
手書きでメモをとる
わく☆すた,美月です。
昨日ある人に仕事で,「先ほど美月さん,何て言ってましたっけ?」と聞かれました。そこで,『ちゃんと聞いといてよ。。。』と思いながらも「○○だよ」と答えました。でも,その人は,その話を聞いてからおもむろにパソコンに向かって,「あ,忘れちゃいました。で,何でしたっけ?」ともう一度聞いてきたので,思わず「ちゃんとメモぐらい取ってよ~」,と怒ってしまいました。^^;
聞いたことや,思いついたことを忘れないようにメモするときに,パソコンだとどうしてもタイムラグが出てしまって,忘れてしまうことが多いです。人間の短期記憶はだいたい数十秒なので,何かを思いついた時にすぐにメモをしないと,大半の記憶は頭から抜け落ちてしまいます。
昔,知り合いの人が,「5秒ルール」というのを実施している,というのを聞きました。これは,何かいいことを思いついたら,5秒以内に書き留める,という方法です。この方は,5秒以内に書き留められるようにするために,メモと鉛筆を常に持ち歩いていました。それだけではなく,お風呂で思いついた時のために,お風呂にホワイトボードを貼り付けているそうです。^^
私自身も,なるべく思いついた時にはすぐメモを取れるように,筆記用具は常に持ち歩いています。携帯のストラップはボールペンですし,大体いつでもRHODIAのメモ帳は持ち歩いています。私が思いつくことは,文章ではなくてイメージのことが多いので,パソコンだとメモが取りづらいというのもあります。手書きのメモだと,「こんな感じ」というのを図や絵でメモしておけて,自由に表現できます。
例えば,こういうのは,手書き以外で表現するのは難しいです。
「ノートは表だけ使いなさい」という本で,手書きでノートをとることの効用がいろいろ挙げられています。メモとは頭の中の情報を紙に取り出したものです。ですので,脳内イメージをダイレクトに表現して,イメージを共有するのには,やっぱり手書きに限ります。
また,手書きだと,書いているうちに発想がどんどん広がっていっていくのも魅力です。これは,書いてからイメージが膨らむと言うより,書くと同時に次々と脳が刺激され,新しいものを生み出していくような感じになるからです。
また,手書きは文章に個性を付け加えることができます。「これが大事!」と赤字で書いてぐりぐり丸をつける,というのは,パソコンだと結構難しいけど,手書きだと思わずやってしまうことだと思います。でも,この感情にまかせて書く作業が,印象を強くして,いろんなイメージを残すことができるのです。
人間の記憶には限界があります。私自身,記憶力は鍛えてはいるつもりですが,信用できるか,と言われると疑問があります。(よく覚え間違えてますし。)
ですので,メモをとって記録に残しておくと,メモの内容は変わらないので,確実に確認でき,安心です。
とりあえず,メモとペンを持ち歩く習慣だけでもつくと,効率が良くなって発想はかなり広がるのでおすすめです。