株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 72/91

プロジェクトマネージャ試験のおすすめ参考書

わく☆すた,美月です。
先日,論文系の試験では,試験範囲を網羅していない参考書はないというコメントがあったのですが,私はむしろ,他の区分よりも多いように感じています。
ひととおりの試験区分を受けた感じとして,使える参考書なんてなかった試験区分もありますし,感銘を受けるぐらいよくできた参考書があって,すんなり受かった試験区分もあります。
ですので,高度区分は全部,「この参考書でホントに大丈夫かな」という疑いの目も持って,本を選んでいく必要があると感じてます。いい参考書がなければ専門書で勉強した方がいい場合も多々あります。
応用情報技術者や高度事例系(データベーススペシャリスト,情報セキュリティスペシャリスト,ネットワークスペシャリスト)については,おすすめ本や参考書,おすすめでない参考書について,わく☆すたの「合格への道標」DVDのシークレットページで紹介しています。
でも,論文系の科目については,わく☆すたでは取り扱っておりませんので,私が使って良かった論文系のおすすめ参考書を,このブログで紹介したいと思います。
私が論文系の試験を受けていく途中で使った参考書で,一番良かったと感じるのはこの本です。
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2010年度版 (CD-ROM付)
私がプロジェクトマネージャを受験したときに使用した参考書はこれ1冊です(年度は古いですが)。
でも,必要十分な内容がしっかり網羅してあって,一発で合格できました。
特に,プロマネ特有の論文の書き方や,プロジェクトの考え方の話は,すごく役立ちました。
前提として,前年にアプリケーションエンジニア(AE)に受かっていたので午前免除だったのと,論文の書き方自体はAE受験時に練習した,というのはありました。
ですので,必要なことは,午後1でのプロジェクトマネジメントの考え方や知識の理解と,午後2でのプロマネ論文の書き方が中心だったというのもあります。
その私のニーズに,ぴったり合致した本でした。
ですので,論文試験自体が始めての方がこれ一冊で合格出来るかどうかはわかりませんが,午前1が免除で,他の論文試験に1つでも合格している人には最適な本だと感じてます。
といっても,論文の書き方の解説も詳しいですし,具体的で使える内容です。
情報処理教科書シリーズは当たり外れが大きいのですが,これはおすすめの1冊です。
プロマネ受験時には,検討してみてください。

始めるためのきっかけをつくる

わく☆すた,美月です。
明日は東京マラソンです。
ってことで,昨日,東京マラソンに出場する友人と一緒に,東京マラソンEXPOに行ってきました。
私自身は出場しないのですが,イベントでストレッチに参加したり,ランニンググッズを試したりしていると,すごく走りたい気分になってきました。
イベントは気分を盛り上げるのに,最適な場所ですね。
思わず,おしゃれなランニングウェア一式とか,買っちゃいました。^^;
実は,私は一応「趣味はマラソン」ってことにしてるのですが,ここ1年ぐらい,ほとんど走ってませんでした。
今確認したら,約1年前のブログにある,去年の3月15日の東京荒川マラソン以来,約1年,ほとんど走ってませんでした。
フルマラソンを故障してリタイアして,その後しばらく走れず,運動不足で体重増加。
そして,そこから悪のスパイラル,って感じで,運動しないから太って運動しづらくなる,というのの繰り返しでした。
このままじゃまずいなぁ,と思いつつ,ずるずると日々を過ごしてしまってました。
でも,なかなかやる気も出ないし。。。と思ってると,どんどん日にちだけが経っていきました。自力だと,なかなかきっかけをつかむことができませんでした。
今回,友人に東京マラソンEXPOに誘ってもらって,一緒にその雰囲気の中に入ってると,自然と私も走りたくなってきました。
最近のランニンググッズはとってもおしゃれで,ずっと欲しかったランニング用のスカートも含めて,ウェア一式,セールで買ってみました。
行き帰りで,「教えてQちゃん! メタボだってマラソン完走!」を読んで,さらにやる気がわいてきました。
今朝起きたら自然に,「昨日買ったウェアを着て走りたい」という気分が盛り上がってきました。
そこで,久しぶりに江戸川までランニング。久しぶりなので,20分ウォーキングしてからの軽いランニングです。
以前とは全然違って体は重いのですが,意外と体がいろいろ覚えていて,「ゼロからのスタートし直しではないな」という印象を受けました。久しぶりなので結構疲れましたが,この感じだと少しずつ続けていけそうです。
。。。というのは,今日の私の体験は,勉強でも結構あてはまります。
勉強するときも,最初に始めるのは,ハードルが高かったりします。
特に,去年惜しいところで落ちた試験の勉強を再度始めるとき。
なかなか,「そろそろ始めなきゃなぁ」と思っていても,なかなか始められないものです。
そんな時に,勉強会やセミナーに参加したり,参考書を買ったりして始めるためのきっかけをつくると,案外スムーズに始められたりします。
なかなか勉強が再開できない,って感じている方には特に,始めるためのきっかけをつくってみてください。
最初のハードルを越えると,案外スムーズに進められると思います。

始めるためのきっかけをつくる

わく☆すた,美月です。
明日は東京マラソンです。
ってことで,昨日,東京マラソンに出場する友人と一緒に,東京マラソンEXPOに行ってきました。
私自身は出場しないのですが,イベントでストレッチに参加したり,ランニンググッズを試したりしていると,すごく走りたい気分になってきました。
イベントは気分を盛り上げるのに,最適な場所ですね。
思わず,おしゃれなランニングウェア一式とか,買っちゃいました。^^;
実は,私は一応「趣味はマラソン」ってことにしてるのですが,ここ1年ぐらい,ほとんど走ってませんでした。
今確認したら,約1年前のブログにある,去年の3月15日の東京荒川マラソン以来,約1年,ほとんど走ってませんでした。
フルマラソンを故障してリタイアして,その後しばらく走れず,運動不足で体重増加。
そして,そこから悪のスパイラル,って感じで,運動しないから太って運動しづらくなる,というのの繰り返しでした。
このままじゃまずいなぁ,と思いつつ,ずるずると日々を過ごしてしまってました。
でも,なかなかやる気も出ないし。。。と思ってると,どんどん日にちだけが経っていきました。自力だと,なかなかきっかけをつかむことができませんでした。
今回,友人に東京マラソンEXPOに誘ってもらって,一緒にその雰囲気の中に入ってると,自然と私も走りたくなってきました。
最近のランニンググッズはとってもおしゃれで,ずっと欲しかったランニング用のスカートも含めて,ウェア一式,セールで買ってみました。
行き帰りで,「教えてQちゃん! メタボだってマラソン完走!」を読んで,さらにやる気がわいてきました。
今朝起きたら自然に,「昨日買ったウェアを着て走りたい」という気分が盛り上がってきました。
そこで,久しぶりに江戸川までランニング。久しぶりなので,20分ウォーキングしてからの軽いランニングです。
以前とは全然違って体は重いのですが,意外と体がいろいろ覚えていて,「ゼロからのスタートし直しではないな」という印象を受けました。久しぶりなので結構疲れましたが,この感じだと少しずつ続けていけそうです。
。。。というのは,今日の私の体験は,勉強でも結構あてはまります。
勉強するときも,最初に始めるのは,ハードルが高かったりします。
特に,去年惜しいところで落ちた試験の勉強を再度始めるとき。
なかなか,「そろそろ始めなきゃなぁ」と思っていても,なかなか始められないものです。
そんな時に,勉強会やセミナーに参加したり,参考書を買ったりして始めるためのきっかけをつくると,案外スムーズに始められたりします。
なかなか勉強が再開できない,って感じている方には特に,始めるためのきっかけをつくってみてください。
最初のハードルを越えると,案外スムーズに進められると思います。

やった記録を残そう

わく☆すた,美月です。
試験会場に行ったとき,すごく心の支えになるもの,それは「自分が書いたノート」です。
自分が今までにやってきたことの記録,それがノートとなります。試験直前に参考になることが書いてあれば,それがベストではありますが,そうでなくても,精神的にすごく支えになります。
私がネットワークスペシャリスト試験を受けたときには,過去問演習5年分×3回をやったので,ノートはすごく分厚くなりました。ルーズリーフのノートに書いていたのですが,最後は金具がはまらないぐらい,いっぱいになって,2冊に分けました。それを試験会場に持っていくと,「これだけやったんだから大丈夫」と,不思議と安心したことを覚えています。
過去問などで問題演習をやるとき,1冊のノートに順に書いていくと,そのうち最後まで使い切ります。この「使い切った」というのは,かなり快感です。^^
私は学生の時から,授業ノートはなるべくいっぱい書き込む派で,先生の雑談やギャグまでちゃんと書き込んでました。今でも,私がセミナーを受けた時に書くノートは,雑談や思いついたことなど,結構いっぱい書き込んであったりします。
人によっては,「自分はノートを取らないで暗記する派」という人もいるので,一概には言えませんが,私は手で書いて覚える方なので,なるべく手を動かしています。
特に演習は,数をこなしたことが目で見えるようにすることは,自分の自信につながると考えてます。
ちなみに,論文練習は,私は必ず,「答案用紙」を用意してやります。
B4で答案用紙みたいな感じのを作って,それを印刷して,実際に書いてみます。その方が感じが出ますし,「準備論文○本書いた!」と目に見えて成果がわかるからです。
一般的なノートだと,字数を数えるのが面倒,という部分もありますが。
ちなみに,示現塾には,論文用の答案用紙のダウンロードサービスがあります。こういうものを使ってみるのもいいと思います。
自分が勉強をしたとき,その成果を形に残るようにして「見える化」すると,結構励みになります。
使い終わったノート,縮んで短くなった鉛筆。。。それらはみんな,勉強の成果です。自分はこれだけやった,というのは,なにものにも代え難い自信になります。
ですので,勉強する時には,できるだけ記録に残る形でやるのがおすすめです。
日記みたいな形で,「今日は,参考書○○を△ページから□ページまで勉強」という形で残しておくだけでも違うと思います。時々,やった内容をtwitterでつぶやいている人もいますし,気軽な形で記録に残せるなら,それもいいと思います。
自分がやった成果を残して,自分の自信につなげていきましょう。

最初に頑張らなくていい

わく☆すた,美月です。
今週末は,東京マラソンですね。
私は,今回は抽選に外れたので,沿道で友人達の応援をしてきます。
フルマラソンを走るとき,とても大切なコツとして,「前半,頑張りすぎないこと」というのがあります。
私は,スピード自体は遅いですが,前半と後半であまりペースを変えないので,フルマラソンの後半はどんどん他の人を抜くことができます。これは結構,快感で楽しかったりします。^^
陸上競技の長距離で記録を出すときには,「ネガティブスプリット」がいい,と言われてます。
ネガティブスプリットというのは,前半より後半を速いペースで走る,という走り方のことです。最近のフルマラソンの世界記録は,大体ネガティブスプリットで出されています。ネガティブスプリットで走るためには,当然,前半を全力で走らず,少し抑え気味の,楽な感じで走ります。そうすると,後半余力が残って,速く走れるのです。
勉強も,実は,ネガティブスプリットでやった方が,結構うまくいったりします。
勉強を始めるときに,「さあやるぞー!」と気合いを入れてやってしまうと,疲れも早くやってきてしまいます。最初はペースを抑え気味な方が,段々ペースアップしていけて,最終的にいっぱい勉強できたりします。
なので,「これから勉強を始める」というのではなくって,「なんか気がついたら勉強していた」ぐらいがベストです。
先日,「ながら勉強のすすめ」にも書きましたが,ながら勉強は,始めるのに気合いがいらないので抵抗感なく始められます。
先日,初めて情報処理技術者試験(しかも高度)を受けるという方とお話ししていて,実は,「勉強の習慣をつける」というのは結構大変なんだなぁ,と改めて感じました。
本を読む,ということも,慣れてないと意外と大変です。なので,そこで無理して頑張ろうとすると,イヤになって結局やらなくなってしまいます。
マラソンでも,最初の5kmぐらいは,ゆっくり目に入らないと故障のリスクが高くなります。慣れてくると,そんなに頑張らなくても前に進めるようになりますし,エンジンがあったまるまではゆっくり目の方が,最終的に速いです。
ということで,勉強の習慣がついていない人は特に,スロースタートをおすすめします。
とりあえず,1ページ参考書が読めたらOK,とか,なんとなく遊びながら問題を1問解いた,とか,そんな感じでも,やらないことに比べたらすごい進歩です。
試験まであと2ヶ月を切ってますし,あせる気持ちもわかりますが,勉強の習慣があまりついていない場合には,無理は禁物です。
慣れてくればスピードも上がりますし,習慣づいてつらくなくなってくれば,追い込みもききます。
4月に入ってラストスパートをかける,でもOKです。ただ,4月に勉強を始めたら,ラストスパートをかけることもできません。少しずつ,助走をつけながら,スピードアップしていきましょう。

最初に頑張らなくていい

わく☆すた,美月です。
今週末は,東京マラソンですね。
私は,今回は抽選に外れたので,沿道で友人達の応援をしてきます。
フルマラソンを走るとき,とても大切なコツとして,「前半,頑張りすぎないこと」というのがあります。
私は,スピード自体は遅いですが,前半と後半であまりペースを変えないので,フルマラソンの後半はどんどん他の人を抜くことができます。これは結構,快感で楽しかったりします。^^
陸上競技の長距離で記録を出すときには,「ネガティブスプリット」がいい,と言われてます。
ネガティブスプリットというのは,前半より後半を速いペースで走る,という走り方のことです。最近のフルマラソンの世界記録は,大体ネガティブスプリットで出されています。ネガティブスプリットで走るためには,当然,前半を全力で走らず,少し抑え気味の,楽な感じで走ります。そうすると,後半余力が残って,速く走れるのです。
勉強も,実は,ネガティブスプリットでやった方が,結構うまくいったりします。
勉強を始めるときに,「さあやるぞー!」と気合いを入れてやってしまうと,疲れも早くやってきてしまいます。最初はペースを抑え気味な方が,段々ペースアップしていけて,最終的にいっぱい勉強できたりします。
なので,「これから勉強を始める」というのではなくって,「なんか気がついたら勉強していた」ぐらいがベストです。
先日,「ながら勉強のすすめ」にも書きましたが,ながら勉強は,始めるのに気合いがいらないので抵抗感なく始められます。
先日,初めて情報処理技術者試験(しかも高度)を受けるという方とお話ししていて,実は,「勉強の習慣をつける」というのは結構大変なんだなぁ,と改めて感じました。
本を読む,ということも,慣れてないと意外と大変です。なので,そこで無理して頑張ろうとすると,イヤになって結局やらなくなってしまいます。
マラソンでも,最初の5kmぐらいは,ゆっくり目に入らないと故障のリスクが高くなります。慣れてくると,そんなに頑張らなくても前に進めるようになりますし,エンジンがあったまるまではゆっくり目の方が,最終的に速いです。
ということで,勉強の習慣がついていない人は特に,スロースタートをおすすめします。
とりあえず,1ページ参考書が読めたらOK,とか,なんとなく遊びながら問題を1問解いた,とか,そんな感じでも,やらないことに比べたらすごい進歩です。
試験まであと2ヶ月を切ってますし,あせる気持ちもわかりますが,勉強の習慣があまりついていない場合には,無理は禁物です。
慣れてくればスピードも上がりますし,習慣づいてつらくなくなってくれば,追い込みもききます。
4月に入ってラストスパートをかける,でもOKです。ただ,4月に勉強を始めたら,ラストスパートをかけることもできません。少しずつ,助走をつけながら,スピードアップしていきましょう。

高度午前1=応用情報技術者午前

わく☆すた,美月です。
高度区分を受ける方の最初の関門,高度共通の午前1。
これは,レベル的には,応用情報技術者試験の午前と,全く同じです。
というより,応用情報技術者試験の午前80問から,分野別にまんべんなく30問を抽出したものが,高度区分の午前1になります。
ですので,意外と知らない人も多いのですが,高度午前1の勉強は,応用情報技術者試験の午前を突破するのと同じだけの労力がかかります。
企業研修などに行くと,意外とこの高度午前1をなめてかかってる,というか,30問なので簡単に突破できそう,という感じの人が多いのですが,そんなに甘いものではありません。
同じレベルの問題からピックアップしてるだけなので,ブレはありますが80問の応用情報技術者と難易度は同じです。
前回の高度午前1単独での突破率は,こんな感じです。
 応用情報技術者試験  34.09%
 ITサービスマネージャ  35.87%
 ネットワークスペシャリスト 35.93%
 情報セキュリティスペシャリスト 36.07%
 システムアーキテクト  50.54%
 ITストラテジスト  56.48%
高度論文系の難しい区分は,受験者層が違う感じですが,他の区分は大体35%前後です。
3人に1人ぐらいしか受からない,というのは,頭に入れておいてもいいと思います。
前回,30問中17問ぐらいで落ちた人は,惜しかった,と考えて少し勉強すればOKだと思うと,また足元をすくわれる可能性は高いです。
本来,すごく幅広いIT分野全般から,30問をピックアップして出題している,それが高度午前1です。なので,問題数に対して,勉強する内容というのは,実は結構いっぱいあります。
広くそれなりに深く,ストラテジ系,マネジメント系,テクノロジ系全般について学習する必要があります。
このとき,おすすめなのは,応用情報技術者試験の午前と同じ勉強法です。
参考書などを見ると,高度午前1用,というのは,実際の高度午前1の勉強には足りないものが多いように感じています。特に薄いものは,分量が絶対的に足りません。
応用情報技術者試験の午前用や知識確認用の参考書や問題集の方が,詳しく解説してある分,勉強しやすいように感じています。
応用情報技術者試験の午前が確実に突破できるようになれば,高度午前1はまず大丈夫です。
高度午前1の参考書の中には,逆の勘違いをしているものがあって,BGPとかスパニングツリーとか,やたら高度な内容が載っているものもあります。
高度共通午前1では,実はそれほど専門的なことは出てきませんし,そういうのに気を取られていると,肝心の全分野の網羅ができなくなります。
ということで,「高度午前1の勉強は,応用情報技術者午前と同じ」という勉強で,過不足なく十分だと私は考えています。
実際,応用情報技術者試験に受かれば,高度午前1は2年間免除ですし。
午前は油断していると本当に足元をすくわれます。試験まであと2ヶ月,後悔のないようにしっかり取り組んでいきましょう。

高度午前1=応用情報技術者午前

わく☆すた,美月です。
高度区分を受ける方の最初の関門,高度共通の午前1。
これは,レベル的には,応用情報技術者試験の午前と,全く同じです。
というより,応用情報技術者試験の午前80問から,分野別にまんべんなく30問を抽出したものが,高度区分の午前1になります。
ですので,意外と知らない人も多いのですが,高度午前1の勉強は,応用情報技術者試験の午前を突破するのと同じだけの労力がかかります。
企業研修などに行くと,意外とこの高度午前1をなめてかかってる,というか,30問なので簡単に突破できそう,という感じの人が多いのですが,そんなに甘いものではありません。
同じレベルの問題からピックアップしてるだけなので,ブレはありますが80問の応用情報技術者と難易度は同じです。
前回の高度午前1単独での突破率は,こんな感じです。
 応用情報技術者試験  34.09%
 ITサービスマネージャ  35.87%
 ネットワークスペシャリスト 35.93%
 情報セキュリティスペシャリスト 36.07%
 システムアーキテクト  50.54%
 ITストラテジスト  56.48%
高度論文系の難しい区分は,受験者層が違う感じですが,他の区分は大体35%前後です。
3人に1人ぐらいしか受からない,というのは,頭に入れておいてもいいと思います。
前回,30問中17問ぐらいで落ちた人は,惜しかった,と考えて少し勉強すればOKだと思うと,また足元をすくわれる可能性は高いです。
本来,すごく幅広いIT分野全般から,30問をピックアップして出題している,それが高度午前1です。なので,問題数に対して,勉強する内容というのは,実は結構いっぱいあります。
広くそれなりに深く,ストラテジ系,マネジメント系,テクノロジ系全般について学習する必要があります。
このとき,おすすめなのは,応用情報技術者試験の午前と同じ勉強法です。
参考書などを見ると,高度午前1用,というのは,実際の高度午前1の勉強には足りないものが多いように感じています。特に薄いものは,分量が絶対的に足りません。
応用情報技術者試験の午前用や知識確認用の参考書や問題集の方が,詳しく解説してある分,勉強しやすいように感じています。
応用情報技術者試験の午前が確実に突破できるようになれば,高度午前1はまず大丈夫です。
高度午前1の参考書の中には,逆の勘違いをしているものがあって,BGPとかスパニングツリーとか,やたら高度な内容が載っているものもあります。
高度共通午前1では,実はそれほど専門的なことは出てきませんし,そういうのに気を取られていると,肝心の全分野の網羅ができなくなります。
ということで,「高度午前1の勉強は,応用情報技術者午前と同じ」という勉強で,過不足なく十分だと私は考えています。
実際,応用情報技術者試験に受かれば,高度午前1は2年間免除ですし。
午前は油断していると本当に足元をすくわれます。試験まであと2ヶ月,後悔のないようにしっかり取り組んでいきましょう。

試験は、恋愛より簡単

わく☆すた、美月です。
今日、友人と、恋愛について話をしていて、恋愛って大変だなぁ、と、改めて感じました。
努力したからって、報われるとは限らないし、逆にそれが疎まれることもあります。
なんか、自分だけ損してるような、理不尽な感覚に陥ることもあります。
そんなこんなで、大変な恋愛などに比べると、試験って、何て楽なんだろう、ってすごく思います。
試験勉強のいいところは、やればやっただけ成果が出るところです。
効率的でない、とか、やり方がうまくないと時間がかかるとかいうのはありますが、とりあえず、やりさえすれば前には進みます。
試験に合格できないときには、9割方、必要な勉強量をこなしていないことに起因します。
少なくとも、勉強しすぎたために落ちる、ということはないです。
なので、やりすぎは心配せず、好きなだけ勉強していただいて結構です。
資格試験は、ゴールが明確で、想定した能力を身につけて、合格点さえ取れれば受かります。
そう考えると、試験って、結構気楽だな、とも思います。
自分の努力と、結果がしっかり結び付いていますので、わかりやすいですし。
日常生活の人間関係に比べたら、試験なんてとっても単純です。
ちょっと力を抜いて、気楽に勉強していきましょう。

試験で測れる能力と測れない能力

わく☆すた,美月です。
私は,大勢の人と,雑談に臨機応変に対応して話す,ということは苦手です。
1対1で話すと,たいがい相手に押し切られてしまいますし,キャッチセールスなどを断るのも苦手です。^^;
ただ,じっくり延々とものを考えるのは得意です。「これってどんな仕組みになってるんだろう」「どうやったら問題解決できるんだろう」というのを,ずっと考え続けて,順に紐解いて解決していく,というのは,かなり好きな作業です。
それで,複雑なネットワークトラブルを解決したときには,「自分ってなんて素晴らしいんだろう」と思う反面,目の前の押しの強い人に,議論でやりこめられて,「自分って,頭の回転,悪いなぁ」と自分がイヤになったりします。
最近よく感じるのは,頭が良いとか悪いとかいうのは,一面的なものじゃないということです。
ペーパーテストで測れる能力には,限界があります。「試験でその人の実務能力がすべてがわかるわけじゃない」というのはその通りですし,紙の上のテストで測れることと測れないこととがあるというのは,ある意味当たり前です。
ただ,それでも,試験ではある程度,実務のことを考えて,それと関連したところを聞いてきます。
例えば,ネットワークスペシャリストだったら,「できるネットワーク技術者は,こういう考えで,こういう風に問題解決する。でも,できてない技術者はこうやってやるので解決できない。」というような実際の事例や経験則がいっぱいあって,そういった事例を簡略化して問題にしてきます。
なので,完全には実務と一致しませんが,ポイントを突いて出題してくるので,実務能力は結構反映されます。
ただ,ペーパーテストなので,実務に関係あるけど,反映される能力と反映されない能力があると感じてます。
確実に反映されるのは,論理的に物事を考える,論理的思考力。
これは学校でも良くテストで出される,一番ペーパーテストで測れる能力なので,簡単に測れます。これは,あまりごまかしの効かない形で,テストになると如実に浮き彫りにされる能力です。
あと,単純に知っているかという博物的な知識は,必要以上に良く聞かれます。
専門知識は,それ自体ではなく,その知識を使って問題解決ができるレベルになることが重要なので,それを覚えているかどうかはあまり実務では重視はされません。ただ,これは「知ってる/知らない」で採点しやすいので,ペーパーテストでは結構いっぱい出てきます。
逆に,一番反映されにくいのは,対人的能力。
特に,口八丁手八丁で,クライアントをなだめて,納期遅れを納得してもらう,とかいった形の交渉能力は,試験では全然関係ありません。飲み会で盛り上げる能力,お客さんと飲みに行って仲良くなって,仕事を回してもらう能力,というのは,実務では役立ちますが,ペーパーテストでは測れません。
対人的なコミュニケーション能力は,試験では,直接の会話ではなく,文章で聞かれます。
なので,実務とは直接的につながってないような気がするのですが,間接的には聞いています。「お客さんとのコミュニケーション」->「試験問題とのコミュニケーション」という形で,実際の業務とまったく同じではないですが,同じことを聞こうとしています。
なので,問題文とコミュニケーションがうまく取れないと,試験に合格出来ません。
そんな感じで,試験で問われる能力には,実務とは若干「ずれ」があります。
ただ,私の感覚では,その「ずれ」は,ことさら強調するほどには大きくはないんじゃないかな,とも感じてます。大枠において,実務で評価される能力と,試験で問おうとしている能力は同じです。
なので,試験対策としては,実は正攻法で,実務でも使える専門的な技能を身につける,というのが一番大切です。
その上で,ペーパーテストならではの,文章でのコミュニケーション能力や,専門知識を覚えて身につける,というところまでやれば完璧なんじゃないかな,と考えてます。
試験と実務がある程度違うのは当たり前なので,そこにフォーカスを当てずに,共通点を中心に勉強していきましょう。

試験を受ける上での「常識」を知る

わく☆すた,美月です。
今日,IT関連の仕事をされている方と,情報処理技術者試験の話をしていて,普段私が常識だと思ってることって,実はあんまり知られてないんだな,ということをすごく感じました。
例えば,
・午後試験の解答は,1つだけだとは限らず,別解もあること
・午前試験では,過去問の再出題が半分ぐらいあること
・参考書が,試験範囲を網羅しているとは限らないこと
あたりは,結構知らない人が多いんだな,というのを感じました。
あと,去年から,試験制度自体が結構変わっていて
・各時間区分(午前1,午前2など)で,60点取れれば合格できること
・高度区分の午後1は,選択問題数が減って,時間的な余裕ができたこと
・試験の合格率は,すべての試験区分で上がっていること
・高度区分の午前1は,一度突破すれば2年間は免除されること
あたりも,公表されている情報なのですが,意外と知られていなかったりすることがわかりました。
確かに,一人で勉強していると,気づかなかったり知らないこともいろいろあると思います。
ただ,そういうことで,「常識」として知っておいた方が有利かな,と思うこともいっぱいあります。
この手の情報は,別に隠しておいてもしょうがないし,みんなで共有した方がいいと思いますので,できるかぎり文書化して公開していきたいと思います。
あと,個人的に,これは知っておいた方がいい,と思うこととしては,
・論文は,一度書き方を学んで,添削を受けると効果的
・問題演習には,予想問題より本試験問題の方が良い
・問題読解と記述に,ある程度の国語力が必要
っていうのがあります。このあたりは,私の中では常識です。
10年以上,試験を受け続けてきて,受かったり落ちたりしながら経験則で学んで身についた感覚なので,そんなにぶれてないかな,とは思ってます。
まわりに,目指してる試験区分に最近合格した人がいるときには,ぜひ身近で話を聞いてみるといいと思います。特に受けたことがない場合には,自分が知らなかった情報を,いっぱい知ることができると思います。
試験についての情報をいろいろ知るのも,合格への近道です。
いろんなところで情報を仕入れて,活用していってください。

罠(トラップ)に引っかからない

わく☆すた,美月です。
勉強とか,仕事とか,やろうと思っていたはずなのに。。。なぜかいつのまにか別のことをやって,時間がなくなってる。そんな経験,ありませんか?
私は,いっぱいあります。
最近だと,バンクーバーオリンピックの結果をちょっとYahooニュースで見て,実際の状況が気になってニュースサイトを転々として,裏を取りたくてGoogleで検索して。。。なんてやってると,あっというまに何時間も経ってしまいます。
もっとどうでもいい話だと,日清のメールマガジンから新製品のカップヌードルの話になって,ミルクシーフードヌードルについていろいろ調べる。。。っていうのでも,意外と時間が経ってたりしました。^^;
やりたくってやってるんなら,息抜きとしていいんじゃないかな,とは思ってます。
でも,何か別のことをやろうとしていたはずなのに。。。っていうのは,ホントにやりたいことでも何でもなかったりするので,こういう風に反応して行動することは,なるべくなくしたいな,と考えてます。
ワンクリック詐欺,じゃないけど,ワンクリックしてトラップ(罠)に引っかかって,どんどん絡め取られる。。。そんな感じのイメージです。
よくあるトラップの例としては,メールの返信などがあります。
来てすぐ返すと気持ちはいいのですが,何通も考えながら返信してると,意外に時間を取られます。メールについては,「減らす技術 The Power of LESS」という本にもありますが,リアルタイムでチェックするのをやめて,見る回数を減らすのは,時間を有効活用する上で,効果的な方法だと思います。
あと,個人的に,これは罠だろう,と思うのは,下手な参考書。
勉強しているつもりが,全然試験範囲と違う知識を一生懸命覚えていて,合格とはほど遠いところに連れて行かれていたりします。トラップに気づいたら,捨てる勇気も必要です。
ついついやってしまうソリティアなどの軽いゲームも,はまるとなかなか抜けられなくなります。
私は,マインスイーパとかフリーセルとかは大好きで,すぐにはまってしまいます。ですので,自分用のパソコンは,買って最初の動作で「アクセサリ->ゲーム」を消すことを行います。^^;
罠(トラップ)にはまったらはまったで,「しまった,はまってしまったなぁ」と,笑っててもいいとは思います。
ただ,この手のものは,引っかからないに越したことはないです。度重なると意外と大きな時間の浪費になりますので,一度ひっかかったら対策を考えてみるのもおすすめです。
そんなに必死に止めなくっても,「今,罠にはまってる?」と自問自答して気づくことができれば,簡単に抜けられるとは思います。元々,それほどやりたいことではない場合には,ついついやってる,ってだけなので,止めるのも簡単です。
ちょっと,自分の身の回りの罠(トラップ)を,意識してみてください。

やらないことを決める

わく☆すた,美月です。
試験の申し込みも締め切って,試験まであとちょうど2ヶ月ですね。
あと2ヶ月,合格に向けて取り組んでいきましょう。
試験が近くなってくると,どうしても,「あれもやらなきゃ,これもやらなきゃ」と,気が焦ってきますよね。
その時に,全部やろうとすると,自分のやれる範囲の限界を超えて,「もう無理だ~」と,なってしまいがちになります。
ですので,あと2ヶ月しかない今,「やらないこと」を決めることをおすすめします。
もちろん,「やること」を決めることも大事なのですが,「これは絶対やるぞ」という方向の決定は,プレッシャーになります。ですので,ここで,「やらなくってもいい」ことを決めて,気分を楽にしていきましょう。
具体的なところで,私が一番,やらなくてもいいと思ってることは,「買った参考書,問題集を,全部仕上げる」ことです。
「せっかく買ったんだから,もったいない」という感じで,無理に利用しようとしても,あんまり効率は上がらないことが多いです。個人的には,分厚い参考書などは,辞書代わりに使うぐらいで十分なのかな,と感じています。
その他のこととしては,やらなくてもいいこと候補としては,こんなのがあります。
・きれいなまとめノートを作る。
・過去問だけでなく,予想問題を解いてみる。
・参考書を,蛍光ペンなどできれいに彩る
あと,個人的に注意した方がいいこととして,「人に言われたことを安易にやる」ことというのがあります。
会社の同僚や勉強会で会った人などに,「絶対,こうやって勉強した方がいいよ」という感じで,自分の勉強のやり方を押しつけたりする人が時々います。自分が納得して,今までの予定と違うけどやった方がいいかな,と思うのなら,それをやっても問題ないと思います。
でも,ただ単に「言われたから」レベルで,自分の予定を脇に置いてやってみたりすると,あんまりいい結果は生みません。勉強法は,人によって向き不向きは必ずありますので,まず,自分に合ってるかどうかは考えてみてください。
ちょっと話がそれますが,会議などで,「これについて議論しましょう」ということを全部議論していると,時間が足りなくなります。
限られた時間の範囲内で,「何を議論するか」ということをあらかじめ決めておいて,それを話し合う。これは,会議の基本として大事なことです。
試験勉強などは,一見,期間が長いので,なんでもできそうな気がしますが,実はかなり時間は限られています。
仕事をしながら勉強している場合,1日当たりの勉強にかけられる時間は,せいぜい1~2時間だと思います。
試験まであと59日,取れる時間は,1日2時間だとしても,118時間です。この時間を,どうやって活用するか,というのは,一度意識してみてください。
ちなみに,高度区分の過去問は,全部解くだけで1回分が8時間30分かかります。(午前1が50分,午前2が40分,午後1が45分×4,午後2が120分×2:(情報セキュリティスペシャリストで計算。他は多少増減あり。))
過去問演習って,見直したり調べたり,というのを考えると,大体この2~3倍ぐらいはかかりますので,それを踏まえて計画を立てるのがおすすめです。
私の経験から考えても,過去問演習というのは,予想外に時間がかかります。
情報処理技術者試験の勉強をするときの一般的なパターンとしては,2ヶ月前の今頃,というのは,知識の習得は終わって,問題演習に入る時期です。
自分の重点を置きたいところ,補強したいところを踏まえながら,やることを意識してみましょう。
そのとき,「やらないこと」も一緒に決めてみると,大分気が楽になると思います。
自分のリソースの範囲内で,やれることを無理せず進めていきましょう。

やらないことを決める

わく☆すた,美月です。
試験の申し込みも締め切って,試験まであとちょうど2ヶ月ですね。
あと2ヶ月,合格に向けて取り組んでいきましょう。
試験が近くなってくると,どうしても,「あれもやらなきゃ,これもやらなきゃ」と,気が焦ってきますよね。
その時に,全部やろうとすると,自分のやれる範囲の限界を超えて,「もう無理だ~」と,なってしまいがちになります。
ですので,あと2ヶ月しかない今,「やらないこと」を決めることをおすすめします。
もちろん,「やること」を決めることも大事なのですが,「これは絶対やるぞ」という方向の決定は,プレッシャーになります。ですので,ここで,「やらなくってもいい」ことを決めて,気分を楽にしていきましょう。
具体的なところで,私が一番,やらなくてもいいと思ってることは,「買った参考書,問題集を,全部仕上げる」ことです。
「せっかく買ったんだから,もったいない」という感じで,無理に利用しようとしても,あんまり効率は上がらないことが多いです。個人的には,分厚い参考書などは,辞書代わりに使うぐらいで十分なのかな,と感じています。
その他のこととしては,やらなくてもいいこと候補としては,こんなのがあります。
・きれいなまとめノートを作る。
・過去問だけでなく,予想問題を解いてみる。
・参考書を,蛍光ペンなどできれいに彩る
あと,個人的に注意した方がいいこととして,「人に言われたことを安易にやる」ことというのがあります。
会社の同僚や勉強会で会った人などに,「絶対,こうやって勉強した方がいいよ」という感じで,自分の勉強のやり方を押しつけたりする人が時々います。自分が納得して,今までの予定と違うけどやった方がいいかな,と思うのなら,それをやっても問題ないと思います。
でも,ただ単に「言われたから」レベルで,自分の予定を脇に置いてやってみたりすると,あんまりいい結果は生みません。勉強法は,人によって向き不向きは必ずありますので,まず,自分に合ってるかどうかは考えてみてください。
ちょっと話がそれますが,会議などで,「これについて議論しましょう」ということを全部議論していると,時間が足りなくなります。
限られた時間の範囲内で,「何を議論するか」ということをあらかじめ決めておいて,それを話し合う。これは,会議の基本として大事なことです。
試験勉強などは,一見,期間が長いので,なんでもできそうな気がしますが,実はかなり時間は限られています。
仕事をしながら勉強している場合,1日当たりの勉強にかけられる時間は,せいぜい1~2時間だと思います。
試験まであと59日,取れる時間は,1日2時間だとしても,118時間です。この時間を,どうやって活用するか,というのは,一度意識してみてください。
ちなみに,高度区分の過去問は,全部解くだけで1回分が8時間30分かかります。(午前1が50分,午前2が40分,午後1が45分×4,午後2が120分×2:(情報セキュリティスペシャリストで計算。他は多少増減あり。))
過去問演習って,見直したり調べたり,というのを考えると,大体この2~3倍ぐらいはかかりますので,それを踏まえて計画を立てるのがおすすめです。
私の経験から考えても,過去問演習というのは,予想外に時間がかかります。
情報処理技術者試験の勉強をするときの一般的なパターンとしては,2ヶ月前の今頃,というのは,知識の習得は終わって,問題演習に入る時期です。
自分の重点を置きたいところ,補強したいところを踏まえながら,やることを意識してみましょう。
そのとき,「やらないこと」も一緒に決めてみると,大分気が楽になると思います。
自分のリソースの範囲内で,やれることを無理せず進めていきましょう。

情報処理技術者試験の申し込みは,本日20時が締め切りです

わく☆すた,美月です。
平成22年度春期(4月18日(日)実施)の,情報処理技術者試験の申し込みは,本日2月17日(水)20時が締め切りです。
申し込みにのんびりしていた方,忘れていた方,お急ぎください。
申し込み後の申し込み内容の訂正は,3月1日(月)15時までできます。
試験区分に悩んでる方も,とりあえずの申し込みがおすすめです。
ただ,個人的には,今日コンビニ決済で申し込みするのは,あんまりおすすめしません。
今までの経験上,「締め切り日にコンビニ決済で申し込んだけど,コンビニ行くのを忘れちゃった」という人がいっぱいいるからです。
1週間前なら,コンビニに行くのを忘れて払込期限が過ぎても,もう一度申し込みをすればよかったのですが,今日だとそれができません。今日申し込まれるなら,クレジットカード決済か,ペイジー決済をおすすめします。
情報処理技術者試験は,ITパスポートからシステム監査まで,一律5,100円です。
試験にかかるコスト,と言う面で考えたら,個人的には,論文まで採点してくれるシステム監査やプロジェクトマネージャが,一番お得なのかな,という気もしてます。
試験対策を行っている各社は,模擬試験を実施していますが,模擬試験の料金は,本試験の受験料5,100円より高いことが多いですし,試験区分ごとに料金も違います。
秋試験が本番,という方なら,今回は「模擬試験」という位置づけで受けるのも,ありかな,と思います。特に,論文系は,「実際に会場に行って,試しに論文を書いてみる」体験は,次にすごく生きてきます。
なんだかんだ言っても情報処理技術者試験は国家試験,値段はベンダー試験に比べてかなりお得です。気軽に申し込んでみるのもありかな,とは思ってます。
あと,初めて受験される方へのお知らせですが,受験申し込みしたからといって,試験センターから受け付けた証(受験票)が来るのは4月に入ってからです。
今回の試験では,受験票の発送は4月1日(木)の予定になっています。
何も音沙汰がなくても,あまり心配せずに待ちましょう。
試験まであと2ヶ月,そろそろ本気を出さないと間に合わない時期です。
申し込みなど,手続的なことは1つ1つ完了させて,試験に向けて進んでいきましょう。

一般的なものより「自分に」合う方法を探す

わく☆すた,美月です。
今日,地方から出てきてた友人と,都内のおしゃれな老舗のホテルでお茶しました。きれいだな,美しいなと思いつつも,どこかしっくり来ませんでした。
帰りに秋葉原に寄って,LinuxカフェとかT-ZONEを見ていると,なんかホッとしました。^^;
やっぱ,自分のホームグラウンドというのは,落ち着きます。
私は,セミナーを聴きに行ったりして勉強するのは大好きです。なのでしょっちゅう,他の会社や先生のやってるセミナーに,参加しています。
あと,「過去問題から情報を読み取る」というのはかなり得意な方だと思ってます。なので,問題を解くのにも,試験対策の講義を行うのにも,これは活用しています。
でも,「難解に書いてある参考書を読んで理解する」根気はあまりありません。難解=レベルが高い,ではないと思ってますし,ムダに難解な本は避けて通ります。
というところまでは,私の個人的な体験です。
それ以外に,知り合いなどに聞いた話として,結構いろんな勉強の方法がありますので,ちょっと紹介します。
・「ICレコーダー」に,参考書を読んだものを吹き込んで通勤中に聴く
・本が重いので,一章ずつバラバラにして持ち歩く
・問題集にいきなり答えを書き込む
・DVDをiPodに入れて持ち歩いて通勤中に勉強する
・スタバで知り合った女子高生に教えてあげる
・社内講師を引き受けて,後輩に教える
・過去問を,ブックオフなどで10年分集めてきて全部やる
・とにかく覚える内容を手で書いてみて,手で覚える
・過去問の構成を,マインドマップなどの図にまとめる
・会社の机の上に専門書を置いておいて,ヒマなとき見る
。。。
全部やれそうな人はいないかもしれませんが,1つぐらいは向いているのがないでしょうか。
自分に向いてない勉強法は苦痛ですし,苦痛だと効率は落ちます。
一般的な勉強法,というのは,その人の個性に合わないこともよくあります。今のやり方が自分に合わないな,と感じていたら,別の勉強法も試してみるのをおすすめします。

嫌いな試験を受けなきゃいけない時

わく☆すた,美月です。
情報処理技術者試験の申し込み締め切りは,あさって2月17日(水)です。
申し込もうと思っていて,まだ申し込みされてない方は,忘れないようにしてくださいね。
最近,特に企業研修で,最初からすごくイヤそうに勉強している人を見かけます。
多分,会社に「受けさせられてる」という感じなんだと思います。ホントは受けたくないけど受けなきゃいけない,そんな時もあるとは思います。
私自身も,基本的に情報処理技術者試験は好きですが,受けたくない,嫌いな試験区分も結構ありました。
情報処理技術者試験を全部受けていく過程で,正直一番イヤだったのは,今はなき「上級システムアドミニストレータ」試験でした。
基本的に,私は経験からも嗜好からも,システム開発を行う人の視点で考えてしまいますので,ユーザの立場から考える,というのは,すごく違和感があったし,やりたくありませんでした。
なので,避けて通りたかったのですが,上級シスアドだけ残すのも癪なので,システムアナリストを取った次の年に受験しました。
まず決めたのは,「絶対に1回で終わらせる」こと。
イヤな試験であればあるほど,何度も受けると精神的なダメージが大きくなります。なので,1回で合格して,「もうやらなくていい」状態に早くすることが大切です。
その上で,戦略として,過去問を見て,必要な情報を得ていきいました。
本音として,高度区分のマイナーなものは,参考書はあまり当てになりません。そもそも選べるほど種類がなく,役に立つ本がない試験区分もあります。
ですので,特に高度論文系は,参考書を1冊マスターするより,過去問をいきなり3年分解いていった方が,無駄なく出題傾向がつかめます。
そんなこんなで,「イヤなのでさっさと終わらせる」計画でやっていくと,意外と,勉強は楽しくなってきました。^^;
人間って,嫌だって感じることは,意外と食わず嫌いなことが多くって,やってみると案外楽しかったりします。
ってことで,最後にはあんまり苦痛はなくなっていました。
それでも,もう1回受けるのは嫌だったので,試験当日は結構気合いを入れて受けて,合格しました。
そんなこんなで,嫌いな試験なんだけど,仕事の都合上受けなきゃいけない,ってときには,覚悟を決めてとりあえずやってみる,ということをおすすめします。
やってみると案外楽しいことも多いです。知識が全くないときには,問題を見るのも苦痛だとは思いますが,ちょっとわかってきて,解ける問題が増えてくると楽しい,ということは結構あります。
あと,その勉強を始めるとき,「まず最初は参考書を読んで。。。」とか,型にとらわれない方がいいです。参考書がつまんなくて途中で挫折,ということも多いですし。^^;
なにより,避けられない試験の場合は,「とりあえずやってみる」姿勢が,功を奏します。
まずは力を抜いて,少しずつ始めていきましょう。

新サイト,わく☆すた".co.jp"サイトをオープンしました

わく☆すた,美月です。
株式会社わくわくスタディワールドの新サイトへの移転が,無事完了いたしました。
新サイトは,こちらです。
 http://www.wakuwakustudyworld.co.jp/
ドメインを,日本の会社,ってことで,".co.jp"に変更しました。

見た目にはほとんど一緒だとは思いますが,裏ではいろいろ変わってます。
ショッピングカートの設置,独自ドメインでのサーバ証明書取得などを行って,利便性とセキュリティ面を強化しています。
元の".com"サイトにアクセスしても移転先にリダイレクトされるため,利便性は変わらないように配慮したつもりですが,もし何か不都合な点がありましたら,ご連絡ください。

合格への道標のシークレットページなども,移転を完了しています。こちらはテストして,今までのURLでも転送されてアクセスできることを確認いたしましたが,うまくページを見ることができないなどの不具合がありましたら,新URLをお送りいたしますのでご連絡ください。
サイトのページ内容としては,主な変更点としては,「わく☆すた 公開セミナーDVDシリーズ」を追加しました。

昨年,公開セミナーを始めてから,「セミナーのDVDの発売はないのですか?」という問い合わせを何件かいただきました。
そこで,昨年後半より,公開セミナーをビデオ収録して,公開セミナーのページでこっそり発売してはおりました。
それを独立させ,「わく☆すた 公開セミナーDVDシリーズ」としてまとめております。今後もラインナップは増やしていく予定です。
遠方の方,いろいろご都合のある方で,セミナーを受けて勉強したい方は,よろしければご活用ください。
携帯サイトも,近日オープン予定です。
より使いやすいサイトにして,今後とも役に立つ情報をいろいろ提供していきたいと考えておりますので,今後ともわくわくスタディワールドをよろしくお願いいたします。

情報セキュリティスペシャリストの勉強に役立つ,基本的なサイト

わく☆すた,美月です。
本日,わく☆すた公開セミナー「情報セキュリティスペシャリスト対策3回コース」の2回目が,無事終了いたしました。
ご参加いただいた方々,ありがとうございました。
また,DVDでご受講いただいている方,今回欠席された方には,編集が終わり次第DVDを発送させていただきますので,もうしばらくお待ちください。
今日講義をしていて,「情報セキュリティスペシャリストの勉強に役立つ,基本的なサイト」の情報って,意外と広まっていないなんだなぁ,ということに気づきました。
人によっては,当たり前のことかもしれませんが,改めて載せておきます。
情報セキュリティスペシャリストを受験する時,「セキュアプログラミング」の問題を選択する場合には,下記のサイトはおすすめ,というか必須です。
 IPA セキュア・プログラミング講座
この新版の部分
 1.セキュア・プログラミング講座(新版)
   - Webアプリケーション編
   - C/C++言語編
には,ひととおり目を通されることをおすすめします。
特に,Webアプリケーション編については,セキュアプログラミング以外の問題でも出題される,セキュリティ開発の考え方がいっぱい載っているので,受験者は全員,読むと役立つと感じてます。
何より,本家IPAなので,信頼性と試験との親和性は抜群です。
SQL注入攻撃(SQLインジェクション攻撃)の脅威や対策など,アプリケーションの脆弱性に関することは,具体例も豊富で,頭に残りやすいと思います。
もちろん,試験対策ではなく実務で役立てることを目的に書かれていますので,実際の開発にも役立ちます。
Webページなので,ネットサーフィンのついでに時々見に行って,ちょっとずつ読んでいく,という感じで,気楽に読み進めるのがおすすめです。
あと,基本的なところとしては,IPAセキュリティセンターの新着情報も要チェックです。
今月の呼びかけの,「 "ガンブラー" の手口を知り、対策を行いましょう 」あたりは,旬なネタを,わかりやすく説明してあります。
試験問題は,そろそろ出来上がってると思いますので,今というより2009年末ぐらいの旬なセキュリティの話題は,チェックしておくのもいいと思います。
実際の試験では,基本的なセキュリティの考え方がしっかりしていて,ひととおりのセキュリティ技術やマネジメントに関する知識があれば,合格はできると思います。
ですので,参考書や問題集で勉強するだけでも,ある程度の知識はつきますし,合格レベルにはなると思います。
なので,「新ネタを追いかけないと,合格出来ないぞ」という気はありませんが,セキュリティの勉強が,単なる「お勉強」になってしまうと,ちょっと味気ない気もします。
せっかく,知識を身につけたら,それをもとに,新しいネタを追ってみる,というのも楽しいと思います。本当に初心者だったら,この手のサイトをみてもわけがわからないと思いますし,読める,ということはある程度の知識が身についているという目安にもなります。
このあたりは,気合いをいれて勉強,というより,Yahooニュースをチェックするぐらいの,気軽な感覚で,時々チェックするぐらいがいいかな,と思ってます。
そして,そのチェックした内容が,実際の試験で意外と役立ったりします。
ちょっと前向きな息抜き,ぐらいで,たまにやってみてください。

予想問題集と本試験問題集

わく☆すた,美月です。
試験まで2ヶ月,そろそろ問題演習を始める頃だと思います。
私が個人的におすすめなのは,高度区分では,「予想問題集」よりは「本試験問題集」です。
これは,特定の出版社のそういう名前の本,という話ではなくって,予想問題がいっぱい詰まってる本より,本試験問題が載ってる本,という意味です。
実際の過去問題を解くことは,試験を知る上で何より役立ちます。
試験センターが作成する問題は質が高いので,やればやっただけ勉強になります。
類題の再出題も多いので,意外と勉強した内容が役立ちます。
対して,予想問題は,あんまり問題の質が高くないことが多いです。
問題作りというのは,結構手間がかかりますし,なかなか簡単にはできないものです。そして,作ってもテストや校正が不十分だと,問題自体にバグが残ります。
試験センターが問題づくりにかけている労力を考えると,予想問題の方が質が低いのはある程度しょうがないかな,とは思います。ただ,問題集を解いていて,本質と関係ない部分で悩まされることが多いのは,予想問題の方が格段に多いです。
よく,問題集などの問題を質問されるとき,予想問題集などの過去問題以外の時には,「それって,問題自体が成り立ってないんじゃない?」と思うことがよくあります。
問題作成者の頭の中の思い込みで問題を作っていて,問題の中を探しても前提条件が書いていない。で,その前提条件がないので解答を一意に導けない,という問題は結構あります。
模擬試験の校正などでは,そういった一意性は,結構一生懸命チェックするのですが,予想問題では特に,そのあたりの校正がゆるいことが多いです。
ですので,私は勉強に本格的に使うなら,本試験問題の方が効率的だと感じています。
新試験制度になる前の,前身の試験まで考えると,今の試験区分には過去問が大量にありますので,演習問題には事欠きません。
先週,データベーススペシャリスト試験対策の時にもお話ししたのですが,過去問10年分ぐらいきっちりやり遂げることができれば,まず大丈夫,というぐらい実力はつくと思います。
応用情報技術者試験,データベーススペシャリスト試験では特に,周期的に同じようなことは出題されますし,過去問は,実は,出そうな問題の宝庫です。
ですので,これからの時期の問題演習に使用するには,私は「本試験問題集」をおすすめします。