試験は,現場で使えない,という言われ方をすることも多いです。
でも,試験勉強をすることで,情報処理全般の,全体的な知識が身につきますので,全体的なイメージがつかめるようになります。
そうすると,同じ現場の技術を学ぶのにも短期間でできるようになりますし,思った以上にメリットが大きいです。
ですので,「こんな勉強をしていて何の役に立つんだろう。。。」と疑問を感じたときに,今はわからなくても,将来的に役に立つ知識を得ているんだ,というつもりで学習してみてください。

合格した後の世界をイメージする

こんにちは。今日は,けんけんが書いています。
前回は,「そもそも,どうして試験を受けるのか・・・?」と,受ける前のことをかきました。
今回は,試験の後のことです。しかも,合格した後の世界です。
「これから受けるのに,合格するもしないも,ないじゃん」とツッコミが入るかもしれませんが,この,合格した後の世界をイメージするってのは,かなり強力なイメージトレーニングになるんですよ。
ちなみに,自分がそうでした。
昔,一種を受験するときに,NiftyのFLICで知り合った友人と遊び半分で,以下のような書き込みした事があります。(補足説明:FLICとは,昔の大手パソコン通信会社・Niftyサーブのフォーラムの一つで,ライセンスフォーラムの事です。@Niftyの前身の会社です。)
合格を会社に報告した後のシチュエーションとして,
 先輩A:「お,ついに合格したんだって。これで安心して仕事まかせられるよ。」
 上司F:「普段の努力が実ったな。これかも期待しているよ。」
 同僚P:「ちぇっ。先をこされちまったな。でも,仕事では負けないからな。」
 同僚S嬢:「○○さん,合格されたんですってね。おめでとうございます。私も教えてもらおうかな。^^」

なんて事を考えて,掲示板に書き込みした事があります。
これだけで,合格した気になって,ニタニタしながら勉強に励む事ができました。
一種は,残念ながら合格する事はできませんでしたが,その後にネットワークを受けようと思ったのは,さらに合格した後の世界を考えていたからです。
当時,ユーザー企業に勤めていて,どう考えても,業者さんにボラれていたんです。機械を導入すると,なぜか絶対にいらないような機械も一緒についてくる。そして,電算室の肥やしになっている事が多々あったんです。
ここで自分は,「絶対に業者にバカにされないぞ」と強く思い,高度試験に受かってやると決意したんです。そして考えた,合格した後のイメージはこんな感じ。
 営業に挨拶に来たシステム会社の営業マンと名刺交換をする。
 自分は普通に,テクニカルエンジニア(ネットワーク)の名称が入った名刺を渡す。
 名刺を見た営業マンは,顔色を変え,プレゼンを始めるがしどろもどろ。
 自分は,そのプレゼンに対し,適確な指摘をし,問題点を明らかにする。

このイメージは,実現しました。しかも,テクニカルエンジニア(データベース)のおまけ付きで!
(データベースの方が先に合格したんですけどね。^^;)
と言うわけで,自分がそうありたい未来を想像する事は,その世界を引き寄せる事みたいです。試験に合格する事は,そんなに難しくないと思います。
このブログを読んで下さっている人,それぞれだと思いますので,自分にあったと言うか,実現したい世界を想像して,リアルにイメージしてみて下さい。きっと,その世界は実現します。
合格した後の世界をイメージして,ニタニタして下さいね。ニタニタする事も大事ですよ。
追伸
このイメージ方法は,他にも応用できます。例えば・・・理想の奥さんを想像する。将来住みたい家を想像する。などなど。リアルに想像するほど,現実化しやすいですよ。