最近のデータベーススペシャリスト試験のポイント
毎年出版させていただいている,データベーススペシャリスト試験対策書,「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和4年度」が今年も発売されました。 まだ4月の試験前ですが,10月の試験に向けてしっかり学習される場合は,今からスタートするのもおすすめです。今回のテキストから,ダウンロード特典の電子版にある過去問解説(9期分)が印刷可になりました。繰り返しの演習に,ぜひご活用ください。
毎年出版させていただいている,データベーススペシャリスト試験対策書,「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和4年度」が今年も発売されました。 まだ4月の試験前ですが,10月の試験に向けてしっかり学習される場合は,今からスタートするのもおすすめです。今回のテキストから,ダウンロード特典の電子版にある過去問解説(9期分)が印刷可になりました。繰り返しの演習に,ぜひご活用ください。
昨日,「家に帰ったら合格発表見よう」と思ってたのに,結局昨日は家までたどり着けず,今日やっと戻ってこれた美月です。
昨日は,南紀白浜行きに乗ったはずが,天候悪化で関西国際空港についてしまい,さらに電車も止まっていて,ちょっとした大冒険でした。
田舎に住んでると,いろいろイレギュラーなことがありますね。
昨日,平成29年春期の情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士の申込者数が,「プレス発表 平成29年度春期情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)試験および情報処理技術者試験の応募者数について」で発表されました。
なぜか,全体的に,受験者が増加しています。
そして,特筆すべきことは,今まで受験者数が減少の一途を辿っていたデータベーススペシャリスト試験の,前年同期比126.7%の大幅増加です。
ここ数年,データベーススペシャリスト試験が静かに変わっています。
10年経っても変わらない試験,といわれていたデータベーススペシャリスト試験に,大きな変化が起こっているのです。
気がつかないうちに,川の流れのように,少しずつ試験の内容が変わってきています。
おかげさまで今年も無事,「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 平成27年度」が完成しました。
もう予約が開始されていますし,9月上旬には店頭にも並ぶと思います。
春試験の参考書ですが,データベースはマスターするのに時間がかかるため,万全を期すために早めに勉強をスタートするのもおすすめです。
本日,「データベーススペシャリスト対策+平成23-25年春過去問解説3回コース」の1回目を開催し,無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
無事撮影が終了いたしましたので,近日中にDVDを発売予定です。
また,2回目以降からの参加申込も受け付けております。
動画で1回目をフォローすることも可能ですので,よろしければご検討ください。
今日,気になることがあったので,セミナーの帰りに,本屋で自著「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 平成26年度」以外の参考書をひととおりチェックしてみました。
8月ももうすぐ終わりですね。
学生さんだと,夏休みの最後の輝き(宿題追い込み)の頃でしょうか。
私も,本の最終入稿に向けて,また秋向けの研修に向けて,いろいろ追い込みをかけております。^^;
ということで,Amazonでも予約が開始されましたので,多分もう大丈夫だと思いますのでお知らせです。
「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 平成26年度」が,無事来年向けの参考書として,発売されます。
発行日は,9月24日の予定です。
Impress Japanの直販サイトからも予約可能です。
来年向けからはやっと,他の参考書も含めて,電子書籍版も発行予定です。
入院中の病院ロビーからテザリングでネットにつないでいる,ネット中毒の美月です。^^;
病人なはずなのですが,隔離されて食事も作ってもらえるからか,意外と原稿書きがはかどっています。
といっても,明日手術なので,元気でいられるのも今日までだと思います。
平成25年春のデータベーススペシャリスト試験問題を解いてみましたが,これ,結構難しいですね。
一意に特定できないとか,あいまいで難しいとかじゃなく,単純に論理パズルのような難しさなので,イイ問題だとは思います。
ただ,難易度は平成24年に比べると,大分高いと思います。感覚的には,テクニカルエンジニア(データベース)に戻ったぐらいの感じです。
今日,執筆中の“データベーススペシャリスト教科書”のためにデータベースの基礎理論について分析していました。
それで気づいたのですが,平成24年午後1問1設問3の関係代数演算は,その前には平成17年に出題されています。そして,平成23年午後1問1設問3の第4正規形は,その前には平成16年に出題されています。
ということは,午後1問1の問題には,周期性があるかもしれないな,と感じました。
この順番的には,平成25年は平成18年が該当することになりますので,題材としてはオブジェクト指向モデルになります。
オブジェクト指向とかUML表記とか,少し押さえておくと良さそうです。
平成18年午後1の問題を解いておくのもありです。
データベーススペシャリスト試験の場合,午後2の選択問題は,「迷わず問2!」という方が多いです。
公表されているわけではないですが,多分全体の選択率でも,問1より問2を選ばれる方の方が,圧倒的に多いと思います。
データベーススペシャリスト試験のここ10年ぐらいの傾向では,問2は概念データモデル(ER図)作成がメインの問題,問1がそれ以外の論理設計や物理設計なども加えた問題です。
どちらが得意かは人それぞれですし,年ごとにどちらが難しいかは流動的ですが,勉強する内容自体は問2の方が少なくなります。
午後2問2は,基本的に「ER図が正確に書けるようになる」ことができれば,合格できるからです。
わく☆すた,けんけんです。
本日,わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策 5回コース」の4回目が,無事終了しました。
講座に参加された皆様,動画セミナーやDVDをお申込みの皆様,ありがとうございます。
収録は無事終わりましたので,編集とチェックが終わり次第配信を開始いたします。
弊社facebookページに写真を公開しています。
また,受講者(DVDや動画も含む)の方には,今回の講義に関連する過去3年分のデータベース問題(午後II問1)の動画も合わせて配信していますので,お役立てください。
今週末のわく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策+平成22-24年春過去問解説5回コース」の4回目より,いよいよ午後2に入ります。
午後2は,午後1レベルの基礎があることは大前提ですので,まずは午後1の学習は必要です。
それができた上で,実際の事例を大量にモデリングしていくのが午後2になります。
平成25年春向けに開催しているわく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策+平成22-24年春過去問解説 5回コース」について,いくつか変更点がありますのでお知らせします。
3/17(日)開催予定の,5回コースの最終回「5回目 データベース午後2(2)+平成24年春午後II問2」につきましては,会場を従来の会議室とは異なる「わく☆すた 秋葉原オフィス」とさせていただきます。
そして,それに伴い,講義の生中継をUstream配信で行う予定です。
「わく☆すた公開セミナーDVD 2013DB対策+平成22-24年春過去問解説 5回コース5回目」「わく☆すた動画セミナー 2013DB対策+平成22-24年春過去問解説 5回コース5回目」をご受講の方に向けて,講義内容をリアルタイムで配信いたします。
Twitterなどを通じて,質問など双方向でのやりとりもできます。
試験勉強を始めるとき,いつから始めるのが最適かは,試験区分によって違います。
「スタートアップセミナー 合格への道しるべ」セミナーでは,具体的な勉強法や始める時期などについてお話したいと思いますが,早く始めればそれだけ有利,とも限らないところもあります。
その中で,とにかく「早めスタート」がおすすめなのは,データベーススペシャリストの勉強です。
データベースは,勉強するとすぐできるわけではなく,理解して身につけるのに,ある程度の期間が必要です。
今日の合格体験記は,前回,「情報セキュリティスペシャリスト合格体験記:anonymousさん」でも合格体験記をいただいた,anonymousさんです。
なんと,午後2が「100点!」ということで,成績照会のキャプチャ画像もいただいています。
午前1や午前2では100点は時々聞きますが,午後2の100点というのは,かなりめずらしいと思います。
anonymousさんにはまた,このブログの「思いっきり深くやってみる」のコメント欄に,平成24年春データベーススペシャリスト午後1,午後2の解答解説をご寄稿いただいています。
このブログでも何度も触れていますが,情報処理技術者試験の高度区分は,過去問をしっかりやることが合否のカギを握ります。
その時,単に量をこなす,というよりは,しっかり1問1問を理解して消化することが大切です。
ただ10年分こなせばいい,というよりは,3年分を完璧にマスターすることの方が,試験合格には有効です。
今日の合格体験記は,過去問演習をしっかり行って,1回でデータベーススペシャリスト試験に合格された,もぐさんです。
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【基本情報】
氏名:もぐ
年齢:29歳
データベーススペシャリスト試験 受験:1回目
自画自賛みたいになっちゃいますが,改めて,わく☆すたブログの合格体験記を読み返すと,面白いものが多いなぁ,と感じています。
単に合格するコツだけじゃなく,悩んだ過程など,いろいろ感情が見えてくると,文章は面白くなります。
その分,合格体験記ごとに言ってることは結構違います。
基本的に,参考書情報などは,実際に受験した人それぞれの感想が大事だと思っていますので,そのまま掲載しています。
そのため,人によって,参考書の善し悪しの感じ方には,差が出てきていると思います。
ぜひ,単純に,「これがおすすめ」というのにとらわれず,自分の基準で,合いそうな教材を選んでみてください。
今日の合格体験記は,データベーススペシャリストに合格された,ぴーちゃんさんです。
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【基本情報】
氏名:ぴーちゃん
年齢:32歳
データベーススペシャリスト受験:1回目
試験まであと1ヶ月と少しです。
追い込まれた方が頑張れるとか,一夜漬けが得意,という人はこれからは追い込みの時期です。
ただ,着実に積み重ねていける人は,あえて来年の試験に向けてじっくり勉強を開始してみるのもいいかもしれません。
今日の合格体験記は,そんな感じで,今ぐらいの時期からじっくり時間をかけてデータベーススペシャリスト試験に合格されたY.Yさんです。
ちなみに,Y.Yさんは,前回,「「応用情報技術者合格体験記:Y.Yさん」で体験記を書かれた方と同一人物です。
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【基本情報】
氏名:Y.Y
年齢:34歳
職業:SE(データベース管理が中心)
データベーススペシャリスト試験受験:1回目
本日,第2回わく☆すた勉強会「データベース ER図」が開催され,無事終了しました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
今日は私(美月)はサポートで入っていました。
後ろから見ていて感じたのは,グループ演習で,人をリードして,アウトプットしている人ほど,実力がアップしているということです。
わく☆すたの勉強会では,基本的に,講師が教える,ということはやりません。
ですので,分からない人がいた場合には,分かる人が教えたり,議論して結論を出していきます。
その時に,自分なりの考えをちゃんと説明したり,知識をまわりの人に分かち合う人ほど,伸びは速いです。
1回目と2回目の勉強会の間だけでも,大分実力アップしているなぁ,と感じられる人もいましたし。
かといって,ただ,「議論に参加して,自分の意見を主張する」というだけでは,あんまり意味がありません。
重要なのは相手に役立つようなことを,アウトプットすることです。
そのためには,大前提として,基本的な勉強は事前に行っておく必要があります。
ER図の場合には,最低限,基本的な書き方やルールは知っておくのが前提です。
その上で,実際に過去問題を解いてみたり,モデリングをして議論をすることで,大きく実力アップできるのです。
そして,一人で勉強する場合にも,大切なことはアウトプットです。
データベースの場合,正規化の手法,ER図の書き方など,知らなければいけない知識はそれほど多くありません。
知識を身につけた後は,過去問題を解いたり,実際の業務をモデリングしたりして,ER図を実際に,自分の手で書いてみる必要があります。
その時,ER図の一本一本のリレーションシップについて,「なぜ引いたのか」「なぜカーディナリティ(数の関係)がこうなるのか」について,きちんと自分で説明できるようになることが大切です。
ER図の線にはムダなものは1つもなく,1つ1つが必要だから引かれている線なのです。
ただ単に解説を読んだり,解答を書き写したりしているだけでは,合格レベルには行きません。
最初のうちに,考え方に慣れるためにまねることはありだと思いますが,最終的には,アウトプットすることがとても大切になります。
あと1ヶ月半,なるべく多くアウトプットして,確実に実力をつけていきましょう。
おかげさまで,わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策+平成23年春過去問解説 5回コース」の4回目,5回目(2回とも午後2対策)が残席わずかとなりました。
昨日のデータベース勉強会も定員いっぱいで,大盛況でした。
今期は,データベーススペシャリスト対策がとても盛況で,盛り上がっております。
皆様,ご参加ありがとうございます。
また,第2回のデータベース勉強会(現在の所3/1(木)夜を予定)も,開催予定です。
データベーススペシャリスト試験の場合,覚えなければいけない知識,というのは,多くはありません。
ただ,その少ない知識は,完全にマスターする必要があります。
正規化の場合,第1~第5正規形までの正規化のルールは,とても単純です。
それを,特に第3正規形までは完全に理解しておくのは,データベーススペシャリスト試験では必須です。
主キー,候補キーの選び方を知っていて,順に正規化することは,午後1では定番ですし,できて当たり前です。
ER図でも,エンティティを洗い出して,リレーションシップを引くことは,午後2では必ず行います。
そこで,カーディナリティを間違えずに,リレーションシップの線を引けるようにする力は必須です。
ただ,それを,「時間をかければなんとか考えられる」というぐらいの,単に「わかってる」レベルでは,試験には合格できません。
午後1や午後2では,候補キーや主キーを考えて導き出して,ゆっくり第3正規形にする,という時間はありません。
特に午後2では,属性を一瞬で見極めて,そこから速やかに主キーを決めて,テーブルを第3正規形にし,ER図を書く,という一連の作業を,2時間の間で大量にこなす必要があります。
ですので,1つ1つじっくり考えて導き出す,というレベルでは間に合いません。
見た瞬間に主キーや第3正規形の形が大体想像がつく,ぐらいには,できるようになっておく必要があります。
といっても,そんなに大変なことではありません。
一度理論がわかってしまえば,実際の問題を解きながら演習していると,段々素早くできるようになってきます。
普通は,午後2問題を3年分ぐらいこなせば,想像はできるようになりますし,解く速度はかなり速くなります。
ただ,データベースの場合は,「わかってるつもりでわかってない」ことも良くあります。
特に,独学でやっている人の中には,「正規化をそもそも勘違いしている」「ER図の書き方を知らない」という方もよくいらっしゃいます。
ですので,一度,勉強会やセミナーなどで,まず「わかる」ということはとても大切です。
わかった後,できるようにするためには経験が必要です。
もちろん実務でもいいですが,実際の試験問題を解くことは,とてもいい経験になります。
データベーススペシャリストの試験は,試験日にどれだけ「できる」かが,合否を分けます。
試験まであと2ヶ月と少し,なるべく多くの経験を積んでいきましょう。