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高度・支援士の科目Aまで,あと1か月 〜申込みはまだでも,科目A対策は「今日から」〜

高度・支援士の科目Aまで,あと1か月 〜申込みはまだでも,科目A対策は「今日から」〜

今日は2026年9月17日。令和8年度前期の高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC)の科目A10月17日から始まります。初日に受けるとすれば,ちょうど1か月前です。まだ申込みも始まっていないので実感が湧きにくいのですが,カレンダーの上では,もう直前期に入っています。この記事では,10月6日の申込開始を忘れないことと,科目A対策を今日から始めることの2点をお伝えします。あわせて,科目Aの過去問演習の場として,弊社代表が研究の一環で運営している学習プラットフォーム「Nexus」をご紹介します。

まず日程の確認 ― 高度・SCは「あと1か月」,APは「あと6週間」

7月に公表された実施期間を,今日を起点にして並べ直してみます。

区分申込受付期間科目A 実施期間科目B 実施期間科目A初日まで
高度試験(ST・SA・NW・SM)10/6 10時〜10/24 17時10/17〜10/2711/11〜11/23あと30日
情報処理安全確保支援士(SC)10/6 10時〜10/24 17時10/17〜10/2711/11〜11/23あと30日
応用情報技術者(AP)10/6 10時〜11/7 17時10/28〜11/1011/24〜12/6あと41日

高度・SCの科目Aは,実施期間の最終日でも10月27日。つまり,どの日を選んでも残りは1か月〜1か月10日しかありません。APは10月28日開始で少し余裕がありますが,それでも6週間ほど。「まだ申込みもしていないから」と先送りしていると,あっという間に本番です。

そして忘れてはいけないのが,以前の前期スケジュールに関する記事でも触れた,科目Aの結果は試験直後に分かるという点です。科目Aで60点に届かなければ,科目Bを受けても合格はありません。科目Aは合否の「関門」であり,ここを1か月で通過できる状態に仕上げる必要があります。

10月6日(火)10時,申込みを忘れずに

今回の前期試験は,申込受付がまだ始まっていません。受付開始は2026年10月6日(火)10時です。過去の紙試験では「申込みが終わってから勉強を始める」という流れが自然でしたが,今回は勉強を始めてから申込みが来る順番になります。これは,うっかりしやすいポイントです。

以前の申込み要領の記事で詳しく書きましたが,押さえておきたいのは次の3点です。

  • 申込みは1回のみ。区分は申込みまでに決めておく
  • 科目Aと科目Bの日時・会場を同時に予約する。科目Aで使える会場が科目Bでも開いているとは限らない
  • 高度・SCの申込締切は10月24日と早い。人気の会場・土日は早く埋まるので,開始初日に押さえるのが確実

いまのうちに,スマートフォンのカレンダーに「10/6 10:00 情報処理技術者試験 申込み」と入れておきましょう。会社負担でバウチャーチケットを使う方は,購入申込みが9月25日(金)から始まるので,こちらはさらに早めの段取りが必要です。

科目Aは「今から始めてギリギリ」― 1か月の進め方

科目Aは知識を問う多肢選択式で,範囲が広い分,準備には時間がかかります。特に高度・SCでは科目A-1(共通知識)科目A-2(専門知識)の両方が同じ日に課されます。A-1は応用情報レベルの広い範囲をカバーするため,久しぶりに受験する方ほど「忘れている」量が多いはずです。

1か月で仕上げるなら,おすすめは過去問演習を軸にして,弱点を重点的に埋める進め方です。目安を表にしました。

時期やること
第1週(9/17〜9/23)まず過去問1回分を通しで解いて現在地を知る。A-1・A-2それぞれで,正答率と苦手分野を把握
第2〜3週(9/24〜10/7)苦手分野を集中的に演習。過去問を分野別に回し,間違えた問題は解説を読んで解き直す。10/6に申込み
第4週(10/8〜10/16)過去問を通しで解く回数を重ね,時間配分と正答率を安定させる。直前は間違えた問題の見直しに絞る
10/17〜10/27科目A本番。結果を見て,科目Bの対策へ

高度・SCの科目Aは,過去問の類題・再出題が多いのが特徴です。まず過去5回分を回せば出題パターンは一通り経験できるので,これを最低ラインの目安にしてください。ただし,5回分で十分というわけではありません。5回分では「見たことがある」問題が増えるだけで,合格ラインぎりぎりの実力にとどまりがちです。確実に科目Aを通過し,その先の科目Bにつなげるためには,回数を重ねて多めに学習しておくことが大切です。科目Aで学んだ知識は,そのまま科目Bの事例問題を読み解く土台になります。科目Aを「ぎりぎりで通る」のと「余裕で通る」のとでは,科目Bに入ったときの手応えがまったく違います。

APの方は1〜2週間の余裕がありますが,やることは同じ。今日から始めるに越したことはありません。

科目A-1の知識固めには,教科書も

過去問を解いていて「知識そのものが抜けている」と感じる分野があれば,過去問だけで埋めようとせず,教科書に戻るのが近道です。科目A-1(共通知識)は応用情報レベルの範囲ですので,弊社の徹底攻略 応用情報技術者教科書がそのまま使えます。APを受験する方はもちろん,高度・SCの科目A-1対策にもお使いください。科目A-2(専門知識)については,NW・SCを受験する方向けに,それぞれ徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書があります。

科目Aの過去問演習に,Nexusが使えます

過去問演習の場として,学習支援プラットフォーム「Nexus(ネクサス)」をご紹介します。

Nexusは,弊社代表の瀬戸が大学院での研究(IT教育の個別最適化)の一環として運営している学習プラットフォームです(立ち上げの記事AI推薦機能の記事)。研究目的のサイトですので,使うことを強制するものではまったくありません。市販の問題集や,普段お使いの過去問サイトで演習していただいてもかまいません。ただ,いまは「過去問演習をしっかりできるサイト」として作り込んでいる最中で,科目A対策には十分使える状態になってきましたので,選択肢の一つに加えていただけるとうれしいです。

9月16日に,全区分に対応しました

昨日(2026年9月16日)のアップデートで,Nexusの過去問演習が情報処理技術者試験の全区分に対応しました。今回の前期試験で実施される区分(AP・ST・SA・NW・SM・SC)については,いずれも過去問を最低5回分用意しています。上で書いた「まず5回分」の最低ラインを,そのまま実行できる分量です。

さらにAP・NW・SCの3区分は,上で紹介した徹底攻略教科書に準拠した形で問題を整理しており,過去問を10回分以上演習できます。「5回分では足りない,もっと多めに解いておきたい」という方にも,十分な量です。教科書で知識を固め,Nexusで同じ体系の問題を解く,という組合せで進めていただけます。

共通の科目A-1で「得意・苦手」が見える

高度・SCで負担が大きいのが,範囲の広い科目A-1(共通知識)です。Nexusでは,科目A-1をしっかり演習できるようにしたうえで,解答結果から自分の得意分野・苦手分野が見えるようにしています。1回分を通しで解けば,どの大分類・中分類が弱いのかがすぐに分かるので,上の計画でいう「第1週で現在地を知る」作業に,そのまま使っていただけます。苦手分野が分かったら,その分野の問題を集中的に解いて埋めていく,という流れです。

PCの画面で解くこと自体が本番対策になる

もう一つ,今年ならではの利点があります。今回のCBT試験では,紙のメモ用紙・筆記用具が配布されず,画面上のメモ機能・電卓機能を使うことになります。紙の問題集ではなく,PCの画面で問題を読んで選択肢をクリックするという演習は,それ自体が本番の環境に慣れる練習になります。

AI推薦で,進捗に応じて効率よく

10回分以上の過去問があると,今度は「どれから解くか」に迷います。そこで使えるのがAI推薦機能です。これまでの解答結果から知識項目ごとの習熟度を推定し,いまの進捗に応じて,次に解くと効果的な問題をAIが選んで出題します。すでに身についている分野に時間をかけず,あやしい分野に集中できるので,残り1か月という限られた時間を効率よく使えます。AI推薦は研究の一環として提供している機能ですので,ご利用の際はNexus内の案内に沿って研究へのご参加をお願いします。まずは通常の過去問演習(年度別・分野別)から始めて,慣れてきたらAI推薦に切り替える,という使い方がおすすめです。

まとめ

  • 高度・SCの科目A初日(10/17)まで,今日でちょうど1か月。実施期間の最終日でも10/27。APは10/28開始で,あと6週間
  • 申込受付は10月6日(火)10時から。まだ始まっていないからこそ忘れやすい。カレンダーに登録を。高度・SCの締切は10/24,バウチャーは9/25から
  • 科目Aは合否の関門。1か月で仕上げるなら,過去問1回分で現在地を知る → 苦手分野を集中演習 → 通しで安定させるの3段階。過去5回分は最低ラインで,確実に通過して科目Bにつなげるには多めに学習を。知識が抜けている分野は徹底攻略教科書(AP・NW・SC)で補う
  • 過去問演習の場としてNexusもどうぞ。9/16に全区分対応,前期の区分は過去問5回分以上,AP・NW・SCは教科書準拠で10回分以上。科目A-1で得意・苦手が見え,AI推薦で進捗に応じて効率よく学べる。研究の一環で,利用は任意です

「申込みがまだだから」は,始めない理由になりません。今日,過去問を1回分解いてみるところから,始めていきましょう。

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