株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 67/91

iPad買っちゃいました

わく☆すた、美月です。
私事ですが、iPad、買っちゃいました。
一応、名目があって、その目的は、電子書籍を出版するためです。
午前問題の問題集を、まずは作ってみようと思ってます。YouTubeと連動できれば面白いかなと。
今日のブログは、セミナーに出かける途中の電車の中で書いてます。iPhoneに比べると、キーボード入力が格段にやりやすくて、書きやすいです。
私は、iPadが出てきたことで、勉強方法も大きく変わるんじゃないかと期待してます。少なくとも、従来の参考書以外の勉強方法がいろいろできるとは思っています。
例えば、 今の問題集は、ページ数の都合から、かなりギチギチに詰め込んで作られてます。よく、原稿を書いていると、出版者の方から、「午前問の解説は400字以内で」とか、「持ち歩きやすいように総ページは250ページ以内で」と言った形で指定されることが多いです。持ち歩くという制約を考えると、しょうがない部分も大きいのですが、そうすると、必要な情報を全部盛り込めないことは多々あります。市販の参考書は、合格するための情報がちょっと足りないことが多いのですが、それは、紙面の都合という部分も大きいです。
なので、個人的には、いままで作りたくても作れなかった、解説たっぷりの問題集とか、フルカラーの参考署などを作りたいな、って思ってます。
「電子書籍の衝撃」という本があります。電子書籍のデバイスや販売環境が整ってくれば、音楽の時以上に衝撃があるんじゃないかと考えてます。
利用する方にとっては、選択肢が広がって、今まで以上に勉強がやりやすく、楽しくなるんじゃないかと感じています。
技術の進歩の恩恵を、いっぱい味わっていきましょう。

システムアーキテクト試験について

わく☆すた,美月です。
コメント欄で,「システムアーキテクト試験」についてのリクエストをいただいて,そういえばあんまり書いてないな。。。と改めて気づきました。
あまり書いてないのは,そんなに特筆するほど書くことがない,と感じていることが一番の理由です。論文系は論文以外は意外と簡単なので特にそう感じているんだと思います。とはいえ,企業での対策研修などは行っていますし,ポイントとなることはお話しします。
システムアーキテクト試験は,高度区分の中で,「はじめて受ける論文系試験」として適当な試験です。
というのは,ITストラテジストやプロジェクトマネージャなど他の区分では,「その試験の役割や立場を考えて」論文を書く必要がありますが,システムアーキテクトは,自分の素のままで書いても大丈夫なことが多いからです。
技術的に詳しい,開発者のリーダーのための試験なので,たいがいの開発経験者は体験している立場です。なので,他の試験区分で油断していると,「システムアーキテクトの立場」から論文を書いてしまって落ちる,ということはよく見られます。
基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,スペシャリスト系の試験のどれか,と順番に合格してきた人なら,試験対策のメインは論文対策だけになります。
応用情報技術者試験合格レベルの基礎知識があって,データベーススペシャリストやネットワークスペシャリストなどで合格できるだけの答案作成力があれば,論文が書ければ大体合格です。
高度午前1では,他区分と共通の,IT全般の知識が問われます。
システムアーキテクト午前2では,システム開発とシステム開発に関連する技術要素や経営戦略に関する知識が出題されます。午前2については,アプリケーションエンジニアの午前問題とは出題傾向が若干違うので,過去問だけだと知らない問題が結構出てきます。ネットワークやデータベースなど,技術要素の学習も必要です。
システムアーキテクト午後1では,4問中2問選択で,システム開発に関する業務が,事例として出題され,どうすればいいかを聞かれます。基本的に,問題文に答えが書いてありますし,応用情報技術者レベルの知識さえあれば,解くことは可能です。
システムアーキテクトは,アプリケーションエンジニア->特種情報処理技術者と昔を辿っていけば,山のように過去問がありますし,午後1の出題傾向は大体同じです。具体的には,要件定義や設計,テストなどのシステム開発の話,特にDFDとUMLが良く出てきます。それ以外だと,プロジェクトマネジメントも少し絡んだシステム問
題,組込システムの問題などが出てきます。
午後1は過去問を3~5年分ぐらい解いてみて,傾向がつかめれば大体突破できると思います。
ポイントは午後2。自分の経験を駆使して,「問題文の主旨に対応した」「システムアーキテクトとしてふさわしい」論文が書ければ合格です。
私は独学でやろうとして一度失敗したので,論文だけは,「論文の書き方」を学んで,人に添削してもらうのをおすすめします。
論文試験の添削サービス一覧」に,添削サービスをまとめておきましたので,よろしければご活用ください。
なんか,簡単そうに書いてしまいましたが,システムアーキテクトは,レベル4の高度区分の試験です。
段階を踏んで,応用情報技術者試験やデータベーススペシャリスト試験などに受かってから勉強すれば,それほど敷居は高くありませんが,いきなり受けて簡単に受かる試験ではありません。
はじめての情報処理技術者試験がシステムアーキテクト,というのは,私はおすすめしません。
順番にステップアップして,せめて応用情報技術者試験に受かってから受験すると,そこからのハードルはそれほど高くないので,より楽に合格できると思います。
一歩一歩,着実に進んでいきましょう。

努力して勉強するのではなく,衝動的に勉強する

わく☆すた,美月です。
お待たせしておりました平成22年秋向けの「合格への道標」,応用情報技術者試験向けは発売開始しました。情報セキュリティスペシャリスト試験向けも,ただいま最後の編集中ですので,まもなく発売の予定です。

最近私は,Todoリストの管理方法を変えました。
今まで私は,「優先度をつけて,上から順番にToDoをこなしていく」という方法でやっていました。そうすると,一番最初のタスクに「なんかやりたくない・・・」って思ってしまうと,仕事自体が止まってしまうことがよく起こっていました。意志の力で無理矢理やってもいいのですが,本の執筆やモノを考える作業は,それだとなかなかはかどりません。
なので,何かいいやること管理の方法はないかな,と探していました。
そのとき見つけたのが,「iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!」の中にあった,「タスクを立体的に捉えなおす」という考え方です。
ちなみにこの本は,iPhone用の本ですが,時間管理の考え方などがかなり秀逸で,iPhoneがなくっても使える本だと思います。
そこでは,次にやるべきことを決めるのに,「先送り」ではなく「並べ替え」をするという方法が書かれています。一番上のタスクがやりたくなかったら,適当に並び替えて,別のやる気があるものを先にやればいいのです。
人のやる気や衝動は,移り変わりやすいものなので,今やりたくなくても,後でやりたくなるかもしれません。そして,何度か適当に並び替えてると,そのうち1コや2コは,「今やりたい」と思えるものが出てきます。その衝動的にやりたくなったものをやれば,効率的に物事を進めることができます。
そして,衝動に従ってるうちに,不思議と今日やるタスクが片付いていくのです。
これは,勉強するときにも使えると思います。
「今日は問題集の○ページをやる」と決めていても,それをやる気にならないことはあります。そういうとき,勉強をやめるのではなく,別に用意してあった参考書や専門書を読んでみる,DVDやYouTubeで勉強してみる,という風にやることを切り替えると,意外とやる気が出てきたりします。
努力して,イヤなことをやるのではなく,衝動的に今やりたいものを選んで行動する。そうすると,ストレスも小さく,やりたいことをやって必要なことができる,という素晴らしい状況が実現できます。
ちなみに,そのためのツールとして,私が使い始めたのは,「Toodledo」というToDo管理を中心としたWebサイトです。
無料で使えますので,よろしかったら試してみてください。
なるべく楽に,ストレスフリーで必要な勉強をやっていきましょう。

ネットワークスペシャリストを見据えた基本の勉強

わく☆すた,美月です。
コメント欄で,「ネットワークスペシャリストを取ることを見据えたときの基本の勉強」についての質問がありました。他の人にも役立ちそうな話題なので,私が思ってることをまとめてみます。
まず,ぶっちゃけた話,ネットワークスペシャリスト試験に受かるために,プログラミング能力は必要ありません。できるに越したことはないのですが,なくっても受かってる人は大勢います。最低限,高度午前1に受かるレベルのアルゴリズムやプログラミングについての知識があればいいと思います。
ネットワークエンジニアになるために必要なのは,TCP/IPプロトコル群についてきちんと理解していることと,それを使ってネットワークの設計をしたりトラブルシューティングをしたりする能力です。
ただ,ネットワーク技術というのは,コンピュータ科学を基礎とした応用技術ですので,ある程度,IT分野全般の基礎的なことは前提として必要になります。
ネットワークに一番関係ある前提の技術としては,「コンピュータシステム」と「基礎理論」。具体的には,ハードウェアやCPU,メモリ,周辺装置などの理解や,稼働率や待ち行列などの計算,2進数や論理演算などです。このあたりは,できれば応用情報技術者試験,最低でも基本情報技術者試験レベルの知識は必要です。
プログラミング言語は,ネットワークスペシャリストになることを前提に,基本情報技術者を受けるなら,CASLIIが一番使えると思います。CやJavaはマスターするのに時間がかかりますし,プログラミングが好きでないなら苦痛も大きい言語です。ネットワークスペシャリストの試験で必須の,IPアドレスの論理演算などを考えるときに,CASLIIの2進数の論理演算は,すごく役立ちます。
ネットワークの勉強やトラブルシューティングをするときにやるパケット解析にも使えます。マスターするのも1ヶ月ぐらいでできますし,ネットワークを学ぶ基礎としても,おすすめな言語です。
あと,ネットワークスペシャリストを見据えて応用情報技術者試験を受けるなら,午後では「問5 ネットワーク」と「問9 情報セキュリティ」,そして「問4 システムアーキテクチャ」あたりはぜひ選択して勉強して欲しいと思います。あと,できれば,「問11 ITサービスマネジメント」も学習しておくと,ネットワークの運用管理に役立ちます。
アルゴリズムは,ネットワークとは直接関係ないので,選んでもいいですが,避けて経営戦略を選んでも別にかまわないと思います。
ITの勉強をするにあたって,すべてを学べればそれがベストですが,なかなか難しい部分もあると思います。自分の行きたい方向性と,そこに必要な素養に重点を置いて学習していくのがおすすめです。
目的に向かって,大切なことを日々やっていきましょう。

ネットワークスペシャリストを見据えた基本の勉強

わく☆すた,美月です。
コメント欄で,「ネットワークスペシャリストを取ることを見据えたときの基本の勉強」についての質問がありました。他の人にも役立ちそうな話題なので,私が思ってることをまとめてみます。
まず,ぶっちゃけた話,ネットワークスペシャリスト試験に受かるために,プログラミング能力は必要ありません。できるに越したことはないのですが,なくっても受かってる人は大勢います。最低限,高度午前1に受かるレベルのアルゴリズムやプログラミングについての知識があればいいと思います。
ネットワークエンジニアになるために必要なのは,TCP/IPプロトコル群についてきちんと理解していることと,それを使ってネットワークの設計をしたりトラブルシューティングをしたりする能力です。
ただ,ネットワーク技術というのは,コンピュータ科学を基礎とした応用技術ですので,ある程度,IT分野全般の基礎的なことは前提として必要になります。
ネットワークに一番関係ある前提の技術としては,「コンピュータシステム」と「基礎理論」。具体的には,ハードウェアやCPU,メモリ,周辺装置などの理解や,稼働率や待ち行列などの計算,2進数や論理演算などです。このあたりは,できれば応用情報技術者試験,最低でも基本情報技術者試験レベルの知識は必要です。
プログラミング言語は,ネットワークスペシャリストになることを前提に,基本情報技術者を受けるなら,CASLIIが一番使えると思います。CやJavaはマスターするのに時間がかかりますし,プログラミングが好きでないなら苦痛も大きい言語です。ネットワークスペシャリストの試験で必須の,IPアドレスの論理演算などを考えるときに,CASLIIの2進数の論理演算は,すごく役立ちます。
ネットワークの勉強やトラブルシューティングをするときにやるパケット解析にも使えます。マスターするのも1ヶ月ぐらいでできますし,ネットワークを学ぶ基礎としても,おすすめな言語です。
あと,ネットワークスペシャリストを見据えて応用情報技術者試験を受けるなら,午後では「問5 ネットワーク」と「問9 情報セキュリティ」,そして「問4 システムアーキテクチャ」あたりはぜひ選択して勉強して欲しいと思います。あと,できれば,「問11 ITサービスマネジメント」も学習しておくと,ネットワークの運用管理に役立ちます。
アルゴリズムは,ネットワークとは直接関係ないので,選んでもいいですが,避けて経営戦略を選んでも別にかまわないと思います。
ITの勉強をするにあたって,すべてを学べればそれがベストですが,なかなか難しい部分もあると思います。自分の行きたい方向性と,そこに必要な素養に重点を置いて学習していくのがおすすめです。
目的に向かって,大切なことを日々やっていきましょう。

友達と一緒に合格する

わく☆すた,美月です。
私は競馬が大好きなのですが,昨日の競馬で,すごく珍しい出来事がありました。
なんと,オークスという牝馬のNo.1決定戦であるレースで,2頭が「同着」となり,1着の馬が2頭出たのです。マンガの世界だと,「みどりのマキバオー」で,ダービーでカスケードとマキバオーが同着になる,というのはありましたが,現実に大レースで見たのは,長年競馬を見てきましたが,はじめてのことでした。
そんなニュースなのですが,私が見ていて「すごくいいな」って思ったのが,2頭の馬に乗っていた2人の騎手の喜び方。こんな感じで,抱き合って喜んでます。

2人の騎手は,蛯名正義騎手と横山典弘騎手といって,どちらも関東に所属している,仲良しの騎手です。普通は勝つ馬は1頭なので,勝つ騎手も1人だけなのですが,今回は特別に2人で一緒でした。
この2人で喜び合う姿って,なんかすごくいいな,って感じました。
情報処理技術者試験でも,この感動が味わえる時がたまにあるな,というのを改めて思い出しました。
昔,ネットワークスペシャリスト試験に合格したときには,勉強会などいろいろ参加していたので,同じ試験を受ける同志がたくさんいました。なので,合格発表当日は,みんなでチャットして待っていたり,電話したりして,お互いに喜びを分かち合いました。これは,普通に1人で受かるときの何倍もうれしかったです。
一緒に勉強して,切磋琢磨して,一緒に受かる人がいると,勉強はとっても楽しいです。
情報処理技術者試験は,「勝者は1人」的なものではなく,すべての試験で60点以上取りさえすれば合格できますので,仲間と一緒に喜ぶこともできます。
わく☆すたでも公開セミナーを開催していますが,合格の報告を聞くと,とってもうれしいです。また,一緒に勉強を励まし合ってる,という話もきくと,いいな,ってすごく思います。
私自身,ネットワークスペシャリスト試験を受けた頃の仲間は,今でも結構つながっていて,中には有名になってたりする人もいますし,参考書などの本の著者もいっぱいいます。同じぐらいのレベルの仲間と切磋琢磨,っていうのは,得難い貴重な体験だったな,と今思い返してみて改めて感じます。
中には,直接会わなくても,NIFTYのフォーラムやメーリングリストだけで親しくなったという人も聞きます。会わなくても,他の人の存在を感じられるといいと思います。
本気で合格しようとする友達と一緒にいると,合格しやすくなります。一人で勉強してももちろんOKですが,みんなと勉強したい人は,セミナーや勉強会,ネット上のコミュニティなどで,仲間を捜してみるのもおすすめです。
IT関連の会社だと,会社の友達がそのまま仲間になれることも多いと思います。
また,このブログを読んでくれてる皆さんなど,姿は見えなくても同じ目的を持った同志はいっぱいいます。
同志を見つけて,一緒に勉強していきましょう。

友達と一緒に合格する

わく☆すた,美月です。
私は競馬が大好きなのですが,昨日の競馬で,すごく珍しい出来事がありました。
なんと,オークスという牝馬のNo.1決定戦であるレースで,2頭が「同着」となり,1着の馬が2頭出たのです。マンガの世界だと,「みどりのマキバオー」で,ダービーでカスケードとマキバオーが同着になる,というのはありましたが,現実に大レースで見たのは,長年競馬を見てきましたが,はじめてのことでした。
そんなニュースなのですが,私が見ていて「すごくいいな」って思ったのが,2頭の馬に乗っていた2人の騎手の喜び方。こんな感じで,抱き合って喜んでます。

2人の騎手は,蛯名正義騎手と横山典弘騎手といって,どちらも関東に所属している,仲良しの騎手です。普通は勝つ馬は1頭なので,勝つ騎手も1人だけなのですが,今回は特別に2人で一緒でした。
この2人で喜び合う姿って,なんかすごくいいな,って感じました。
情報処理技術者試験でも,この感動が味わえる時がたまにあるな,というのを改めて思い出しました。
昔,ネットワークスペシャリスト試験に合格したときには,勉強会などいろいろ参加していたので,同じ試験を受ける同志がたくさんいました。なので,合格発表当日は,みんなでチャットして待っていたり,電話したりして,お互いに喜びを分かち合いました。これは,普通に1人で受かるときの何倍もうれしかったです。
一緒に勉強して,切磋琢磨して,一緒に受かる人がいると,勉強はとっても楽しいです。
情報処理技術者試験は,「勝者は1人」的なものではなく,すべての試験で60点以上取りさえすれば合格できますので,仲間と一緒に喜ぶこともできます。
わく☆すたでも公開セミナーを開催していますが,合格の報告を聞くと,とってもうれしいです。また,一緒に勉強を励まし合ってる,という話もきくと,いいな,ってすごく思います。
私自身,ネットワークスペシャリスト試験を受けた頃の仲間は,今でも結構つながっていて,中には有名になってたりする人もいますし,参考書などの本の著者もいっぱいいます。同じぐらいのレベルの仲間と切磋琢磨,っていうのは,得難い貴重な体験だったな,と今思い返してみて改めて感じます。
中には,直接会わなくても,NIFTYのフォーラムやメーリングリストだけで親しくなったという人も聞きます。会わなくても,他の人の存在を感じられるといいと思います。
本気で合格しようとする友達と一緒にいると,合格しやすくなります。一人で勉強してももちろんOKですが,みんなと勉強したい人は,セミナーや勉強会,ネット上のコミュニティなどで,仲間を捜してみるのもおすすめです。
IT関連の会社だと,会社の友達がそのまま仲間になれることも多いと思います。
また,このブログを読んでくれてる皆さんなど,姿は見えなくても同じ目的を持った同志はいっぱいいます。
同志を見つけて,一緒に勉強していきましょう。

私を助けてくれたネットワークスペシャリストの資格

わく☆すた,美月です。
今日,一級建築士の指導をしている友人と話していて,「独占業務がある資格はいいね」という話をしました。そうしたら,「最近は建築士の人数が増えたので取っただけでは仕事にありつけない」そうです。建築士でも,取ればいいってわけじゃないんだな,と改めて思いました。
資格は,「それを取りさえすれば人生が変わる」ものではありません。特に,情報処理技術者試験は,独占業務がない分,取りさえすれば人生が変わる,というのは残念ながらありません。
ただ,時と場合,使い方次第では,資格は大きな力になることもあります。
私の今までの人生で取得した資格の中で,一番使えたと感じるのは,やっぱり「ネットワークスペシャリスト」です。
私が,ネットワークスペシャリスト試験を受けようと思った動機は,実は「リストラされないため」という消極的なものでした。
当時私は,ベンチャー系の企業に転職して,サーバ構築やネットワーク構築などの業務を中心に行っていました。仕事の内容自体はとても楽しかったのですが,イケイケなノリの会社の雰囲気になかなかなじめずにいました。
正直なところ,私はアニメやゲームなど,オタク系の趣味的な話は大好きですが,メイクやファッション,ディスコやスキー,といったいわゆる一般的な趣味の話は苦手です。^^;
IT系の会社じゃなかったので,話についていくのが苦痛で,ちょっと孤立気味でした。
また,「流行ものを追ってる」会社だったので,安定性というのにも少し不安がありました。このままいたら,会社自体がなくなるかもしれないし,何より,働いていてあまり楽しくなかったので,自分のスキルで独立したいな,というのを漠然と考えていました。
そんな私には,「ネットワークスペシャリスト」という資格は,とても魅力的に映りました。
転職の時,「ネットワークのスキルが足りない」ってことで落とされた会社もありましたし,ネットワークのスキルを本気で身につけるというのも必要だと感じていました。
そこで,「ネットワークスペシャリスト」試験に受かろうと決意しました。
最初の年は,独学で本だけで学習して,全然歯が立ちませんでした。参考書で勉強した内容と試験問題は全然違うように感じましたし,この先どうやったら合格出来るか,まったく見当もつきませんでした。
次の年は,本気で「今年受かろう」と決意しました。
その年の5月下旬ぐらいからセミナーや勉強会にも参加しましたし,参考書や問題集,専門書もいっぱい買って,そのうち相性のあった3冊ぐらいを完璧にしました。中でも,繰り返し読んで頭に入れた,「マスタリングTCP/IP入門編」は,ネットワーク技術を理解する上で,とても役立つ本でした。
過去問は5年分ぐらい繰り返し解いて完全に理解しました。
多分,考えられるやることは全部やって,これでダメなら仕方ないと思えるぐらいはやりました。
そして,その年にネットワークスペシャリスト試験に合格しました。
実務でも,いろんなサーバを構築したり,ネットワークの管理を行ったり,いろんな経験を積むことができました。これで,何かあったとしても,実務経験+ネットワークスペシャリストの資格があれば,なにがしら仕事ができそうだ,という安心感は得られました。
なので,会社をやめてフリーでもやっていけるな,と思い,会社をやめて独立しました。
さらに,教えることに興味を持って,実際に情報処理技術者試験対策の講師を始めるときには,この「ネットワークスペシャリストを持っている」ことが,とても有利に働きました。講師を始めた年がちょうどITバブルで,ネットワークスペシャリストの受験者が7万人ぐらいいた頃なので,波に乗って初年度からいろんな会社で研修をさせていただくことができました。
そんなこんなで,ネットワークスペシャリストの資格は,私にとってとても役立った,大事な資格です。他の全区分よりも,この試験に受かったことの効果は大きかったな,という風にも感じています。
どの資格が役立つかは,人それぞれだとは思います。
ただ,自分の行きたい方向性を考えて,自分の資質や経験にあった資格を取れば,それを活かしていくことは意外と簡単にできます。
高度区分は,自分の行きたい方向と合った資格がもっとも効力を発揮します。一度,自分が「何になりたいのか」を考えて,受ける試験区分を決めていきましょう。

私を助けてくれたネットワークスペシャリストの資格

わく☆すた,美月です。
今日,一級建築士の指導をしている友人と話していて,「独占業務がある資格はいいね」という話をしました。そうしたら,「最近は建築士の人数が増えたので取っただけでは仕事にありつけない」そうです。建築士でも,取ればいいってわけじゃないんだな,と改めて思いました。
資格は,「それを取りさえすれば人生が変わる」ものではありません。特に,情報処理技術者試験は,独占業務がない分,取りさえすれば人生が変わる,というのは残念ながらありません。
ただ,時と場合,使い方次第では,資格は大きな力になることもあります。
私の今までの人生で取得した資格の中で,一番使えたと感じるのは,やっぱり「ネットワークスペシャリスト」です。
私が,ネットワークスペシャリスト試験を受けようと思った動機は,実は「リストラされないため」という消極的なものでした。
当時私は,ベンチャー系の企業に転職して,サーバ構築やネットワーク構築などの業務を中心に行っていました。仕事の内容自体はとても楽しかったのですが,イケイケなノリの会社の雰囲気になかなかなじめずにいました。
正直なところ,私はアニメやゲームなど,オタク系の趣味的な話は大好きですが,メイクやファッション,ディスコやスキー,といったいわゆる一般的な趣味の話は苦手です。^^;
IT系の会社じゃなかったので,話についていくのが苦痛で,ちょっと孤立気味でした。
また,「流行ものを追ってる」会社だったので,安定性というのにも少し不安がありました。このままいたら,会社自体がなくなるかもしれないし,何より,働いていてあまり楽しくなかったので,自分のスキルで独立したいな,というのを漠然と考えていました。
そんな私には,「ネットワークスペシャリスト」という資格は,とても魅力的に映りました。
転職の時,「ネットワークのスキルが足りない」ってことで落とされた会社もありましたし,ネットワークのスキルを本気で身につけるというのも必要だと感じていました。
そこで,「ネットワークスペシャリスト」試験に受かろうと決意しました。
最初の年は,独学で本だけで学習して,全然歯が立ちませんでした。参考書で勉強した内容と試験問題は全然違うように感じましたし,この先どうやったら合格出来るか,まったく見当もつきませんでした。
次の年は,本気で「今年受かろう」と決意しました。
その年の5月下旬ぐらいからセミナーや勉強会にも参加しましたし,参考書や問題集,専門書もいっぱい買って,そのうち相性のあった3冊ぐらいを完璧にしました。中でも,繰り返し読んで頭に入れた,「マスタリングTCP/IP入門編」は,ネットワーク技術を理解する上で,とても役立つ本でした。
過去問は5年分ぐらい繰り返し解いて完全に理解しました。
多分,考えられるやることは全部やって,これでダメなら仕方ないと思えるぐらいはやりました。
そして,その年にネットワークスペシャリスト試験に合格しました。
実務でも,いろんなサーバを構築したり,ネットワークの管理を行ったり,いろんな経験を積むことができました。これで,何かあったとしても,実務経験+ネットワークスペシャリストの資格があれば,なにがしら仕事ができそうだ,という安心感は得られました。
なので,会社をやめてフリーでもやっていけるな,と思い,会社をやめて独立しました。
さらに,教えることに興味を持って,実際に情報処理技術者試験対策の講師を始めるときには,この「ネットワークスペシャリストを持っている」ことが,とても有利に働きました。講師を始めた年がちょうどITバブルで,ネットワークスペシャリストの受験者が7万人ぐらいいた頃なので,波に乗って初年度からいろんな会社で研修をさせていただくことができました。
そんなこんなで,ネットワークスペシャリストの資格は,私にとってとても役立った,大事な資格です。他の全区分よりも,この試験に受かったことの効果は大きかったな,という風にも感じています。
どの資格が役立つかは,人それぞれだとは思います。
ただ,自分の行きたい方向性を考えて,自分の資質や経験にあった資格を取れば,それを活かしていくことは意外と簡単にできます。
高度区分は,自分の行きたい方向と合った資格がもっとも効力を発揮します。一度,自分が「何になりたいのか」を考えて,受ける試験区分を決めていきましょう。

なるべく間を空けずに試験を受け続ける

わく☆すた,美月です。
昨日の「5月中にAP,SCの「合格への道標」ご購入の方へは平成22年秋版もお送りいたします」は思いの他反響が大きく,こんなに期待されていたんだと改めて身が引き締まる思いです。たくさんのご注文をいただき,ありがとうございました。
少しずつは進んできていますので,22年秋版は,5月下旬には完成できる見込みです。

試験センターのホームページでは,基本情報技術者試験(FE)とITパスポート試験(IP)の合格発表が昨日ありました。やっと,アクセスが落ち着いてきた感じですが,受験された方,いかがでしたでしょうか。
基本情報技術者試験に合格された方は,ぜひその勢いで応用情報技術者試験(AP)にも挑戦してみましょう。

以前,「基本情報技術者から応用情報技術者へのステップアップ」でも書きましたが,FEに合格してからすぐAPを受験するのは,勉強する上で,とても有利です。
実際,FEの内容を完璧に理解できていれば,APの午前問題は,半分くらいは解けると思います。時が経つとただ覚えた内容は忘れてしまいますし,忘れてしまう前に勉強すると,その知識は定着します。ですので,FEに受かったその頭でAPに行くと,とても受かりやすいと思います。
私自身も二種(今のFE)を取った次の試験で一種(今のAP)に合格しましたし,企業研修などでも,FEに受かったばかりの人の合格率はとても高いです。受かると,「合格癖」がつく感じで,連続して受かるのがイメージしやすくなります。
合格するためには,勉強して試験を受け続けることが,一番大切です。
いったん試験から離れてしまうと,なんとなく何年も空いてしまう,ということになりがちです。ITは進歩が速いですので,5年ぐらい離れてると,かなり試験内容が変わってしまいます。

応用情報技術者試験は,午前よりも午後問題が合格のカギとなります。
基本情報技術者合格レベルから応用情報技術者試験に受かるまでの勉強は,大体3~4ヶ月の期間が必要だと思います。
ですので,合格した今頃から勢いで勉強を始めるのが,ちょうどいいくらいです。
立ち止まってしまうと,もう一度歩き出すのがおっくうになります。
進んでいるうちに,できる限り前に進んでおきましょう。

5月中にAP,SCの「合格への道標」ご購入の方へは平成22年秋版もお送りいたします

わく☆すた,美月です。
楽しみに待たれている皆様には大変申し訳ないのですが,わく☆すた教材『合格への道標』の平成22年秋版,応用情報技術者(AP),情報セキュリティスペシャリスト(SC)版の発売が遅れております。
本来は,試験後すぐに撮影して,4月末に発売予定だったのですが,撮影スタジオに行く日に体調を崩したり,作成用の新しいツールで不具合が出たりと,なかなか完成の目処が立っておりません。なんか言い訳ばっかりですが,予想外に作成作業がはかどっていない現状です。
早く勉強したい皆様から,平成22年春向けのご注文をいくつもいただいており,ありがたいけど申し訳ないと思いながら発送作業をしておりました。また,基本情報技術者試験の合格発表も終わり,そろそろ勉強を開始したい方も大勢いらっしゃると思います。

ですので,試験日(4月18日)以降に『合格への道標』の平成22年春版(AP,SC)をご注文いただいた方には,平成22年春版に加え,平成22年秋版も完成次第お送りさせていただくことにしました。
いままでご注文いただいた方にも,さかのぼって適用させていただきます。
「最新版が欲しいけど,出るまで待とう」と思われている方は,早めにお申込みいただけると,自分の勉強を早めにスタートできます。入金確認が出来次第,平成22年春版の『合格への道標』をお送りし,その後,新しいバージョン(平成22年秋版)も完成次第,同じ住所に送付させていただきます。
合格への道標は,勉強のスタートに当たっての心構えや分野別のポイント,勉強法などを解説した,スタートアップ用のDVDです。ご購入者特典として,「おすすめ本」や「おすすめしない参考書」を紹介するシークレットページにアクセスするためのパスワードがあります。こちらは,春版,秋版共通で利用することが可能です。
シークレットページについては,「早くこの情報を知っていれば,ムダな参考書を買わなかったのに」「いい本が手に入れられたおかげで合格できた」という感想をいっぱいいただいています。早めに見ていただいて,参考にしていただければ幸いです。
私が予定通りに完成させられないために皆様の勉強が進まないのは申し訳なく思い,このような措置をとることにしました。秋版については,ただいま急いで作業中ですので,うまくいけば今週末,最低でも5月中には完成させる予定です。
秋に向けて,少しずつでも前に進んでいきましょう。私も,ベストエフォートで進めてまいります。

ネットワークやセキュリティの勉強をする前に

わく☆すた,美月です。
以前,「ネットワークスペシャリスト試験のバイブル」という記事で,ネットワークスペシャリスト試験におすすめの本,「マスタリングTCP/IP入門編」を紹介しました。

個人的には,この本はどの参考書よりもネットワークスペシャリスト試験に役立つ本だと思っています。自分自身がこの本のおかげでネットワークスペシャリストに合格できましたし,その後ネットワークエンジニアとして働くときにも役に立った本です。
そして,この本自体は名前の通り「ネットワークの基礎」から解説してある,入門書です。
入門書と行っても完全に理解するとネットワークスペシャリスト合格に近いレベルまで行けるので,かなり奥が深い本ですが,これ以上ないぐらいネットワークについてわかりやすく解説してあると思います。
実際,第一種情報処理技術者(今の応用情報技術者)試験にやっと受かったレベルの自分でも普通に読めましたし,途中難しいと感じるところがあっても,繰り返し読めば理解できました。

でも時々,「マスタリングTCP/IPだと難しいので,もっと易しいネットワークの入門書を紹介してください」という人がいます。最初のうちは,その言葉をそのまま受け取って,ホントに易しい「超入門」系の本を一応紹介してましたが,あんまり役には立たなかったようです。
結局,入門書を読み終わってマスタリングTCP/IPを読んでも理解できない人を何人か見てきました。
そこで,よくよく話を聞いてみると,理解できないのは最初の第1章のネットワーク基礎知識の説明のようでした。
マスタリングTCP/IPは,本質的なことから説明しているので,ネットワークの本なのですが,OSとかCPUとか,コンピュータ回りのネットワーク以外のこともいろいろ出てきます。
ですので,ネットワーク以外,特にコンピュータシステムの知識がないと,最初から読みこなせないことになります。
そうやって改めて振り返ってみると,「マスタリングTCP/IPが読んでもわからない」という人は,基本情報技術者試験にも受かってないとか,情報処理技術者試験を受けたことがない,という方でした。
それは,「ネットワーク」がわからないんじゃなくって,「ITの基礎知識」という土台が欠けているから,ネットワークを勉強しても積み重ならないんだということがわかりました。
なので最近では,マスタリングTCP/IPを読みこなせない方には,基本情報技術者レベルのITの基礎知識を先に身につけるようにおすすめしています。
IT系の試験勉強をするときにはいろんな分野がありますが,勉強する順番は,実はどれからでもいい,というわけではありません。
コンピュータ技術には,基礎的なものと応用的なものがあって,ネットワークやデータベース,セキュリティなどは,どちらかというと応用技術です。
私の頭の中では,こんな感じの積み重ねの順番のイメージがあります。

  コンピュータ科学基礎  →  ネットワーク   →  セキュリティ
  コンピュータシステム     データベース
                 システム開発

ネットワークの勉強をする前には,コンピュータ科学基礎(特に2進数など)やコンピュータシステム(特にハードウェアとOS)の知識がある程度必要になります。セキュリティはさらに応用技術なので,データベースやシステム開発などの知識が必要です。
その分野の専門家になるほどまでは必要ありませんが,ある程度の知識がないと,応用技術は理解することもできないと思います。
初めての情報処理技術者試験で,いきなりネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストを受けようとする人がたまにいますが,個人的にはあまりおすすめしません。
できれば応用情報技術者試験に合格してから,最低でも基本情報技術者レベルの知識は身につけてから,ネットワークの勉強に入ることをおすすめします。
その方が,結果的に近道になると思います。
一歩一歩,確実に進んでいきましょう。

参考書に載ってないけど試験に出てくるセキュリティ技術

わく☆すた,美月です。
私のノートパソコンは,初代Let's Note R1の時代からずっと,Panasonic の Let's Note です。
直販サイトでいつもオレンジ色にして買ってるので,並べるとこんな感じで親子みたいです。(Let's Note R4 と W7)

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外から見ると全然わかりませんが,この2つのノートパソコンは,セキュリティチップ(TPM:Trusted Platform Module)が内蔵されています。ちょっと前ぐらいからのノートパソコンには大体搭載されていると思いますので,「自分のPCには載ってるかどうか」というのを確認してみるのも楽しいと思います。ちなみに,普通のLet's Noteでは,4代目(R4,W4など)から搭載されているようです。
そして,なにげにこのTPM,情報セキュリティスペシャリスト試験で頻出です。
平成21年秋の午後1問4で初めて出てきたと思ったら,早速次の平成22年春の午後1問2でも出題されています。そして,新しい問題の方がより詳細な知識が必要です。
過去問で出てきたとき,その時点で「TPMって何だろう?」と調べてると,今年の問題にも対応できたとは思いますが,参考書だけ読んでてもあまり出てこない知識だと思います。試験では,あまり活字になってない技術も結構出てきますので,本以外で学習するという姿勢も必要かと思います。
こういうのを学習する方法としては,「実際の製品」やその「パンフレット」に触れることが一番近道です。できれば,その製品を買う気になって,いろいろ詳しく調べると,楽しく頭に入ります。
例えば,私が最近欲しいな~と思って良くホームページを眺めている Let's Note R9。レッツノートのセキュリティ対策というページを見ると,セキュリティチップ(TPM)やポートの有効/無効の設定,ハードディスクのデータ消去など,試験に良く出てくる技術が満載です。しかも,一般の人向けのページなので,技術について易しく解説されています。
こういうのを読んで,「最近のノートパソコンにはこんな機能がついてる」というのを知っておくのは,結構試験に役立ちます。
情報処理技術者試験は国家試験なので,具体的な製品名などは出てきませんが,実際の事例が出てくるので,対応する実際の製品は存在します。ネットワーク機器などもそうですが,「今,世の中にはこんな機器がある」ということを知っておくと,試験に出てきたときに,「あ,あの機器のことを言ってる」とあたりがついて,答えやすくなります。
別に試験対策という意味じゃなくって,純粋に新しい技術を楽しめばいいのですが,教科書的な知識以外に眼を向けると,役に立つ情報はいっぱいあります。
企業の購買担当にでもなった気分で,新製品の比較などをしてみると楽しいと思います。

「何もしない」時間を作る

わく☆すた,美月です。
なんかやんなきゃいけないことがたまっていて,最近焦り気味です。
やるべきことは結構わかってるんだけど,なかなか始められずついつい先延ばしにしてしまっていました。
そんなときに,ネットサーフィンとか本やマンガを読んだりとかゲームしたりとかテレビ見たりとか,別のことを始めてしまうと,時間って結構あっという間に過ぎていきます。
現代日本には,「暇つぶし」の材料は事欠かないので,気がついたら寝る時間,ということにもなりかねません。
今日,本を読んでいると,そんなときには「瞑想」するといいよ,と書いてありました。
ちょっと前に,友人から,「毎日30分ぐらい瞑想すると心が落ち着いていいよ」と言われてました。
瞑想といっても,単純に頭の中をからっぽにするよう,ボーッとしてればいいそうですし,5分ぐらいでも大丈夫なようです。
ということで,5分だけ,「何もしないでボーッとする」ことをやってみました。
頭に浮かんでくることは,浮かんでくるまま流して,5分間,ただボーッとしてました。
すると意外とすっきりして,いろんなことをやる気力が湧いてきました。
「なにかしなくちゃ」と焦っていて,何もできないとき,意外と「何もしない」というのは効果的だな,と感じた出来事でした。
本格的に瞑想する人とかになるともっとすごいのでしょうが,単純にボーッとするだけでも,なんか心が落ち着いてきます。
日常生活に疲れたとき,あえて「何もしない」時間を作ってみるというのは,気軽にできるのでおすすめです。

パリティビット

わく☆すた,美月です。
今日は,ちょっとワンポイントのコンピュータ技術です。
情報処理技術者試験では午前の定番,「パリティビット」をご存じですか?
パリティとは,通信やコンピュータでの誤りを検出する技術で,誤りを検出するために付加するビットのことを「パリティビット」と言います。
パリティビットには,「偶数パリティ」と「奇数パリティ」の2つがあって,2進数において1の数が全部で偶数になるようにつけるのが偶数パリティ,奇数になるようにつけるのが奇数パリティです。
例えば,7桁の2進数 0101100 があったとき,
 偶数パリティの場合 01011001 (1の数を4コ(偶数)にする)
 奇数パリティの場合 01011000 (1の数は3コ(奇数)のまま)
という風に太字の部分を付加します。これがパリティビットです。
これは何のために使われるかというと,簡単な誤りチェックの時に使われます。奇数か偶数かでしかチェックしていないので,2ビット誤りがあると,もう正確な誤りチェックができません。ですので,滅多に間違わない,間違っても1ビットだけ,といった感じのもののエラーチェックに用いられる手法です。
例えば,SCSIの転送とか,キャッシュメモリとか,ハードウェアでの転送でよく用いられたりします。
発展バージョンとして,パリティをビット単位でなくブロック単位で行う「パリティブロック」があります。これはRAID5などで使われている技術で,ブロックごとにまとめてパリティを計算し,故障したときの復元に使うものです。
試験問題では,「ソフトウェア開発技術者平成19年秋・午前問7(YouTube)」あたりで出題されています。
「通信やデータ転送で誤りがあったらどうするか」というのは,大切な技術なので,このあたりのことは手を変え品を変え出題されます。
。。。と,ここまでは真面目に書いてきましたが,実は,今日この記事を書いたのは,「パリティビット」のもう一つ別の意味を思い出したからです。
私は実は結構ゲーム好きなのですが,昔学生の頃,「ダービースタリオン」というゲームにはまっていました。^^;
そこで出てくる「パリティビット」という名前の繁殖牝馬(子供を産むための母馬)は,とってもよく走る子供を産む,すばらしい馬でした。実質,最強の繁殖牝馬だったんじゃないかと思います。
なんでこんな名前なんだろう,と調べてみると,作ったゲーム会社の名前だったりすることがわかりました。
だからどうした,というわけではないのですが,こういう,全然別系統の2つの知識を結びつけたりすると,記憶って印象に残って忘れなくなったりします。
言葉や名前などで,「これ,どういう意味かな?」とか感じたら,Googleなどで軽く検索してみると,新たな発見があって,それが学びにつながるかもしれません。
できれば,遊びと勉強が結びつくと最高です。
遊びながらもちょっとだけ,勉強を意識して楽しんでいきましょう。

普段とは違う言語で,プログラムを組んでみる

わく☆すた,美月です。
昨日,ちょっとしたプログラムを組む必要があって,Excelで軽く組んでみました。
年月日からいろいろ算出するプログラムで,人に渡す必要があったので,汎用性のあるExcelで作ってみたのですが,なにげにいろいろ工夫が必要でした。
Excelも,VBAやマクロでなく,関数だけでプログラムを組もうとすると,普段のプログラムと大分勝手が違います。特に,IF文をあまり使わないでプログラムを組もうとすると,結構いろいろ考える必要が出てきます。
発想の転換がいっぱい必要でしたが,結構おもしろい頭の訓練になりました。
プログラミング言語って,本質的な部分は大体同じだと思いますが,プログラムの組み方は言語によってかなり差があります。特に,C++ならではの必要なこと,Javaならではの考え方など,言語特有の考え方は,使ってみないとわからないことも多いです。
ですので,普段仕事で使っているのとは違う言語でプログラムを組むと,発想が広がっていいと思います。特に,オブジェクト指向を知らない人はオブジェクト指向言語を何か1つ勉強すると,考え方が変わってくると思います。試験問題などでは,言語は直接出てこなくっても,その考え方の部分はいろんな形で聞かれます。
情報セキュリティスペシャリストの試験で,Javaのレースコンディション問題が出ていました。応用情報技術者試験でも,オブジェクト指向の問題が出てきます。なるべく幅広い言語を知っている方が,いろんな問題に対処しやすいと思います。
試験までに余裕がある今の時期,ベースの力を上げる意味でも,普段とは違う言語を勉強してみる,というのはおすすめです。
個人的には,試験が終わったら手を出そうと思って本を買っていた,Rubyを勉強しようかなと思っています。

普段とは違う言語で,プログラムを組んでみる

わく☆すた,美月です。
昨日,ちょっとしたプログラムを組む必要があって,Excelで軽く組んでみました。
年月日からいろいろ算出するプログラムで,人に渡す必要があったので,汎用性のあるExcelで作ってみたのですが,なにげにいろいろ工夫が必要でした。
Excelも,VBAやマクロでなく,関数だけでプログラムを組もうとすると,普段のプログラムと大分勝手が違います。特に,IF文をあまり使わないでプログラムを組もうとすると,結構いろいろ考える必要が出てきます。
発想の転換がいっぱい必要でしたが,結構おもしろい頭の訓練になりました。
プログラミング言語って,本質的な部分は大体同じだと思いますが,プログラムの組み方は言語によってかなり差があります。特に,C++ならではの必要なこと,Javaならではの考え方など,言語特有の考え方は,使ってみないとわからないことも多いです。
ですので,普段仕事で使っているのとは違う言語でプログラムを組むと,発想が広がっていいと思います。特に,オブジェクト指向を知らない人はオブジェクト指向言語を何か1つ勉強すると,考え方が変わってくると思います。試験問題などでは,言語は直接出てこなくっても,その考え方の部分はいろんな形で聞かれます。
情報セキュリティスペシャリストの試験で,Javaのレースコンディション問題が出ていました。応用情報技術者試験でも,オブジェクト指向の問題が出てきます。なるべく幅広い言語を知っている方が,いろんな問題に対処しやすいと思います。
試験までに余裕がある今の時期,ベースの力を上げる意味でも,普段とは違う言語を勉強してみる,というのはおすすめです。
個人的には,試験が終わったら手を出そうと思って本を買っていた,Rubyを勉強しようかなと思っています。

時間を節約するためにお金を使う

わく☆すた,美月です。
うちにある家電の中で,あって良かったと思うものの1つに,「食器洗い機」があります。
食器を洗ってくれるのでストレスがなくて楽,というのはもちろんなのですが,何より毎日の「食器洗いのための時間」というのを節約してくれるので,他のことに時間が回せます。それで疲れを取ったり,仕事をしたりと有意義に使える,とってもありがたいツールです。
よく,勉強するためのノートに,普通の大学ノートを使って,縦のマス目を自分で線引いて使ってる人がいます。問題演習の時に字数分のマス目が必要なのはわかるのですが,いちいち1つずつ引いてると,正直時間のムダかなとも思います。そこは素直に,「方眼ノート」や「原稿用紙」を使った方が,効率的に学習ができると思います。
今日,「会計HACKS!」という本を読んでいて,「時間を奪うものを負債と考える」という考え方を知って,なるほどと思いました。
本来やれたはずのことができなくなるというのは,経営戦略の言葉では機会費用(オポチュニティコスト)といいます。時給3,000円の人が,本来であれば生産的なことができたはずの1時間が奪われたら,それは3,000円の機会損失になります。
この本の中で良く出てくる機会損失の例に,「古いパソコンを使い続ける」というのがあります。実は,会社の業務などでもそうなのですが,節約のために古いパソコンを使い続けていると仕事の効率が落ちて,却って損になることが多いです。特に,開発系の仕事だと,古いパソコンだとコンパイルやテストに時間がかかって,大変でしかも時間がかかります。また,古いパソコンの方が壊れるリスクが高いため,仕事が中断されることも多くなります。
こういうのは,人件費もよけいにかかって損なことが多いので,実は古いパソコンはコスト高になります。
ですので,うちのパソコンが古いとか遅いという人は,買い換えるのも1つの方法かな,と思います。
特に,IT系の仕事は,実際に触っているパソコンから学べることも多いので,新しいものを使い続けることがそのまま勉強になったりします。
特に,最近はパソコンやネットブックも安くなっているので,買い換えた方が実は安い,ということは多々あると思います。
参考書などでも,お金を節約するためにブックオフなどで安い参考書を買うよりも,最新の本を本屋で手に入れた方が効率的です。ながら勉強が好きな人は,参考書よりもDVDなどで勉強した方が,結局のところ時間の節約になります。
お金を使うとき,単に今出ていくお金が少ないかどうかだけでなく,「それで時間が節約できるかどうか」を考えてみましょう。そうすると,自分の人生をよりよくするお金の使い方ができると思います。

試験勉強を始める前に,過去問題を1回分解いてみる

わく☆すた,美月です。
ゴールデンウィークも終わって,今日ぐらいから,だんだん普段の日常に戻っている,という方も多いんじゃないかと思います。
試験後の一休み,という感じが終わって,早い人だと秋の試験に向けてスタート,という頃だと思います。
わく☆すたでも,秋向けの公開セミナーの募集をスタートさせています。試験勉強のペースメーカーに,ぜひお役立てください。
試験が終わってから,いろんな試験区分の問題を解いてみました。情報セキュリティスペシャリストは,若干難しくなってる感じもありましたが,大体今までと同じ傾向なのかな,とは思っています。応用情報技術者試験(2010年春)についてはすでにお話しましたが,他の試験区分についても,私の分析として,徐々に1区分ずつ紹介していく予定です。

ただ,多分,皆さんが試験に受かるかどうかは,「例年に比べて難しかった易しかった」よりも,「自分がその問題を解けるかどうか」によると思います。難しい試験でも受かる人は受かりますし,勉強した内容が出る出ないによる違いもあると思います。
あと,自分が受けようとしている試験区分がどのような試験なのかは,噂で聞くより一度自分で体験してみるのが確実です。「今は解けないけど,これが解けるようになったら役に立ちそう」と思えるような試験を受けるのが一番ベストだと思います。
ということで,解けなくても全然いいので,一度,試験勉強を始める前に1回分まるごと解いてみる,というのをおすすめします。
これなら頑張ったら行けそう,と思うのか,こんな分野勉強したくない,と思うのか,解いてみるといろいろ見えることがあると思います。
ただ,多分,いきなり解いてみると,ネットワークスペシャリストあたりは実際以上に難しく感じるんじゃないかな,とは思っています。このあたりは,分野ごとの特徴だと思いますが,ネットワークは専門用語が多いので,知識なくって読むとわけがわからない,という風になっても全然普通です。誤解語をなくして用語が大体理解できるようになれば,問題自体は素直なので実は比較的解きやすかったりします。
逆に,情報セキュリティスペシャリストあたりは,会話調で一見易しく感じる,というのがあると思います。問題文が一応読める,というところから合格までの道のりは,意外と遠かったりします。
高度論文系は,スペシャリスト系の試験や応用情報技術者試験に受かってから行くと,午後1は特に簡単に感じるんじゃないかと思いますし,実際簡単です。
という風に,知らないときに感じるときの難易度と実際の難易度には,若干のブレはありますが,自分で解いてみればゴールは感じ取れると思います。
試験勉強を始めるきっかけにするためにも,一度その試験区分の問題を解いてみましょう。
再受験の方も,試験勉強の感覚を取り戻すためにも,直近の(自分が受験した)過去問題を解いてみるのはおすすめです。
現状を把握して,進む方向性を明確にしていきましょう。

試験勉強を始める前に,過去問題を1回分解いてみる

わく☆すた,美月です。
ゴールデンウィークも終わって,今日ぐらいから,だんだん普段の日常に戻っている,という方も多いんじゃないかと思います。
試験後の一休み,という感じが終わって,早い人だと秋の試験に向けてスタート,という頃だと思います。
わく☆すたでも,秋向けの公開セミナーの募集をスタートさせています。試験勉強のペースメーカーに,ぜひお役立てください。
試験が終わってから,いろんな試験区分の問題を解いてみました。情報セキュリティスペシャリストは,若干難しくなってる感じもありましたが,大体今までと同じ傾向なのかな,とは思っています。応用情報技術者試験(2010年春)についてはすでにお話しましたが,他の試験区分についても,私の分析として,徐々に1区分ずつ紹介していく予定です。

ただ,多分,皆さんが試験に受かるかどうかは,「例年に比べて難しかった易しかった」よりも,「自分がその問題を解けるかどうか」によると思います。難しい試験でも受かる人は受かりますし,勉強した内容が出る出ないによる違いもあると思います。
あと,自分が受けようとしている試験区分がどのような試験なのかは,噂で聞くより一度自分で体験してみるのが確実です。「今は解けないけど,これが解けるようになったら役に立ちそう」と思えるような試験を受けるのが一番ベストだと思います。
ということで,解けなくても全然いいので,一度,試験勉強を始める前に1回分まるごと解いてみる,というのをおすすめします。
これなら頑張ったら行けそう,と思うのか,こんな分野勉強したくない,と思うのか,解いてみるといろいろ見えることがあると思います。
ただ,多分,いきなり解いてみると,ネットワークスペシャリストあたりは実際以上に難しく感じるんじゃないかな,とは思っています。このあたりは,分野ごとの特徴だと思いますが,ネットワークは専門用語が多いので,知識なくって読むとわけがわからない,という風になっても全然普通です。誤解語をなくして用語が大体理解できるようになれば,問題自体は素直なので実は比較的解きやすかったりします。
逆に,情報セキュリティスペシャリストあたりは,会話調で一見易しく感じる,というのがあると思います。問題文が一応読める,というところから合格までの道のりは,意外と遠かったりします。
高度論文系は,スペシャリスト系の試験や応用情報技術者試験に受かってから行くと,午後1は特に簡単に感じるんじゃないかと思いますし,実際簡単です。
という風に,知らないときに感じるときの難易度と実際の難易度には,若干のブレはありますが,自分で解いてみればゴールは感じ取れると思います。
試験勉強を始めるきっかけにするためにも,一度その試験区分の問題を解いてみましょう。
再受験の方も,試験勉強の感覚を取り戻すためにも,直近の(自分が受験した)過去問題を解いてみるのはおすすめです。
現状を把握して,進む方向性を明確にしていきましょう。