株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 46/91

情報処理技術者試験の試験地について

アキバのヨドバシカメラにいったら,情報処理技術者試験の願書が置いてありました。
一度回収されて,先週はなかったのですが,無事,新しいものと取り替えられたようです。
比べてみた感じとしては,以前「早めに受験種目を決めていきましょう」で書いたとおり,13ページの,試験地での実施試験区分が変わっているぐらいだと思います。
試験地といえば,特に巻頭では,試験地の会場というのは,その名前がついている市町村とは限りません。
ちゃんと,「案内書・願書」の13ページの注意事項にも,

(2)試験地は,周辺の市町村を含みます。藤沢試験地は,小田原地区を含みます。
(3)各試験地で収容能力を超えた場合には,それぞれ隣接の試験地での受験となります。
  なお,事前に通知はいたしません。

とあります。
前回の特別試験の時には特に,遠方の会場に回された人も多かったようですが,普段から,近くの会場とは限らないのです。
私自身,試験会場「柏」でよく受験していましたが,隣接の,我孫子市や松戸市のことの方が多かった気がします。
八王子,横浜・川崎,藤沢,厚木も,そんな感じのようです。
埼玉,千葉などは,それぞれ,さいたま市,千葉市の近郊がメインのようです。
昔私は,埼玉県の所沢市で会社の寮に住んでいたのですが,埼玉県で近くになると思って埼玉で申し込むと,大宮の会場に飛ばされた,という先輩の話を聞いて,東京の試験地で申し込みました。
情報処理技術者試験は,同じ試験区分でも,様々な受験会場があります。
特に,東京は,「情報処理技術者試験事業 民間競争入札実施要項(案)(PDF形式)」の24ページに載っている会場から見るとおり,いろんな会場に分散されているようです。
ある程度郵便番号は勘案されるでしょうか,基本,どこの会場に割当てられるかは,運の要素が大きいと思います。
同じ住所から同じような時期に出していても,試験会場が異なることがほとんどですし。
今回から,「郵便番号を勘案して割り付けます」という記述がなくなりましたので,より,ランダム性は高くなるのかな,とは思います。
とはいえ,東京試験地で出せば,ほとんど23区内の会場には割り当てられます。
地方だと,選択肢が少ない分,逆に試験会場のブレは少なかったりします。
平成22年の「情報処理技術者試験事業の実績評価について(案)」によると,高松試験地の受験会場は1ヶ所(香川大学(教育学
部)もしくは英明高等学校),那覇試験地の受験会場は1~4ヶ所(沖縄大学とその他中学校など)のようです。
ですので,地方の方が,同じ会社や学校の知り合いと出会う確率は高くなります。
それを狙って,旅行を兼ねて集団で試験を受けに行く人も,結構いるみたいです。
私も一度だけ遠征(熊本)して受験したことがあるのですが,なんか旅行気分で調子が狂って,試験に集中できなかったのでやめました。(ちなみに,その時受けた試験(システム監査)は落ちました。)
コントロールできるところはコントロールして,できないところは運を天に任せる,というのは大切だと思います。
試験地については,早めの方がいい場所になる可能性は高いとは思いますが,万全ではありません。
申し込んだ後は試験会場については手放して,10月の受験票到着を待ちましょう。

ネットワークスペシャリスト平成22年秋過去問解説DVDを発売開始しました

昨日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリスト 過去問解説コース」の最終回で,ネットワークスペシャリスト平成22年秋午後1問3を開催しました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
これで,平成22年度ネットワークスペシャリスト午後の解答解説セミナーは,すべて終了しました。
編集が終わりましたので,「平成22年度ネットワークスペシャリスト過去問解説DVD」の発売を開始しました。ご予約をいただいた方から優先に,明日7月27日(水)から発送予定です。
今回,ネットワークスペシャリストの過去問解説DVDは,本来5月発売予定でした。
それが遅れたのは,震災の影響で春試験が延期された影響もあったのですが,実際に撮影をしてみて,「これはセミナー形式の方が,面白いし役に立つんじゃないか?」と思いついたからです。
ですので,いったん撮影したデータを破棄して,再度セミナーを募集して撮り直すことにしました。
DVDの解答解説では,模範的な解答を例に,「なぜこの解答になるのか」という道筋を解説していました。
市販の過去問集も,ほとんどがそうだと思います。
でも実際には,解答は一つとは限りませんし,部分点も別解もあり得ます。
ですので,企業研修や公開セミナーなどでは,受講生の方の解答例を聞きながら,評価したり採点したり,そして足りない知識の解説を行ったりしていました。
そしてその方が,印象に残って,実際に問題を解くときの助けになります。
今回は,セミナーで,受講生の方々にわからないことを聞きながら,双方向でやりとりができました。
そのため,かなり内容が深く,充実したものになりました。
ご参加いただいた皆様,本当にありがとうございました。
発売が遅れてしまって申し訳ありませんが,その分,値段はそのままで,前年度までの3枚組から,今回から4枚組DVDとなって内容が充実しています。
過去問を深く学習されたい方,考え方の道筋を学習したい方は,よろしければご利用ください。
これからも,いろいろ新しい,面白くてためになる教材の発売やセミナーの開催を行っていきますので,よろしくお願いいたします。

情報処理技術者試験の申し込みが始まりました

本日7月25日(月)より,平成23年度秋期の情報処理技術者試験の「受験申込み」が開始されました。
例年よりも,2週間ぐらい遅い感じです。
申し込み締切も例年より遅く,「平成23年度秋期試験について」によると,郵送は8月19日(火)まで,インターネット受付は8月29日(月)までです。
といっても,試験時期が延期されるわけではありません。
申し込むことで,勉強をスタートするきっかけになるので,なるべく早く申し込みするのがおすすめです。
私は,今日,ITストラテジスト試験の申し込みを済ませました。
例によって,アンケートの「本試験の受験動機は何ですか?」は,「国家試験だから」にしておきました。
改めて,「本試験をどのように知りましたか?」と聞かれると,「いつものことだから」と答えたくなりました。^^;
午前1の免除については,特別試験の結果次第,という人も多いですし,後から変更も可能です。
私は,前回のITストラテジストは午前1で,受験番号マークミスで失敗しているので,午前1免除にしたい衝動にかられましたが,やっぱり免除なしで申し込みました。
同じ値段ですし,自分の実力維持のためにも,ちゃんと受けた方が,やっぱりお得な気がします。
高度共通の午前1って,単なる足切りで,とりあえず突破しちゃえば関係ない,って感じの人が多いのですが,実は午前1の勉強は,その後の勉強にも役立ちます。
IT分野の全般をひととおり押さえますので,全体的な知識が身につきますし,それが大事な基礎力になります。
たとえば,情報セキュリティスペシャリストの勉強には,ネットワークやデータベース,システム開発,システム監査などの知識は不可欠です。しかも,それだけではなく,経営戦略の考え方や,プロジェクトマネジメントの考え方など,一見関係なさそうなところにも,実はつながりがあります。
情報セキュリティポリシというのは,実は経営戦略の一環ですし,プロジェクトマネジメントと情報セキュリティマネジメントには,かなり共通した考え方があります。
ですので,関係ないと思っている分野の勉強が意外と大切なのです。
わく☆すたでは,今週末,7月30日(土)に,9:50~17:50で,「高度午前1・応用情報午前対策 1日集中コース」を開催します。
応用情報技術者対策3回コース」と「情報セキュリティスペシャリスト3回コース」の1回目と共通で,午前1に出てくる分野全般を学習します。
ちなみに,今まで1日6時間だと,ちょっと時間的に厳しかったので,今回は7時間に延長しています(値段はそのままです)。ストラテジ系までしっかり,全分野を学ぶセミナーです。
合格発表の後の方が集まりやすいような気もしたのですが,今ぐらいの,勉強を始める時期に午前1の勉強をしておいた方が,午後の勉強の理解度が上がるのでおすすめなのです。
直前で追い込みが効くのも午前ですが,一番役に立つ,という意味では,午後の勉強の前に,基礎力をつける意味で学習するのが最高です。
試験の申し込みも開始されて,いよいよ,秋に向けてのシーズンがスタートしました。
早めに心を切り替えて,秋に向かって進んでいきましょう。

情報処理技術者試験の願書,受け付け開始です

7月25日(月),午前10時より,情報処理技術者試験センターのページより,平成23年度秋期の受験申込が始まります。
今年は,特別試験の影響で,いつもの年より申込の開始・終了が遅いですが,秋期試験が遅くなるわけではありません。
合格発表もまだで,落ち着かない人も多いとは思いますが,申込は早めがおすすめです。
後でやろうと思っていると,申し込み自体を忘れる可能性もあります。あとで種目や会場は変更できますので,まずは申し込んでおきましょう。
このとき,「受かったらNW,落ちたらSC」みたいな感じで,2つ想定している人も多いと思います。
特に,情報セキュリティスペシャリストまでの年2回ある試験の場合は,悩ましいですよね。
データベーススペシャリストなどは,受かっても落ちても,秋は試験がありませんので,関係なく決められると思います。
個人的には,ホントに合否のラインが微妙な場合には,「レベルの高い方」での申し込みがおすすめです。
合否ぎりぎりってことは,とりあえずある程度勉強ができてる,ってことですし,次のレベルに上げて勉強した方が,実力もアップしますし,今後の役にも立ちます。
ただ,ホントは落ちてるとわかってるのに,「もし受かってたら」というぐらいの期待なら,あきらめてもう一度勉強することも賢明な判断だと思います。
受かっても納得いかない,ってレベルの場合は,再受験してもいいですし,背伸びして無理に上のレベルの勉強をしても,身につかないからです。
いずれにしても,決めるのは早い方が,合格はしやすいと思います。
私自身も,微妙に迷ってはいましたが,今回はITストラテジストに決めて,明日早速申し込みしようと考えています。
「申し込みをする」という行為自体が,やる気のスイッチを押すいいきっかけになります。
早めにスイッチを入れて,秋の試験に向けて動いていきましょう。

公開セミナー「ネットワークスペシャリスト3回コース」1回目を開催しました

本日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリスト対策 3回コース」の1回目が開催されました。ご参加いただいた方は,ありがとうございました。
ネットワークスペシャリスト3回コースは,当初過去問演習は行わない予定でした。
でも,受講生さんとも相談した結果,やっぱりあった方がいい,ということで2回目以降には過去問演習を組み込みます。平成22年以外の過去問で,2回目に午後1,3回目に午後2の演習をそれぞれ実施します。
過去問演習がないので避けられていた方は,よろしければご検討ください。
本日はテーマがTCP/IPということで,実際のパケットのダンプ解析も行いました。
実際のパケットを細かく見ると,流れが身体でわかって,とっても面白いです。
今回,パケットを取っていて感じたのが,技術の進歩です。
去年まではWindows Vistaでパケットキャプチャしてたのですが,今年のPCはWindows 7でした。
パケットを取ってみると,いつのまにかローカルではIPv6で通信していたり,TCPのオプションパケットが追加されていたり,さりげない改善がいっぱいでした。
TCP/IPプロトコルってのは,OSが制御してるんだな,と改めて感じました。
昨日も「ダンプ解析のすすめ」を書きましたが,ダンプ解析は,やるたびにいろいろ発見があっておすすめです。
今日も皆さん,夢中になって解析されていて,休憩時間でもいろいろしらべていました。要領がわかると,すらすらと流れが見えてきて,楽しくなるようです。
独学だと,結構詰まりがちなのですが,一緒にやると勉強もスムーズに進みます。
特に,ダンプ解析は,最初は読み間違いをしがちなので,できる人と一緒にやるのがおすすめです。
楽しく勉強しながら,実力を身に付けていきましょう。

ダンプ解析のすすめ

ネットワークスペシャリストの勉強をするとき,ポイントになるのが,「実際のパケットの流れをイメージできるかどうか」です。
TCPのコネクションはどこで貼られて,IPアドレスはどこでNAT変換されて,MACアドレスはスイッチのどのポートでどのように学習されて。。。といったことを,全部イメージすることが大切なのです。
前回の平成22年度の問題を見ていると,仮想化という新技術の知識を問う,というよりも,仮想化によって複雑になったIPアドレスやMACアドレスなどについて,細かく聞かれている感じです。
特に,「仮想IPアドレスと実IPアドレス」「仮想NICのMACアドレスと物理NICのMACアドレス」などの区別,というところは,とてもややこしいですが,これを正確にイメージできると,問題は解けます。
ネットワークスペシャリストでは,このパケットの流れを,知識だけではなく,「体で覚える」「イメージで感じる」ぐらいまで考えることが肝心です。
そのためにおすすめなのがダンプ解析です。
以前,「ダンプ解析は,ネットワークの基本」でも書きましたが,実際のパケットを,手で解析することで,ネットワークが体で理解できます。
ダンプ解析とは,ネットワークダンプで取得したパケットを,解析していくことです。
パケットを,パケットフォーマットと首っ引きで,1つ1つ解析していくと,パケットのイメージが体に入るのです。
わく☆すたのセミナーでは,このダンプ解析を,講義中に取り入れています。
そして,こういったパケット解析にもとても役立つ本が,「マスタリングTCP/IP入門編」です。
本気で全部解析しようと思ったら,「マスタリングTCP/IP 応用編」や,実際のRFCを見て確認する必要がありますが,ざっくり知るだけなら,入門編で十分です。
マスタリングTCP/IPをただ読むのに飽きたら,ダンプ解析をやりつつ,辞書として活用してみてください。そうすると,読んでいるときとは違った,細かいところに発見がいっぱいあると思います。
私自身,最初に勉強したときには,とっても面白くって,自分でPacMonを買って,キャプチャして解析しまくっていました。
そのおかげで,かなり実力がついて,試験問題を読んでパケットがイメージできるようになりました。
ダンプ解析は,好みの問題もあって,苦手な人は苦手ですが,面白くてはまる人も多いです。
パズルが好きな人,仕組みの探求が好きな人には,かなりおすすめです。
今期は,勉強会よりも,「ダンプ解析Ustream」でもやってみようかと考えています。
一緒に,楽しくダンブ解析をやりながら,実力をつけていきましょう。

女性技術者の仲間を作る

今日は,新型MacBook Airを見て,「う・・・欲しい」と,横目で見ていた美月です。
Core2Duoっだと全然食指が動かなかったのですが,Core i5とかCore i7と言われると,思わず反応してしまいます。フラッシュストレージも魅力ですし。
高性能なマシンには弱いです。
でも,私は見た目は女性ですので,ヨドバシカメラでMacを触ってたりしても,「使い方わかりますか?」とか店員さんに聞かれたりします。「Core i7のないんですか?」と聞いても,「そんなの,普通の使い方してたらいらないですよ」と軽くあしらわれたりして,ちょっと悲しかったりします。
そんなこんなで,最近すごく感じるのが,「同性の技術者の仲間っていいな」ってことです。
男性の方は,特に意識しないかもしれませんが,女性が女性の技術者と知り合う機会,って意外と少ないです。
なので,最近は,わく☆すたセミナーにも女性の方が増えてきて,とてもうれしいです。
ずっと,男性中心の職場で働いてきたので,女性といると,何を話していいのかわからず,ちょっと苦手でした。
でも,技術者同士なら,普通にコンピュータの話でも,女性的な話でも,両方語り合えるのでとても楽しいです。
個人的には,SQLインジェクションとかクロスサイトリクエストフォージェリの話ができる友人がいて幸せです。
かといって,女性特有の,認められづらい悩みとか,トラブルとか,そんなことも共有できるのもうれしいです。
私自身,小学生の時からコンピュータにはまっていて,アニメとか漫画も含め,趣味はほとんど理系のオタク,っていう感じなので,なかなか普通の女性とは話が合わなかったりします。
だけど,その特殊性が,同じような人と会うと,よけいに楽しいんだな,とも気づきました。
なんか,そんな人たちが知り合える機会があればいいな,と時々思います。
「女性で組んで頑張ろう」というより,もうちょっと,ゆるい感じの,オフ会みたいな感じで。
このあたりは仕事ではなく,なにか企画してみたいです。

TCPについて深く知る

本日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリスト 過去問解説コース」第3回,ネットワークスペシャリスト平成22年秋午後1問2を開催しました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
今日の午後1問2は,有名なO主任とU君が出てくる,女性上司の問題でした。
。。。と思っていたら,O主任とU君は,上司部下の関係ではなく,「後輩のU君」だったことが,受講生さんの指摘で,問題文の記述より判明しました。
。。。と,どうでもいいことで,ちょっと盛り上がってしまいました。
ちなみに,O主任とU君は,平成20年秋の午後1問4でも出てきます。
「そうね。」とか,「~だと聞いてるわ」とか,やたら昭和な言葉遣いをする女性です。
という,周辺の話はともかく,ネットワークスペシャリストの午後試験では,TCPがとても重要です。
今回改めて感じましたが,さらっと聞いてるようでいて,なにげに深い知識を要求されます。
昨年(平成22年秋NW)の午後1問1では,TCPコネクションやウィンドウサイズが,問2ではTCPの輻輳制御やスロースタートの話が,問3ではTCPヘッダのチェックが出題されています。
TCPのこんな細かい話は,「マスタリングTCP/IP入門編」ぐらいしか出てないんじゃないかと思います。
ネットワークスペシャリストの問題では,やたらとTCPについて聞いてくることが多いので,マスタリングTCP/IPは,他を読み切らなくても,第6章「TCPとUDP」だけはしっかり読むことをおすすめします。
ついでに,第4章のIPプロトコルと,第5章のIPに関連する技術とIPv6も押さえると,かなりレベルアップできます。
TCPは信頼できるお兄ちゃん,って感じで,再送制御もしてくれるし,ウィンドウサイズでフロー制御とかいろいろ調整してくれるし,ポート番号でサービスを区別してくれるし,確認応答で信頼性も確保してくれるし,てんこ盛りの機能を持ったプロトコルです。
一度しっかり,TCPと向き合って,何をしているのか,きちんと知っておきましょう。
そこが意外と,新傾向の問題でも,合否のポイントになります。

早めに受験種目を決めていきましょう

情報処理技術者試験の願書,書店で一度,回収されたようですね。
試験センターの「平成23年度秋期試験案内書」を見る限り,「P13 の3-2.試験地一覧表のうち、八王子、横浜・川崎、藤沢、厚木の実施試験区分に訂正がありました。」とありますので,実施試験区分の変更だとは思います。
以前,コメント欄で匿名希望さんが書いてくれていましたが,NW,SCの試験会場に,変更があるようです。
手元に取ってきていた以前の願書と比較すると,
八王子 IP,FE,APとなり,SCがなくなりました
横浜・川崎 IP,FE,AP,NW,SCとなり,NWが加わりました
藤沢 IP,FE,APとなり,SCがなくなりました
厚着 IP,FE,AP,NWとなり,NWが加わりました
ということのようです。全体的に,SCがなくなって,NWが追加,という流れのようです。
これは,SCの受験者数が減少しているということでしょうか。でも,今までの統計資料を見る限り,SCの受験者数自体は徐々に増加していますので,別の要因だとは思います。
来週7/25(月)には,平成23年度秋期の願書の受付がはじまります。
そして,特別試験の合格発表は,FE,IPは8/5(金),その他の区分は8/15(月)です。
早めに申し込んだ方が近いところに割り当てられて有利なので,皆さん早めに申し込みましょう。
。。。と書こうとして,今年の願書の微妙な変化に気づきました。
平成23年度春期の案内書の13ページには,


(2) 試験地内の試験会場は,原則として願書の到着順に郵便番号を勘案して割り付けますので,早めに受
験申込みを行ってください。会場の収容能力の都合で,遠い会場に割り付けられることがあります。

とあります。でも,この記述が,同じ箇所の平成23年度秋期の案内書に見当たらないのです。
ちなみに,特別試験の願書にも,記述はありましたので,今回から消えたようです。
ひょっとしたら,今年は到着順に割り当てられないかもしれません。
とはいえ,早めに受験申込をして,スタートを切ることは,合格には有利です。
今回の場合は,合格発表が申込期間中なので悩みどころですが,できれば,先に申し込んでおいて,想定外の結果になった場合に変更する方が確実だと思います。
私自身は,通常の場合はITストラテジスト,万が一特別試験が不合格なら情報セキュリティスペシャリストを再受験予定です。ですので,早めにITストラテジストで申込を済ませておこうと考えています。
昨日,ネットワークスペシャリスト試験の午後2でも出てきたのですが,事前に起こりうる事態を予測しておいて,起こった出来事に対して冷静に対応する,ということはとても大切です。
今回の場合は,受かった場合,落ちた場合の両方を考えておくことがベストだと思います。
勉強自体は,想定のもの,というより,2つのうちレベルが高い方を勉強しておくといいと思います。
そうすれば,どっちに転んだ場合でも,その知識が役に立ちます。
来週から受付が始まります。
そろそろ,受験種目は決めて,焦点を絞っていきましょう。

公開セミナー「ネットワークスペシャリスト過去問解説」を開催しました

本日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリストの過去問解説セミナ-午後2」を開催しました。
参加していただいた皆様,ありがとうございました&お疲れ様でした。

朝10時からぶっ通しで夜7時まで平成22年秋の午後2を2問,解いて解説。
面白かったですが,ちょっと1日に詰め込みすぎたかな,と反省してます。
今度からは,午後2は1問ずつにしようと思います。
今日改めて,午後2問題を議論していて感じたのは,仮想化とか新技術の話をしていても,基本はやっぱり大切ですね。スイッチにおけるMACアドレスの学習や,IPアドレスのアドレス変換,そんな,基本的なことの組み合わせで,難しい問題もできている,ということを改めて再認識できました。
基本の大切さを思い出させてくれるのも,午後2のいいところですね。
それでは,今日はさすがに体力を使い果たしましたので,これで失礼します。

合否を分けるのは午後2

明日の,ネットワークスペシャリストの過去問解説セミナ-午後2の準備と,模擬試験のネットワークスペシャリスト午後2の校正などが重なったりして,午後2漬けになってる美月です。
ネットワークスペシャリストの午後2は,なにげに濃いですね。
書く分量も,内容の詰まり方も,情報セキュリティスペシャリストの倍ぐらいはある気がします。
普通に解いていたら,2時間ではとても終わらない感じです。
午後1と午後2で,問われている知識の内容はそれほど変わらないのですが,聞かれ方が全然違います。
午後1だと,「問題点は何か」「原因は何か」という,原因を聞く設問が中心です。
午後2ではそれに,「発生確率を更に低くする方法は」「どのような監視方法が必要か」という形での,解決策を求める質問が加わります。
ですので,午後2の方が,より深く問題を理解する必要があるのです。
パケットの流れなども,ヘッダも含め厳密にイメージする必要がありますし,かなり論理的に理詰めで解答を導く必要があります。
単純に,「TCP=3wayハンドシェイク」というだけでなく,どこのサーバ間でTCPコネクションが貼られているか,始点から終点までの経路を,明確に意識する必要があります。
セキュリティについて聞かれることが多いのも,午後2の特徴です。
午後1だと,ネットワークの1テーマが出題なので,セキュリティが出ることはあまりないのですが,午後2では,1つのネットワークについてのいろんな側面が聞かれますので,セキュリティもその大事な1側面になります。
ですので,大体の午後2問題では,セキュリティ関連の問題が設問1つ分ぐらい出題されます。
いろんな分野の複合,という形で出題されるので,苦手な技術が1つあると苦しくなります。TCP/IP,インターネット関連を中心に,いろいろな分野についてひととおり勉強しておくことが大切です。
その分,午後2で出題されることが完全に理解できれば,かなり実力が上がります。
いろんな分野の知識が一度に身につきますし,1つ1つを丁寧に押さえていけば,とてもいい演習になります。実際の会社の例が元になっているので,実務もイメージしやすいです。
午後2の内容が,ネットワーク関連の実務をされている方だと,一番役に立つと思います。
そんな感じで,午後2というのは,午後1よりはだいぶん大変な,合否を分ける試験になります。
試験まであと3ヶ月,早めに午後2を意識しつつ,勉強を積み重ねていきましょう。

実際の問題をじっくり解いてみる

3連休ですね。
わく☆すたでは,3連休の最終日,7月18日(月)に,ネットワークスペシャリストの過去問解説セミナ-,午後2問1と問2を行います。
1日集中で,平成22年秋のネットワークスペシャリスト問題,問1と問2を両方解説する,という,かなり過去問に特化したセミナーになっています。
時間は10時~19時。1日みっちり,午後2の解き方を頭に入れていただきます。過去問を徹底的に学びたい人,過去問から新技術を学びたい人は,よろしかったらいらしてください。
ネットワークスペシャリストに限った話ではないのですが,試験勉強を始めるときに,最初に過去問を解いてみる,というのはおすすめです。
どんな傾向の問題が出るのかわかりますし,自分の現在地と,合格までの距離が,しっかり感じられます。全然ダメ,と思うのだとしても,ゴールが見えることで,自分の位置がわかりますので,そこから勉強してゴールに向かうことができます。
とはいっても,過去問を見てもわけがわからない,という場合には,ガイドしてもらいながら解く,ということが役に立ちます。
今度わく☆すたでやるような,過去問解説セミナーでもいいですし,手軽なところでは,解答解説の詳しい過去問集などを買ってきて,それを読みながら少しずつ理解していく,という形でもいいです。
どちらにしてもポイントは,「じっくり向き合って解いてみる」こと。
ただ適当に解いて,○×をつけて終わり,ということだと,実際の試験についてはあまりわかりません。
一度,わからないところは調べたり,人と議論したりしながら,問題を完全に理解するところまでいくと,試験の全体像が見えてきます。そうすると,一生懸命調べた知識も身になりますし,その調べた知識の周辺を勉強すればいいんだな,という見通しも立つと思います。
自力で解けないなら,別に解けなくてもいいです。
でも,人の力を借りながらでも,じっくり一度解いてみると,試験の傾向は肌で感じられると思います。
試験勉強の最初に一度,過去問題をじっくり解いてみましょう。

人間関係に悩んだときにおすすめな本

ITにも試験にも全然関係がないので,紹介しようかどうか迷ったのですが,ここの読者の方でも,人間関係に悩んでる人は多そうなので,本を1つ紹介したいと思います。
最近出た本田健さんの新刊に,「ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇」という本があります。
これは,昔出た「ユダヤ人大富豪の教え」の続編ではあるのですが,お金の話はほとんど出てこず,基本は人間関係の話です。
メインは,「人間関係のマトリックス」ということで,2人の間に人間関係があると,一方が片方の対極に行く,という理論です。
このとき,ポジティブとネガティブ,自立と依存,という2つの軸があって,全体ではこんな感じになります。

 ポジティブ自立 | ポジティブ依存
 --------+-------
 ネガティブ自立 | ネガティブ依存

そして,2人の人間関係があると,2人は必ず,対極に行くのです。
たとえば,ポジティブで自立な人,たとえば「いえい!みんな頑張ろうぜ!」ってな感じな人がいると,相手の人はネガティブで依存な方向,「そんなこと言われても,私は頑張れない・・・」という風に落ち込みます。
ネガティブで自立な人が,「おい,これやったのか!」と怒鳴ると,相手はポジティブで依存になって,「そ,そんなこと言われてもわからないよ~」って感じになってしまいます。
そういった,人間関係の傾向がわかっていると,何か問題が起こったときにも,対処しやすくなります。
自分が人間関係で悩んでいるのは,自分が悪いわけではなく,単に相手と対極にいてわかり合えていない,ということに気づくと,とっても楽に感じられると思います。
特に,心理学などを学んでいる人や,カウンセラーなど人と関係する職業の人には,この本はおすすめです。
あと,人間関係をよくしたい相手がいるときには,すごくヒントになると思います。
そんなに読みやすい本ではないですが,良かったら,一度手にとってみてください。

実際のものを眺めて勉強する ~ USB3.0 ~

私の大好きなことの1つに,「コンピュータをかわいくすること」があります。^^
パソコンは,そのままだと無機質な感じがするので,なるべくかわいく,親しみのもてる外見にすることで,とっても仲良くなれる気がするからです。
うちのデスクトップは,全部自作ですが,オレンジだったりスカーレットだったり,とってもかわいいです。
ノートパソコンは自作というわけではないので買ってます。性能はCore i7でいいのですが,外見は黒くっていまいちな感じがしていました。
今日,アキバのヨドバシカメラで,私のノートパソコン,Let's Note J10の専用カバーを見つけました。
なんかアースカラーで可愛い感じなので,早速買ってつけてみました。
こんな感じです。

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男性には,「そんなのどうだっていいじゃん」と言われることも多いのですが,やっぱり私は,可愛いものの方が,もっててウキウキするので,仕事も楽しくなります。
普段,毎日使うものは,やっぱり気持ちのいいものの方がうれしいですね。
細かい話なのですが,私のCF-J10には,ちょっと残念なところがあります。
私のパソコンは2月に買った2011年春モデルのCF-J10なのですが,今発売されているのは,2011年夏モデルのCF-J10なのです。
この2つは,似ているようで微妙に違います。
個人的に,一番残念なのは,USBポート。夏モデルは,3つのUSBポートの一つが,なんと「USB3.0」なのです。うちのモデルは,3ポートとも,USB2.0になります。
試験に出そうな話なので,せっかくなので説明すると,USB3.0は,最大データ転送速度が5.0Gbpsと,USB2.0の480Mbpsの約10倍になったUSBの新しい規格です。給電能力も,900mAとなり,USB2.0の500mAから大幅に増えています。
そして,USB3.0は,区別がつくように,差し込み口が「青色」になってるのが特徴です。こんな感じで,USB3.0のポートだけ,色が違います。
せっかくなら,USB3.0,試してみたかったなぁ,と,微妙に後悔してます。
ただ,こうやって,悔しさを感じるのも,勉強になっていいかな,とは思います。
情報処理技術者試験の新傾向問題は,今使われている新しい技術から出題されます。
WiMAXも,Ajaxも,さりげなく出てきてますし,そういった言葉は,いわゆる「お勉強」以外のところで聞くのが一般的です。
コンピュータの新製品は,勉強と思わず追っていると楽しいものです。
新しい技術が応用されている製品,いろいろとチェックしてみましょう。

現代文の読み方を勉強する

最近,改めて高校の現代文に興味があって,いろいろ参考書を見ていたのですが,なにげに進化してますね。
面白い本,役に立つ本が盛りだくさんです。
こんな時代に勉強できたら良かったな,と今の受験生がうらやましくなる品揃えです。
わく☆すたで発売している「論理エンジン」もそうですが,国語力というのは,きちんと勉強して演習すると,必ず身につきます。
決して,フィーリングで解くものでも,才能が左右するものでもありません。
最近見つけた面白い本は,「現代文読解力の開発講座」という参考書です。
駿台の参考書なのでとっつきにくいですが,これでもか,というぐらい,論理的にきっちり解説されていて,「現代文が全部理詰めで解ける」ことが説明されています。
向き不向きはあると思いますが,理系で,論理的にきっちり理解したい方は,これで理解すると,文章が正確に理解できると思います。
きちんと考えるのが苦手,という方は,その論理力自体から鍛える,「論理エンジン」の方が易しくておすすめです。
情報処理技術者試験の午後問題でも,基本的にやることは,

本文から
 出題者の言いたいこと
を理解して,設問文をしっかり読み,
 設問の条件・ヒント
をチェックし,さらに
 出題者の聞きたいこと
を推理して答えを決めるだけです。

この時もちろん,IT系の分野の知識や理解は必要ですが,それ以前に,問題文を正確に把握して,出題者の意図を推理して答えを書く能力も大切です。
そしてそれは,高校までの国語,特に現代文で習っているのです。
情報処理技術者試験の中では,特に情報セキュリティスペシャリスト試験は,この「言いたいこと」と「聞きたいこと」を正確につかむのが大変な試験だと思います。
ですので,情報セキュリティスペシャリストにどうしても受からない,という方は,一度現代文の勉強をしてみるのがおすすめです。
また,もちろん,論文系の区分は,文章を書く方での国語力が求められます。
こちらは,同じ国語でも,作文や小論文,というところになってくるとは思います。
論文の採点をしていると,論理が一貫していなくて矛盾する文章,というのはよく見かけます。こういうのがあるとまず受かりませんので,まずは高校生レベルぐらいの文章力は身に付ける必要があります。
「文章を読むのが苦手だから,問題文を読まずに解答を書こう」というのは,高度区分に行けば行くほど,通用しなくなってきます。
一度,「文章を読む」ということに真剣に取り組んでみるのは,試験のためにも,その後の社会生活のためにもおすすめです。
文章でのコミュニケーションは,試験だけでなく普段の生活でも,とても大切なことだと思います。
一度マスターすれば一生使えるスキルですので,一度正面から,向かい合ってみましょう。

次のステップを見据えて勉強する

昨日は,東京・秋葉原で,わく☆すた公開セミナー「スタートアップセミナー 合格への道しるべ 応用情報技術者」を開催しました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
ご質問もいろいろいただいて,今までの合格への道しるべに比べて,かなり充実した内容になりました。
これで,スタートアップセミナーは3区分終了しました。
合格への道しるべDVDの方は,ただいま編集中で,予約受付中となっています。編集が終わり次第の発送となりますので,今しばらくお待ちください。

昨日たくさん質問をいただいて,改めて考えたのが,「次のステップを見据えて,今の勉強をする」大切さです。
情報処理技術者試験は,1つの区分を受けて終わり,という人もいるかもしれませんが,基本的には,いくつか受験してどんどんステップアップしていくように構成されています。
今の試験制度だと,まずは,ITパスポート->基本情報技術者->応用情報技術者と徐々にレベルアップしてくのが最初です。
その後,高度区分を,めざす方向性に合わせて受験していきます。
多いのが,まずはスペシャリスト系(情報セキュリティスペシャリスト,ネットワークスペシャリストなど)をいくつかとって,その後論文系(システムアーキテクト,ITストラテジストなど)に進むパターンです。
高度区分は一応,すべて同じレベルということになっているので,順番は特に決まってませんし,どれからとってもいいのですが,受かりやすさには結構差があるとは思います。
そして,高度区分に進む前に応用情報技術者試験を受けるときには,「次に受ける高度を意識した勉強」をするのがおすすめです。
応用情報技術者試験の場合,選択問題を自由に選べるので,勉強量が多く大変なデータベースやネットワーク,情報セキュリティなどを避けて受験する人も多いです。
この3分野は,午前での出題数がそれぞれ3~5問と少ないので,避けても合格は可能です。
ただ,「受かりやすさ」だけで問題を選ぶと,あとで苦労します。
応用情報技術者試験レベルのデータベース,ネットワーク及び情報セキュリティの知識がないと,情報セキュリティスペシャリストの勉強ではすごく苦労することになります。
ネットワークスペシャリストを次に受験する場合には,ネットワーク,情報セキュリティに加えて,意外にも「コンピュータシステム」の知識がベースとして大切です。
そういったことを踏まえると,応用情報技術者試験を受ける方で,次に高度区分を狙っている方は,それに合わせて必要な分野を意識して学ぶことが必要になります。
多分,「受かりやすい」という意味では,別の選択肢もあるかと思いますが,力をつけて次に進む,という意味では,午後の選択は次の高度に役立つものがベストです。
あと,わく☆すたは,丸暗記で知識やパターンを暗記して受かるというのは,あまり推奨していません。
多分,応用情報技術者,情報セキュリティスペシャリストぐらいまでは,丸暗記でもまぐれで受かることはあり得るとは感じていますが,それをやると,次のステップにつながらないのです。
私自身,二種(今の基本情報技術者)の時に丸暗記で合格してしまって,一種(今の応用情報技術者)の時にすごく苦労した経験があります。
結局,基本情報レベルから復習し直して勉強したので,勉強期間が長くなり,5ヶ月ぐらいかかりました。
単なる暗記は,それが通用しないレベルになったときに壁に当たります。
情報処理技術者試験は,上のレベルに行けば行くほど,暗記はあまり意味がなくなります。
そして,理解しながら勉強しよう,と決めれば,その方が勉強自体が楽しいと思います。
コンピュータの仕組みや,マネジメントの手法などを知ることは,それ自体が結構面白いですし,理解できれば仕事の役にも立ちます。
情報処理技術者試験というのは,「10年たっても変わらない基本」「ITの本質」をテーマに出題していますので,一度マスターできれば,時代の変化にも対応しやすいです。
今の目先のことだけでなく,次のステップを見据えながら,長期的な勉強をしていきましょう。

基本情報技術者試験から応用情報技術者試験へのステップアップ

昨日,情報処理技術者試験を受けられた方は,お疲れ様でした。
私も,久しぶりに基本情報技術者試験を受けましたが,結構大変ですね~。午後は,問1と問2の計算ではまって1時間,余裕なつもりでしたが,最終的に解き終わったのは5分前。頭の使うところが違う感じで,全然余裕ありませんでした。
採点すると,微妙にミスはしてますが,ほとんど合ってはいました。当日に解答例が出て,だいたい状況が見通せる,というのはいいですね。
試験が終わったところで早速ですが,基本情報技術者試験から応用情報技術者試験へのステップアップは,早い方がベターです。
私自身,二種(今の基本情報技術者)から一種(今の応用情報技術者)へのステップは連続合格でしたが,忘れないうちにレベルアップできるので,一番効率的な勉強だったのではないかと感じています。
今回自分で受けてみて改めて感じたのは,「基本情報技術者試験の午後アルゴリズムは結構難しい」こと。
最近は,応用情報技術者試験の午後アルゴリズムはかなり易しくなっているので,選択肢のあるなしの差ぐらいで,難易度はそれほど違わないと感じました。
アルゴリズムは,「慣れ」の部分が大きいので,基本情報技術者試験のアルゴリズムに慣れた段階で応用情報技術者試験の勉強を始めると,スムーズに勉強しやすいです。
しばらく時間をおいてから応用情報技術者のアルゴリズムをいきなり解き始めると,頭が慣れるのにかなり時間がかかるんじゃないかと思います。
基本的に,基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は,範囲が同じで難易度が上がるだけなので,今まで勉強したことがそのまま使えます。特に午前は,聞き方の難しさが違うだけで,出てくる言葉や内容はほとんど同じです。
自己採点してみて,「受かったな」と感じた方は,すぐにでも秋に向けてスタートしてみていいと思います。
ちょっと1週間ぐらい休んで疲れをとるとちょうど試験3ヶ月前になりますし,スタートするのに最適な時期です。
わく☆すたでは,本日7月11日(月)18:30から東京・秋葉原で,「スタートアップセミナー 合格への道しるべ」応用情報技術者試験バージョンを開催いたします。
これから応用情報技術者試験合格に向けてスタートするぞ!という方は,よろしければご参加ください。
また,このセミナーを収録したDVDを,平成23年秋向けの「合格への道しるべDVD」として,発売いたします。編集が終わり次第の発送になりますので,ただいま予約販売受付中です。
ちなみに,セミナーにご参加いただいた方には,DVDも発送いたします。
基本情報技術者試験もそうですが,応用情報技術者試験も,試験範囲はとても広いです。
ですので,単純な勉強量としては,この2つの区分が一番多いんじゃないかと思います。
早めに勉強を始めて,秋に向けて気持ちよいスタートを切っていきましょう。

今日は基本情報技術者,ITパスポートの試験日です

わく☆すた社内でのスケジュール管理には,Googleカレンダーを利用しております。
全員の予定が見えて便利なのですが,問題は,他の人の予定まで,iPhoneのカレンダーと同期されてしまうこと。
私はいつも,受験票を取り出さなくても大丈夫なように,Googleカレンダーに会場と受験番号を登録して,iPhoneのカレンダーと同期させています。
で,iPhoneの受験番号を見ながら,教室に入っておもむろに受験票本体を取り出す,という形です。
今日もそんな感じで,試験会場に向かって,席に着きました。
そして,腰を落ち着けようとすると,なぜか同じ席に,わく☆すたのけんけんがやって来ました。
「あれ???」と思って受験票を確認すると,私の受験番号は違う番号でした。^^;
カレンダーを見るときに,間違えてけんけんの予定を見てしまったようです。
そこからあわてて,自分の受験番号の校舎に向かいました。
今回は,同じ敷地内ではありましたが,違う校舎で,しかもエレベーターはないので,4階から1度降りて別の校舎の3階に向かう,という,なかなかハードなトレーニングでした。^^;
会場で無事席に着けたのは9時27分。なんとか間に合ってよかったです。
なぜ連続して,1度で会場にたどり着けないのか,その原因と対策を分析中。。。
というところで,現在私は,基本情報技術者試験の午前試験が終わり,途中退出してきたところです。
途中地震があって会場内に緊張が走りましたが,避難するほどではない,という感じで落ち着きました。
午後も受験してきます。
受験される方,一緒に楽しみましょう。

基本情報技術者試験,受験してきます

遅ればせながら,基本情報技術者試験の過去問を一夜漬けしております,わく☆すた,美月です。
なにげに,基本情報技術者の午前って,毛色が違って難しいですね。
単純マルコフ過程とか,基本情報でも出てくるんですね。普段応用情報技術者以上の問題しか見ないので,結構新鮮に感じます。NASの問題とか,聞き方が違って,かなり戸惑いました。
でも,基本的に,やっていると勉強になるいい問題が多いです。
特に,午後問題は,前回は問4がシンクライアントシステムだったり,問6がITサービスマネジメントにおける個人情報の保護だったり,結構新しい話題が多くて楽しいです。
基本情報技術者試験を受けてから時間が経っている人は,一度復習がてら解いてみるといいと思います。
昨日,公開セミナー後の懇親会で,「基本情報技術者試験は,若者が多い」という話になりました。
今,統計資料の平均年齢を確認してみると,平成23年度特別試験の基本情報技術者試験の平均は27.1歳でした。
いつも,25~26歳ぐらいなので,特別試験は,いつもより若干,平均年齢が高い感じです。
浮かないように若作りすると,かえって痛そうなので,いつも通り受験してこようと思います。^^;
私が最初に情報処理技術者試験を受験したのは,この基本情報技術者(当日は第二種情報処理技術者)でした。
京都の立命館大学で,バスですごく遠かったのを覚えています。
今回は,遠い会場の人も多いと思います。
私自身も,池尻大橋なので,東京を横断して西に行く感じです。
余裕を持って,早めに出ることが肝心ですね。
あと,東京の予想最高気温は32度。
暑さ対策も必要そうです。私は,汗で答案用紙が塗れないように,タオル地の大きめハンカチを持っていこうと思ってます。
明日,受験される方は,一緒に受験を楽しみましょう。

ネットワークスペシャリストとデータベーススペシャリストの違い

本日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリスト 過去問解説コース」第1回,ネットワークスペシャリスト平成22年秋午後1問1を開催しました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
今後,引き続き,7月20日(水)に午後1問2,7月25日(月)に午後1問3をの過去問解説コースを開催いたします。また,午後2は1日集中で,7月18日(月・祝)に,午後2問1,午後2問2の過去問解説を開催いたします。
通し参加の場合は,すでに開催された過去問解説もDVDでお渡しいたします。
試験に必要な前提知識からお話ししますし,無理矢理当てたりはしませんので,「過去問で勉強してみたい」という方は,お気軽にご参加ください。

今日,セミナーでお話ししていて改めて感じたのは,ネットワークスペシャリストとデータベーススペシャリストの違いです。
この2つは,意外とペアで受験する人が多く,春はデータベース,秋はネットワークを受かるまで繰り返す人も結構います。システム開発を行う上では,両方持っているとすごく幅が広がりますし,オールマイティな技術者を目指すには,とってもいいと思います。
私自身は,ネットワークスペシャリストに受かるまではデータベーススペシャリストの存在を考えたことはなかったのですが,受かったあとにまわりのネットワークスペシャリストの人が受けているのを見て受験しました。
全然毛色が違うのですが,その違いが逆に,すごく勉強になったように感じています。
ネットワークスペシャリストは,地道に,コツコツ積み重ねていく感じです。
TCP/IPを基礎から固めて,LANを知ってWANを知ってセキュリティや仮想化などの新しい技術を知って。。。と,どんどん知識を積み重ねていきます。
それを嫌っていきなり最新技術だけ覚えても通用しませんし,逆に,積み重ねていけば,そのうちできるようになってきます。
ダンプ解析などでパケットを実際に体験したり,自分でサーバを立てたり,実践でもかなり学ぶことができるので,体で覚えることが好きな人にもおすすめです。
なぜか,ネットワークスペシャリストには,トライアスロンでアイアンマン完走したり,サロマ湖ウルトラマラソンで100km完走したりという,スポーツマンが多いように感じています。ネットワークスペシャリストだけの駅伝チームで走ったこともありますし。^^;
逆に,データベーススペシャリストは,ひたすら頭を使って考え抜く感じです。
必ず知っておく必要があるのは,正規化とER図の書き方だけです。その,正規化のルールを使って,候補キーや正規化を考えたり,理詰めで答えを導き出すことが一番のカギになります。
ですので,わからないうちは,いくら演習をしてもわかりません。逆に,わかるようになれば,どんな問題でも大体解けるようになります。
ひたすら頭を使いますので,パズルを組み立てたり,論理的に筋道を考えていくのが好きな人におすすめです。
私の感覚では,昔高校生の時にはまっていた,詰め将棋に似ています。
データベーススペシャリストにはなぜか,中小企業診断士も持ってる,という知り合いが多いです。スポーツマンより,本好きな人が多い印象です。
なんとなく,私の主観で分類してみましたが,こんな感じで全然違うのに,ダブルで受ける人が多いのは興味深いところです。
とりあえず,どちらも年1回の試験ですので,秋はネットワークを楽しんでいきましょう。