株式会社わくわくスタディワールド

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わく☆すたブログ ページ 12/91

応用情報技術者の午後問題と高度区分の対応

応用情報技術者試験の午後問題は,11問が出題されて,そのうちの6問を解答します。
そこで出てくる6問に何を選ぶかは,自分の専門分野や進みたい方向性に合わせて考えると,より効果的にスキルアップできます。
特に,次に受けたい高度区分がある場合には,その高度区分の勉強に対応した選択問題をとっておくと,スムーズに高度な勉強にすすめます。

基本的に,高度区分の11問のうち9問は,高度区分の9区分に対応して作られています。
ですので,どの問が得意か,または解いていて楽しいかで,将来の方向性を見極める,という使い方もできます。
ということで,午後問題の分野と,対応する高度区分についてまとめてみますので,参考にしてみてください。

高度区分の王道の勉強方法

去年から注文していた,待ちに待った本が,今日やっと届きました。

PMBOK5

新しいPMBOK第5版に対応した,PMBOKガイドです。
A4の大きさで全590ページなので,かなりボリュームはありますが,読みやすく情報が整理されているので,楽しく学習できそうです。

今回のプロマネ受験は,この本を中心に,あとは過去問学習で本番に臨もうと考えています。

遊びながら勉強する

ここのところ,艦これ(艦隊コレクション)というゲームにはまって,まったりとやってます。
昔ながらのゲームと違って,この手のゲームのいいところは,ずっとやり続けられないことです。
遠征させたり,ライフが回復したり,といった待ち時間が発生するので,そのタイミングでゲームから離れられます。

そこで,私がやってるのが,「ゲームの合間に勉強や仕事をする」というやり方です。
これ,意外とはかどります。

情報セキュリティスペシャリスト試験が更新制に

今日のニュースで,「サイバー防衛に最新知識 政府検討 国家資格、期限を設定」という記事が発表されました。

この記事によると,情報セキュリティスペシャリストの試験制度が今後見直されるそうで,現状では無期限の資格に有効期限を設けるそうです。
さらに,研修を受けることによる更新制の導入も検討されているそうです。
平成28年までの実現を目指す,とのことなので,2年後ぐらいですね。

私は,これはとてもいいことだな,って感じています。
記事にも,「サイバー攻撃は10年前の知識では対応できない」という話がありますが,情報セキュリティの分野は,10年前と現在では全然別物です。

先日,「分野別徹底学習 情報セキュリティ」のセミナーでもお話しましたが,セキュリティ攻撃の傾向は,昔と今では全然変わってきています。
昔の攻撃がなくなったわけではありませんが,新しいタイプの攻撃が,どんどん増えてきているのです。

仕事で携わる方はぜひ,「今の」セキュリティについて学んで欲しいと考えています。

暗記する数はなるべく少なくする

試験,っていうと,「いっぱい暗記して,知識を増やした方がいい」と誤解している人が多いのですが,実はそんなことはありません。

実際,物知りっていうだけで解けるのは,レベルが低い試験だけです。
何かの知識を単純に問うだけの試験なら確かに,暗記した方が高得点になりますが,それだけで合格できるような試験は,だいたいそんなに価値はないものです。

大学入試などでも,レベルが低い入試だと単純な知識が問われるだけの問題が出題されるそうですが,レベルが高くなればなるほど,知識だけでは解けない問題が出てきます。
考える力,論理的思考力を問うことが大事になってきますので,付け焼き刃の知識は役に立たないのです。

公開セミナー「データベーススペシャリスト対策3回コース」の2回目が無事終了しました

本日は、わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策3回コース」の2回目が無事終了いたしました。
昨日からの大雪で、開催できるかどうか心配だったのですが、なんとか無事、講義を行うことができました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
本日交通事情などによりこられなかった方々には、講義内容を後日動画配信で提供いたします。
撮影は無事終わりましたので、編集が完了次第見られるようにいたしますので、少々お待ちください。

情報セキュリティの勉強の前に,ネットワークを理解する

久しぶりに,「YouTubeわくわくアカデミー」に,動画をいろいろ追加しております。
ただいま,ネットワークの基礎についての動画を,順次追加中です。

公開動画ですので,よろしければお役立てください。
一連のアップロードが終わりましたら,まとめて「わくわくアカデミー」のリストも更新いたします。

こちらは,11日開催予定の「分野別徹底学習 情報セキュリティ」に対する,前提知識となる基礎,という位置づけでもあります。

ITサービスマネージャ試験合格のための,私の勉強法

私(美月)は,昨年(平成25年)秋に行われたITサービスマネージャ試験で,無事合格できました。
点数は,午前1 100点,午前2 88点,午後1 90点,午後2 Aです。
午前2で3問もミスしてしまったのが痛かったですが,それ以外は大体予定通りでした。

ですので,今回,私が行った勉強法を紹介したいと思います。
基本的に,この勉強法は実務経験者向けですので,ご自分の状況に合わせて必要なところを役立ててください。

情報セキュリティスペシャリストのおすすめ問題集

今日,アイテック直販から「2014春 徹底解説 情報セキュリティスペシャリスト 本試験問題」(リンクはアイテック直販サイト)が届きました。
直近3期分の問題集としては,これがダントツに,解説のページ数が多いですね。

あと,「3週間完全マスター 情報セキュリティスペシャリスト 午後問題集 2014年版」も入手しました。
「ネットワークのおべんきょしませんか?」のプレゼント企画でいただいたわけではなく,ちゃんと自腹で購入しましたが,これは結構,いい本だと感じています。

セキュリティ問題集

平成26年春期試験の午後の問題番号変更

さっき,「情報処理技術者試験「試験要綱」(Ver1.7)(PDF)」を読み返していて改めて気づいたのですが,基本情報技術者と応用情報技術者の午後で,どの問がどの問題番号なのかは,しっかり試験要綱に記述されているんですね。
試験要綱の33ページに,「問1が情報セキュリティ分野になる」ことがしっかり記載されていました。

以前,「平成26年春期情報処理技術者試験の変更点」の記事でも書きましたが,次回の試験から,情報セキュリティ分野に関しては,出題の強化・拡充が行われます。

基本情報技術者試験をJavaで受けてみる

かなり前に,「基本情報技術者試験のプログラミング言語」という記事を書きました。

最近の表計算は難しくなって,以前ほど大きな差はなくなってきていますが,基本情報技術者試験のプログラミング言語は,選択した言語によって難易度がかなり異なります。
ですので,受かりやすさだけを考えたら,表計算が一番楽だとは感じています。

ただ,受かりやすいものを選んで合格すれば何でもいい,というわけでは実はありません。
別に理想論で,「難しいものを選んだ方が素晴らしい!」ということではなく,実は言語選択については,その後にも実際に影響してくるのです。

情報セキュリティスペシャリストに向く人,向かない人

情報セキュリティの仕事に向いている人と,情報セキュリティスペシャリストに合格しやすい人,というのは,実は結構似ている気がしています。
本来,それが同じであるのが理想であり,考えてみれば当たり前なのですが,ちょっと,「情報セキュリティ向きな人」という特性を考えてみたいと思います。

情報セキュリティ関連の仕事,例えば,企業の情報セキュリティの方針を決めたり,セキュリティ事故のトラブル解決をしたりする人は,知り合いにも結構いますし,私自身もいろいろやってきています。

その経験から,有能なセキュリティの専門家は,次のような特徴を持っていると考えられます。

・人の話をよく聞く
・文献や標準などをきちんと確認して,正確に読む
・一部の物事にとらわれず,大局的にものを見る
・セキュリティ関連の知識があるだけでなく,日々情報収集を怠らない
・ネットワークやプログラミングなど,技術的な基礎もしっかり学んでいる

私が試験テクニックを教えるのをやめた理由

先日,「【わく☆すた】今後の方針と予定について」を公開してから,いろいろな方からさまざまなご意見をいただいています。
中には,「試験に受かるためだけの勉強を認めて欲しい」など,私に許可を求めるメールなどや,「若い人は本質が大事だが,年寄りにはテクニックが必要だ」というコメントなど,自身の立場を正当化するコメントなどもありました。

ですので,ここで改めて,私(美月)が試験テクニックを教えるのをやめた経緯と,その理由についてまとめておきます。

昨日,「嫌われる勇気をもつと,対人関係が楽になる」という記事を書きました。
これから書くことは,万人に受け入れられるものではないとは感じますし,一部の方にはすごく嫌われるとは思いますが,あえて出す勇気は持ちたいと考えています。

まず,結論から先にお話ししておきますと,私が試験テクニックを教えるのをやめた理由は,「テクニックを教えることは,IT業界全体や社会のためにならないから」ということに尽きます。

嫌われる勇気をもつと,対人関係が楽になる

人に嫌われないように,他人の期待に応えようとして生きていると,段々自分がつらくなってきます。
他の人が自分を嫌うのはその「嫌う人」の問題で,自分でコントロールできるものではないのです。
嫌われる勇気を持って,自分が広い視野で考えてベストだと思うことを今行っていくと,対人関係はシンプルで楽になります。

最近,「嫌われる勇気」という本を読みました。

嫌われる勇気

この本は,アドラー心理学をやさしく説明した本で,対人関係の悩みを解決するための具体的な方法がいろいろ書いてあります。
その中で,嫌われる「勇気」をもつということで,人に嫌われることを覚悟することで,自由になれるという話が出てきます。

データベーススペシャリストという試験

本日,「データベーススペシャリスト対策+平成23-25年春過去問解説3回コース」の1回目を開催し,無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。

無事撮影が終了いたしましたので,近日中にDVDを発売予定です。
また,2回目以降からの参加申込も受け付けております。
動画で1回目をフォローすることも可能ですので,よろしければご検討ください。

今日,気になることがあったので,セミナーの帰りに,本屋で自著「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 平成26年度」以外の参考書をひととおりチェックしてみました。

エンベデッドシステムスペシャリストという試験

情報処理技術者試験の中でも,高度区分の1つであるエンベデッドシステムスペシャリスト試験は,他の試験とは大分毛色が違います。

先日の記事「それぞれの試験の特徴と勉強で身につけられる力 ~情報処理技術者試験パンフレットより~」で取り上げたパンフレットでのエンベデッドシステムスペシャリスト試験の説明は,

 組込みシステムの腕利きエンジニア エンベデッドシステムスペシャリスト試験

となっています。
エンベデッドシステム=組込みシステムのことなので,基本的には組込み系の仕事をしている人が受験する試験です。

この試験は,業務が組込みシステムの開発だという人には,それほど敷居が高くない試験だと言われます。
実際,組込系のエンジニアの方で情報処理技術者試験を受けられる方は,最初の高度として取得される方も多いようです。

試験では基本的に,ハードウェア寄り,ソフトウェア寄りのどちらかの組込みシステムの問題を選んで解きます。
ですので,全部の範囲を勉強しなくても,業務により近い方を選択できるという利点があります。

ITパスポートの真実

昨日不在票が入っていたので,今日ITサービスマネージャ試験の合格証書の郵便を受けとりました。
これで,平成21年度からの新試験で名称が変わった試験(ITストラテジスト,システムアーキテクト,ITサービスマネージャ,ネットワークスペシャリスト,データベーススペシャリスト,エンベデッドシステムスペシャリスト,情報セキュリティスペシャリスト,応用情報技術者,ITパスポート)は,全部再コンプリートです。

なぜか合格証書封筒が2通来たので不思議だったのですが,1通は11月に受けたITパスポート試験(略称,iパス)のものでした。

合格証書201401

平成26年春期情報処理技術者試験の変更点

今日から配布の,平成26年春期の情報処理技術者試験の案内書・願書をもらいに,ヨドバシAkibaの有隣堂に行ってきました。
そこで,願書のそばに,「ご自由におとりください」というオライリーの卓上カレンダーがあったので,つい一緒にゲット。^^;

calendar

なかなかかっこいいですし,今年はこれを机の上に置いて使っていこうかな,って考えています。

ということで,平成26年春期の情報処理技術者試験の案内書・願書をチェックして,前回からの変更点をまとめます。
ちなみに,わざわざ書店などに取りにいかなくても,データは「平成26年度春期試験案内書」のページで公開されていますので,こちらをチェックすれば十分です。